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しょ‐たい【所帯】🔗⭐🔉
しょ‐たい【所帯】

名
一家を構えて独立した生計を営むこと。また、その生活や暮らし向き。
「━を持つ(=独立して一家を構える。また、結婚して家庭をもつ)」
◇身に帯びているものの意から。
同じ住居や生計のもとで生活する人たちの集合体。
「━主(=世帯せたい主)」
「大━おおじょたい」
◇「世帯せたい」ともいうが、日常用語としては「所帯しょたい」、戸籍・統計・法律など公的な用語としては「世帯せたい」と使い分けることが多い。
「▽世帯」とも書くが今は「所帯」が一般的。「世帯」は「せたい」と読むときに使う。







せ【世】🔗⭐🔉
せ【世】
(造)
よのなか。社会。
「━界・━間・━相・━論」
「俗━」
仏教で、生まれる前・現在・死後、それぞれの生涯。
「現━・前━・来━」
親が子に引き継ぐまでの期間。人の一代。
「━襲・━代」





せい【世】🔗⭐🔉
せい【世】
(造)
よのなか。社会。
「辞━・処━・絶━・乱━」
親が子に引き継ぐまでの期間。人の一代。
「終━」
「万━一系・隔━遺伝」
時代。歴史上の時代区分。
「━紀」
「近━・中━」
関連語
大分類‖時‖とき
中分類‖世よ‖よ





せい‐き【世紀】🔗⭐🔉
せい‐き【世紀】

名
キリスト生誕の年から一〇〇年を単位として区切る年代の数え方。二一世紀は二〇〇一年から二一〇〇年までの一〇〇年間。
ある物事が盛んに行われる、ひとまとまりの時代。
「情報科学の━を開く」
《「━の」の形で》一〇〇年に一度しか起こらないほどまれである意を表す。
「━の偉業[大発見]」







せいき‐まつ【世紀末】🔗⭐🔉
せいき‐まつ【世紀末】

名
世紀の末。特にヨーロッパで、懐疑的・退廃的・厭世的な風潮が社会を支配した一九世紀の末期。
「━文学」
ある社会で、爛熟らんじゅく期を過ぎて退廃的な風潮が現れる時期。






せいきまつ‐てき【世紀末的】🔗⭐🔉
せいきまつ‐てき【世紀末的】

形動
退廃的なさま。
「社会が━な状況を呈する」




せい‐し【世子(世嗣)】🔗⭐🔉
せい‐し【世子(世嗣)】

名
天子・諸侯・大名などのあとつぎ。よつぎ。




せ‐かい【世界】🔗⭐🔉
せ‐かい【世界】

名
地球上のすべての地域・国。
「━の平和」
「━記録」
自分の見聞・認識の及ぶ生活の場。世間。世の中。
「君の━は狭すぎる」
ある特定の領域。
「芸の━は厳しい」
同類のものの集まり。また、その社会。
「昆虫[学者]の━」
仏教で、須弥山を中心とする一定の空間領域。この領域を単位として三千大千世界が形成される。
◇「世」は過去・現在・未来の三世、「界」は四方上下の領域の意。









せかい‐いさん【世界遺産】━ヰサン🔗⭐🔉
せかい‐いさん【世界遺産】━ヰサン

名
世界遺産保護条約に基づいて登録された文化遺産・自然遺産。審査は世界遺産委員会が行う。




せかい‐いち【世界一】🔗⭐🔉
せかい‐いち【世界一】

名
世界のなかで一番であること。




せかい‐かん【世界観】━クヮン🔗⭐🔉
せかい‐かん【世界観】━クヮン

名
世界とそこに生きる人間の本質・意義・価値などについての全体的な考え方。より包括的にとらえた人生観。
「善悪二元論[宿命論]的━」
◇Weltanschauungドイツの訳語。
〔俗〕その人や作品が主張する新しい独自の主張・着想・雰囲気など。コンセプト。
「原作漫画の━を再現した実写映画」






