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不退転 フタイテン🔗🔉

【不退転】 フタイテン 〔仏〕かたく決心して、仏道修行をすること。一歩も退かないこと。

両 ふたつ🔗🔉

【両】 6画 一部 [三年] 区点=4630 16進=4E3E シフトJIS=97BC 【兩】旧字旧字 8画 入部 区点=4932 16進=5140 シフトJIS=995F 《常用音訓》リョウ 《音読み》 リョウ(リャウ)〈ling〉 《訓読み》 ふたつ/ふたつながら/りょう(りやう) 《名付け》 ふた・ふる・もろ 《意味》 {名・形}ふたつ。二つで対をなすもの。また、二つで対をなしている。〈類義語〉→双。「両岸」「両馬之力与=両馬ノ力カ」〔→孟子{副}ふたつながら。両方ともに。「一別、音容両渺茫=一別、音容ハ両ツナガラ渺茫タリ」〔→白居易{単位}車の台数を数えることば。▽輛リョウに当てた用法。もと、両輪のある車の意。「革車カクシャ三百両」 {単位}重さの単位。一両は、十六分の一斤。周代、一両は約一六グラム。▽今の中国では、一両は十分の一斤で約五〇グラム。 〔国〕りょう(リヤウ)。江戸時代の貨幣の単位。一両は、四分の金貨、または四匁三分の銀貨の値うちに当たる。 《解字》 象形。左右両方が対をなして平均したはかりを描いたもの。 《単語家族》 輛リョウ(両輪の車)梁リョウ(左岸と右岸の柱の上に平らに渡す橋。東の柱と西の柱両方に渡すはり)と同系。 《類義》 →二 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

二 ふた🔗🔉

【二】 2画 二部 [一年] 区点=3883 16進=4673 シフトJIS=93F1 【弍】異体字異体字 5画 弋部 区点=4817 16進=5031 シフトJIS=98AF 《常用音訓》ニ/ふた/ふた…つ 《音読み》 ニ/ジr〉 《訓読み》 ふたつ/ふたつにする(ふたつにす)/ふた/ふたたび 《名付け》 かず・さ・じ・すすむ・つぎ・つぐ・ふ・ぶ・ふた 《意味》 {数}ふたつ。 {動}ふたつにする(フタツニス)。二分する。また、ふたつにわけて食い違わせる。〈同義語〉→弐。「二其心=其ノ心ヲ二ツニス」 {数}ふた。順番の二番め。 {副}ふたたび。二度。二回。 {形}別の違ったものであるさま。〈類義語〉→両。「二様」 {数}二三と連ねて用い、いくつかの、いろいろの、の意をあらわすことば。「二三子」「二三其徳=其ノ徳ヲ二三ニス」〔→詩経〕 《解字》 指事。二本の横線を並べたさまを示すもので、二つの意を示す。▽弍・貳(=弐)は、古文の字体で、おもに証文や、公文書で改竄カイザン・誤解を防ぐために用いる。 《単語家族》 二つの物がくっつくという意味では、爾ニ・ジ(そばにくっついた相手→二人称代名詞)膩ニ・ジ(ねばってくっつく油)泥ナイ・デイ(くっつくどろ)人ニン・ジン(そばにくっついている仲間、隣人)昵ニチ・ジツ(そばにくっついて親しむ)などと同系。その半面では、一つに合体せずわかれる、別になるとの意味を派生する。 《類義》 両・双は、二つ対ツイをなすこと。再は、もう一度の意。復は、来た道をもう一度引き返すことから、もう一度の意。 《異字同訓》 ふた。二「二重。二目と見られない。二つ折り」双「双子。双葉」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物

付帯 フタイ🔗🔉

【付帯】 フタイ =附帯。おもな物事に伴っていること。

付託 フタク🔗🔉

【付託】 フタク =附託。物事を他に任せる。委託。

再 ふたたび🔗🔉

【再】 6画 冂部 [五年] 区点=2638 16進=3A46 シフトJIS=8DC4 《常用音訓》サ/サイ/ふたた…び 《音読み》 サイ/サ〈zi〉 《訓読み》 ふたたび/ふたたびする(ふたたびす) 《意味》 {副}ふたたび。二回。もう一度。〈類義語〉→復。「再会」「願勿復再言=願ハクハ復タ再ビ言フナカレ」〔→漢書{動}ふたたびする(フタタビス)。もう一度やる。「再斯可矣=再ビスレバココニ可ナリ」〔→論語〕 《解字》 指事。冓コウは、前と後ろと、同じ型に木を組んだ木組みを児童画のように描いた象形文字。再は、冓の字の下半分に、一印を添えて、同じ物事がもう一つある意を暗示したもの。「説文解字」に「一挙にして二つなり」とある。→冓 《類義》 →二 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

