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世🔗⭐🔉
【世】
5画 一部 [三年]
区点=3204 16進=4024 シフトJIS=90A2
【丗】異体字異体字
5画 十部
区点=5034 16進=5242 シフトJIS=99C0
《常用音訓》セ/セイ/よ
《音読み》 セイ
/セ
〈sh
〉
《訓読み》 よ/よよ
《名付け》 つぎ・つぐ・とき・とし・よ
《意味》
{名}親が子に引き継ぐまでの約三十年間。ゼネレーション。「世代」「必世而後仁=必ズ世ニシテ後ニ仁ナラン」〔→論語〕
{名}よ。時代。「中世」「上古之世ジョウコノヨ」
{名}よ。人間の社会。「世間」「能与世推移=能ク世ト推移ス」〔→楚辞〕
{副}よよ。代々。「項氏世世為楚将=項氏ハ世世楚ノ将為リ」〔→史記〕
{形}代々の。先祖からの。「世交」
《解字》
会意。十の字を三つ並べて、その一つの縦棒を横に引きのばし、三十年間にわたり期間が伸びることを示し、長くのびた期間をあらわす。
《単語家族》
泄セツ・エイ(もれて、横にのびて流れる)
曳エイ(引きずる)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
→主要人名












世人 セジン🔗⭐🔉
【世人】
セジン 世間一般の人。
世才 セサイ🔗⭐🔉
【世才】
セサイ〔国〕
世間の物事に通じていること。
世渡りの才能。『世知セチ』


世父 セイフ🔗⭐🔉
【世父】
セイフ 世母に対して、父の兄。伯父オジ。
世外 セイガイ🔗⭐🔉
【世外】
セイガイ・セガイ
俗世間を離れた世界。
俗世間を離れた清らかな暮らし。


世代 セイダイ🔗⭐🔉
【世代】
セイダイ 代々。
セダイ・セタイ
親・子・孫と続いていく、おのおのの時代。
その時代を形成するある年齢層の人たち。




世母 セイボ🔗⭐🔉
【世母】
セイボ 世父に対して、父の兄の妻。伯母オバ。
世誼 セイギ🔗⭐🔉
【世交】
セイコウ 祖先のころから代々交際を続けてきた間がら。『世好セイコウ・世誼セイギ』
世系 セイケイ🔗⭐🔉
【世系】
セイケイ
血筋。
系図。


世知 セチ🔗⭐🔉
【世知】
セチ =世智。
〔仏〕煩悩ボンノウにとらわれて俗世を離れることのできない世間なみの知恵。
〔国〕「世才」と同じ。


世表 セイヒョウ🔗⭐🔉
【世表】
セイヒョウ・セヒョウ
各時代のさまざまな出来事をしるした表。▽「史記」には、黄帝から周の共和時代に至るまでの出来事をしるした三代世表がある。
世俗の外のこと。▽「表」は、外。
世の模範となる事がら。



世栄 セイエイ🔗⭐🔉
【世栄】
セイエイ 富や地位など、俗世における名誉。
世界 セカイ🔗⭐🔉
【世界】
セカイ
この世。世の中。
宇宙。天地。
国土全体。全国。
〔仏〕時間・空間の総体の広がり。生き物のすむ世の中のこと。▽「界」は、上下四方の空間の広がりのこと。
地球上に存在する人間社会の全体。(6)同類のものの集まり。また、その社会。





世胄 セイチュウ🔗⭐🔉
【世胄】
セイチュウ 幾代も続いた家がらのあと継ぎの人。▽「胄」は、あと継ぎ。
世帯 ショタイ🔗⭐🔉
【世帯】
セタイ・ショタイ〔国〕
身につけている物。財産のこと。
一戸をかまえて独立して営む生計。また、その一家。所帯。


世家 セイカ🔗⭐🔉
【世家】
セイカ
代々君主から俸禄ホウロクを受けている家がら。
「史記」の中で、主として諸侯の家の歴史を述べた部分。


世務 セイム🔗⭐🔉
【世務】
セイム・セム 国家・社会の情勢から、現在しなければならない任務。
世運 セイウン🔗⭐🔉
【世運】
セイウン・セウン 時勢のなりゆき。
世間 セケン🔗⭐🔉
【世間】
セケン
世の中。『世上セジョウ』
〔仏〕有情ウジョウのものが集まって住む所。生あるものが生活する空間の意。
〔国〕活動・交際の範囲。



世道 セイドウ🔗⭐🔉
【世道】
セドウ・セイドウ 世の中の道徳。社会道徳のこと。「世道人心」
世辞 セジ🔗⭐🔉
【世辞】
セジ〔国〕他人のきげんをとるあいそのいいことば。
世塵 セイジン🔗⭐🔉
【世塵】
セジン・セイジン 世の中の煩わしい事がら。俗事。
世説 セイセツ🔗⭐🔉
【世説】
セイセツ 世間のうわさ。
セセツ 書名。「世説新語」のこと。


世嫡 セイチャク🔗⭐🔉
【世嫡】
セイチャク・セイテキ 正妻がうんだ、あと継ぎとなる男の子。
世論 セイロン🔗⭐🔉
【世論】
セロン・セイロン
世間の人々の意見。〈類義語〉輿論ヨロン。
世間の出来事についての話。


世儒 セイジュ🔗⭐🔉
【世儒】
セイジュ
世間一般にもてはやされる軽薄な儒学者。
世間の学者。


世譜 セイフ🔗⭐🔉
【世譜】
セイフ 先祖代々からの血筋を記録した系図。系譜。
世襲 セイシュウ🔗⭐🔉
【世襲】
セシュウ・セイシュウ その家の地位・職業・財産などを相続によって代々受け継いでいくこと。▽「襲」は、受け継ぐこと。
世説新語 セセツシンゴ🔗⭐🔉
【世説新語】
セセツシンゴ〈書物〉三巻。南北朝時代、宋ソウの劉義慶リュウギケイ(403〜44)の編。五世紀半ばごろ成立。後漢末から東晋末にいたる知識人のエピソードを集めたもの。逸話の特徴や人物の性格により、徳行・言語・文学・方正など、三六編に分類してある。賞誉ショウヨ・品藻ヒンソウ・容止ヨウシの各篇には人物を批評する話が多く収められているが、これは、そのころ知識人の間に流行していた人物批評の風潮が背景となっている。曹操ソウソウが若いころ「乱世の英雄、治世の姦賊カンゾク」としてその将来を見ぬかれたという有名な話は識鑑篇にのっている。本書は、簡潔な文章で人物や事件をあざやかに伝えており、文学作品として高い評価を与えられているが、同時に、清談流行の実態など、乱世に生きる知識人の姿を知るうえにも貴重な資料である。書名は、もと『世説』『劉義慶世説』、または『世説新書』と呼ばれていたが、宋以後に現在の名を用いるようになった。
世祖 セイソ🔗⭐🔉
【世祖】
セイソ〈人名〉→「忽必烈クビライ」
漢字源に「世」で始まるの検索結果 1-43。