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信 まこと🔗⭐🔉
【信】
9画 人部 [四年]
区点=3114 16進=3F2E シフトJIS=904D
《常用音訓》シン
《音読み》 シン
〈x
n〉
《訓読み》 まこと/まことに/のびる(のぶ)/のばす/まかせる(まかす)
《名付け》 あき・あきら・こと・さだ・さね・しげ・しの・ただ・ちか・とき・とし・のぶ・のぶる・まこと・まさ・みち
《意味》
{名}まこと。言明や約束をどこまでも通すこと。▽前言をかえたり、途中で屈したりするのを不信という。「信義」「民無信不立=民信無クバ立タズ」〔→論語〕
シンナリ{形}まこと。ほんとうであるさま。「信斯言也=信ナルカナ斯ノ言ヤ」〔→孟子〕
シンニ{副}まことに。ほんとうに。「若妻信病、賜小豆四十斛=若シ妻信ニ病メバ、小豆四十斛ヲ賜ヘヨ」〔→魏志〕
シンズ{動}信用する。「信任」「王信之乎=王コレヲ信ズルカ」〔→韓非〕
{名}約束。また、約束のしるし。「印信(はんこ)」
{動}のびる(ノブ)。のばす。つかえずにまっすぐのびる。〈同義語〉→申。「屈而不信=屈シテ信ビズ」〔→孟子〕
{動}まかせる(マカス)。引きとめずにまっすぐのばす。いくにまかせる。「信手=手ニ信ス」「東望都門信馬帰=東ノカタ都門ヲ望ンデ馬ニ信セテ帰ル」〔→白居易〕
{動}旅の行程をのばし二泊する。「信宿」
{名}遠くまでのび届くたよりやニュースのこと。▽訊シンに当てた用法。「音信」「風信」
《解字》
会意。言は、言明(はっきりいう)の意。信は「人+言」で、一度言明したことを押し通す人間の行為をあらわす。途中で屈することなく、まっすぐのび進むの意を含む。信義の信はその派生義。
《単語家族》
進
晉シン(=晋)
迅ジンと同系。
《類義》
真は、仮の反対で、びっしりつまっていること。実は、虚の反対で、内容がつまっていること。誠は、欠けめなく、首尾のまとまっていること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要人名
9画 人部 [四年]
区点=3114 16進=3F2E シフトJIS=904D
《常用音訓》シン
《音読み》 シン
〈x
n〉
《訓読み》 まこと/まことに/のびる(のぶ)/のばす/まかせる(まかす)
《名付け》 あき・あきら・こと・さだ・さね・しげ・しの・ただ・ちか・とき・とし・のぶ・のぶる・まこと・まさ・みち
《意味》
{名}まこと。言明や約束をどこまでも通すこと。▽前言をかえたり、途中で屈したりするのを不信という。「信義」「民無信不立=民信無クバ立タズ」〔→論語〕
シンナリ{形}まこと。ほんとうであるさま。「信斯言也=信ナルカナ斯ノ言ヤ」〔→孟子〕
シンニ{副}まことに。ほんとうに。「若妻信病、賜小豆四十斛=若シ妻信ニ病メバ、小豆四十斛ヲ賜ヘヨ」〔→魏志〕
シンズ{動}信用する。「信任」「王信之乎=王コレヲ信ズルカ」〔→韓非〕
{名}約束。また、約束のしるし。「印信(はんこ)」
{動}のびる(ノブ)。のばす。つかえずにまっすぐのびる。〈同義語〉→申。「屈而不信=屈シテ信ビズ」〔→孟子〕
{動}まかせる(マカス)。引きとめずにまっすぐのばす。いくにまかせる。「信手=手ニ信ス」「東望都門信馬帰=東ノカタ都門ヲ望ンデ馬ニ信セテ帰ル」〔→白居易〕
{動}旅の行程をのばし二泊する。「信宿」
{名}遠くまでのび届くたよりやニュースのこと。▽訊シンに当てた用法。「音信」「風信」
《解字》
会意。言は、言明(はっきりいう)の意。信は「人+言」で、一度言明したことを押し通す人間の行為をあらわす。途中で屈することなく、まっすぐのび進むの意を含む。信義の信はその派生義。
《単語家族》
進
晉シン(=晋)
迅ジンと同系。
《類義》
