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はり【針】🔗🔉

はり【針】 布などを縫ったり、刺して留めたりするのに用いる、先端のとがった細い道具。多くは鋼鉄製。 「待ち━ばり 形・用途がに似ているもの。 ハチ・サソリなどが他の動物を刺して毒を注入する器官。 時計などの計器で、目盛りを指し示すもの。 「磁石の━」 注射針。 レコード針。 書類などを綴じるための留め金。 「ホチキスの━」 裁縫。おはり。 「━の稽古けいこ 人の心を傷つける要素。害意。 「━を含んだことば」 (造)手術で、針で縫った目数をかぞえる語。 「九━も縫う怪我」

針のむしろ🔗🔉

針のむしろ 気の休まることのない、つらい場所。

はり【梁】🔗🔉

はり【梁】 構造物の上部の重みを支えるために、または柱を固定するために、柱の上にかけわたす水平材。特に、桁けたに対して、棟と直角にかけわたした水平材をいう。

はり【鍼】🔗🔉

はり【鍼】 漢方で、体表のつぼに刺して治療するのに使う、金・銀・プラチナ製などの細長い器具。また、その治療法。 「━を打つ」 ◇「針」と同語源。 「針」でまかなわれることもあるが慣用になじみにくい。

はり【張り】🔗🔉

はり【張り】 糸などを張ること。また、その度合い。 「弦の━を強くする」 引き締まって弾力があること。 「━のある肌」 心の中に何かをしようとする意欲がみなぎること。充実感。張り合い。 「━のある仕事」 (造)弓・琴・提灯・蚊帳かや・幕・テントなどを数える語。

はり【玻璃】🔗🔉

はり【玻璃】 仏教で、七宝の一つ。水晶。 ガラス。 「━器・━鏡きょう

ば‐り【罵詈】🔗🔉

ば‐り【罵詈】 名・他サ変口汚くののしること。また、そのことば。 「━雑言ぞうごん(=口を極めてののしること。また、そのことば)」 関連語 大分類‖見聞‖けんぶん 中分類‖悪口‖わるくち

ばり【張り】🔗🔉

ばり【張り】 接尾《人名などに付いて》それに似ている意を表す。 「セザンヌ━の風景画」 「おうがい━の文体」

バリアー[barrier]🔗🔉

バリアー[barrier] 障壁。防壁。また、障害物。バリア。 関連語 大分類‖妨げる‖さまたげる 中分類‖邪魔‖じゃま

はり‐あい【張り合い】━アヒ🔗🔉

はり‐あい【張り合い】━アヒ 張り合うこと。競うこと。 「意地の━」 働きかけただけのかいがあると感じられること。充足した反応があること。 「仕事に━がでてくる」 「この薄給では働く━がない」

はり‐あ・う【張り合う】━アフ🔗🔉

はり‐あ・う【張り合う】━アフ 自他五相手に負けまいとして競い合う。同じ目標に向かってせり合う。 「意地を━」 「双方一歩も譲らずに━」

はり‐あ・げる【張り上げる】🔗🔉

はり‐あ・げる【張り上げる】 他下一声を高く大きく出す。 「声を━・げて歌う」 はりあ・ぐ(下二)

バリア‐フリー[barrier-free]🔗🔉

バリア‐フリー[barrier-free] 高齢者や障害者の日常生活に妨げとなる障害(バリア)を取り除くこと。段差の解消など、物理的障害の除去ばかりでなく、社会的・制度的・心理的障壁の除去も含めていう。

はり‐い【鍼医】🔗🔉

はり‐い【鍼医】 鍼術しんじゅつによる治療を職業とする人。鍼医者。

パ‐リーグ🔗🔉

パ‐リーグ 日本のプロ野球二リーグのうちの一つ。現在、六球団が加盟する。 ◇「パシフィックリーグ(Pacific League)」の略。→セリーグ

はり‐いた【張り板】🔗🔉

はり‐いた【張り板】 洗って糊のりをつけた布や漉いた紙を張って乾かすのに用いる厚い板。

バリウム[barium]🔗🔉

バリウム[barium] アルカリ土類金属元素の一つ。単体は銀白色の軟らかい金属。空気中では酸化されやすい。金属の脱酸剤、軸受け合金の材料などに用いる。元素記号Ba X線造影剤に用いる硫酸バリウムの通称。 「━を飲む」