再斯可 フタタビスレバココニカナリ🔗🔉

【再斯可】 フタタビスレバココニカナリ〈故事〉あまり考えすぎると惑いを生じるから、二度くりかえして考えれば、それでよい。〔→論語

双 ふた🔗🔉

【双】 4画 又部 [常用漢字] 区点=3348 16進=4150 シフトJIS=916F 【雙】旧字旧字 18画 隹部 区点=5054 16進=5256 シフトJIS=99D4 《常用音訓》ソウ/ふた 《音読み》 ソウ(サウ)〈shung〉 《訓読み》 ふた/ふたつ/ならぶ/ならび 《名付け》 とも・ならぶ・ふ・もろ 《意味》 {名・形}ふたつ。ふたつならんだもの。ペアをなしているさま。▽ふたつで一組になるものをさすことば。「双飛(つがいで飛ぶ)」「中有双飛鳥、自名為鴛鴦=中ニ双飛ノ鳥有リ、ミヅカラ名ヅケテ鴛鴦ト為ス」〔古楽府〕 {単位}くつ・手袋のようにふたつでひとそろいのものを数えることば。「白璧ハクヘキ一双」 {動・名}ならぶ。ならび。匹敵する。匹敵するもの。「窈窕世無双=窈窕トシテ世ニ双無シ」〔古楽府〕 《解字》 会意。雙は、「隹(とり)+隹(とり)+又(て)」で、二羽ひとつがいの鳥を手で持つことを示す。▽双は、又(て)をふたつ書いた略字。 《類義》 →二→並 《異字同訓》 ふた。 →二 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

布袋 フタイ🔗🔉

【布袋】 フタイ 布の袋。ホテイ 幹が短く節の多い竹。ほてい竹。〔国〕七福神の一。

弐 ふたつ🔗🔉

【弐】 6画 弋部 [常用漢字] 区点=3885 16進=4675 シフトJIS=93F3 【貳】旧字旧字 12画 貝部 区点=7640 16進=6C48 シフトJIS=E6C6 【貮】異体字異体字 11画 貝部 区点=7641 16進=6C49 シフトJIS=E6C7 《常用音訓》ニ 《音読み》 ニ/ジr〉 《訓読み》 ふたつ/そう(そふ)/そえる(そふ)/そむく/すけ 《名付け》 すけ 《意味》 {数}ふたつ。くっついて並んだふたつ。〈同義語〉→二{動}ふたたびする。二度くりかえす。「不弐過=過チヲ弐セズ」〔→論語{動}そう(ソフ)。そえる(ソフ)。ふたつくっつく。そばにくっつける。「弐車ジシャ(そえぐるま)」「副弐フクジ(そえもの)」 {動}そむく。ふたつに離れる。「弐心(ふたごころ)」「有弐=弐クアリ」 〔国〕すけ。四等官で、大宰府の第二位。 《解字》 会意兼形声。弍は「弋ヨク(棒ぐい)+音符二」で、二本並んだ棒を示す。貳は「貝(財貨)+音符弍」。「弐」は「貳ジ」の古い字形を用いて、筆画を簡単にしたもの。▽証文や契約書では、改竄カイザン・誤解を防ぐために二のかわりに用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

復 ふたたびする🔗🔉

【復】 12画 彳部 [五年] 区点=4192 16進=497C シフトJIS=959C 《常用音訓》フク 《音読み》 フク/ブク〈f〉//フウ/フク〈f〉 《訓読み》 かえる(かへる)/また/ふたたびする(ふたたびす) 《名付け》 あきら・あつし・さかえ・しげる・なお・ふ・また・もち 《意味》 {動}かえる(カヘル)。同じ道を引きかえす。〈対語〉→往。〈類義語〉→帰。「復原(もとにもどす)」「復帰」 フクス{動}もとの状態にもどる。もとの状態にもどす。また、仕返しをする。〈類義語〉→報。「回復」「復仇=仇ヲ復ス」「復其位=ソノ位ヲ復ス」〔→論語フクス{動}結果を報告する。こたえる。〈類義語〉→報。「有復於王者=王ニ復スル者アリ」〔→孟子{副}また。もういちど。「復引兵而東=マタ兵ヲ引キテ東ス」〔→史記{副}また。「いったい」という語気を示す副詞。「汝復為誰=ナンヂハマタ誰ゾヤ」〔→捜神記「不復…マタ…セズ」とは、もう二度とは…しない意。「壮士一去兮不復還=壮士一タビ去ツテマタ還ラズ」〔→史記「復不…」とは、こんどもまた…しない意。「復不能捨之=マタマタコレヲ捨ツルアタハズ」〔三夢記〕 {名}周易の六十四卦カの一つ。震下坤上シンカコンショウの形で、陰が去りわずかに陽がもどって来たさまを示す。 {動}ふたたびする(フタタビス)。もう一度くり返す。▽俗にはフクと読む。「不可復=復ビスベカラズ」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音フク)は、報道の報(仕返す)と同系のことばで、↓の方向に来たものを↑の方向にもどすこと。復は、さらに彳(いく)を加えたもので、同じコースを往復すること。 《類義》 →二→反 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

