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あっというま【あっと言う間】🔗🔉

あっというま【あっと言う間】 《「あっ」と声を出すほどのわずかの間の意》非常に短い間のこと。一瞬の間。 《例文》 「ハンドルを切りそこなってあっと言う間に谷底へ落ちた。」

あっといわせる【あっと言わせる】🔗🔉

あっといわせる【あっと言わせる】 意外なことで人をびっくりさせたり、感心させたりする。 《例文》 「人気女優が平凡なサラリーマンとの婚約を発表してファンをあっと言わせた。」

あのこえでとかげくらうかほととぎす【あの声で蜥蜴食らうか時鳥】🔗🔉

あのこえでとかげくらうかほととぎす【あの声で蜥蜴食らうか時鳥】 《ほととぎすは、かれんな声にもかかわらず、とかげのような醜悪なものを食うの意》人の本性や物事の本質は、すぐれて見える外見と違う場合があるということ。 《参考》 江戸時代の俳人、榎本其角(エノモトキカク)の句。

あるときばらいのさいそくなし【ある時払いの催促なし】🔗🔉

あるときばらいのさいそくなし【ある時払いの催促なし】 借金の返済や掛け買いの支払いなどの期限を決めないでおいて、都合のよいときに支払い、しいて支払いの催促もされないこと。 《例文》 「ある時払いの催促なしという亭主(テイシュ)の店だから飲みに行こう。」

いざかまくら【いざ鎌倉】🔗🔉

いざかまくら【いざ鎌倉】 《昔、鎌倉に幕府があったころ、大事が起こると武士が鎌倉へ駆け付けたことから》緊急で重大な用件が起こったとき。 《例文》 「こんな防火設備ではいざ鎌倉というときに間に合わない。」 《出典》 〔謡曲(ヨウキョク)・鉢木〕

いざというとき【いざという時】🔗🔉

いざというとき【いざという時】 処置すべき、重大なことが起きた場合。 《例文》 「いざという時のことを考えて、日ごろから用意を怠ってはならない。」

いすかのはし【いすかの嘴】🔗🔉

いすかのはし【いすかの嘴】 《いすかという鳥の、先端が上下に食い違っているくちばしの意》食い違って思いどおりにならない物事のたとえ。

いつまでもあるとおもうなおやとかね【いつまでもあると思うな親と金】🔗🔉

いつまでもあるとおもうなおやとかね【いつまでもあると思うな親と金】 《親はいつかは死ぬし、金は使えばいつかはなくなるの意》親も金も当てにしているといつかはなくなって困るときがあるから、独立することを心掛けるべきであるということ。 《参考》 川柳の形をしている。

いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ【いつも柳の下に泥鰌は居らぬ】🔗🔉

いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ【いつも柳の下に泥鰌は居らぬ】 柳の下にいつも泥鰌は居らぬ

いろはのいのじもかけぬ【いろはのいの字も書けぬ】🔗🔉

いろはのいのじもかけぬ【いろはのいの字も書けぬ】 無学であることのたとえ。 《参考》 強調して言うことば。 《類句》一丁字(イッテイシ゛)も無い。一丁字を識(シ)らず。

うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう【うかうか三十きょろきょろ四十】🔗🔉

うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう【うかうか三十きょろきょろ四十】 30代はうかうかと過ごし、40代になって何かしようとあわてる。価値のある仕事などを真剣にしないうちに人生を過ごしてしまうことのたとえ。

うだつがあがらない【うだつが上がらない】🔗🔉

うだつがあがらない【うだつが上がらない】 《家を建てるときに、梁(ハリ)の上にうだつが上がらず、棟上(ムネア)げできないの意》常に上の者から重圧を受けてよい境遇になれないことのたとえ。 《例文》 「人づきあいが悪くて10年来うだつが上がらない。」 《参考》 「うだつ」は、梁の上で棟木を支える短い柱。

うまいことはにどかんがえよ【うまい事は二度考えよ】🔗🔉

うまいことはにどかんがえよ【うまい事は二度考えよ】 うまい話にはいんちきなものが多いから、すぐ飛び付かないでじっくり考えるべきであるということ。

うまいしるをすう【うまい汁を吸う】🔗🔉

うまいしるをすう【うまい汁を吸う】 自分は骨を折らず、人を働かせて利益を得る。 《例文》 「女性を大ぜい使って、自分はうまい汁を吸っている。」

うまいものくわすひとにゆだんすな【うまい物食わす人に油断すな】🔗🔉

うまいものくわすひとにゆだんすな【うまい物食わす人に油断すな】 うまい話などで人を誘う者は何か下心があってするのだから、油断してはいけないということ。 《類句》進物をくれる人に油断すな。

