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かい【卵】カヒ🔗⭐🔉
かい【卵】カヒ
たまご。かいご。源氏物語真木柱「同じ巣にかへりし―の見えぬかな」
かい‐ご【卵】カヒ‥🔗⭐🔉
かい‐ご【卵】カヒ‥
(殻子かいごの意)鶏や小鳥のたまご。万葉集9「鶯の―のなかにほととぎすひとり生れて」
かい‐わり【卵割り・貝割り・穎割り】カヒ‥🔗⭐🔉
かい‐わり【卵割り・貝割り・穎割り】カヒ‥
①卵や貝の殻が二つに割れて開いたさま。また、それに似た形。かいわれ。
㋐植物の発芽したばかりの双葉。
㋑貝割り形に両端を結んだ帯。
㋒袖口を真中で括って上下を貝割り形に分けたもの。
②〔動〕アジ科の海魚。
⇒かいわり‐な【貝割り菜】
こ・む【子産む・卵産む】🔗⭐🔉
こ・む【子産む・卵産む】
〔自四〕
(コウムの約)子または卵を生む。出産する。古事記下「そらみつやまとの国にかり―・むと聞くや」
たま‐ご【卵・玉子】🔗⭐🔉
たま‐ご【卵・玉子】
①鳥・魚・虫などの雌が産む、殻や膜に包まれた胚はいや栄養分。→卵らん。
②特に、食用にする鶏のたまご。けいらん。好色一代女2「弱れば饘汁、―、山の芋を仕掛け」
③修業中で、まだ一人前にならない人。まだ本格的にならないもの。「弁護士の―」「台風の―」
◇「玉子」は、鶏卵を使った料理、あるいは料理用鶏卵の場合に限って用いるのがふつう。
⇒たまご‐いろ【卵色】
⇒たまご‐がた【卵形】
⇒たまご‐ざけ【卵酒】
⇒たまご‐せんべい【卵煎餅】
⇒たまご‐ちぢみ【卵縮】
⇒たまご‐つなぎ【卵繋ぎ】
⇒たまご‐てんぐたけ【卵天狗茸】
⇒たまご‐どうふ【卵豆腐】
⇒たまご‐とじ【卵綴じ】
⇒たまご‐どんぶり【玉子丼】
⇒たまご‐なり【卵形】
⇒たまご‐の‐ふわふわ【卵のふはふは】
⇒たまご‐まき【卵巻】
⇒たまご‐やき【卵焼】
⇒たまご‐ゆ【卵湯】
⇒卵に目鼻
⇒卵の四角
⇒卵を見て時夜を求む
⇒卵を渡る
たまご‐いろ【卵色】🔗⭐🔉
たまご‐いろ【卵色】
①鶏卵の殻の色。白茶色。
②鶏卵の黄身きみの色。淡黄色。
Munsell color system: 10YR8/7.5
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐がた【卵形】🔗⭐🔉
たまご‐がた【卵形】
鶏卵に似た楕円形。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐ざけ【卵酒】🔗⭐🔉
たまご‐ざけ【卵酒】
鶏卵に砂糖と熱燗とを加えて混ぜ合わせた飲料。風邪のとき発汗剤とする。〈[季]冬〉。斎藤緑雨、おぼえ帳「おもひぞ煮ゆる―の折角熱きもきゝめなし」
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐せんべい【卵煎餅】🔗⭐🔉
たまご‐せんべい【卵煎餅】
鶏卵の黄身をまぜ合わせた生地を焼いた、甘い煎餅。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐ちぢみ【卵縮】🔗⭐🔉
たまご‐ちぢみ【卵縮】
卵色(淡黄色)の縮織。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐つなぎ【卵繋ぎ】🔗⭐🔉
たまご‐つなぎ【卵繋ぎ】
そばなどを作るとき、鶏卵を入れてよくつながるようにすること。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐てんぐたけ【卵天狗茸】🔗⭐🔉
