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お【尾】🔗🔉

お【尾】 動物の尻から長くのびている部分。しっぽ。 「犬が━を振る」 「ツバメの━」 「━を垂れる」 「虎の━を踏む」 「犬が西向きゃ━は東(=当然すぎるほど当然のこと)」 尾のように長くのびたもの。 「凧たこ[彗星すいせい・峰]の━」

お【麻・苧】🔗🔉

お【麻・苧】 〔古い言い方で〕アサまたはカラムシ。また、その茎の繊維から作った糸。

お【緒】🔗🔉

お【緒】 細長いひも。 「勝って兜かぶとの━を締めよ(=成功したからといって気をゆるめずに、さらに慎重になれというたとえ)」 「堪忍袋かんにんぶくろの━が切れる」 「臍へその━」 履物にすげて足にかけるひも。 「下駄げたの━」 「草鞋わらじの━」 楽器や弓に張る糸。弦。 「琴の━」 長く続くもの。 「息の━」 「玉の━(=いのち)」

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驚いたときや急に気づいたときに発する語。おっ。 「━、ブレーキがきかない」 「━、雪が降ってきた」 「━、太郎じゃないか」

お【小】🔗🔉

お【小】 接頭 《名詞に付いて》小さい、細かい、の意を表す。 「━川・━舟おぶね 《名詞に付いて》語調をととのえ、表現をやわらげる。 「━田・━笹おざさ 《用言に付いて》少し、わずか、の意を表す。 「━暗い・━止み」

