複数辞典一括検索+

保 たもつ🔗🔉

【保】 9画 人部 [五年] 区点=4261 16進=4A5D シフトJIS=95DB 《常用音訓》ホ/たも…つ 《音読み》 ホ/ホウ/ホウ〈bo〉 《訓読み》 たもつ/やすんずる(やすんず) 《名付け》 お・たもつ・まもる・もち・もり・やす・やすし・より 《意味》 {動}たもつ。外をとり巻いて、中の物をたいせつに守る。「保護」「保民而王=民ヲ保チテ王タリ」〔→孟子{動}やすんずる(ヤスンズ)。たもつ。外から守って安全を維持する。「保安」「父子相保=父子相ヒ保ンズ」〔→淮南子ホウス・ホス{動}責任を持って請けあう。「保証」「担保」 {名}付き添っておもりをする役。おもり人。▽昔、「太保」「少保」という官名があった。〈類義語〉→傅フ{名}雇い人。かかえ人。「酒保(俗語で、居酒屋の小僧さん。日本では、軍隊内の売店)」 {名}中国の自治制度で、十戸の単位。▽五戸を甲という。「保甲制度」 《解字》 会意兼形声。保の古文は呆で、子どもをおむつでとり巻いてたいせつに守るさま。保は「人+音符呆ホウ」で、保護する、保護する人の意を示す。▽ホウとは、漢文訓読と地名・年号のほかは、ほとんど読まない。 《単語家族》 褓ホウ(おむつ)褒ホウ(からだを包む大きい衣)と同系。また、包や抱ホウ(外から中のものをつつむ)とも非常に縁が近く、宝(たいせつに包むたから)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

分袂 タモトヲワカツ🔗🔉

【分袂】 ブンベイ・タモトヲワカツ 人とわかれる。

多聞天 タモンテン🔗🔉

【多聞天】 タモンテン〔仏〕四天王の一。福徳をまもり、北方の天をまもる。▽梵語ボンゴの意訳。「毘沙門天ビシャモンテン」とも。

存 たもつ🔗🔉

【存】 6画 子部 [六年] 区点=3424 16進=4238 シフトJIS=91B6 《常用音訓》ソン/ゾン 《音読み》 ソン/ゾン〈cn〉 《訓読み》 ある(あり)/たもつ 《名付け》 あきら・あり・ありや・ある・さだ・すすむ・たもつ・つぎ・なが・のぶ・のり・まさ・やす・やすし 《意味》 ソンス{動}ある(アリ)。…にある。…にいる。〈対語〉→亡。〈類義語〉→在。「存在」「猶有存者=ナホ存スル者有リ」〔→孟子ソンス{動}たもつ。じっととどめておく。たいせつにとっておく。〈対語〉→亡。「竜蛇之蟄以存身也=竜蛇ノ蟄スルハモッテ身ヲ存スルナリ」〔→易経ソンス{動}この世に生きている。〈対語〉→歿ボツ。死。「吾以捕蛇独存=吾蛇ヲ捕ラフルヲモッテ独リ存ス」〔→柳宗元ソンス{動}なだめて落ち着ける。状況をいたわり尋ねる。「存問」「存恤ソンジュツ」 {動}〔俗〕金品を保管してもらうため預ける。「存款(預金)」 〔国〕「存ず」とは、知っている。心得ている。「ご存じない」 《解字》 会意。「在の字の左上部+子」で、残された孤児をいたわり落ち着ける意をあらわす。もと、存問(いたわり問う)の存の意。のち、たいせつにとどめおく意となる。 《単語家族》 尊ソン(すわりのよい酒つぼ)蹲ソン(じっとうずくまる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