せかい‐ぎんこう【世界銀行】━ギンカウ🔗⭐🔉
せかい‐ぎんこう【世界銀行】━ギンカウ

名
加盟国の復興と開発のための長期貸付を目的として設立された国際金融機関。現在では発展途上国に対する融資を主要業務とする。




せかい‐てき【世界的】🔗⭐🔉
せかい‐てき【世界的】

形動
規模が世界全体にわたるさま。
「━な金融不況」
力量が世界全体に通用するほど優れているさま。
「━なソプラノ歌手」






せかいぼうえき‐きかん【世界貿易機関】━キクヮン🔗⭐🔉
せかいぼうえき‐きかん【世界貿易機関】━キクヮン

名
一九九五年一月、ガット(関税と貿易に関する一般協定)を発展解消して設立された国際機関。多角的自由貿易の推進と国際紛争処理を目的とする。WTO。




せかいほけん‐きかん【世界保健機関】━キクヮン🔗⭐🔉
せかいほけん‐きかん【世界保健機関】━キクヮン

名
保健衛生問題の国際協力を目的とする国際連合の専門機関。保健事業の指導・調整、衛生条約の提案、情報・援助の交換などを主な仕事とする。WHO。




せかい‐れんぽう【世界連邦】━レンパウ🔗⭐🔉
せかい‐れんぽう【世界連邦】━レンパウ

名
世界の諸国家を一つの政府のもとに統合し、民族間の対立や国家間の紛争を回避しようとする理想国家。世界国家。




せ‐けん【世間】🔗⭐🔉
せけん‐し【世間師】🔗⭐🔉
せけん‐し【世間師】

名
世情によく通じていて、巧みに世渡りをする人。




せけん‐しらず【世間知らず】🔗⭐🔉
せけん‐しらず【世間知らず】

名・形動
経験が浅く、世の中の事情やしきたりなどに暗いこと。また、その人。
「━な/の
人」
「━にもほどがある」





せけん‐ずれ【世間擦れ】🔗⭐🔉
せけん‐ずれ【世間擦れ】

名・自サ変
実社会でもまれ、ずるがしこさを身につけていること。
「まだ━していない青年」
「━のした男」
世間からずれていることの意で使うのは誤り。





せけん‐てい【世間体】🔗⭐🔉
せけん‐なみ【世間並み】🔗⭐🔉
せけん‐なみ【世間並み】

名・形動
世間一般と同じ程度であること。
「━の暮らし」




せけん‐ばなし【世間話】🔗⭐🔉
せけん‐ばなし【世間話】

名
世の中のことなどについての気楽な話。雑談。




せけん‐ばなれ【世間離れ】🔗⭐🔉
せけん‐ばなれ【世間離れ】

名・自サ変
考え方や行動が世間の一般常識からかけ離れていること。また、俗事にかかわらないで超然としていること。浮き世離れ。
「━した生活」




せ‐さい【世才】🔗⭐🔉
せ‐さい【世才】

名
世情に通じ、巧みに世渡りをする才能。世故の才。俗才。




せ‐じ【世事】🔗⭐🔉
せ‐じ【世事】

名
世間の事柄。俗事。
「━にうとい」




せ‐じ【世辞】🔗⭐🔉
せ‐じ【世辞】

名
他人に対する愛想のよいことば。相手に気に入られようとしていう、心にもないことば。
◇多く「お━」の形で使う。




せ‐しゅう【世襲】━シフ🔗⭐🔉
せ‐じょう【世情】━ジャウ🔗⭐🔉
せ‐じょう【世情】━ジャウ

名
世の中のありさまや事情。また、世間一般の人情。
「━に明るい」
「━に通じた人」




せ‐じん【世人】🔗⭐🔉
せ‐じん【世人】

名
世の中の人。




せ‐じん【世▼塵】━ヂン🔗⭐🔉
せ‐じん【世▼塵】━ヂン

名
世の中のわずらわしい雑事。俗事。




せ‐ぜ【世世】🔗⭐🔉
せ‐ぜ【世世】

名
多くの世。代々。よよ。
「━代々」
「生生しょうじょう━(=生まれ変わり死に変わりして経る多くの世)」




せ‐そう【世相】━サウ🔗⭐🔉
せ‐そう【世相】━サウ

名
世の中のありさま。社会の風潮。世態。
「現代の━を風刺する」




せぞく‐てき【世俗的】🔗⭐🔉
せぞく‐てき【世俗的】

形動
世間一般に行われているさま。また、俗っぽいさま。
「━な風習」
「━な名誉を求める」




せ‐そん【世尊】🔗⭐🔉
せ‐そん【世尊】

名
仏・釈
しゃかのこと。
◇世の中で最も尊い人の意。





せ‐たい【世帯】🔗⭐🔉
せ‐たい【世帯】

名
同じ住居や生計のもとで生活する人たちの集合体。
「一━当たりの平均所得」
「━主」
◇「所帯」ともいうが、日常用語としては「所帯」、戸籍・統計・法律など公的な用語としては「世帯」と使い分けることが多い。




せ‐たい【世態】🔗⭐🔉
せ‐たい【世態】

名
世の中のありさま。世間の状態。世相。
「━風俗」




せ‐だい【世代】🔗⭐🔉
せ‐だい【世代】

名
親・子・孫と続いていく、それぞれの代。
「三━がそろう」
同時代に生まれた、ある年齢層の人々。ジェネレーション。
「若い━」
「━交代」
関連語
大分類‖時‖とき
中分類‖世よ‖よ