盍 ふた🔗🔉

【盍】 10画 皿部  区点=6620 16進=6234 シフトJIS=E1B2 《音読み》 コウ(カフ)/ゴウ(ゴフ)〈h〉 《訓読み》 おおう(おほふ)/ふた/なんぞ…ざる/なんぞ 《意味》 {動・名}おおう(オホフ)。ふた。器の上にふたをかぶせる。よせあわせてとじる。また、かぶせぶた。〈類義語〉→蓋ガイ(おおう、ふた){疑}なんぞ…ざる。どうして…しないのか。疑問の意をあらわすことば。▽何不の二字を盍の一字で代用した用法。「盍各言爾志=盍ゾ各爾ノ志ヲ言ハザル」〔→論語{疑}なんぞ。どうして、なぜなどの疑問・反問の意をあらわすことば。▽何や、曷に代用した字。「盍不出従乎=盍ゾ出従セザル乎」〔→管子〕 《解字》 会意。去はふたつきのくぼんだ容器を描いた象形文字。盍は「去(ふた)+皿」で、皿にがぷりとふたをかぶせたさまを示す。▽疑問(反問)の語としては、何カ・曷カツ・害ガイなどを当て、盍はむしろ「何不」にあてることが多い。 《単語家族》 蓋は、盍ときわめて近い。また合ゴウ盒ゴウはこれと酷似したことばで、いずれもふたをしてとじること。 《熟語》 →熟語

盒 ふたもの🔗🔉

【盒】 11画 皿部  区点=6622 16進=6236 シフトJIS=E1B4 《音読み》 ゴウ(ゴフ)/コウ(カフ)〈h〉 《訓読み》 ふたもの 《意味》 {名}ふたもの。みとふたをあわせてとじる容器。「飯盒ハンゴウ」「墨盒ボクゴウ」「盒子ゴウシ(ふたもの)」 《解字》 会意兼形声。合は「あわせるしるし+口」からなり、器などの口をふたしてふさぐこと。盒は「皿(さら)+音符合」で、ふたとみとをあわせる容器のこと。 《単語家族》 盍コウ蓋ガイ(ふたをする)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

蓋 ふた🔗🔉

【蓋】 13画 艸部  区点=1924 16進=3338 シフトJIS=8A57 【葢】異体字(A)異体字(A) 12画 艸部 区点=7268 16進=6864 シフトJIS=E4E2 【盖】異体字(B)異体字(B) 11画 皿部 区点=6621 16進=6235 シフトJIS=E1B3 《音読み》 ガイ/カイ〈gi〉/コウ(カフ)/ゴウ(ガフ)〈h・g〉 《訓読み》 おおう(おほふ)/ふた/かさ/けだし/なんぞ…せざる 《意味》 {動}おおう(オホフ)。かぶせて上からふたをする。また、かぶせて隠す。〈類義語〉→覆→掩エン。「覆蓋フクガイ」「遮蓋シャガイ(見えないようにさえぎっておおう)」 {名}ふた。かさ。上からかぶせてさえぎるおおい・ふた。また、草ぶきの屋根。「天蓋テンガイ」「車蓋シャガイ」 {単位}傘カサなどを数えることば。 {動}〔俗〕家をたてる。▽屋根をかぶせるの意から。 {動}〔俗〕はんこを押す。「蓋印ガイイン」 {副}けだし。文の初めにつき「おもうに」の意をあらわすことば。全体をおおって大まかに考えてみると。「蓋十世希不失矣=ケダシ十世失ハザルコト希ナリ」〔→論語{名}草ぶきの屋根。とま。 {疑}なんぞ…せざる。反問をあらわすことば。どうして…しないのか。何不…(なんぞ…せざる)をちぢめたことば。▽盍コウに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。盍コウは「去+皿(さら)」の会意文字で、皿にふたをかぶせたさま、かぶせること。蓋は「艸+音符盍」で、むしろや草ぶきの屋根をかぶせること。 《単語家族》 甲(かぶせる)闔コウ(ふさぐ)などと同系。掩エン(かぶせておおう)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

負担 フタン🔗🔉

【負担】 フタン 荷物を背に負ったり肩にかついだりする。また、その荷物。仕事や義務をひきうける。また、その仕事や義務。〔国〕能力以上でつらい事がら。

負戴 フタイ🔗🔉

【負戴】 フタイ 荷物を背や頭上にのせて運ぶ。苦しい労働をすること。「頒白者不負戴於道路矣=頒白ノ者、道路ニ負戴セズ」〔→孟子

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