真は、仮の反対で、びっしりつまっていること。実は、虚の反対で、内容がつまっていること。誠は、欠けめなく、首尾のまとまっていること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要人名
允 まこと🔗⭐🔉
【允】
4画 儿部 [人名漢字]
区点=1684 16進=3074 シフトJIS=88F2
《音読み》 イン
〈y
n〉
《訓読み》 まこと/まことに/ゆるす/じょう
《名付け》 あえ・おか・こと・さね・すけ・ただ・ただし・ちか・とう・のぶ・まこと・まさ・まさし・みつ・みつる・よし
《意味》
{形}まこと。調和がとれて誠実なさま。穏やか。「平允ヘイイン(調和がとれる)」「允恭克譲=允恭ニシテ克ク譲ル」〔→書経〕
{副}まことに。調和がとれて。まじめに。「允執其中=允ニ其ノ中ヲ執ル」〔→論語〕
{動}ゆるす。かどをたてずに、相手の意見を聞き入れる。「允許インキョ」
〔国〕じょう。四等官で、寮の第三位。
《解字》
会意。「儿(人体)+柔らかくくねった形」で、なごやかな姿をした人を示す。
《単語家族》
尹イン(調和をとる)
均キン(なごやかに調和がとれる)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
4画 儿部 [人名漢字]
区点=1684 16進=3074 シフトJIS=88F2
《音読み》 イン
〈y
n〉
《訓読み》 まこと/まことに/ゆるす/じょう
《名付け》 あえ・おか・こと・さね・すけ・ただ・ただし・ちか・とう・のぶ・まこと・まさ・まさし・みつ・みつる・よし
《意味》
{形}まこと。調和がとれて誠実なさま。穏やか。「平允ヘイイン(調和がとれる)」「允恭克譲=允恭ニシテ克ク譲ル」〔→書経〕
{副}まことに。調和がとれて。まじめに。「允執其中=允ニ其ノ中ヲ執ル」〔→論語〕
{動}ゆるす。かどをたてずに、相手の意見を聞き入れる。「允許インキョ」
〔国〕じょう。四等官で、寮の第三位。
《解字》
会意。「儿(人体)+柔らかくくねった形」で、なごやかな姿をした人を示す。
《単語家族》
尹イン(調和をとる)
均キン(なごやかに調和がとれる)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
孚 まこと🔗⭐🔉
【孚】
7画 子部
区点=5353 16進=5555 シフトJIS=9B74
《音読み》 フ
〈f
〉
《訓読み》 はぐくむ/まこと
《意味》
{動}はぐくむ。卵を羽で抱いて暖めて育てる。▽訓の「はぐくむ」は、「は(羽)+くくむ」からできた。〈同義語〉→孵フ。「孚化フカ(=孵化)」
{名}外皮で包まれた卵や種。
{名・形}まこと。心の中にたいせつに抱きしめている気持ち。情けの厚いさま。「孚信フシン」
「中孚チュウフ」とは、六十四卦カの一つ。転じて、信義に厚いこと。
《解字》
会意。「爪(て)+子」で、幼い子を手でたいせつにかばうさまを示す。外から包んでたいせつに育てること。
《単語家族》
包(つつむ)
抱(だきかかえる)
覆(おおう)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
7画 子部
区点=5353 16進=5555 シフトJIS=9B74
《音読み》 フ
〈f
〉
《訓読み》 はぐくむ/まこと
《意味》
{動}はぐくむ。卵を羽で抱いて暖めて育てる。▽訓の「はぐくむ」は、「は(羽)+くくむ」からできた。〈同義語〉→孵フ。「孚化フカ(=孵化)」
{名}外皮で包まれた卵や種。
{名・形}まこと。心の中にたいせつに抱きしめている気持ち。情けの厚いさま。「孚信フシン」
「中孚チュウフ」とは、六十四卦カの一つ。転じて、信義に厚いこと。
《解字》
会意。「爪(て)+子」で、幼い子を手でたいせつにかばうさまを示す。外から包んでたいせつに育てること。
《単語家族》
包(つつむ)
抱(だきかかえる)
