複数辞典一括検索+

一生面 イツセイメン🔗🔉

【一生面】 イツセイメン 新しいやり方。新機軸。

乙乙 イツイツ🔗🔉

【乙乙】 イツイツ つかえてとまってなかなか出てこないさま。イチイチ 一つ一つ。いちいち。一一。

乙夜 イツヤ🔗🔉

【乙夜】 イツヤ 五夜の一つ。日没から夜明けまでの時間を五つにわけたその二番め。二更。二鼓。

乙夜之覧 イツヤノラン🔗🔉

【乙夜之覧】 イツヤノラン『乙覧イツラン』〈故事〉天子の読書のこと。▽昔、中国で天子は昼間政治のことで忙しいので、乙夜になってはじめて読書をしたことから。

乙第 イツダイ🔗🔉

【乙科】 イッカ・オツカ『乙第イツダイ』漢・唐時代、科挙(官吏登用試験)の成績の第二級。宋ソウ代、進士を甲科、挙人を乙科といった。

乙第 イツダイ🔗🔉

【乙第】 イツダイ 別荘。別邸。「乙科」と同じ。

五 いつ🔗🔉

【五】 4画 二部 [一年] 区点=2462 16進=385E シフトJIS=8CDC 《常用音訓》ゴ/いつ/いつ…つ 《音読み》 ゴ〈w〉 《訓読み》 いつつ/いつ/いつたび 《名付け》 い・いず・いつ・かず・ゆき 《意味》 {数}いつつ。「五刑」 {数}いつ。順番の五番め。「五月五日」 {副}いつたび。五回。五度。「五不克=五タビ克タズ」〔→穀梁〕 〔国〕いつつ。午前八時、または午後八時のこと。▽江戸時代のことば。 《解字》 指事。×は交差をあらわすしるし。五は「上下二線+×」で、二線が交差することを示す。片手の指で十を数えるとき、→の方向に数えて五の数で←の方向にもどる。その転回点にあたる数を示す。また、語ゴ(話をかわす)・悟ゴ(感覚が交差してはっと思いあたる)に含まれる。▽証文や契約書では、改竄カイザン・誤解を防ぐために、伍と書くことがある。 《単語家族》 互ゴ(互いに交差する)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

佚女 イツジョ🔗🔉

【佚女】 イツジョ 美人。〈同義語〉逸女。▽逸に当てた用法。道徳からはずれたみだらな女。

佚老 イツロウ🔗🔉

【佚老】 イツロウ 世俗をのがれた老人。老人をのんびりさせる。

佚遊 イツユウ🔗🔉

【佚遊】 イツユウ =佚游。きままに遊ぶこと。〈同義語〉逸遊。「楽驕楽、楽佚遊、楽宴楽、損矣=驕楽ヲ楽シミ、佚遊ヲ楽シミ、宴楽ヲ楽シムハ、損ナリ」〔→論語〕 〈注〉その他の熟語は→【逸】を見よ。

偽 いつわり🔗🔉

【偽】 11画 人部 [常用漢字] 区点=2122 16進=3536 シフトJIS=8B55 【僞】旧字人名に使える旧字 14画 人部 区点=4906 16進=5126 シフトJIS=9945 《常用音訓》ギ/いつわ…る/にせ 《音読み》 ギ(グ〈wi〉 《訓読み》 にせ/いつわる(いつはる)/いつわり(いつはり) 《意味》 {動}いつわる(イツハル)。うわべを繕う。「偽作」「偽遊雲夢=偽リテ雲夢ニ遊ブ」〔→史記{名}いつわり(イツハリ)。うわべだけのみせかけ。うそ。「詐偽サギ・サクギ」「国中無偽=国中ニ偽リ無シ」〔→孟子{名}人間の作為。うわべのつくろい。「人之性悪、其善者偽也=人ノ性ハ悪ナリ、其ノ善ナルハ偽ナリ」〔→荀子{名}なまったことば。また、ことばのなまり。▽譌カ(=訛)に当てた用法。「偽言カゲン(=譌言。なまり)」 《解字》 会意兼形声。爲(=為)の原字は「手+象の形」の会意文字で、人間が手で象をあしらって手なずけるさまを示す。作為を加えて本来の性質や姿をためなおすの意を含む。僞は「人+音符爲イ」で、人間の作為により姿をかえる、正体を隠してうわべをつくろうなどの意。爲(=為)が、広く、作為する→するの意となったため、むしろ偽にその原義が保存され、特に、の用法が為のもとの意味に近い。→為 《類義》 →欺 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