たまご‐てんぐたけ【卵天狗茸】
担子菌類の猛毒きのこ。夏秋に林内の地上に発生する。傘は卵色で、根元には灰白色の大きな「つぼ」がある。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐どうふ【卵豆腐】🔗⭐🔉
たまご‐どうふ【卵豆腐】
古くは豆腐の固まらないものに卵を入れて蒸したもの。いまは卵を溶いて出し汁を調味して加え、豆腐状に蒸し上げたもの。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐とじ【卵綴じ】‥トヂ🔗⭐🔉
たまご‐とじ【卵綴じ】‥トヂ
魚・肉・野菜などの煮物や汁物に溶いた卵をかけ、材料を卵でまとめたように仕上げた料理。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐なり【卵形】🔗⭐🔉
たまご‐なり【卵形】
たまごがた。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
○卵に目鼻たまごにめはな
卵に目鼻をつけたような色白でかわいらしい顔かたち。おもに、女性や子供についていう。↔炭団たどんに目鼻
⇒たま‐ご【卵・玉子】
○卵の四角たまごのしかく
あるはずのないたとえ。「卵の四角と女郎の誠」とも。洒落本、愚人贅漢居続借金「近ころは玉子もやきなべにかかつて四角になるが、女郎の誠はまだ出来ねへ」
⇒たま‐ご【卵・玉子】
○卵に目鼻たまごにめはな🔗⭐🔉
○卵に目鼻たまごにめはな
卵に目鼻をつけたような色白でかわいらしい顔かたち。おもに、女性や子供についていう。↔炭団たどんに目鼻
⇒たま‐ご【卵・玉子】
○卵の四角たまごのしかく🔗⭐🔉
○卵の四角たまごのしかく
あるはずのないたとえ。「卵の四角と女郎の誠」とも。洒落本、愚人贅漢居続借金「近ころは玉子もやきなべにかかつて四角になるが、女郎の誠はまだ出来ねへ」
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐の‐ふわふわ【卵のふはふは】‥フハフハ
鶏卵を用いる料理の一つ。料理物語に「玉子をあけて、玉子のかさ3分1だしたまり、いりざけをいれ、よくふかせて出し候、かたく候へばあしく候」とある。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐まき【卵巻】
うすい卵焼で巻き包んだ料理。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たま‐ごめ【弾籠め・丸込め】
銃砲に弾丸を装填すること。
たまご‐やき【卵焼】
鶏卵をとき、調味料を加えて焼いた料理。魚のすり身などを加えることもある。
卵焼
撮影:関戸 勇
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐ゆ【卵湯】
といた卵に砂糖を加えてかきまぜ、熱湯を注いで作った飲料。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たま‐ごりょう【多摩御陵】
大正天皇の皇陵。東京都八王子市長房町にある。1927年(昭和2)奉葬。上円下方墳。貞明皇后の多摩東陵も近くにある。
たま‐ころがし【玉転がし】
盤上で球をころがして穴へ入れ、または目的物に命中させる遊戯。
たま‐ころばし【玉転ばし】
(→)「たまころがし」に同じ。