お【御】🔗🔉

お【御】 用例引き A 尊敬の「お」 先生からのお手紙・お送り下さる・お使いください(命令)・お使いになれます(可能) B 謙譲の「お」 先生へのお手紙・お伝えします・お送りできます(可能) C 美化語の「お」 私のお洋服 D その他 お疲れさま・お千代・お粗末 接頭《名詞、動詞連用形、形容(動)詞などの上に付く。基本的に和語に付くが、一部の漢語・外来語に付くこともある》 尊敬Aに関係する事物・状態や、Aが行う動作について、Aを高める。 名詞の上に付く。 「先生からの手紙」 「体の具合はいかがですか」 「心遣いをありがとうございました」 「お…だ[です]」「お…て[で]いらっしゃる」「お…下さる」「お…なさる」「お…になる」などの形で、間に動詞連用形、漢語サ変動詞語幹、形容(動)詞などが入る。 「先生も喜びだ」 「佐藤さんはオペラについて詳しいですね」 「元気でいらっしゃるご様子、何よりです」 「これは山田さんが送り下さった本です」 「先生が私に命じ[返事]なさいました」 「先生はもう帰りになりました」 →だ(助動)です(助動)いらっしゃる下さるなさる成る遊ばすあらせられる 《「お」+動詞連用形の形で》やわらかな命令を表す。 「はやく行き」 「ちょっと待ち」 ◇「なさい」の省略された形。 二つ以上の尊敬表現を「て」でつないだ「お[ご]…になっていらっしゃる(もう休みになっていらっしゃいます)」「お[ご]…になって下さる(書きになって下さいました)」などの形でも使う。これらは冗長に感じられる場合もあるが、より丁寧な尊敬表現として使う。 「お」「ご」を用いた尊敬の依頼・命令表現には、「お[ご]…下さい」「お[ご]…なさい」「お[ご]…あれ」などがある。「好きなだけ使い下さい」「先生に挨拶あいさつなさい」「どうぞ安心あれ」「冗談はよしあそばせ」「やめになって下さい」「好きになさって下さい」→下さいなさい在る遊ばす 「お」「ご」を用いた尊敬の可能表現には、「お[ご]…になれる」「お[ご]…になられる」などがある。「会員の方はご自由に使いになれます」「どなたも参加になれます」「これならあなたも読みになられるでしょう」→なれる成る(注意) 謙譲Aに差し向ける事物や、Aに及ぶ動作について、Aを高める。 名詞の上に付く。 「先生への手紙」 「心ばかりの礼を差し上げる」 「奥様に願いがあって伺いました」 「お…する[します]」「お…申し上げる」などの形で、間に動詞連用形、漢語サ変動詞語幹、形容(動)詞などが入る。 「私から佐藤さんに伝えします」 「心より詫び申し上げます」 →する申し上げる 「(私は)Aさんに新作を目にかける」「A先生の眼鏡にかなう」「A先生に許しいただいた」などは句全体では自分側の動作についていう謙譲表現だが、「お目」「お眼鏡」「お許し」の「お」は、Aを高めていう尊敬用法である。 「お」「ご」を用いた謙譲の可能表現には、「お[ご]…できる」「お[ご]…いただける」などがある。「(あなたに)明日には送りできます」「(小社は会員に)特別料金で使用いただけます」→できるいただける 謙譲の「お」「ご」を、「いたす」「申す」などの丁重語と合わせて使い、動作や事物の及ぶ人物を高めるとともに、相手(=聞き手・読み手)に対して改まった気持ちを表す。「佐藤さん、私が先生を案内いたします」相手が動作や事物の及ぶ人物と同一人物であることもある。「あなたの気持ちは察し申します」→致す申す 美化語美しく上品な言い方をすることで、自分の品位を高める。いろいろな物事について言う。 「江戸時代の手紙を集めた展覧会」 「私の洋服」 「うちには米もみそもあるわ」 「しょうゆそれともソース?」 「トイレに行ってくる」 「この頃野菜が高いわね」 「しとやかな女性になりたいです」 →する の最初の用例のように、同じ「お手紙」でも、尊敬語・謙譲語・美化語になる場合がある。 《「お…様」「お…さん」の形で、他人の状態を表す語を入れて》他人に対するねぎらい・慰めの気持ちを表す。 「疲れ様でした」 「気の毒様」 「あいにく様」 《人を表す語の上に付いて》軽い尊敬・親愛の気持ちを表す。 「千代」 「政さん」 「ちびちゃん」 「バカさん」 ◇女性の名に付けるのはやや古い言い方。 からかいや自じちょう、ふざけの意を表す。 「よっ、熱いね!」 「粗末な出来だ」 「恥ずかしい限りです」 本来の敬意が失われて、形式的に添える語。 「姉の古を着る」 「菓子のまけ」 「ご飯の代わり」 ◆「おほん(御)」が変化した「おん」の省略形「お」に由来する語。古くは貴人の持ち物や行為についていう尊敬の用法に限られたが、のち、動作の及ぶ先を高める気持ちで、自分側の事物・行為に「お」を付ける用法が生まれた。 「お」と「ご」の使い分け 基本的に、和語には「お」が付き、漢語には「ご」が付く。「体・気遣い・寂しい・名前・会いする・使いになる」「恩・家族・住所・立派・案内する・使用になる」 ただし、漢語であっても、日常的に使うものには「お」が付くことがある。「医者様・加減・勘定かんじょう客・行儀・化粧・砂糖・散歩・時間・邪魔・正月・食事・歳暮・節介・洗濯・葬式・だい達者・駄賃・天気・電話・人形・便所・弁当・夕飯・料理・れい まれに、和語であっても、「ご」が付くものがある。