帰一 イツニキス🔗🔉

【帰一】 キイツ・イツニキス 一つに落ち着く。わかれているものが一つにまとまること。

害 いつか🔗🔉

【害】 10画 宀部 [四年] 区点=1918 16進=3332 シフトJIS=8A51 《常用音訓》ガイ 《音読み》 ガイ/カイ〈hi〉 《訓読み》 そこなう(そこなふ)/なんぞ/いつか 《意味》 ガイス{動}そこなう(ソコナフ)。生長をとめる。また、じゃまをする。「害時=時ヲ害フ」「無求生以害仁=生ヲ求メテモッテ仁ヲ害スルコト無シ」〔→論語ガイス{動}生きものの命をとめる。「殺害」「傷害」 ガイトス{動}じゃまだと思う。ねたむ。「争寵而心害其能=寵ヲ争ヒテ、心ニソノ能ヲ害トス」〔→史記{名}じゃま。さまたげ。わざわい。〈対語〉→利。「凶害」「冷害」「遇害=害ニ遇フ」「侵官之害甚於寒=官ヲ侵スノ害ハ、寒ヨリ甚ダシ」〔→韓非「要害」とは、人をじゃまして通さない狭くて険しい所。 {副}なんぞ。いつか。▽何に当てた用法。「時日害喪=時ノ日、害カ喪ビン」〔→孟子〕 《解字》 会意。「宀(かぶせる物)+口または古(あたま)」で、かぶせてじゃまをし進行をとめることを示す。 《単語家族》 轄(車軸どめ)割(切って生長をとめる)遏アツ(じゃましてとめる)と同系。また蓋ガイ(ふたをかぶせる)とも近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

恩 いつくしむ🔗🔉

【恩】 10画 心部 [五年] 区点=1824 16進=3238 シフトJIS=89B6 《常用音訓》オン 《音読み》 オンn〉 《訓読み》 いつくしむ 《名付け》 おき・めぐみ 《意味》 {名}人にありがたいと印象づけたこと。ありがたみ。恵み。「恩徳」「憶恩=恩ヲ憶フ」「今恩足以及禽獣=今、恩ハモッテ禽獣ニ及ブニ足ル」〔→孟子{動}いつくしむ。たいせつにする。「愛之太恩=コレヲ愛シテハ、ハナハダ恩ム」〔→柳宗元〕 《解字》 会意兼形声。因インは、ある下地の上に乗って、下を押さえることを示す会意文字。印(上から下を押さえる)と同系。恩は「心+音符因」で、心の上にのしかかって何かの印象を残すこと。恵みを与えて、ありがたい印象を心にしるしたこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

慈 いつくしみ🔗🔉

【慈】 13画 心部 [常用漢字] 区点=2792 16進=3B7C シフトJIS=8E9C 《常用音訓》ジ/いつく…しむ 《音読み》 ジ/シ〈c〉 《訓読み》 いつくしむ/いつくしみ 《名付け》 しげ・しげる・ちか・なり・やす・よし 《意味》 {動・形}いつくしむ。母が子を大事に育てる。また、その愛情の深いさま。「慈母」「敬老慈幼=老ヲ敬ヒ、幼ヲ慈シム」〔→孟子{動・形}いつくしむ。父母のような愛情で、上の者が下の者をかわいがる。また、そのさま。「君之不慈臣、此亦天下之所謂乱也=君ノ臣ヲ慈シマザル、コレマタ天下ノイハユル乱レナリ」〔→墨子{形}情け深い。また、愛情がこまやかな。「雖孝子慈孫、百世不能改也=孝子慈孫トイヘドモ、百世改ムルアタハズ」〔→孟子{名}いつくしみ。「一曰慈=一ニ曰ハク慈」〔→老子{名}母親のこと。〈対語〉→厳。「家慈(私の母)」 《解字》 会意兼形声。茲ジは、草の芽と細い糸とをあわせて、小さいものが成長しふえることを示す会意文字。慈は「心+音符茲」で、小さい子を育てる親心のこと。 《単語家族》 滋ジ(ふえる)孳ジ(子どもを育てる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

曷 いつか🔗🔉

【曷】 9画 曰部  区点=5911 16進=5B2B シフトJIS=9E4A 《音読み》 カツ/ガチ〈h〉 《訓読み》 なに/なんぞ/いつか 《意味》 {副}なに。なんぞ。疑問をあらわすことば。どうして。▽何に当てた用法。「曷不委心任去留=ナンゾ心ヲ委ネテ去留ニ任セザル」〔→陶潜{副}いつか。いつ。いつのとき。「時日曷喪=時日曷カ喪ビン」〔→書経〕 《解字》 会意兼形声。下部の原字は、「人+それをはっと押しとどめる姿」からなる会意文字で、はっと叫んで歩いている人を押さえとどめること。曷はそれを音符とし、はっとどなることを明示するために曰印を加えた。喝カツ(はっとどなる)や遏アツ(押し止める)の原字。そのハッという音を借りて、何(なに)という疑問詞に当てる。 《熟語》 →熟語

