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【来】 7画 木部 [二年] 区点=4572 16進=4D68 シフトJIS=9788 【來】旧字人名に使える旧字 8画 人部 区点=4852 16進=5054 シフトJIS=98D2 【徠】異体字異体字 11画 彳部 区点=5550 16進=5752 シフトJIS=9C71 《常用音訓》ライ/きた…す/きた…る/く…る 《音読み》 ライ〈li〉 《訓読み》 くる(く)/きたる/きたす/このかた 《名付け》 き・きたる・く・くる・こ・な・ゆき 《意味》 {動}くる(ク)。きたる。こちらに近づく。▽漢文訓読では「きたる」と読む。〈対語〉→去→往。「往来」「有朋自遠方来=朋有リ遠方ヨリ来タル」〔→論語{動}きたす。こさせる。▽去声に読む。「修文徳以来之=文徳ヲ修メテモッテコレヲ来ス」〔→論語{名}これから先のこと。未来。〈対語〉→往。「欲知来者察往=来ヲ知ラント欲セバ往ヲ察セヨ」 {助}このかた。ある時点からのち、今まで。「以来」「年来」「自李唐来=李唐ヨリコノカタ」「由孔子而来至於今、百有余歳=孔子ヨリコノカタ今ニ至ルマデ、百有余歳ナリ」〔→孟子{形}これからやってくる。将来の。「来日(これから先の日)」 {助}きたる。動詞のあとについて、…すると、の意をあらわすことば。「旧曲聞来似斂眉=旧曲聞コエ来タレバ眉ヲ斂ムルニ似タリ」〔→曾鞏{助}文末について、…しよう、の意をあらわすことば。漢文訓読では、特定の読みくせのある場合のほかは読まない。「帰去来兮=帰リナンイザ」〔→陶潜〕 《解字》 象形。來は、穂がたれて実った小麦を描いたもので、むぎ(麦)のこと。麥(=麦)は、それに夊印(足を引きずる姿)を添えた形声文字で、「くる」の意をあらわした。のち「麥」をむぎに、「來」をくるの意に誤用して今日に至った。來ライは転じて他所から到来する意となる。來ライと、麥バクとは、上古の音では同じ子音であった。▽西北中国に定着した周の人たちは、中央アジアから小麦の種が到来してから勃興ボッコウしたので、神のもたらした結構な穀物だと信じてたいせつにした。 《単語家族》 賚ライ(もたらされた腸物タマモノ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

来王 ライオウ🔗🔉

【来王】 ライオウ 蛮族の王が新たに即位したとき、中国にきて、天子にまみえること。蛮族が中国の朝廷になつき従うこと。「四夷来王=四夷来王ス」〔→書経

来朝 ライチョウ🔗🔉

【来日】 ライジツ あした。明日。「勿謂、今日不学而有来日=謂フナカレ、今日学バズトモ来日有リト」〔→朱熹ここに来る日。「来日綺窓前、寒梅著花未=来日綺窓ノ前、寒梅花ヲ著ケシヤイマダシヤ」〔→王維これから来る日。将来。ライニチ〔国〕外国人が日本に来ること。『来朝ライチョウ』

来世 ライセイ🔗🔉

【来世】 ライセイ のちの世。次の時代のこと。『来葉ライヨウ』ライセ〔仏〕死んでのちに生まれ出る世。あの世。〈類義語〉後生ゴセ。

来付 ライフ🔗🔉

【来付】 ライフ =来附。徳などを慕ってやって来てなつき従う。

来由 ライユウ🔗🔉

【来由】 ライユウ・ライユ おこり。いわれ。由来。よって来たわけ。

来旨 ライシ🔗🔉

【来旨】 ライシ 手紙でいってよこした趣旨。『来示ライジ』

来迎 ライゲイ🔗🔉

【来迎】 ライゲイ 来てむかえる。ライゴウ・ライコウ 〔仏〕仏の霊があらわれて人を極楽浄土ゴクラクジョウドへ迎えてくれること。とくに人が死ぬときにあらわれるのをいう。高い山の上で日の出を迎えること。

来学 ライガク🔗🔉

【来学】 ライガク 先生のところに来て学ぶ。後世の学者。

来享 ライキョウ🔗🔉

【来享】 ライキョウ 諸侯が朝廷に来て、自分の領地の産物を献上する。「莫敢不来享=敢ヘテ来享セザルコト莫シ」〔→詩経〕『来聘ライヘイ』

来事 ライジ🔗🔉

【来事】 ライジ これから先の出来事。将来のこと。〈対語〉往事。

来者 ライシャ🔗🔉

【来者】 ライシャ 今後の物事。〈対語〉往者。自分になついてくる者。自分よりあとに生まれる者。後生。「焉知来者之不如今也=イヅクンゾ来者ノ今ニ如カザルヲ知ランヤ」〔→論語