「もっとも・ゆっくり・ゆるり」 同じ漢語でも、場面によって「お」と「ご」を使い分けることがある。「お」は口頭語ややわらかい日常的な場面に、「ご」は改まった文章や固い場面に使われる傾向がある。「慈悲/慈悲」「相伴しょうばん相伴」「説教/説教」「誕生/誕生」「返事/返事」「勉強/勉強」 外来語でも、日常的に使うものには「お」の付くことがある。「ズボン・ソース・トイレ・ニュー・ビール」 注意すべき「お」「ご」の用法 1 「ご」(「お」)を付けるのが一般的な語に「お」(「ご」)を付けるのは不適切。 「×案内・意見・遠慮・近所さん・苦労・自宅・冗談・心配・注文・伝言・夫婦・ほん迷惑・友人・両親・連絡」「×からだ父上・手紙・名前」 2 「和語=お」「漢語=ご」の原則通りで、他人に関わる動作や状態を表す表現であっても、「お」「ご」を付けるのが慣用になじまないものがある。 「×さすが・しっとり・そっくり」「×学生・華麗・貴重・事故・繊細・便利」「×死にになる→亡くなりになる・亡くなられる」「×運転になる→運転なさる・運転される」→成るの注意 3 「父上・尊顔・令嬢」などの尊敬語や「逝去」「亡くなる」などの婉曲えんきょく表現に「お」「ご」を付けて、より敬意の高い言い方をするのは適切。 「父上・尊顔・令嬢・逝去・亡くなりになる」 4 自分側の事物や動作で、他人に及ばないものに「お」「ご」を付けるのは誤り(美化語用法は除く)。「私の×考え(→考え)を聞いてください」「身内の×法要(→法要)があり、恐縮ながら欠席します」 5 自分側の事物や動作に「お」「ご」を付けたり、「お[ご]…する」「お[ご]…申し上げる」を用いたりしても、それが他人に及ぶものであれば、適切な謙譲用法。 「〔披露宴で司会者が〕ここで新郎より挨拶申し上げます」 6 「和語=お」「漢語=ご」の原則に適っていて、自分側の動作を表す表現であっても、「お」「ご」を付けるのが慣用になじまないものがある。 「×上げする→差し上げる」「×憧れする→憧れ申し上げる」「×賛成申し上げる→賛成申し上げる」 7 美化語の「お」は、過剰に付けると幼稚・慇懃いんぎん無礼・冗長に感じられたり、自分側に尊敬の「お」を使っていると受け取られたりする場合もある。 「ご希望の日にちをお知らせください」「出口はあちらです」「×書類を提出します」「〔取引先に対して〕これ、うちの山田が担当した×仕事(→仕事)です」 8 固定した成句などに美化語の「お」を付けるのは不適切。「×金の切れ目が縁の切れ目」 9 美化語の「お」を付けないと乱暴な言葉遣いに感じられる場合がある。 「先生、茶(→茶)でも飲みませんか」 10 「お父さん・お姉さん・お祖父さん」などは、親しみを表す呼び名でもあるが、敬称でもある。他人に対して、自分の身内をこれらの語でいうのは一般に不適切。 「〔お父様は元気ですか、と尋ねられて〕はい、×父さん(→父)は元気にしております」 11 「お[ご]…ください」などで、やりもらいでない動作について、動詞連用形・サ変動詞語幹のあとに「」を入れるのは、一般的でない。 「注意ください」「あちらの席で休みください」「許しいただく」 12 「ちょっと散歩てきます」「(私は)会社を休みする」など、動作の及ぶ人物のない「お…する」は、新しい用法。→するの語法 13 「お[ご]」を付けず動詞連用形・サ変動詞語幹に直接「ください」を続けるのは誤り。 「×取り寄せください取り寄せください」「×使用ください使用ください」→くださいの注意 14 サ変動詞として使わない(「○○する」と言わない)名詞を「ご[お]…ください」とするのは誤り。「×参考ください参考になさってください参考になってください」→くださいの注意 15 尊敬の「お…になる」に尊敬の助動詞「れる」を続けた「お…になられる」は二重敬語で、敬意過剰。「×亡くなりになられた」「×ゆっくり休みになられてください」→成るの注意れるの注意 16 「使いやすい」「理解しにくい」など「動詞+形容詞」の複合語を尊敬語にするには、動詞を尊敬語にして形容詞を続ける。単に「動詞+形容詞」の先頭に「お」を付けることはしない。 「×使いやすい→使いになりやすい」「×理解しにくい→理解になりにくい」 17 謙譲の「お[ご]…する」を、尊敬表現として他人の動作について使うのは誤り。 「×利用する(→利用になる)サービスをお選びください」「先生、この問題について×説明てください(→説明ください)」→するの注意 18 「お[ご]…できる」を他人の行為について使うのは誤り。 「×会員は利用できます」「明日までに私どもで用意できます」→できるの注意 19 「お[ご]…いただける」は、場面によって適切・不適切な場合の両方がある。 「説明いただけますか」「×会員の方は利用いただけます」→頂ける 20 謙譲「お[ご]…いただく」の「…」の部分に謙譲語を用いるのは誤り。 「×拝読いただきありがとうございます」→頂くの注意 21 丁重語「いたす」「申す」などは、自分または自分側の行為について使うものなので、尊敬語と組み合わせるのは誤り。 「×読みいたしてください→読みになってください」