覆(おおう)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
実 まこと🔗⭐🔉
【実】
8画 宀部 [三年]
区点=2834 16進=3C42 シフトJIS=8EC0
【實】旧字旧字
14画 宀部
区点=5373 16進=5569 シフトJIS=9B89
《常用音訓》ジツ/み/みの…る
《音読み》 ジツ
/ジチ
/シツ
〈sh
〉
《訓読み》 み/みのる/みちる(みつ)/まこと/まことに/じつ
《名付け》 これ・さね・ちか・つね・なお・のり・ま・まこと・み・みつ・みる
《意味》
{名}み。中身のつまった草木のみ。「果実」「草木之実足食也=草木ノ実食ラフニ足ル」〔→韓非〕
{動}みのる。草木のみの中身がつまる。「秀而不実者有矣夫=秀シテ実ラザル者有リ」〔→論語〕
{動}みちる(ミツ)。内容がいっぱいつまる。〈対語〉→虚。「充実」「君之倉廩実=君ノ倉廩実ツ」〔→孟子〕
ジツナリ{形}まこと。内容があってそらごとでない。〈対語〉→虚・→空。「事実」「后聴虚而黜実兮=后ハ虚ヲ聴キイレテ実ヲ黜ク」〔→楚辞〕
ジツニ{副}まことに。ほんとうに。実際に。「天実為之=天、実ニコレヲ為ス」〔→詩経〕
「其実ソノジツ」とは、文頭につけて、「じつをいうと」、「実際は」の意味をあらわす。「其実皆什一也=ソノ実ハ皆什ニ一ナリ」〔→孟子〕
〔国〕
じつ。真心。親身の心。「実のある人」
み。内容。「実のある話」
《解字》
会意。「宀(やね)+周(いっぱい)+貝(たから)」で、家の中に財宝をいっぱい満たす意を示す。中身がいっぱいで欠け目がないこと。また、真(中身がつまる)は、その語尾がnに転じたことば。
《単語家族》
質(中身)
窒チツ(ふさがる)
室(いきづまりのへや)などと同系。
《類義》
満は、容器にいっぱいに物をみたすこと。充は、中身をいっぱいにつめること。→信
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
8画 宀部 [三年]
区点=2834 16進=3C42 シフトJIS=8EC0
【實】旧字旧字
14画 宀部
区点=5373 16進=5569 シフトJIS=9B89
《常用音訓》ジツ/み/みの…る
《音読み》 ジツ
/ジチ
/シツ
〈sh
〉
《訓読み》 み/みのる/みちる(みつ)/まこと/まことに/じつ
《名付け》 これ・さね・ちか・つね・なお・のり・ま・まこと・み・みつ・みる
《意味》
{名}み。中身のつまった草木のみ。「果実」「草木之実足食也=草木ノ実食ラフニ足ル」〔→韓非〕
{動}みのる。草木のみの中身がつまる。「秀而不実者有矣夫=秀シテ実ラザル者有リ」〔→論語〕
{動}みちる(ミツ)。内容がいっぱいつまる。〈対語〉→虚。「充実」「君之倉廩実=君ノ倉廩実ツ」〔→孟子〕
ジツナリ{形}まこと。内容があってそらごとでない。〈対語〉→虚・→空。「事実」「后聴虚而黜実兮=后ハ虚ヲ聴キイレテ実ヲ黜ク」〔→楚辞〕
ジツニ{副}まことに。ほんとうに。実際に。「天実為之=天、実ニコレヲ為ス」〔→詩経〕
「其実ソノジツ」とは、文頭につけて、「じつをいうと」、「実際は」の意味をあらわす。「其実皆什一也=ソノ実ハ皆什ニ一ナリ」〔→孟子〕
〔国〕
じつ。真心。親身の心。「実のある人」
み。内容。「実のある話」
《解字》
会意。「宀(やね)+周(いっぱい)+貝(たから)」で、家の中に財宝をいっぱい満たす意を示す。中身がいっぱいで欠け目がないこと。また、真(中身がつまる)は、その語尾がnに転じたことば。
《単語家族》
質(中身)
窒チツ(ふさがる)
室(いきづまりのへや)などと同系。
《類義》
満は、容器にいっぱいに物をみたすこと。充は、中身をいっぱいにつめること。→信
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
愨 まこと🔗⭐🔉
忱 まこと🔗⭐🔉
【忱】
7画
部