うまいものはこにんずう【うまいものは小人数】🔗🔉

うまいものはこにんずう【うまいものは小人数】 ごちそうは小人数で食べるほうがたくさん食べられてよいということ。もうけ仕事は小人数でやるほうがよいというたとえ。

うまいものはよいにくえ【うまい物は宵に食え】🔗🔉

うまいものはよいにくえ【うまい物は宵に食え】 うまい物は悪くならないうちに早く食べるのがよいということ。利益になるものは、事情が変わらないうちに早く自分のものにしたほうがよいというたとえ。

うんともすんとも【うんともすんとも】🔗🔉

うんともすんとも【うんともすんとも】 応答すべきときに、一言も答えないようす。「うんともすっとも」とも。 《例文》 「いくら話しかけてもうんともすんとも言わない。」 《参考》 (イ)「うん」は、肯定・承諾などを表す感動詞。「すん」は「うん」に語呂(コ゛ロ)を合わせたもの。 (ロ)下に「言わない」「答えない」などの打ち消しのことばを伴う。

えくぼはしちなんかくす【えくぼは七難隠す】🔗🔉

えくぼはしちなんかくす【えくぼは七難隠す】 えくぼは、かわいらしく見えるので、他に欠点があっても目立たなくするということ。

おかぶをうばう【お株を奪う】🔗🔉

おかぶをうばう【お株を奪う】 人の得意のわざをまねて、その人よりうまく行うことのたとえ。 《例文》 「よし子さんが歌を歌って、春子さんのお株を奪った。」 《参考》 「株」は、江戸時代に幕府が特定業者に与えた独占営業権のこと。

おくびにもださない【おくびにも出さない】🔗🔉

おくびにもださない【おくびにも出さない】 あることを心の中に隠していて決して口外しないことのたとえ。 《例文》 「芸者をしている娘から仕送ってもらっていることなどは、おくびにも出さなかった。」《徳田秋声(トクタ゛シュウセイ)・縮図》 《参考》 「おくび」は、げっぷの意。

おけらになる【おけらになる】🔗🔉

おけらになる【おけらになる】 有り金をすっかり使い果たして無一文になる。 《例文》 「ばくちで負けておけらになった。」 《参考》 博徒(ハ゛クト)・すり仲間の隠語から。お手上げの状態を虫の螻蛄(ケラ)が両前肢を上げ広げたかっこうにたとえたものともいう。

おざしきがかかる【お座敷が掛かる】🔗🔉

おざしきがかかる【お座敷が掛かる】 芸者・芸能人などが、芸を見せたり興を盛り上げたりするために宴席に呼ばれること。 人から誘いや招待を受けること。声がかかる。 《例文》 「出版社から講演のお座敷が掛かった。」

おたかくとまる【お高くとまる】🔗🔉

おたかくとまる【お高くとまる】 気位が高くて人を見下した態度を取る。 《例文》 「あいつは、勉強ができることを鼻にかけてお高くとまっている。」

おだをあげる【おだを上げる】🔗🔉

おだをあげる【おだを上げる】 何人かが集まって、意気盛んに勝手なことを言う。気炎をあげる。 《例文》 「酔っ払って部下を相手におだを上げる。」 《参考》 「おだ」は、「お題目」の略という。

おめがねにかなう【お眼鏡に叶う】🔗🔉

おめがねにかなう【お眼鏡に叶う】 上の人の気に入られることのたとえ。 《例文》 「社長のお眼鏡にかなって彼はずいぶん早く出世した。」 上の人に才能などを認められることのたとえ。

おやすくない【お安くない】🔗🔉

おやすくない【お安くない】 男女の仲が親密な関係にあるようす。また、その仲のよいのを冷やかして言うことば。「安くない」とも。 《例文》 「あの二人はお安くないよ。」