バリエーション[variation]🔗🔉

バリエーション[variation] 物事の変化・変動。また、物の変型・変種。 「━に富む商品」 変奏曲。

はり‐えんじゅ【針槐】━ヱンジュ🔗🔉

はり‐えんじゅ【針槐】━ヱンジュ 街路樹・公園樹として植えるマメ科の落葉高木。初夏、白い蝶形ちょうがたの花が総状に垂れ下がって咲く。ニセアカシア。

はり‐おうぎ【張り扇】━アフギ🔗🔉

はり‐おうぎ【張り扇】━アフギ 親骨一本を芯しんにして外側を奉書紙で張り包んだ扇。講談師が釈台をたたいて調子をとるのに使う。

はり‐か・える【張り替える(貼り替える)】━カヘル🔗🔉

はり‐か・える【張り替える(貼り替える)】━カヘル 他下一古いものを取り去って新しいものを張る。 「ふすまを━」 はりか・ふ(下二) 張り替え

はり‐がね【針金】🔗🔉

はり‐がね【針金】 金属を伸ばして細長い糸のようにしたもの。

はり‐がみ【張り紙(貼り紙)】🔗🔉

はり‐がみ【張り紙(貼り紙)】 紙をはりつけること。また、はりつけた紙。 「━細工」 紙に通知文・宣伝文などを書いて人目につく所にはりだすこと。また、その紙。 注意や覚え書きを書いて書類などにはりつけること。また、その紙。付箋ふせん

バリカン🔗🔉

バリカン 頭髪を刈る金属製の器具。くし状の刃を重ねて一方を固定し、一方の刃を左右に往復させて毛髪を切る。 ◇フランスの製造会社名Bariquand et Marreから。

ば‐りき【馬力】🔗🔉

ば‐りき【馬力】 自動車のエンジンなどの仕事率を表す単位。七五キログラムの物体を毎秒一メートル動かす仕事率。一馬力は〇・七三五五キロワット。仏馬力。記号PS 仕事などをなしとげる活力。精力。 「あの人は━がある」 「締切が近いので━を掛ける」 荷馬車。 関連語 大分類‖力ちから‖ちから 中分類‖‖ちから

はり‐き・る【張り切る】🔗🔉

はり‐き・る【張り切る】 自五 ゆるみなく十分に張る。ぴんと張る。 「━・った糸が切れる」 気持ちや神経がぴんと張りつめる。緊張する。 「気持が━・っている」 物事に対処して意欲や気力をみなぎらせる。意気ごむ。 「仕事に━」 「来年も優勝したいと━・っている」 「━・って机に向かう」 張り切り 関連語 大分類‖努力‖どりょく 中分類‖努力‖どりょく

はり‐くよう【針供養】━クヤウ🔗🔉

はり‐くよう【針供養】━クヤウ 毎年二月八日(地方によっては十二月八日)に針仕事を休み、折れた針や古い針を集めて供養すること。また、その行事。針をこんにゃくや豆腐に刺して神社に納めたりする。

バリケード[barricade]🔗🔉

バリケード[barricade] 市街戦などの際に、敵の侵入や攻撃を防ぐために築く応急の防壁。

ハリケーン[hurricane]🔗🔉

ハリケーン[hurricane] 大西洋西部のカリブ海・メキシコ湾などで発生する暴風を伴った熱帯性低気圧。

はり‐こ【張り子】🔗🔉

はり‐こ【張り子】 木型に紙を何枚も張り重ね、糊のりが乾いてから木型を抜き去って作る細工物。張り抜き。 「━の虎とら(=見かけは強そうだが実は弱い人)」 木や竹を組み、その上に何枚も紙を張り重ねて作ったもの。張りぼて。

はり‐こみ【張り込み(貼り込み)】🔗🔉

はり‐こみ【張り込み(貼り込み)】 見張りをすること。 「━の刑事」 はりつけること。また、そのもの。 「画像の━」 は「貼り込み」とも。 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖見張り‖みはり

はり‐こ・む【張り込む(貼り込む)】🔗🔉

はり‐こ・む【張り込む(貼り込む)】 自五見張りをする。特に、警官などが犯人の現れそうな場所に待機して見張る。 「刑事がアパートに━」 他五 台紙などにはりつける。 「アルバムに写真を━」 「貼り込む」とも。 あることのために思い切って大金を投じる。 「祝儀を━」 「━・んで新車を買う」 張り込み 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖見張り‖みはり

バリコン🔗🔉

バリコン 極板面積や電極間の距離を変えて静電容量を加減するコンデンサー。ラジオ・テレビなどの発信回路や同調回路に用いる。可変コンデンサー。 ◇variable condenserから。