区点=5558 16進=575A シフトJIS=9C79
《音読み》 シン(シム)
/ジン(ジム)
〈ch
n〉
《訓読み》 まこと
《意味》
{名}まこと。奥深い心の底の気持ち。真心。「謝忱シャシン(お礼の真情)」
《解字》
会意兼形声。右側の字は、人が重い荷を背負って、深くからだを下げたさま。沈チン(深くしずむ)
深シン(奥ふかい)と同系。忱はそれを音符とし、心を加えた字で、表面ではなく、奥ふかい心根のこと。
7画
部
区点=5558 16進=575A シフトJIS=9C79
《音読み》 シン(シム)
/ジン(ジム)
〈ch
n〉
《訓読み》 まこと
《意味》
{名}まこと。奥深い心の底の気持ち。真心。「謝忱シャシン(お礼の真情)」
《解字》
会意兼形声。右側の字は、人が重い荷を背負って、深くからだを下げたさま。沈チン(深くしずむ)
深シン(奥ふかい)と同系。忱はそれを音符とし、心を加えた字で、表面ではなく、奥ふかい心根のこと。
恂 まこと🔗⭐🔉
【恂】
9画
部
区点=5586 16進=5776 シフトJIS=9C96
《音読み》 ジュン
/シュン
〈x
n〉
《訓読み》 まこと
《意味》
{名}まこと。行き届いた心。〈類義語〉→誠。
「恂恂ジュンジュン」とは、ねんごろなさま。「孔子於郷党恂恂如也=孔子ノ郷党ニオケルヤ、恂恂如タリ」〔→論語〕
{動・形}気を配ってつつしむ。また、行き届くさま。「恂慄ジュンリツ」
《解字》
会意兼形声。旬は「手を巡らすさま+日」からなり、甲乙丙…と進んでひと巡りした十日間のこと。恂は「心+音符旬」で、心をすべての面に行き巡らすこと。
《単語家族》
恤ジュツ(思い巡らす)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
9画
部
区点=5586 16進=5776 シフトJIS=9C96
《音読み》 ジュン
/シュン
〈x
n〉
《訓読み》 まこと
《意味》
{名}まこと。行き届いた心。〈類義語〉→誠。
「恂恂ジュンジュン」とは、ねんごろなさま。「孔子於郷党恂恂如也=孔子ノ郷党ニオケルヤ、恂恂如タリ」〔→論語〕
{動・形}気を配ってつつしむ。また、行き届くさま。「恂慄ジュンリツ」
《解字》
会意兼形声。旬は「手を巡らすさま+日」からなり、甲乙丙…と進んでひと巡りした十日間のこと。恂は「心+音符旬」で、心をすべての面に行き巡らすこと。
《単語家族》
恤ジュツ(思い巡らす)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
悃 まこと🔗⭐🔉
【悃】
10画
部
区点=5593 16進=577D シフトJIS=9C9D
《音読み》 コン
〈k
n〉
《訓読み》 まこと
《意味》
{名・形}まこと。いちずな気持ち。気まじめな。〈同義語〉→懇。「悃望(=懇望)」「愚悃グコン(自分の誠意のことをへりくだっていうことば)」
「悃悃コンコン」とは、ねんごろなさま。〈同義語〉懇懇。「吾寧悃悃款款、朴以忠乎=ワレハ寧ロ悃悃款款トシテ、朴ニシテ忠ナランカ」〔→楚辞〕
《解字》
会意兼形声。困コンとは、囗型の囲いの中に木を押しこめたさま。中にまるくおさまって外に出ない意を含む。悃は「心+音符困」で、はでに外にあらわれず、まるく中におさまった気まじめな心を意味する。懇コンときわめて近い。
《熟語》
→下付・中付語
10画
部
区点=5593 16進=577D シフトJIS=9C9D
《音読み》 コン
〈k
n〉
《訓読み》 まこと
《意味》
{名・形}まこと。いちずな気持ち。気まじめな。〈同義語〉→懇。「悃望(=懇望)」「愚悃グコン(自分の誠意のことをへりくだっていうことば)」
「悃悃コンコン」とは、ねんごろなさま。〈同義語〉懇懇。「吾寧悃悃款款、朴以忠乎=ワレハ寧ロ悃悃款款トシテ、朴ニシテ忠ナランカ」〔→楚辞〕
《解字》