おやまのたいしょう【お山の大将】🔗🔉

おやまのたいしょう【お山の大将】 つまらない者たちの間で頭(カシラ)になって威張っている人のたとえ。 《参考》 低い丘や塚の上に、大ぜいの子どもが他をおしのけながらいちばん先に登ることを競う遊びから。

ぜっときをかかげる【Z旗を掲げる】🔗🔉

ぜっときをかかげる【Z旗を掲げる】 緊急の重大な事態になり、戦いの意思表示をして覚悟を固めることのたとえ、 《参考》 (イ)「Z旗」は、ローマ字信号旗の一つ。 (ロ)1905(明治38)年の日露戦争の勝敗をかけた日本海海戦のとき、日本海軍連合艦隊司令長官東郷平八郎(トウコ゛ウヘイハチロウ)がZ旗を旗艦三笠(ミカサ)に掲げて全軍を激励したことから。

ああいえばこういう【ああ言えばこう言う】🔗🔉

ああいえばこういう【ああ言えばこう言う】 人の言うことにすなおに従わず、なんだかだと理屈をこねて言い返すこと。 〔類〕西と言えば東と言う/右と言えば左

あちらたてればこちらがたたぬ【あちら立てればこちらが立たぬ】🔗🔉

あちらたてればこちらがたたぬ【あちら立てればこちらが立たぬ】 ものごとをどちらにも都合よくいくように、うまく両立させるのはむずかしいものだということ。 ◎あちらの顔を立てると、こちらの顔が立たないし、こちらの顔を立てると、あちらの顔が立たないの意から。 〔類〕出船によい風は入り船に悪い/頭押さえりゃ尻上がる/痛し痒し 〔較〕It is hard to please all parties.(すべての人を喜ばせるのはむずかしい)

あったらくちにかぜをひかす【あったら口に風邪をひかす】🔗🔉

あったらくちにかぜをひかす【あったら口に風邪をひかす】 親切心でせっかく言ったことがむだになること。 ◎「あったら」は「あたら」の転で、もったいないことに、惜しくもの意。「口に風邪をひかす」は言ったことがむだになるの意。 〔較〕I cannot find you both tales and ears.(話と耳の両方は見つけてやれぬ)

あってじごく なくてごくらく【あって地獄 なくて極楽】🔗🔉

あってじごく なくてごくらく【あって地獄 なくて極楽】 財産とか子供とかいうものは、むしろないほうが気楽だということ。 ◎金があれば盗難の心配、子供がいれば子育てに苦労はつきもの、金も子供もあれば地獄の苦しみ、なければ極楽のように気楽だということから。

あってもくろう なくてもくろう【あっても苦労 なくても苦労】🔗🔉

あってもくろう なくてもくろう【あっても苦労 なくても苦労】 金と子供はあればあったで苦労が絶えないし、また、なければないで苦労をするということ。 〔較〕To have money is a fear,not to have it a grief.(あれば心配、なければ嘆き)

あのこえでとかげくらうかほととぎす【あの声で蜥蜴食らうか時鳥】🔗🔉

あのこえでとかげくらうかほととぎす【あの声で蜥蜴食らうか時鳥】 人もものごとも見かけによらぬもので、外見と中身がひどく異なって驚かされることが多いということ。 ◎あの美しい声で鳴くほととぎすが、まさかとかげを食うとは驚いたものだの意で、江戸時代の俳人宝井其角(たからいきかく)の句から。 〔類〕蛇食うときけば恐ろし雉子の声

あのよのせんにち このよのいちにち【あの世の千日 この世の一日】🔗🔉

あのよのせんにち このよのいちにち【あの世の千日 この世の一日】 あの世にあるという極楽で千日暮らすより、この世でたとえ一日でも楽しみにふけったほうがよいということ。 〔類〕死しての千年より生きての一日

あまりまろきはまろびやすし【あまり円きはまろびやすし】🔗🔉

あまりまろきはまろびやすし【あまり円きはまろびやすし】 人柄があんまり円満すぎるのもよしあしで、すこしぐらい角がないとおもしろみにも欠けるし、人につけ込まれやすいということ。 ◎「まろぶ」は転ぶ意。「丸くとも一角(ひとかど)あれや人心」に続けて言われる。

ありそうでないのがかね【ありそうでないのが金】🔗🔉

ありそうでないのがかね【ありそうでないのが金】 他人の内情は外見からではわからない。いかにも金がありそうに見えて意外にないのが金だということ。 ◎このことばに続けて「なさそうであるのが借金」とも言う。 〔類〕あるは借金ないは金