たま‐ごろも【玉衣・珠衣】
(→)「たまぎぬ」に同じ。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐ゆ【卵湯】
といた卵に砂糖を加えてかきまぜ、熱湯を注いで作った飲料。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たま‐ごりょう【多摩御陵】
大正天皇の皇陵。東京都八王子市長房町にある。1927年(昭和2)奉葬。上円下方墳。貞明皇后の多摩東陵も近くにある。
たま‐ころがし【玉転がし】
盤上で球をころがして穴へ入れ、または目的物に命中させる遊戯。
たま‐ころばし【玉転ばし】
(→)「たまころがし」に同じ。
たま‐ごろも【玉衣・珠衣】
(→)「たまぎぬ」に同じ。
たまご‐の‐ふわふわ【卵のふはふは】‥フハフハ🔗⭐🔉
たまご‐の‐ふわふわ【卵のふはふは】‥フハフハ
鶏卵を用いる料理の一つ。料理物語に「玉子をあけて、玉子のかさ3分1だしたまり、いりざけをいれ、よくふかせて出し候、かたく候へばあしく候」とある。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐まき【卵巻】🔗⭐🔉
たまご‐まき【卵巻】
うすい卵焼で巻き包んだ料理。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐やき【卵焼】🔗⭐🔉
たまご‐やき【卵焼】
鶏卵をとき、調味料を加えて焼いた料理。魚のすり身などを加えることもある。
卵焼
撮影:関戸 勇
⇒たま‐ご【卵・玉子】
⇒たま‐ご【卵・玉子】
たまご‐ゆ【卵湯】🔗⭐🔉
たまご‐ゆ【卵湯】
といた卵に砂糖を加えてかきまぜ、熱湯を注いで作った飲料。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
○卵を見て時夜を求むたまごをみてじやをもとむ🔗⭐🔉
○卵を見て時夜を求むたまごをみてじやをもとむ
[荘子斉物論](「時夜」は鶏が鳴いて夜の時を告げること)卵を見てただちに夜の時を知らせるのを期待する意で、物の順序を考えずに早く結果を求めること。
⇒たま‐ご【卵・玉子】
○卵を渡るたまごをわたる🔗⭐🔉
○卵を渡るたまごをわたる
危険なことのたとえ。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「乱れてうたふ鶏の―危ふさの狂女となるこそ」
⇒たま‐ご【卵・玉子】
タマサート‐だいがく【タマサート大学】
(Thammasat University)タイのバンコクにある国立大学。1933年創立の「法政大学」(タマサート‐レ‐カーンムアン)を前身として、52年現名の大学となる。70年代、学生の民主化闘争の拠点となる。
たま‐ざいく【玉細工】
玉を材料とする細工。また、その細工品。
たま‐さか【偶・適】
①思いがけないさま。たまたま。万葉集11「―にわが見し人をいかならむ縁よしをもちてかまた一目見む」。「―の縁」
②まれであること。めったにないこと。源氏物語手習「山へのぼる人なりとても、こなたの道には、通ふ人もいと―なり」。「―の出来事」
③万一。源氏物語若紫「―にも思し召し変らぬやう侍らば」
⇒たまさか‐どり【たまさか鳥】
たまさか‐どり【たまさか鳥】
ホトトギスの異称。
⇒たま‐さか【偶・適】
たまさき‐じんじゃ【玉前神社】
千葉県長生郡一宮町にある元国幣中社。祭神は玉埼神(玉依姫)。上総国一の宮。9月13日の裸祭りが有名。