会意兼形声。困コンとは、囗型の囲いの中に木を押しこめたさま。中にまるくおさまって外に出ない意を含む。悃は「心+音符困」で、はでに外にあらわれず、まるく中におさまった気まじめな心を意味する。懇コンときわめて近い。
《熟語》
→下付・中付語
惇 まこと🔗⭐🔉
【惇】
11画
部 [人名漢字]
区点=3855 16進=4657 シフトJIS=93D5
《音読み》 トン
/シュン
〈d
n〉
《訓読み》 あつい(あつし)/まこと
《名付け》 あつ・あつし・すなお・つとむ・とし・まこと
《意味》
{形・名}あつい(アツシ)。まこと。どっしりと落ち着いていて、人がらにあつみがある。穏やかな人がら。誠実さ。〈同義語〉→敦。〈対語〉→佻チョウ(かるはずみ)。〈類義語〉→篤・→厚。「惇厚トンコウ」
《解字》
会意兼形声。享トンは、ずっしりとあつく土を盛った城壁の姿。惇は「心+音符享」で、心がずっしりと重く落ち着いているさま。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
〈注〉熟語は→【敦】を見よ。
11画
部 [人名漢字]
区点=3855 16進=4657 シフトJIS=93D5
《音読み》 トン
/シュン
〈d
n〉
《訓読み》 あつい(あつし)/まこと
《名付け》 あつ・あつし・すなお・つとむ・とし・まこと
《意味》
{形・名}あつい(アツシ)。まこと。どっしりと落ち着いていて、人がらにあつみがある。穏やかな人がら。誠実さ。〈同義語〉→敦。〈対語〉→佻チョウ(かるはずみ)。〈類義語〉→篤・→厚。「惇厚トンコウ」
《解字》
会意兼形声。享トンは、ずっしりとあつく土を盛った城壁の姿。惇は「心+音符享」で、心がずっしりと重く落ち着いているさま。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
〈注〉熟語は→【敦】を見よ。
款 まこと🔗⭐🔉
【款】
12画 欠部 [常用漢字]
区点=2030 16進=343E シフトJIS=8ABC
《常用音訓》カン
《音読み》 カン(ク
ン)
〈ku
n〉
《訓読み》 まこと/よろこぶ/よろこび
《名付け》 すけ・ただ・まさ・ゆく・よし
《意味》
{名・形}まこと。まろやかで欠けめのない心。こまやかな。周到な。〈類義語〉→誠。「款誠(まごころ)」「納款=款ヲ納ル」
{動・名}よろこぶ。よろこび。にこにことよろこぶ。まるくまとまる。まどやかさ。〈同義語〉→歓。「交款(=交歓)」「款待(=歓待)」
{名}ひとまとまり。転じて、それぞれにまとまった文章。ひとまとめの項目。「定款(きまった約束の項目)」「款目」
{名}ひとまとまりの金額。「借款」
{単位}条文や金額の項目を数えるときのことば。
カンス{動}門のとびらの輪をかんかんとたたいて開門をこう。「款門=門ヲ款ス」
{名}碑や印にまるくくぼめて刻んだ文字。また、転じて、書画にしるした字。「款識カンシ・カンシキ(金石に刻んだ文字)」「落款(書画や器にしるした文字)」
《解字》
会意。「からなしの木+欠(くぼむ)」か。木版にまるくくぼめて字をほること。完(まるくまとまる)や、歓(よろこぶ)に通じて用いる。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
12画 欠部 [常用漢字]
区点=2030 16進=343E シフトJIS=8ABC
《常用音訓》カン
《音読み》 カン(ク
ン)
〈ku
n〉
《訓読み》 まこと/よろこぶ/よろこび
《名付け》 すけ・ただ・まさ・ゆく・よし
《意味》
{名・形}まこと。まろやかで欠けめのない心。こまやかな。周到な。〈類義語〉→誠。「款誠(まごころ)」「納款=款ヲ納ル」
{動・名}よろこぶ。よろこび。にこにことよろこぶ。まるくまとまる。まどやかさ。〈同義語〉→歓。「交款(=交歓)」「款待(=歓待)」
{名}ひとまとまり。転じて、それぞれにまとまった文章。ひとまとめの項目。「定款(きまった約束の項目)」「款目」