投袂 タモトヲトウズ🔗🔉

【投袂】 トウベイ・タモトヲトウズ たもとをふるって、たちあがる。発奮するさま。〔→左伝

持 たもつ🔗🔉

【持】 9画 部 [三年] 区点=2793 16進=3B7D シフトJIS=8E9D 《常用音訓》ジ/も…つ 《音読み》 ジ(ヂ)/チ〈ch〉 《訓読み》 もつ/たもつ/もち/もてる 《名付け》 もち・よし 《意味》 {動}もつ。じっと手にとめる。〈類義語〉→執シュウ/シツ→操。「所持」「右手持匕首=右手ニ匕首ヲ持ツ」〔→史記ジス{動}たもつ。じっと守りささえる。「保持」「主持(責任をもってその仕事をささえる)」「自持=ミヅカラ持ス」「十年持漢節=十年漢ノ節ヲ持ス」〔→李白ジス{動}ささえもちこたえる。「扶持(ささえる)」「持危=危フキヲ持ス」「危而不持=危フクシテ持セズ」〔→論語〕 〔国〕もち。受けもつこと。負担すること。「費用は各人持ち」もち。試合などで、勝負が決まらない状態。あいこ。「持ち合い」「持碁ジゴ・モチゴ」もてる。もてはやされる。人気がある。 《解字》 会意兼形声。寺は「寸(て)+音符止シ」の会意兼形声文字で、手の中にじっと止めること。持は「手+音符寺」で、手にじっと止めてもつこと。→寺 《単語家族》 止待タイ(じっとまつ)峙ジ(じっと立つ)と同系。 《類義》 →取 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

有 たもつ🔗🔉

【有】 6画 月部 [三年] 区点=4513 16進=4D2D シフトJIS=974C 《常用音訓》ウ/ユウ/あ…る 《音読み》 ユウ(イウ)/ウ〈yu・yu〉 《訓読み》 ある(あり)/たもつ/もつ/あり/あるひと 《名付け》 あり・すみ・たもつ・とお・とも・なお・なり・みち・もち・り 《意味》 {動}ある(アリ)。空間の中にある形をしめて存在している。〈対語〉→無→亡(ない)。「未曾有ミゾウ(いまだかつてない)」「未之有也=イマダコレ有ラザルヤ」〔→論語{動}ある(アリ)。あるようになる。あることがおこる。生じる。〈対語〉→無(なくなる)。「大道廃有仁義=大道廃レテ仁義有リ」〔→老子ユウス{動}たもつ。もつ。空間の中にわくを構える。わくを構えてかかえこむ。所有する。持ちつづける。「保有」「有国者不可以不慎=国ヲ有ツ者ハモッテ慎マザルベカラズ」〔→大学{名}あり。形をなしてあること。所有物。「尽其有=ソノ有ヲ尽クス」「亡而為有=亡クシテ有リト為ス」〔→論語{動・代}…(する)あり。あるひと…。〜するものがあったの意から転じて、ある人が…したとの意。〈同義語〉→或。「古人有云=古人云ヘル有リ」「有問之=有ヒトコレヲ問フ」〔→柳宗元{助}人の集団や国名などにつけることば。「有周ユウシュウ(周の国)」「有虞氏ユウグシ(虞の国)」「有衆ユウシュウ(もろ人)」「有司ユウシ(役人)」 {名}一定のわくを構えた土地。▽域に当てた用法。「九有(=九域。全国の領土)」 {助}さらに輪をかけて、その上に加えての意を示すことば。▽又ユウに当てた用法。去声宥韻に読む。「十有五(=十又五。十足す五)」「吾十有五而志于学=吾十有五ニシテ学ニ志ス」〔→論語〕 〔国〕ある(アリ)。…である。 《解字》 会意兼形声。又ユウは、手でわくを構えたさま。有は「肉+音符又」で、わくを構えた手に肉をかかえこむさま。空間中に一定の形を画することから、事物が形をなしてあることや、わくの中にかかえこむことを意味する。 《単語家族》 佑ユウ(かかえこむ)囿ユウ(わくを構えた区画)域(わくを構えた領分)と同系。 《類義》 在は、ある場所に動かず存在すること。 《異字同訓》 ある。 有る「財源が有る。子が有る。有り合わせ。有り金。有様」在る「日本はアジアの東に在る。在り方」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

袂 たもと🔗🔉

【袂】 9画 衣部  区点=7454 16進=6A56 シフトJIS=E5D4 《音読み》 ベイ/ヘイ/マイ〈mi〉 《訓読み》 そで/たもと 《意味》 {名}そで。衣服のそで。 〔国〕たもと。和服のそでで、袋状になった部分。たもと。かたわら。そば。「橋の袂」 《解字》 会意。「衣+夬(きりこみを入れる、一部を切りとる)」。胴の両わきを切りとってつけたたもと。 《熟語》 →下付・中付語

擶 たも🔗🔉

【擶】 18画 部  区点=5817 16進=5A31 シフトJIS=9DAF 《音読み》 セン 《訓読み》 たも 《意味》 矢のまがりをただす。 〔国〕たも。地名に使われる。

漢字源タモで始まるの検索結果 1-9