たま‐ざさ【玉笹・玉篠】
「ささ」の美称。源氏物語帚木「ひろはば消えなむと見ゆる―のうへの霰などの」
たま‐ざし【球指】
〔機〕(→)球面計に同じ。
たま‐さで【玉趕・玉叉手】
小魚をとる小さい円形の手網。
たま‐サボテン【玉サボテン】
サボテン科エキノカクタス属の植物。カリフォルニアからメキシコまでの北米大陸西部の乾燥地に約10種がある。球状の多肉茎を無数の鋭い刺がおおう。園芸品種のキンシャチ(金鯱)など。観賞用に栽培。また、広くは体が球形をしたサボテン類を、柱サボテン・ウチワサボテンなどと対比していう。
たま‐ざん【珠算】
算盤そろばんを用いて計算すること。しゅざん。
たまし
(南九州で)漁や狩の獲物を分配する一人分、あるいは分け前。
だまし【騙し】
①だますこと。計略にかけること。
②だます人。かたり。狂言、粟田口「みやこの―にだまされた」
⇒だまし‐うち【騙し討ち】
⇒だまし‐え【騙し絵】
⇒だまし‐ぎり【騙し斬り】
⇒だまし‐どり【騙し捕り】
⇒だまし‐や【騙し矢】
たましい【魂】タマシヒ
①動物の肉体に宿って心のはたらきをつかさどると考えられるもの。古来多く肉体を離れても存在するとした。霊魂。精霊。たま。万葉集15「―はあしたゆふべに賜ふれど吾が胸痛し恋の繁きに」。宇津保物語嵯峨院「―や草むらごとに通ふらん野辺のまにまに鳴く声ぞする」。「―が抜けたような姿」
②精神。気力。思慮分別。才略。大鏡師輔「御舅達の―深く、非道に御弟をばひきこしまうさせ奉らせ給へるぞかし」。「―をこめる」
③素質。天分。源氏物語絵合「筆取る道と碁打つことぞ、あやしう―のほど見ゆるを」。「三つ子の―百まで」
④(→)精進髷しょうじんまげに同じ。
⇒魂を入れ替える
⇒魂を冷やす
らん【卵】🔗⭐🔉
らん【卵】
①〔生〕雌性の配偶子。特に、精子に対応する生殖細胞(卵細胞)およびその付属物の総体。動物では卵巣に、植物では胚嚢・造卵器にある。卵子。
②生み出された、たまご。
らん‐アルブミン【卵アルブミン】🔗⭐🔉
らん‐アルブミン【卵アルブミン】
(egg albumin)卵白の主要成分をなす蛋白質。普通は卵白の約70パーセントを占めるオバルブミン(ovalbumin)を指す。分子量、約4万5000。
らんえん‐こう【卵円孔】‥ヱン‥🔗⭐🔉
らんえん‐こう【卵円孔】‥ヱン‥
胎児の心臓の左右心房の間(心房中隔)にある孔。出生後まもなく閉鎖するが、生後も開存(卵円孔開存)する場合が約10パーセントに見られる。
らん‐おう【卵黄】‥ワウ🔗⭐🔉
らん‐おう【卵黄】‥ワウ
動物の卵細胞に含まれ、胚の発育に際し養分となる顆粒状の貯蔵物質。動物の種により、量・色・形態などが異なる。ウニなどでは卵黄顆粒が全体に分散、鳥類などでは卵の黄身きみとして集合して存在。→卵白
らん‐かい【卵塊】‥クワイ🔗⭐🔉
らん‐かい【卵塊】‥クワイ
魚や昆虫などの卵のかたまり。
らん‐かく【卵核】🔗⭐🔉
らん‐かく【卵核】
卵細胞の核。
らん‐かく【卵殻】🔗⭐🔉
らん‐かく【卵殻】
卵を包む最外層の膜に石灰などが沈着して固くなったもの。一般に鳥類・爬虫類・昆虫類などの卵に著しい。たまごのから。
⇒らんかく‐ぬり【卵殻塗】
らんかく‐ぬり【卵殻塗】🔗⭐🔉
らんかく‐ぬり【卵殻塗】
変り塗の一種。卵の殻を割って漆面に貼ったものと、粉末にして蒔きつけたものとがある。いずれも漆を上塗りした後、研磨して文様をあらわす。
⇒らん‐かく【卵殻】
らん‐かつ【卵割】🔗⭐🔉
らん‐かつ【卵割】