あるてからこぼれる【ある手からこぼれる】🔗🔉

あるてからこぼれる【ある手からこぼれる】 金持ちは金があり余るほどあるから、こぼそうとしなくても、まわりに自然に金がこぼれ落ちる。だから施しの気持ちなどなくても、おのずからまわりの人々に恩恵を施していることになるということ。

あるときはこめのめし【ある時は米の飯】🔗🔉

あるときはこめのめし【ある時は米の飯】 あとで困るとわかっていても、余裕があるときにはとかく浪費や贅沢(ぜいたく)をしてしまうということ。 ◎昔、米の飯は庶民にとって特別のときの貴重な食べ物だったことから。

あるときばらいのさいそくなし【ある時払いの催促なし】🔗🔉

あるときばらいのさいそくなし【ある時払いの催促なし】 金の余裕ができたときに払えばいい、催促はいっさいしないという、この上なく寛大な借金の返済条件を言うことば。

アールのないつきのかきはよくない【Rのない月の牡蠣はよくない】🔗🔉

アールのないつきのかきはよくない【Rのない月の牡蠣はよくない】 Rのない月、つまり五月から八月にかけては牡蠣を食べてはいけないという西洋の言い伝え。 ◎牡蠣は五月から八月が産卵期で、その間食用にしないことから。英語の月名は、January,February,March,April,May,June,July,August,September,October,November,Decemberで、五月から八月までのつづりにRの文字が含まれていない。日本でも「花見が過ぎたら牡蠣食うな」と言う。

あるはしゃっきんないはかね【あるは借金ないは金】🔗🔉

あるはしゃっきんないはかね【あるは借金ないは金】 あるのは借金ばかりで、内実は火の車。ひどくお金に困っている状態を言う。 〔類〕ありそうでないのが金

いいあとはわるい【いい後は悪い】🔗🔉

いいあとはわるい【いい後は悪い】 いいことのあった後はとかく悪いことがあるもの。だから、調子に乗ってはいけないということ。 ◎「いい後は悪い、悪い後はいい」と続けても言う。 〔類〕禍福は糾える縄の如し

いざかまくら【いざ鎌倉】🔗🔉

いざかまくら【いざ鎌倉】 さあ大変だ、一大事だという場合。 ◎中世、非常事態が起こり、諸国の武士が鎌倉幕府の非常召集を受けて、いざ鎌倉へ馳(は)せ参じようとしたことから。 〔例〕いざ鎌倉、と押っとり刀で駆けつける。

いずれあやめかかきつばた【いずれ菖蒲か杜若】🔗🔉

いずれあやめかかきつばた【いずれ菖蒲か杜若】 どれもすぐれていて優劣をつけがたく、選択に迷うことのたとえ。 ◎菖蒲と杜若は同類のよく似た美しい花で区別するのがむずかしいことから。

いつまでもあるとおもうなおやとかね【いつまでもあると思うな親と金】🔗🔉

いつまでもあるとおもうなおやとかね【いつまでもあると思うな親と金】 人に頼らず独立心を養い、倹約を心がけよという戒め。 ◎親は子供より早く死ぬのが自然の道理であり、金はいくらあっても使えばやがてなくなるの意から。

いつもつきよにこめのめし【いつも月夜に米の飯】🔗🔉

いつもつきよにこめのめし【いつも月夜に米の飯】 いつも夜は明るい月夜であり、毎日米の飯が食べられればそれに越したことはないのだが、現実はなかなかそうはいかないということ。 ◎電灯のなかった昔の人にとって月の光は貴重だったし、米の飯を食べるのは限られたときのごちそうだったことから。

いつもやなぎのしたにどじょうはいない【いつも柳の下に泥鰌はいない】🔗🔉

いつもやなぎのしたにどじょうはいない【いつも柳の下に泥鰌はいない】 →柳の下にいつも泥鰌はいない

いとこどうしはかものあじ【いとこ同士は鴨の味】🔗🔉

いとこどうしはかものあじ【いとこ同士は鴨の味】 いとこ同士の夫婦は、とても仲がよいというたとえ。 ◎鴨の肉の味がよいように仲がよいということから。

いやいやさんばい【いやいや三杯】🔗🔉

いやいやさんばい【いやいや三杯】 口先だけで遠慮したり、辞退したりすることのたとえ。 ◎酒を勧められ、口では飲めないと断わりながら、実際には三杯も飲んでしまうことから。「いやいや三杯十三杯」「いやいや三杯逃げ逃げ五杯」などとも言う。