パリ‐さい【パリ祭】🔗🔉

パリ‐さい【パリ祭】 フランス革命記念日(七月一四日)の、日本での通称。 ◇ルネクレール監督の映画Quatorze Juillet(七月一四日)が「巴里祭」と訳されたことから。

パリサイ[Pharisaios ギリシア]🔗🔉

パリサイ[Pharisaios ギリシア] キリスト時代のユダヤ教の一派。モーセの律法の遵守と、その厳格な実践を強調。福音書ではイエスの論敵となり、その形式主義と偽善的傾向が激しく批判された。パリサイ人。パリサイ派。 ◇偽善者・形式主義者のたとえとしても使う。

はり‐さ・ける【張り裂ける】🔗🔉

はり‐さ・ける【張り裂ける】 自下一 中がいっぱいになって裂ける。ふくらみすぎて破裂する。 「袋が━」 激しい勢いでわき上がる感情のために、胸がいっぱいになって耐えられなくなる。 「悲しみに胸が━」 はりさ・く(下二)

はり‐さし【針刺し】🔗🔉

はり‐さし【針刺し】 裁縫用の針を刺しておく道具。綿・毛髪・ぬかなどを布で包んで作る。針山。針立て。針坊主。

はり‐しごと【針仕事】🔗🔉

はり‐しごと【針仕事】 裁縫。縫い物。 関連語 大分類‖衣料‖いりょう 中分類‖裁縫‖さいほう

バリスタ[barista イタリア]🔗🔉

バリスタ[barista イタリア] イタリアのバール(=喫茶店)で、エスプレッソを専門にいれる人。

はり‐たお・す【張り倒す】━タフス🔗🔉

はり‐たお・す【張り倒す】━タフス 他五平手で強く打って倒す。また、殴り倒す。 「横っ面を━」

はり‐だし【張り出し(貼り出し)】🔗🔉

はり‐だし【張り出し(貼り出し)】 建築で、建物の外側へ張り出して造ること。また、その部分。 「━窓」 ある情報を書いて人目につく所にはること。また、そのもの。張り紙。 「貼り出し」とも。 相撲で、正位置に次ぐものとして番付の欄外に書くこと。また、その力士。 「━横綱」 は「張出」と書く。

はり‐だ・す【張り出す(貼り出す)】🔗🔉

はり‐だ・す【張り出す(貼り出す)】 他五 自五外側にでっぱる。また、外側にでっぱらせる。 「軒が━」 「高気圧が━」 「庭に━・した窓」 紙・札などに書いたものを人目につく所に掲げる。 「児童の作品を━」 は「貼り出す」とも。

はり‐たて【針立て】🔗🔉

はり‐たて【針立て】 針刺し。針山。

はり‐つ・く【張り付く(貼り付く)】🔗🔉

はり‐つ・く【張り付く(貼り付く)】 自五 面と面とがぴったりくっついて離れなくなる。 「岩礁に━・いたアワビ」 ある人や場所から離れないでいる。 「記者団が大統領一行に━」

はり‐つけ【🔗🔉

はり‐つけ【 昔の刑罰の一つ。横木を付けた柱に罪人を大の字形に縛りつけ、両脇から槍やりで突き殺したもの。 ◇「張り付け」の意。

はり‐つ・ける【張り付ける(貼り付ける)】🔗🔉

はり‐つ・ける【張り付ける(貼り付ける)】 他下一 紙・布などを広げて糊のりやピンで他の物にくっつける。 「肩に膏薬こうやくを━」 コンピューターで、コピーしたり切り取ったりしたデータを別の場所に持っていって表示させること。→ペースト ある目的のために人を一定の場所にとどめておく。 「記者を警察署に━・けておく」 はりつ・く(下二)

ぱりっ‐と🔗🔉

ぱりっ‐と 固くて薄いものが割れるさま。また、その音を表す語。 「せんべいを━かむ」 くっついたものがはがれるさま。また、その音を表す語。 「アルバムの写真を━はがす」 張りがあるさま。また、ぴたりと体裁が整っているさま。 「スーツを━着こなす」