お【雄(男・牡)】🔗🔉

お【雄(男・牡)】 (造) 男性。動植物のおす。 「益荒ますらお」 「牛・花」 動物には「雄」「牡」を使う。 男らしい。おおしい。 「おたけび」 一対の物のうち、より大きいものや勢いの激しいもの。 「おだきおなみ

お【汚】🔗🔉

お【汚】 (造) よごれる。よごす。 「━染・━損」 けがす。けがれる。 「━職・━点・━名」 きたない。 「━水・━物」

お【悪】🔗🔉

お【悪】 (造) にくむ。きらう。 「好━」 不快な。むかむかする。 「━寒・━阻おそ

オー‐イー‐シー‐ディー【OECD】🔗🔉

オー‐イー‐シー‐ディー【OECD】 経済協力開発機構。国際経済の安定、貿易の拡大、発展途上国に対する援助などを目的とする国際協力機関。 ◇Organisation for Economic Co-operation and Developmentの略。

オー‐いちごなな【O157】🔗🔉

オー‐いちごなな【O157】 腸管出血性大腸菌。病原性大腸菌の一つで、ベロ毒素によって激しい腹痛を伴う下痢げりを引き起こす。合併症で死に至る場合もある。 ◇「オーイチゴーナナ」と発音することが多い。

オー‐エー【OA】🔗🔉

オー‐エー【OA】 パソコン・ファクシミリなどの導入によって事務の省力化を図ること。また、そのシステム。 「━機器」 ◇office automationの略。

オー‐エス【OS】🔗🔉

オー‐エス【OS】 コンピューターのシステムを管理し、基本的な操作環境やアプリケーションが作動するための環境を提供している基本ソフトウエア。 ◇operating systemの略。

オー‐エル【OL】🔗🔉

オー‐エル【OL】 女性の会社員・事務員。 ◇和製 office+ladyの頭文字から。「BG(business girlの略)」が売春婦を意味する俗語であることから、それに代わる語として作られた。

オーガナイザー[organizer]🔗🔉

オーガナイザー[organizer] 組合や政党を組織したり、労働者や大衆に働きかけて組織の強化・拡大を図る活動家。オルグ。 主催者。 ◆「オルガナイザー」とも。

オーガニック[organic]🔗🔉

オーガニック[organic] 名・形動農産物の栽培に当たって農薬や化学肥料など化学的なものを一切使わないこと。無農薬有機栽培。 「━食品」

オーガンディー[organdy]🔗🔉

オーガンディー[organdy] 張りのあるごく薄手の平織綿布。絹・合成繊維のものもある。夏の婦人服、バレエのチュチュ、造花などに用いる。オーガンジー。

オー‐きゃく【O脚】🔗🔉

オー‐きゃく【O脚】 直立したとき両膝ひざが離れ、下肢全体がO字の形に湾曲する脚。内反膝ないはんしつ。 ⇔X脚

オークション[auction]🔗🔉

オークション[auction] 競り売り。競売。 「絵画の━」 「ネット━」

オークル[ocre フランス]🔗🔉

オークル[ocre フランス] 黄土おうど 黄土色。 ◆「オーカー」とも。

オー‐ケー【OK】🔗🔉

オー‐ケー【OK】 承知した・よろしい、の意を表す。オーライ。 名・自他サ変同意すること。了承。 「先方に━をもらう」 「食事の誘いを/に━する」 ◆all correctを発音通りにつづったoll korrectの略という。「オッケー」とも。