来者不拒去者不追 キタルモノハコバマズサルモノハオワズ🔗🔉

【来者不拒去者不追】 キタルモノハコバマズサルモノハオワズ〈故事〉人が自分を慕ってくることも、自分にそむいて去ることも相手の自由にまかせる。〔→孟子

来者可追 キタルモノハオウベシ🔗🔉

【来者可追】 ライシャハオウベシ・キタルモノハオウベシ〈故事〉今までの事はしかたがないが、これから先の事は改めることができる。「往者不可諫、来者猶可追=往者ハ諫ムベカラズ、来者ハナホ追フベシ」〔→論語

来服 ライフク🔗🔉

【来服】 ライフク 勢力の弱い国などがやって来て服従する。「東西南北莫敢不来服=東西南北敢ヘテ来服セザルハナシ」〔→国策

来命 ライメイ🔗🔉

【来命】 ライメイ 来て命ずる。他人がいってきたことに対する敬語。仰せ。

来簡 ライカン🔗🔉

【来信】 ライシン 人から来た手紙。『来書ライショ・来状ライジョウ・来簡ライカン・来翰ライカン』「岐陽西望無来信=岐陽西望スレバ来信無シ」〔→元好問〕「兵甲少来書=兵甲来書少ナリ」〔→杜甫

来奔 ライホン🔗🔉

【来奔】 ライホン 逃げて来る。▽「奔」は、急いで故国を逃げ出す。

来格 ライカク🔗🔉

【来格】 ライカク やって来る。▽「格」は、そこまで届いてとまる。〔→礼記祭りのとき、神霊が祭場にやって来る。〔→書経

来帰 ライキ🔗🔉

【来帰】 ライキ 帰ってくる。落ち着く所を求めてやって来る。女が離縁されて実家に帰る。〔→左伝

来貢 ライコウ🔗🔉

【来貢】 ライコウ 外国から使者が来て朝廷にみつぎものを献上する。入貢。「使各以其方賄来貢=オノオノヲシテソノ方賄ヲモッテ来貢セシム」〔→史記

来航 ライコウ🔗🔉

【来航】 ライコウ 外国から船や、飛行機で来る。

来茲 ライジ🔗🔉

【来茲】 ライジ 来年。▽「茲」は、年。

来訊 ライジン🔗🔉

【来訊】 ライジン 人が訪ねて来る。『来訪ライホウ』

来寇 ライコウ🔗🔉

【来寇】 ライコウ 外敵が攻めて来る。〈類義語〉入寇ニュウコウ。

来莅 ライリ🔗🔉

【来莅】 ライリ 神が、天から下りてくる。▽「莅」は、臨む。

来賀 ライガ🔗🔉

【来賀】 ライガ 来て祝う。また、祝いに来る。

来朝 ライチョウ🔗🔉

【来朝】 ライチョウ 諸侯や属国の王・使者などが天子にあうために朝廷にやって来る。〔国〕「来日」と同じ。

来復 ライフク🔗🔉

【来復】 ライフク 帰って来る。もどって来る。易で、陰が去り、わずかに陽がもどってきたことを「復」といい、一週間ひとめぐりを「一来復」という。

来遊 ライユウ🔗🔉

【来遊】 ライユウ =来游。来て遊ぶ。ほかの地方から来る。

来意 ライイ🔗🔉

【来意】 ライイ やって来た理由・趣旨。

来裔 ライエイ🔗🔉

【来裔】 ライエイ あとからうまれてくる子孫。

来聘 ライヘイ🔗🔉

【来聘】 ライヘイ 「来享」と同じ。礼を尽くして人を招く。〈類義語〉招聘ショウヘイ。

来歴 ライレキ🔗🔉

【来歴】 ライレキ 物事の起源と、その移り変わりの経過。由来。「故事来歴」家がらや過去の身分・職業などについての人の経歴。

来駕 ライガ🔗🔉

【来駕】 ライガ 人が訪ねて来ることの敬語。▽「駕」は、車馬。『来車ライシャ』

来儀 ライギ🔗🔉

【来儀】 ライギ 鳳凰ホウオウがかっこうよい姿で舞い飛んでくること。転じて、人が来ることの敬語。

来賓 ライヒン🔗🔉

【来賓】 ライヒン 客として来る。また、その人。〔国〕儀式や宴会などに特別に招待された人。

来聴 ライチョウ🔗🔉

【来聴】 ライチョウ 来て話などを聞くこと。

来臨 ライリン🔗🔉

【来臨】 ライリン 人が来て出席することの敬語。

来蘇 ライソ🔗🔉

【来蘇】 ライソ 仁徳をそなえたりっぱな人物がやってきて、善政を行ってくれて、人民がよみがえること。〔→書経

来襲 ライシュウ🔗🔉

【来襲】 ライシュウ 敵が攻め寄せてくること。〈類義語〉襲来。

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