受精後、胞胚期までの胚の細胞分裂をいう。卵割の過程では細胞の成長がないので、各細胞(割球)は小さくなり、胚全体の大きさは変わらない。
らん‐かん【卵管】‥クワン🔗⭐🔉
らん‐かん【卵管】‥クワン
動物の雌性生殖器官の一部。卵子を卵巣付近から子宮に運ぶ管。輸卵管。喇叭らっぱ管。
⇒らんかん‐えん【卵管炎】
⇒らんかん‐にんしん【卵管妊娠】
らんかん‐えん【卵管炎】‥クワン‥🔗⭐🔉
らんかん‐えん【卵管炎】‥クワン‥
卵管の炎症性疾患。淋菌・連鎖球菌・結核菌などによる。下腹部の片側または両側の圧痛・激痛、並びに月経異常・不順を来し、時には不妊症となる。喇叭らっぱ管炎。
⇒らん‐かん【卵管】
らんかん‐にんしん【卵管妊娠】‥クワン‥🔗⭐🔉
らんかん‐にんしん【卵管妊娠】‥クワン‥
受胎卵が卵管内で発育する妊娠。子宮外妊娠の中で最も多い。妊娠3〜4カ月で胎嚢が破裂して内出血を起こし、劇痛・嘔吐を催す。喇叭らっぱ管妊娠。
⇒らん‐かん【卵管】
らん‐ぎり【卵切り】🔗⭐🔉
らん‐ぎり【卵切り】
(→)卵麺らんめんに同じ。
らん‐けい【卵形】🔗⭐🔉
らん‐けい【卵形】
たまごのような形。たまごがた。「長―」
らんげん‐さいぼう【卵原細胞】‥バウ🔗⭐🔉
らんげん‐さいぼう【卵原細胞】‥バウ
卵子を形成する元の細胞。始原生殖細胞が卵巣に入り分化して生じる。有糸分裂をくり返して最後に卵母細胞となり、これが減数分裂して卵子となる。卵祖細胞。→卵細胞
らん‐さいぼう【卵細胞】‥バウ🔗⭐🔉
らん‐さいぼう【卵細胞】‥バウ
雌性の配偶子である生殖細胞。↔精細胞。→卵らん
らん‐しゅう【卵舟】‥シウ🔗⭐🔉
らん‐しゅう【卵舟】‥シウ
イエカ・ヌマカなどの蚊の卵塊。川舟形をなして水に浮かぶのでいう。ヤブカ・ハマダラカなどは卵舟を作らない。
卵舟(アカイエカ)
撮影:海野和男
らん‐しょう【卵生】‥シヤウ🔗⭐🔉
らん‐しょう【卵生】‥シヤウ
〔仏〕四生ししょうの一つ。鳥などのように卵から生まれるもの。神話的存在や特殊の人物も含まれる。→らんせい
らん‐しょく【卵色】🔗⭐🔉
らん‐しょく【卵色】
①卵殻の色。
②卵黄の色。うすきいろ。たまごいろ。
らん‐そう【卵巣】‥サウ🔗⭐🔉
らん‐そう【卵巣】‥サウ
動物の雌性生殖器官の一部。卵を作り、また卵巣ホルモンを分泌する。人間では子宮の後側方に一対あり、卵管に向かい合っていて、梅の実大、扁平。↔精巣。
⇒らんそう‐えん【卵巣炎】
⇒らんそう‐のうしゅ【卵巣嚢腫】
⇒らんそう‐ホルモン【卵巣ホルモン】
らんそう‐えん【卵巣炎】‥サウ‥🔗⭐🔉
らんそう‐えん【卵巣炎】‥サウ‥
卵巣の炎症。淋菌・化膿菌・結核菌などによって起こり、虫垂炎・子宮炎・卵管炎などから波及することが多い。発熱や下腹部の重圧感または疼痛を伴う。
⇒らん‐そう【卵巣】
らんそう‐のうしゅ【卵巣嚢腫】‥サウナウ‥🔗⭐🔉
らんそう‐のうしゅ【卵巣嚢腫】‥サウナウ‥
嚢胞を形成する卵巣の腫瘍しゅよう。卵巣の一般上皮性腫瘍のうち、漿液性腫瘍・粘液性腫瘍・内膜様腫瘍・淡明細胞腫瘍に分類されるものと、奇形腫の中の類皮嚢胞腫とが含まれる。漿液性嚢胞性腺腫と粘液性嚢胞性腺腫は30〜40歳台に好発。良性であるが悪性化することがある。
⇒らん‐そう【卵巣】
らんそう‐ホルモン【卵巣ホルモン】‥サウ‥🔗⭐🔉
らんそう‐ホルモン【卵巣ホルモン】‥サウ‥
卵巣から分泌されるホルモン。卵胞で作られる卵胞(発情)ホルモンと、黄体おうたいで作られる黄体ホルモンとがある。女性ホルモン。
⇒らん‐そう【卵巣】
らん‐たいせい【卵胎生】🔗⭐🔉
らん‐たいせい【卵胎生】