オーケストラ[orchestra]🔗🔉

オーケストラ[orchestra] 管弦楽。また、管弦楽団。オケ。

オー‐ジー【OG】🔗🔉

オー‐ジー【OG】 女性の卒業生。 ◇和製 old+girlの略。→OB 女性の事務員。女子社員。 ◇office girlの略。

オー‐シー‐アール【OCR】🔗🔉

オー‐シー‐アール【OCR】 紙面の文字などを光学的に読み取る装置。 ◇optical character readerの略。

オーシャン‐ビュー[ocean view]🔗🔉

オーシャン‐ビュー[ocean view] 海が見えること。特に、ホテルの客室などから海が眺められること。

オーソドックス[orthodox]🔗🔉

オーソドックス[orthodox] 形動正統的・伝統的であるさま。 「━な演奏」

オーソリティー[authority]🔗🔉

オーソリティー[authority] その分野での権威者。大家。 「天文学の━」

オーダー[order]🔗🔉

オーダー[order] 順序。 「━を組む」 「バッティング━」 他サ変命じること。注文。 「デザートを━する」

オーダー‐メイド[和製 order+made]🔗🔉

オーダー‐メイド[和製 order+made] 注文して作ること。また、その作られたもの。特に、注文服。カスタムメイド。 ⇔レディーメイド

オー‐ディー‐エー【ODA】🔗🔉

オー‐ディー‐エー【ODA】 政府開発援助。 ◇Official Development Assistanceの略。

オーディオ[audio]🔗🔉

オーディオ[audio] ラジオ・テレビなどの音声・音響に関する部分。 ⇔ビデオ 音楽などを聴くための音響受信・録音・再生装置。 「━機器」

オーディション[audition]🔗🔉

オーディション[audition] 歌手・俳優などを起用するために実技の審査をすること。また、その審査。 ラジオ・テレビ番組やレコードなどの試聴。

オー‐デ‐コロン[eau de Cologne フランス]🔗🔉

オー‐デ‐コロン[eau de Cologne フランス] アルコールに香料を加えた化粧水。 ◇「ケルンの水」の意。ドイツのケルンでつくられ、フランスに広まった。

オート[auto]🔗🔉

オート[auto] 自動車。オートバイ。 「━ショー」 自動。自動式。 「━ストロボ」

オート[oat]🔗🔉

オート[oat] 燕麦えんばく

オート‐クチュール[haute couture フランス]🔗🔉

オート‐クチュール[haute couture フランス] 高級衣装店。また、その専属デザイナーの手による特別仕立ての高級注文婦人服。 ◇パリでは特に、厳しい組合規定のあるパリの高級衣装店協会に加盟した店を指す。

オー‐ド‐トワレ[eau de toilette フランス]🔗🔉

オー‐ド‐トワレ[eau de toilette フランス] 香料製品で、アルコールに対する香料の割合が香水とオーデコロンの中間のもの。オードトワレット。

オート‐バイ🔗🔉

オート‐バイ ガソリン機関を動力にする二輪車。自動二輪車。単車。 ◇和製 auto+bicycleから。

オート‐フォーカス[和製 auto+focus]🔗🔉

オート‐フォーカス[和製 auto+focus] 赤外線などを利用し、被写体にレンズを向けるだけで自動的に焦点を合わせることができる機構。また、それを備えたカメラ。