いらぬおせわのかばやき【いらぬお世話の蒲焼】🔗🔉

いらぬおせわのかばやき【いらぬお世話の蒲焼】 いらぬおせっかいだということ。 ◎「世話を焼く」に「蒲焼」をかけてしゃれて言ったもの。

いらぬものもさんねんたてばようにたつ【いらぬ物も三年たてば用に立つ】🔗🔉

いらぬものもさんねんたてばようにたつ【いらぬ物も三年たてば用に立つ】 今は不用の物でも、とっておけばいつか役に立つことがある。物はむやみに捨てるものではないということ。

うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう【うかうか三十きょろきょろ四十】🔗🔉

うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう【うかうか三十きょろきょろ四十】 うかうかしている間に三十代になってしまい、きょろきょろうろうろしているうちに四十代になってしまう。これといった仕事もしないまま、人生をいたずらに過ごしてしまうことのたとえ。

えせざむらいのかたないじり【えせ侍の刀弄り】🔗🔉

えせざむらいのかたないじり【えせ侍の刀弄り】 実力の乏しい者ほど外見をとりつくろうものだということ。 ◎「えせ侍」は武士らしくない臆病(おくびょう)な武士のこと。えせ侍にかぎって、人前でむやみに刀に手をかけるなどして威張ってみせるの意から。

えせもののそらわらい【えせ者の空笑い】🔗🔉

えせもののそらわらい【えせ者の空笑い】 軽薄な者や腹に一物ある者が、真実を隠すためにおかしくもないのに追従(ついしょう)笑いや高笑いをすること。 ◎「えせ者」は偽者(にせもの)の意。

おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ【お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ】🔗🔉

おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ【お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ】 恋の病は、薬や温泉でも治せないというたとえ。 ◎関西では「草津」が「有馬」になる。 〔較〕No herb will cure love.(恋の病に効く薬草なし)

おかぶをうばう【お株を奪う】🔗🔉

おかぶをうばう【お株を奪う】 ある人が得意としていることをまねて、その人よりうまくやること。 ◎「お株」は得意とするわざの意。

おためごかし【おためごかし】🔗🔉

おためごかし【おためごかし】 恩きせがましく相手の利益をはかると見せかけて、実は自分の利益になるようなことをすること。 ◎「おため」は人のために利益をはかるの意。「ごかし」はそのように見せかけて実は自分の利益をはかる意の接尾語。

おだをあげる【おだをあげる】🔗🔉

おだをあげる【おだをあげる】 何人かが集まって勝手なことを言ったりして気炎をあげること。 ◎「おだ」は勝手気ままなことを得意げに言う意。

おっとがってんしょうちのすけ【おっと合点承知之助】🔗🔉

おっとがってんしょうちのすけ【おっと合点承知之助】 「よし承知した、まかせとけ」と胸をたたいてみせるときに言うことば。 ◎「合点」も承知するの意で、人名めかして調子よく、おもしろく言ったもの。「合点承知」とも言う。 〔類〕百も承知二百も合点(がてん)

おやまのたいしょうおれひとり【お山の大将俺一人】🔗🔉

おやまのたいしょうおれひとり【お山の大将俺一人】 小さな世界の中で「おれがいちばん偉いんだ」と得意げにふるまったり、いばったりすること。 ◎「お山の大将」は砂や土を盛った小山の頂上を争って登り、頂上に立った者があとから登ってくる者を突き落とす子供の遊び。 〔較〕A cock is bold on his own dunghill.(雄鳥(おんどり)は自分のふんの山の上では大胆だ)

あ行🔗🔉

あ行

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いつもよいことばかりはない🔗🔉

いつもよいことばかりはない 【朔日ごとに餅は食えぬ】

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うだつが上がらない🔗🔉

うだつが上がらない 【鉄槌の川流れ】

うまくいかない🔗🔉

うまくいかない 【左前】

うれしい訪問🔗🔉

うれしい訪問 【空谷の跫音】

うれしい便り🔗🔉

うれしい便り 【空谷の跫音】

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