せ‐ち【世知(世▼智)】🔗⭐🔉
せち‐がら・い【世知辛い】🔗⭐🔉
せち‐がら・い【世知辛い】

形
世渡りが難しいさま。暮らしにくい。
「━世の中」
打算的でゆとりがないさま。計算高くて抜け目がない。
「昨今は人の心も━・くなった」
‐さ







せ‐どう【世道】━ダウ🔗⭐🔉
せ‐どう【世道】━ダウ

名
〔文〕世の中で人が守らなくてはならない道徳。せいどう。
「━人心が退廃する」




せ‐ろん【世論】🔗⭐🔉
せ‐わ【世話】🔗⭐🔉
【世話がな・い】🔗⭐🔉
【世話がな・い】
あきれてどうしようもない。
「人に笑われても意に介さないのだから━」
せわ‐にょうぼう【世話女房】━ニョウバウ🔗⭐🔉
せわ‐にょうぼう【世話女房】━ニョウバウ

名
家事の切り回しがうまく、夫のめんどうをよくみる妻。




せわ‐にん【世話人】🔗⭐🔉
せわ‐にん【世話人】

名
商取引・縁談などの仲介をする人。
団体・会合などの中心になって、その運営や事務処理にたずさわる人。世話役。






せわ‐もの【世話物】🔗⭐🔉
せわ‐やき【世話焼き】🔗⭐🔉
せわ‐やく【世話役】🔗⭐🔉
よ【世・代】🔗⭐🔉
よ【世・代】

名
世・代
ある為政者が国を統治している期間。時代。
「明治[武家]の━」
世・代
ある人が家督を相続して家を治めている期間。
「子に━を譲る」
世・代
人が生まれてから死ぬまでの期間。一生。
「わが━の春」
世
人々が互いにかかわりながら生活している場。世の中。世間。
「━のため人のために尽くす」
「━を渡る(=暮らしていく)」
「━を忍ぶ(=世間の人の目から隠れる)仮の姿」
世
その時その時の世の中。時世。
「━が━ならば(=その人にとって都合のよい時代であったならば)」
世
仏教で、前世・現世・来世のそれぞれ。
「この━を去る」
「あの━に行く」
関連語
大分類‖時‖とき
中分類‖世よ‖よ
大分類‖世の中‖よのなか
中分類‖世の中‖よのなか






















よ‐すぎ【世過ぎ】🔗⭐🔉
よ‐すぎ【世過ぎ】

名
世の中で生活していくこと。世渡り。
「身過ぎ━」




よすて‐びと【世捨て人】🔗⭐🔉
よすて‐びと【世捨て人】

名
隠
や出家をして、世間との関係を絶った人。





よ‐つぎ【世継ぎ】🔗⭐🔉
よ‐つぎ【世継ぎ】

名
家の跡目を継ぐこと。また、その人。




よ‐なおし【世直し】━ナホシ🔗⭐🔉
よ‐なおし【世直し】━ナホシ

名

自サ変
世の中の悪い状態を改めること。社会の改革。
江戸中期から明治初年にかけて、農民・町民が貧困からの解放や平等な社会の実現を願い求めた風潮。また、その意識。打ちこわしや一揆に発展した。










よ‐な・れる【世慣れる(世▼馴れる)】🔗⭐🔉
よ‐な・れる【世慣れる(世▼馴れる)】

自下一
多くの経験を積んで、世間の事情がよくわかる。世情・人情によく通じる。
「━・れた人」
よな・る(下二)
関連語
大分類‖仕事‖しごと
中分類‖処世‖しょせい





よに‐も【世にも】🔗⭐🔉
よに‐も【世にも】

副
きわめて。この上なく。
「━不思議な話」
◇「世に」を強めた言い方。




よ‐の‐つね【世の常】🔗⭐🔉
よ‐の‐つね【世の常】

名
世間によくあること。世のならい。
「有為転変は━だ」
ごく一般的であること。並であること。
「━の馬に比べて大きい」
関連語
大分類‖習俗‖しゅうぞく
中分類‖習慣‖しゅうかん






よ‐の‐なか【世の中】🔗⭐🔉
よ‐の‐なか【世の中】

名
人と人とが互いにかかわり合って暮らしていく場。社会。世間。また、その事情やならわし。
「━が騒がしくなる」
「━の移り変わり」
「せちがらい━」
関連語
大分類‖世の中‖よのなか
中分類‖世の中‖よのなか




よまい‐ごと【世▽迷言】ヨマヒ━🔗⭐🔉
よまい‐ごと【世▽迷言】ヨマヒ━

名
他人には意味の通じない不平や愚痴。
「━を並べる」




よ‐よ【代代(世世)】🔗⭐🔉
よ‐よ【代代(世世)】

名
幾世代も続くこと。だいだい。
「━伝えられてきた美風」
◇副詞的にも使う。




よ‐ろん【▼輿論(世論)】🔗⭐🔉
よ‐ろん【▼輿論(世論)】

名
世間一般の人々の考えや意見。
「━に訴える」
「━調査」
◇public opinion
の訳語。「輿」はもろもろ、みんなの意。
「世論」は「輿論」の言い換え語として採用された「世論せろん」が「世論よろん」と誤読され、一般化したもの。「世論」の場合は、「よろん」を避けて、「せろん」と読む人も多い。






よ‐わたり【世渡り】🔗⭐🔉
明鏡国語辞典に「世」で始まるの検索結果 1-71。