はり‐つ・める【張り詰める】🔗🔉

はり‐つ・める【張り詰める】 自下一 氷などがあたり一面に張り広がる。 「池に氷が━」 「森に朝の気配が━」 気持ちが極度に緊張した状態になる。 「神経[心]が━」 会場などに緊張感が行き渡る。 「議場内に緊張感が━」 「━・めた雰囲気が和らぐ」 他下一 建材などをあたり一面に張りめぐらす。 「庭に芝生を━」 気持ちを十分に引き締める。 「気を━・めて事に当たる」 「━・めていた気持ちがゆるむ」 はりつ・む(下二)

はり‐て【張り手】🔗🔉

はり‐て【張り手】 相撲の技の一つ。相手の横面または首の側面を平手で打つこと。

パリティー‐けいさん【パリティー計算】🔗🔉

パリティー‐けいさん【パリティー計算】 生産費に関係なく、一般物価指数との釣り合いによって価格を決める方法。日本では農産物の価格算定に用いる。

はり‐とば・す【張り飛ばす】🔗🔉

はり‐とば・す【張り飛ばす】 他五平手で強くなぐる。なぐりとばす。 関連語 大分類‖打つ‖うつ 中分類‖打つ‖うつ

バリトン[barytone]🔗🔉

バリトン[barytone] 男声の、テノールとバスの間の音域。また、その音域の歌手。 同族楽器の中で、に相当する音域をもつもの。 「━サックス」

はり‐ねずみ【針鼠】🔗🔉

はり‐ねずみ【針鼠】 背面に鋭いとげが密生するモグラ目ハリネズミ科の哺乳ほにゅう類。体形はネズミに似るが尾が短い。敵に出合うと体を丸めて身を守る。

はり‐ばこ【針箱】🔗🔉

はり‐ばこ【針箱】 裁縫用具を入れておく箱。裁縫箱。

ばり‐ばり🔗🔉

ばり‐ばり こわばっているさま。 「糊のりがきいて━した浴衣」 固いものを勢いよく引き裂いたり破ったりかみ砕いたりするさま。また、その音を表す語。 「羽目板を━(と)はがす」 続けざまに破裂する音を表す語。 「機銃掃射の音が━(と)響く」 大量の物事を次々に処理するさま。 「━(と)仕事を片づける」 「ばりばりの」や「〜のばりばり」の形で、時宜に適って極めて目立つさまを表す。「━の現役」「若手の━」

ぱり‐ぱり🔗🔉

ぱり‐ぱり こわばっているさま。 「━(と)した海苔のり 薄くて固いものを割ったり砕いたりするさま。また、その音を表す語。 「漬物を━(と)かむ」 新しくて張りがあること。 「━のスーツ」 勢いがよくて活発なこと。 「━の新入社員」 「江戸っ子の━」

はり‐ばん【張り番】🔗🔉

はり‐ばん【張り番】 見張って番をすること。また、それをする人。見張り番。 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖見張り‖みはり

はり‐ぼて【張りぼて】🔗🔉

はり‐ぼて【張りぼて】 ある形に木や竹を組み、その上に紙を張り重ねて作ったもの。特に、そのようにして作った芝居の小道具。張り子。

はり‐ま【梁間】🔗🔉

はり‐ま【梁間】 建物の梁の長さ。梁行。

はりま【播磨】🔗🔉

はりま【播磨】 旧国名の一つ。現在の兵庫県西南部に相当する。播州ばんしゅう

はり‐まぜ【張り交ぜ(貼り雑ぜ)】🔗🔉

はり‐まぜ【張り交ぜ(貼り雑ぜ)】 いろいろな書画を取りまぜてはること。また、はりつけたもの。 「━のふすま

はり‐め【針目】🔗🔉

はり‐め【針目】 針で縫ったあと。縫い目。 「━が粗い」

はり‐めぐら・す【張り巡らす】🔗🔉

はり‐めぐら・す【張り巡らす】 他五まわりを囲むように張る。全体にくまなく張る。 「敷地に縄を━」 「全国に情報網を━」 =張り巡らせる

はり‐もの【張り物】🔗🔉

はり‐もの【張り物】 布地を洗って糊のりをつけ、板張りまたは伸子しんし張りにして乾かすこと。また、その布。 芝居の大道具で、木材を組んだ枠の上に紙や布を張り、樹木・岩石などの形にしたもの。

はり‐やま【針山】🔗🔉

はり‐やま【針山】 針刺し。針立て。

バリュー[value]🔗🔉

バリュー[value] 価値。値打ち。 ◇多く他の語と複合して使う。「ネーム━・ニュース━」

ば‐りょう【馬糧】━リャウ🔗🔉

ば‐りょう【馬糧】━リャウ 馬のえさ。馬の飼料。

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