オードブル[hors-d'uvre フランス]🔗🔉

オードブル[hors-d'uvre フランス] 西洋料理の献立で、食事の最初に出される軽い料理。前菜ぜんさい。 ◇バーなどで洋酒のつまみにする軽い料理の意でも使う。オルドーブル。

オートマ🔗🔉

オートマ オートマチック

オートマチック[automatic]🔗🔉

オートマチック[automatic] 形動機械が自動的に操作するさま。自動的。 自動拳銃。また、自動小銃。 自動車の自動変速装置。オートマ。AT。 ◇「オートマチックトランスミッション(automatic transmission)」の略。

オートマット[automat]🔗🔉

オートマット[automat] 自動販売機。 フィルムを巻き上げると同時にシャッターがセットされる装置。また、それを備えたカメラ。

オートマティスム[automatisme フランス]🔗🔉

オートマティスム[automatisme フランス] 理性や既成概念を排除して意識下の世界を表現するために、頭に浮かんでくる観念を次々に速記していく手法。フランスのシュールレアリスム芸術運動のなかで提唱された。自動記述法。

オートミール[oatmeal]🔗🔉

オートミール[oatmeal] 炒った燕麦えんばくをひき割りにしたり押しつぶしたりした食品。水・牛乳などでかゆ状に煮て食べる。

オートメーション[automation]🔗🔉

オートメーション[automation] 各種機械を組み合わせて製造工程の管理・作業などを自動的に処理する装置。また、その機構。自動制御。オートメ。 関連語 大分類‖動く‖うごく 中分類‖動く‖うごく

オート‐レース[auto race]🔗🔉

オート‐レース[auto race] 小型自動車やオートバイのトラックレース。特に、車券を売ってけの対象とするオートバイのレース。

オート‐ロック[和製 auto+lock]🔗🔉

オート‐ロック[和製 auto+lock] ドアを閉めると自動的に鍵かぎが掛かる仕組みの錠じょう

オーナー[owner]🔗🔉

オーナー[owner] 所有者。特に、プロ野球の球団・会社・船舶などの所有者。 「━ドライバー(=自家用車をもっていて、自分で運転する人)」

オーナーシップ[ownership]🔗🔉

オーナーシップ[ownership] 所有者であること。また、所有権。 「━を主張する」 主体性。 「被援助国の━を支援する」 関連語 大分類‖権利‖けんり 中分類‖権利‖けんり

オーナメント[ornament]🔗🔉

オーナメント[ornament] 飾り。装飾。また、装飾品。

オーバー[over]🔗🔉

オーバー[over] 自サ変数量や時間が限度を越えること。 「予定の時間が━する」 「希望者が定員を━する」 「オーバーコート」の略。→オーバーコート 形動大げさなさま。 「━な表現」

オーバーコート[overcoat]🔗🔉

オーバーコート[overcoat] 外套がいとう。オーバー。

オーバーシューズ[overshoes]🔗🔉

オーバーシューズ[overshoes] 雨のとき、防水用に靴をおおってつけるゴムやビニール製のカバー。

オーバー‐スロー🔗🔉

オーバー‐スロー 野球などで、肩より上にあげた腕をふりおろして球を投げる方法。上手投げ。オーバーハンド。 ⇔アンダースロー ◇overhand throwから。

オーバータイム[overtime]🔗🔉

オーバータイム[overtime] 規定外の時間に働くこと。時間外勤務。超過勤務。 バレーボールで、一チームが規定の回数以上ボールに触れること。また、ハンドボールなどで、ボールを持ったまま規定の時間以上静止すること。反則の一つ。

オーバー‐ネット🔗🔉

オーバー‐ネット テニス・バレーボールなどで、競技中に手やラケットがネットを越えて相手側のコート上にあるボールにふれること。反則の一つ。 ◇over the netから。