{名}ひとまとまりの金額。「借款」
{単位}条文や金額の項目を数えるときのことば。
カンス{動}門のとびらの輪をかんかんとたたいて開門をこう。「款門=門ヲ款ス」
{名}碑や印にまるくくぼめて刻んだ文字。また、転じて、書画にしるした字。「款識カンシ・カンシキ(金石に刻んだ文字)」「落款(書画や器にしるした文字)」
《解字》
会意。「からなしの木+欠(くぼむ)」か。木版にまるくくぼめて字をほること。完(まるくまとまる)や、歓(よろこぶ)に通じて用いる。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
真 まこと🔗⭐🔉
【真】
10画 目部 [三年]
区点=3131 16進=3F3F シフトJIS=905E
【眞】旧字人名に使える旧字
10画 目部
区点=6635 16進=6243 シフトJIS=E1C1
《常用音訓》シン/ま
《音読み》 シン
〈zh
n〉
《訓読み》 まこと/まことに/ま
《名付け》 さだ・さな・さね・ただ・ただし・ちか・なお・ま・まき・まこと・まさ・ます・また・まな・み
《意味》
シンナリ{形・名}まこと。うそや欠けめがない。充実している。〈対語〉→仮(上べだけ)。〈類義語〉→実。「真実」「使真偽毋相乱=真ト偽トヲシテアヒ乱ルコトナカラシム」〔→漢書〕
{名}欠けめなく充実した状態。▽儒家では誠といい、道家では真という。「保真=真ヲ保ツ」
{名}実在の人のいる官。〈対語〉→欠。「真除(実際の任官)」
{名}楷書カイショのこと。「真書」
シンニ{副}まことに。ほんとうに。じつに。「真好(ほんとうによい)」
〔国〕ま。ほんとうの、まったくのなどの意をあらわす接頭辞。
《解字》
会意。「匕(さじ)+鼎(かなえ)」で、匙(さじ)で容器に物をみたすさまを示す。充填ジュウテンの填(欠けめなくいっぱいつめる)の原字。実ジツはその語尾が入声(つまり音)に転じたことば。
《類義》
→信
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
10画 目部 [三年]
区点=3131 16進=3F3F シフトJIS=905E
【眞】旧字人名に使える旧字
10画 目部
区点=6635 16進=6243 シフトJIS=E1C1
《常用音訓》シン/ま
《音読み》 シン
〈zh
n〉
《訓読み》 まこと/まことに/ま
《名付け》 さだ・さな・さね・ただ・ただし・ちか・なお・ま・まき・まこと・まさ・ます・また・まな・み
《意味》
シンナリ{形・名}まこと。うそや欠けめがない。充実している。〈対語〉→仮(上べだけ)。〈類義語〉→実。「真実」「使真偽毋相乱=真ト偽トヲシテアヒ乱ルコトナカラシム」〔→漢書〕
{名}欠けめなく充実した状態。▽儒家では誠といい、道家では真という。「保真=真ヲ保ツ」
{名}実在の人のいる官。〈対語〉→欠。「真除(実際の任官)」
{名}楷書カイショのこと。「真書」
シンニ{副}まことに。ほんとうに。じつに。「真好(ほんとうによい)」
〔国〕ま。ほんとうの、まったくのなどの意をあらわす接頭辞。
《解字》
会意。「匕(さじ)+鼎(かなえ)」で、匙(さじ)で容器に物をみたすさまを示す。充填ジュウテンの填(欠けめなくいっぱいつめる)の原字。実ジツはその語尾が入声(つまり音)に転じたことば。
《類義》
→信
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
誠 まこと🔗⭐🔉
【誠】
13画 言部 [六年]
区点=3231 16進=403F シフトJIS=90BD
《常用音訓》セイ/まこと
《音読み》 セイ
/ジョウ(ジャウ)
〈ch
ng〉
《訓読み》 まこと/まことにする(まことにす)/まことに
《名付け》 あき・あきら・かね・さと・さね・しげ・すみ・たか・たかし・たね・とも・なが・なり・なる・のぶ・のり・まこと・まさ・み・もと・よし