溢目 イツモク🔗🔉

【溢目】 イツモク・メニアフル 目にみちあふれる。非常に美しいことのたとえ。「文、徽徽以溢目=文、徽徽トシテモッテ目ニ溢ル」〔→陸機

溢利 イツリ🔗🔉

【溢利】 イツリ 余分の利益。

溢美 イツビ🔗🔉

【溢美】 イツビ 非常に美しい。ほめすぎること。

溢美溢悪 イツビイツアク🔗🔉

【溢美溢悪】 イツビイツアク ほめすぎることと、けなしすぎること。▽「荘子」人間世篇の「両喜必多溢美之言、両怒必多溢悪之言=両喜ハカナラズ溢美ノ言多ク、両怒ハカナラズ溢悪ノ言多シ」から。

溢喜 イツキ🔗🔉

【溢喜】 イツキ あふれるほどの喜び。

溢溢 イツイツ🔗🔉

【溢溢】 イツイツ みちあふれるさま。鳥の鳴き声の形容。

溢誉 イツヨ🔗🔉

【溢誉】 イツヨ 過度の名誉。ほめすぎ。

聿来 イツライ🔗🔉

【聿来】 イツライ そこにやってくる。▽一説に、ともにやってくる。〔→詩経

逸才 イツサイ🔗🔉

【逸才】 イツサイ『逸材イツザイ』通俗のわくをこえた才能。また、そのような才能のある人。〈同義語〉軼才。

逸文 イツブン🔗🔉

【逸文】 イツブン すぐれた文章。名文。散逸して世の中に伝わっていない文章。また、散逸して残った一部分の文章。〈同義語〉佚文。書き落とした文章。〈同義語〉佚文。

逸予 イツヨ🔗🔉

【逸予】 イツヨ 安楽に生活すること。「爾公爾侯、逸予無期=ナンヂハ公ナリテナンヂハ侯トナリ、逸予ニシテ期無ケン」〔→詩経かって気ままに遊び楽しむこと。

逸民 イツミン🔗🔉

【逸民】 イツミン 世を避けて隠棲インセイしている人。体制からぬけ出た人。〈同義語〉佚民・軼民。〔→論語

逸言 イツゲン🔗🔉

【逸言】 イツゲン 気らくなおしゃべり。ルールをはずれた失言。

逸労 イツロウ🔗🔉

【逸労】 イツロウ すきかってにして楽しむことと、苦労すること。

逸事 イツジ🔗🔉

【逸事】 イツジ 記録にもれた事がら。一般の人に知られていない事がら。〈同義語〉佚事。先人のすぐれた業績。

逸美 イツビ🔗🔉

【逸美】 イツビ 非常に美しい。

逸遊 イツユウ🔗🔉

【逸遊】 イツユウ =逸游。かってきままに遊びくらす。〈同義語〉佚遊。

逸群 イツグン🔗🔉

【逸群】 イツグン 普通の人からぬきんでてすぐれている。〈類義語〉抜群。

逸楽 イツラク🔗🔉

【逸楽】 イツラク 欲望のままに、気らくに遊び楽しむこと。〈同義語〉佚楽。「終身逸楽」〔→史記

逸話 イツワ🔗🔉

【逸話】 イツワ ある人物についての、一般には知られていない興味深い話。〈同義語〉佚話。

逸聞 イツブン🔗🔉

【逸聞】 イツブン 世間に伝わっていない話。〈同義語〉佚聞・軼聞。

逸韻 イツイン🔗🔉

【逸韻】 イツイン 世俗をはなれて上品でみやびやかなこと。また、そのような詩。風雅なおもむき。韻を踏むという形式をはなれた、自由奔放な作品。

斎 いつき🔗🔉

【斎】 11画 齊部 [常用漢字] 区点=2656 16進=3A58 シフトJIS=8DD6 【齋】旧字旧字 17画 齊部 区点=6723 16進=6337 シフトJIS=E256 《常用音訓》サイ 《音読み》 サイ/セ〈zhi〉 《訓読み》 とき/いつく/いつき 《名付け》 いつ・いつき・いわい・きよ・ただ・とき・ひとし・よし 《意味》 サイス{動・名}祭りの前に酒や肉を断ち、きまったところにこもって心を一つにして準備する。ものいみ。〈同義語〉→斉。「斎戒沐浴モクヨク」「是祭祀之斎、非心斎也=コレ祭祀ノ斎ニシテ、心斎ニ非ザルナリ」〔→荘子{名}ものいみや勉強のためにこもるへや。「書斎」{名}酒や肉のない食べ物。精進料理。「斎食」{名}とき。僧の食事。 〔国〕いつく。いつき。心身を清めて神に仕える。 《解字》 会意兼形声。「示+音符齊(きちんとそろえる)の略体」。祭りのために心身をきちんとととのえること。 《単語家族》 齊(=斉。そろえる)儕サイ(肩をそろえる仲間)妻(夫とならぶつま)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

斎王 イツキノミコ🔗🔉

【斎王】 サイオウ・イツキノミコ〔国〕昔、天皇即位のときに、伊勢イセ神宮および、京都の賀茂カモ神社に奉仕した、未婚の内親王、または皇女。斎宮と斎院。

漢字源いつで始まるの検索結果 1-40もっと読み込む