オーバー‐パー[over par]🔗🔉

オーバー‐パー[over par] ゴルフで、一ホールのプレーを終えたときの打数が基準打数(=パー)よりも多いこと。 債券価格が額面価格を上回ること。 ◆⇔アンダーパー

オーバーヒート[overheat]🔗🔉

オーバーヒート[overheat] 名・自サ変エンジンなどが過熱すること。 ◇比喩ひゆ的に、過度の興奮状態になる意にも使う。「熱戦にファンが━する」 関連語 大分類‖熱‖ねつ 中分類‖熱い‖あつい

オーバーフロー[overflow]🔗🔉

オーバーフロー[overflow] 水などがあふれ出ること。 洗面台・プールなどで、過剰な水の排水口。放水口。 コンピューターで、計算処理の結果が中央処理装置などの扱う範囲を越えること。 関連語 大分類‖満ちる‖みちる 中分類‖充満‖じゅうまん 大分類‖越える‖こえる 中分類‖超過‖ちょうか

オーバーホール[overhaul]🔗🔉

オーバーホール[overhaul] 名・他サ変機械などを分解して、修理・点検すること。

オーバーラップ[overlap]🔗🔉

オーバーラップ[overlap] 名・自他サ変 映画などで、前の画面が消えないうちに次の画面を重ねてうつすこと。また、その技法。二重写し。 二つの物や像が重なり合うこと。 「公園で遊ぶ子供たちに幼時の自分の姿が━してくる」

オーバーラン[overrun]🔗🔉

オーバーラン[overrun] 名・自サ変 止まるべき地点で止まらずに、走り越すこと。 「電車の━」 野球で、走者が止まるべき塁を走り越すこと。

オーバーローン[overloan]🔗🔉

オーバーローン[overloan] 銀行の貸出額が自らの預金額を超えること。貸し出し超過。

オーバーワーク[overwork]🔗🔉

オーバーワーク[overwork] 規定や体力以上に働くこと。過重労働。

オー‐ビー【OB】🔗🔉

オー‐ビー【OB】 在校生に対して、その学校の卒業生。先輩。 「大学の━」 →OG ◇old boyの略。old boyには卒業生・同窓生の意があるが、英語圏ではOBは使わない。 ある団体や会社にもと属していた人。 「演劇部━」 「農林水産省の━」 ゴルフで、コース外のプレー禁止区域。また、そこへボールを出してしまうこと。 ◇out of bounds(=場外)から。

オープニング[opening]🔗🔉

オープニング[opening] 開始。開会。 「━ナンバー(=コンサートなどで最初に演奏する曲)」

オーブン[oven]🔗🔉

オーブン[oven] 中に入れた材料を四方からの熱で蒸し焼きにする調理器具。天火てんぴ。 「━トースター」

オープン[open]🔗🔉

オープン[open] 名・自他サ変開くこと。開店。開業。 「駅前に書店が━する」 「来月、花屋を━する」 「〜をオープンする/オープンさせる」では、前者が一般的。→品詞解説(名詞サ変動詞) 形動何もかくしだてのないさま。開放的。 「━に話し合う」

オープン‐エア[open air]🔗🔉

オープン‐エア[open air] 戸外。屋外。野外。 「━ゲーム」 「━ステージ」

オープン‐カー[和製 open+car]🔗🔉

オープン‐カー[和製 open+car] 屋根のない乗用車。また、屋根が折り畳み式になっている乗用車。

オープン‐ガーデン[open garden]🔗🔉

オープン‐ガーデン[open garden] 一般に開放されている、個人あるいは団体所有の庭園。また、垣根・塀などを低くしたり取り払ったりして、自由に出入りできるようにした庭園。