胎生ではあるが、母胎内で発生する卵に栄養分としての卵黄が貯えられていて、母体に栄養を依存しないもの。母体から養分の供給を受け、真胎生と区別しにくいものもある。マムシ・タニシ・グッピーなど。→胎生
らん‐とう【卵塔・蘭塔】‥タフ🔗⭐🔉
らん‐とう【卵塔・蘭塔】‥タフ
〔仏〕六角または八角の台座の上に卵形をした塔身を載せた石塔。主に禅僧の墓に用いる。無縫塔。転じて、広く墓石の意。太平記33「骨は空むなしく留て―一掬いっきくの塵と成にけり」
卵塔
⇒らんとう‐ば【卵塔場】
⇒らんとう‐ば【卵塔場】
らんとう‐ば【卵塔場】‥タフ‥🔗⭐🔉
らんとう‐ば【卵塔場】‥タフ‥
はかば。墓地。東海道中膝栗毛4「なんと、ここの内は―じやあねへか」
⇒らん‐とう【卵塔・蘭塔】
らん‐のう【卵嚢】‥ナウ🔗⭐🔉
らん‐のう【卵嚢】‥ナウ
クモが糸で作る、卵を包む袋。形は種類によって異なるが、空間に作るものは球形、植物や石に付着させるものは円盤状のものが多い。普通は糸で産座を作り卵を塊として産み、さらに全体を糸で梱包して作りあげる。
らん‐ぷん【卵粉】🔗⭐🔉
らん‐ぷん【卵粉】
鶏卵の中身を乾燥して粉末とした食品。乾燥卵。
らん‐ほう【卵胞】‥ハウ🔗⭐🔉
らん‐ほう【卵胞】‥ハウ
⇒らんぽう
らん‐ぽう【卵胞】‥パウ🔗⭐🔉
らん‐ぽう【卵胞】‥パウ
卵巣内で卵母細胞を包む組織。はじめは卵母細胞の周囲を1層の卵胞細胞層が取り囲むだけであるが、性成熟に伴い、増殖して嚢状の胞状卵胞となる。排卵後、哺乳類では黄体となるが、他の動物では吸収される。卵巣濾胞。
⇒らんぽう‐き【卵胞期】
⇒らんぽう‐ホルモン【卵胞ホルモン】
らんぽう‐き【卵胞期】‥パウ‥🔗⭐🔉
らんぽう‐き【卵胞期】‥パウ‥
月経周期の前半期。卵巣の原始卵胞が発育し排卵に至る。基礎体温は低温を示し、子宮内膜は増殖する。
⇒らん‐ぽう【卵胞】
らんぽう‐ホルモン【卵胞ホルモン】‥パウ‥🔗⭐🔉
らんぽう‐ホルモン【卵胞ホルモン】‥パウ‥
卵胞から分泌する女性ホルモン。ステロイド化合物で、エストラジオール・エストロン・エストリオールなどの種類がある。子宮の発達、子宮内膜の増殖、乳腺の発育、月経発来をうながし、また第二次性徴を発現させる。発情ホルモン。エストロゲン。→黄体おうたいホルモン
⇒らん‐ぽう【卵胞】
らんぼ‐さいぼう【卵母細胞】‥バウ🔗⭐🔉
らんぼ‐さいぼう【卵母細胞】‥バウ
卵巣において減数分裂し、1個の卵子と2〜3個の極体となる細胞。卵原細胞から生み出される。
らん‐まく【卵膜】🔗⭐🔉
らん‐まく【卵膜】
卵細胞を包む薄膜。
らん‐めん【卵麺】🔗⭐🔉
らん‐めん【卵麺】
そば粉またはうどん粉を鶏卵でこねて作った麺類。卵切り。
らんよう‐しゅ【卵用種】🔗⭐🔉
らんよう‐しゅ【卵用種】
卵を産ませることを目的として飼う鶏の品種。
[漢]卵🔗⭐🔉
卵 字形
筆順
〔卩(
)部5画/7画/教育/4581・4D71〕
〔音〕ラン(呉)(漢)
〔訓〕たまご
[意味]
動物のたまご。「卵生・卵巣・産卵・累卵・受精卵」
[解字]
解字
かえるや魚のたまごの形を描いた象形文字。
[下ツキ
鶏卵・産卵・蚕卵紙・種卵・排卵・孵卵・輸卵・累卵
筆順
〔卩(
)部5画/7画/教育/4581・4D71〕
〔音〕ラン(呉)(漢)
〔訓〕たまご
[意味]
動物のたまご。「卵生・卵巣・産卵・累卵・受精卵」
[解字]
解字
かえるや魚のたまごの形を描いた象形文字。
[下ツキ
鶏卵・産卵・蚕卵紙・種卵・排卵・孵卵・輸卵・累卵
広辞苑に「卵」で始まるの検索結果 1-63。