《意味》
{名}まこと。うそのない心。また、ごまかしのない言行。▽訓は「真事(まこと)」の意。〈類義語〉→真。「推誠=誠ヲ推ス」「誠者天之道也=誠ナルモノハ天ノ道ナリ」〔→中庸〕
セイナリ{形}まこと。かけめやごまかしのない。真実の。「誠心誠意」「誠哉是言也=誠ナルカナ、コノ言ヤ」〔→論語〕
{動}まことにする(マコトニス)。ごまかしのない状態にする。かけめのないものにしあげる。「誠之者人之道也=コレヲ誠ニスルハ人ノ道ナリ」〔→中庸〕
{副}まことに。ほんとうに。まったく。「誠如是也=誠ニカクノゴトキナリ」〔→孟子〕
《解字》
会意兼形声。成セイは「戈(ほこ)+音符丁(とんとうつ)」からなり、道具でとんとんとうち固めて城壁をつくること。かけめなくまとまるの意を含む。誠は「言+音符成」で、かけめない言行。→成
《単語家族》
城(かけめなく固めたしろ)
成(かけめなくまとまる)などと同系。
《類義》
→信
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
13画 言部 [六年]
区点=3231 16進=403F シフトJIS=90BD
《常用音訓》セイ/まこと
《音読み》 セイ
/ジョウ(ジャウ)
〈ch
ng〉
《訓読み》 まこと/まことにする(まことにす)/まことに
《名付け》 あき・あきら・かね・さと・さね・しげ・すみ・たか・たかし・たね・とも・なが・なり・なる・のぶ・のり・まこと・まさ・み・もと・よし
《意味》
{名}まこと。うそのない心。また、ごまかしのない言行。▽訓は「真事(まこと)」の意。〈類義語〉→真。「推誠=誠ヲ推ス」「誠者天之道也=誠ナルモノハ天ノ道ナリ」〔→中庸〕
セイナリ{形}まこと。かけめやごまかしのない。真実の。「誠心誠意」「誠哉是言也=誠ナルカナ、コノ言ヤ」〔→論語〕
{動}まことにする(マコトニス)。ごまかしのない状態にする。かけめのないものにしあげる。「誠之者人之道也=コレヲ誠ニスルハ人ノ道ナリ」〔→中庸〕
{副}まことに。ほんとうに。まったく。「誠如是也=誠ニカクノゴトキナリ」〔→孟子〕
《解字》
会意兼形声。成セイは「戈(ほこ)+音符丁(とんとうつ)」からなり、道具でとんとんとうち固めて城壁をつくること。かけめなくまとまるの意を含む。誠は「言+音符成」で、かけめない言行。→成
《単語家族》
城(かけめなく固めたしろ)
成(かけめなくまとまる)などと同系。
《類義》
→信
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
諒 まこと🔗⭐🔉
【諒】
15画 言部 [人名漢字]
区点=4642 16進=4E4A シフトJIS=97C8
《音読み》 リョウ(リャウ)
/ロウ(ラウ)
〈li
ng〉
《訓読み》 まこと/まことに/あきらか(あきらかなり)/あきらかにする(あきらかにす)
《名付け》 あき・あさ・まこと・まさ
《意味》
{名}まこと。明白なこと。偽りのない真実。〈同義語〉→亮。「友直友諒=直ヲ友トシ諒ヲ友トス」〔→論語〕
{副}まことに。たしかに。「諒不我知=諒ニ我ヲ知ラズ」〔→詩経〕
リョウス{形・動}あきらか(アキラカナリ)。あきらかにする(アキラカニス)。はっきりとみきわめた。わかったという。是認する。転じて、あっさりと認める。〈同義語〉→了。「諒解リョウカイ(=了解)」「諒承リョウショウ(=了承)」「君子貞而不諒=君子ハ貞ニシテ諒セズ」〔→論語〕
「諒闇リョウアン」「諒陰リョウアン」とは、天子が父母の喪に服するときのへや。また、その喪に服している期間のこと。「高宗、諒陰三年不言=高宗、諒陰三年言ハズ」〔→論語〕
《解字》
会意兼形声。「言+音符京キョウ・リョウ(=亮。あきらか)」。明らかにものをいう。転じて、はっきりわかること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