オープン‐キッチン[和製 open+kitchen]🔗🔉

オープン‐キッチン[和製 open+kitchen] レストランで、客席から見えるように作られた厨房ちゅうぼう 食堂とひと続きになった台所。ダイニングキッチン。

オープン‐キャンパス[和製 open+campus]🔗🔉

オープン‐キャンパス[和製 open+campus] 大学などが入学希望者に対して行う説明会や学内見学会。

オープン‐コース[open course]🔗🔉

オープン‐コース[open course] 陸上競技の中・長距離競走やスピードスケート競技などで、各選手の走路が区分されていないコース。 ⇔セパレートコース

オープン‐サンド🔗🔉

オープン‐サンド 一枚のパンの上に具をのせたもの。 ◇「オープンサンドイッチ(open sandwich)」の略。

オープン‐シャツ🔗🔉

オープン‐シャツ 開襟かいきんシャツ。 ◇open-necked shirtから。

オープン‐ショップ[open shop]🔗🔉

オープン‐ショップ[open shop] 労働組合への加入は労働者の任意であるとし、使用者は組合員と非組合員の差別なく労働者を雇用できるとする制度。→クローズドショップユニオンショップ

オープン‐セット[open set]🔗🔉

オープン‐セット[open set] 映画・テレビ撮影のために屋外に設けられた、建物や市街などの背景装置。

オープン‐せん【オープン戦】🔗🔉

オープン‐せん【オープン戦】 プロ野球などで、リーグ戦の開幕前に行う非公式戦。

オーベルジュ[auberge フランス]🔗🔉

オーベルジュ[auberge フランス] 宿泊施設のあるレストラン。

オーボエ[oboe イタリア]🔗🔉

オーボエ[oboe イタリア] 二枚のリードを持つ木管楽器。縦にかまえて吹く。管弦楽では高音部を受け持つ。オーボー。

オーム[ohm]🔗🔉

オーム[ohm] 電気抵抗を表す単位。一オームは、一ボルトの電圧で一アンペアの電流が流れるときの電気抵抗。記号Ω ◇ドイツの物理学者の名から。

オーラ[aura]🔗🔉

オーラ[aura] 人や物から発散される霊気。また、人が発する霊的な雰囲気。アウラ。 関連語 大分類‖趣‖おもむき 中分類‖‖おもむき

オーライ🔗🔉

オーライ 同意・承諾の意を表す。よろしい。よし。オーケー。 「発車━」 ◇all rightから。

オーラミン[auramine]🔗🔉

オーラミン[auramine] 黄色の塩基性染料。繊維・紙・皮革などの染色に広く用いられる。 ◇毒性があるので食品への使用は禁止された。

オーラル[oral]🔗🔉

オーラル[oral] 口を使って行うこと。口の。口頭の。 「━コミュニケーション」 ◇多く他の語と複合して使う。

オール[oar]🔗🔉

オール[oar] ボートの櫂かい

オール[all]🔗🔉

オール[all] (造) 全部。すべて。 「成績は━Aだ」 「━ウール」 スポーツ競技の得点を数えるときに、双方とも・両組ともの意を表す。 「ファイブ━」 その範囲のすべてから集めた、の意を表す。 「━ジャパンチーム」

オール‐イン‐ワン[all-in-one]🔗🔉

オール‐イン‐ワン[all-in-one] ブラジャーとガードルまたはコルセットがひと続きになった下着。 パソコンなどで、装置や機能が一通りっていること。 「━パソコン」

オール‐ウエザー[all-weather]🔗🔉

オール‐ウエザー[all-weather] 晴雨兼用のもの。 「━コート」 陸上競技のトラックやテニスコートで、雨天でも使用できるようになっていること。全天候型。 「━トラック」 ◆「オールウェザー」とも。

オール‐オア‐ナッシング[all or nothing]🔗🔉

オール‐オア‐ナッシング[all or nothing] すべてをとるか、すべてを捨てるかのいずれかで、妥協の余地のないこと。 ◇すべてか無か、の意。

オールスター‐キャスト[all-star cast]🔗🔉

オールスター‐キャスト[all-star cast] 映画・演劇で、人気俳優がそろって出演すること。花形スターの総出演。

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