15画 言部 [人名漢字]
区点=4642 16進=4E4A シフトJIS=97C8
《音読み》 リョウ(リャウ)
/ロウ(ラウ)
〈li
ng〉
《訓読み》 まこと/まことに/あきらか(あきらかなり)/あきらかにする(あきらかにす)
《名付け》 あき・あさ・まこと・まさ
《意味》
{名}まこと。明白なこと。偽りのない真実。〈同義語〉→亮。「友直友諒=直ヲ友トシ諒ヲ友トス」〔→論語〕
{副}まことに。たしかに。「諒不我知=諒ニ我ヲ知ラズ」〔→詩経〕
リョウス{形・動}あきらか(アキラカナリ)。あきらかにする(アキラカニス)。はっきりとみきわめた。わかったという。是認する。転じて、あっさりと認める。〈同義語〉→了。「諒解リョウカイ(=了解)」「諒承リョウショウ(=了承)」「君子貞而不諒=君子ハ貞ニシテ諒セズ」〔→論語〕
「諒闇リョウアン」「諒陰リョウアン」とは、天子が父母の喪に服するときのへや。また、その喪に服している期間のこと。「高宗、諒陰三年不言=高宗、諒陰三年言ハズ」〔→論語〕
《解字》
会意兼形声。「言+音符京キョウ・リョウ(=亮。あきらか)」。明らかにものをいう。転じて、はっきりわかること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
諦 まこと🔗⭐🔉
【諦】
16画 言部
区点=3692 16進=447C シフトJIS=92FA
《音読み》 テイ
/タイ
〈d
〉
《訓読み》 つまびらかにする(つまびらかにす)/つまびらか(つまびらかなり)/あきらか(あきらかなり)/まこと/あきらめる(あきらむ)
《意味》
{動・形}つまびらかにする(ツマビラカニス)。つまびらか(ツマビラカナリ)。あきらか(アキラカナリ)。いろいろ観察をまとめて、真相をはっきりさせる。また、はっきりしている。「諦視テイシ」
{名}まこと。全体をとりまとめて見通した真相。
{名}〔仏〕真理。また、悟り。
〔国〕あきらめる(アキラム)。しかたがない、またはできないとして物事をやめる。思い切る。
《解字》
会意兼形声。「言+音符帝(しめくくる)」。
《単語家族》
締テイ(しめくくる)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
16画 言部
区点=3692 16進=447C シフトJIS=92FA
《音読み》 テイ
/タイ
〈d
〉
《訓読み》 つまびらかにする(つまびらかにす)/つまびらか(つまびらかなり)/あきらか(あきらかなり)/まこと/あきらめる(あきらむ)
《意味》
{動・形}つまびらかにする(ツマビラカニス)。つまびらか(ツマビラカナリ)。あきらか(アキラカナリ)。いろいろ観察をまとめて、真相をはっきりさせる。また、はっきりしている。「諦視テイシ」
{名}まこと。全体をとりまとめて見通した真相。
{名}〔仏〕真理。また、悟り。
〔国〕あきらめる(アキラム)。しかたがない、またはできないとして物事をやめる。思い切る。
《解字》
会意兼形声。「言+音符帝(しめくくる)」。
《単語家族》
締テイ(しめくくる)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
漢字源に「まこと」で完全一致するの検索結果 1-14。
14画 心部
区点=5634 16進=5842 シフトJIS=9CC0
《音読み》 カク
〉
《訓読み》 まこと
《意味》
{形}まこと。義理堅い。きまじめなさま。「愨実カクジツ」
《解字》
会意兼形声。左上は、堅い貝がらをひもでつるした姿。殼カク(=殻。堅いから)の原字。それに動詞記号の殳印を添えた字(音コク・カク)は、固める、堅い物をたたくなどの意をあらわす。愨はそれを音符とし、心を加えた字で、堅苦しくまじめな心のこと。
《単語家族》
角(堅いつの)