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【海】 人名に使える旧字 9画 水部 [二年] 区点=1904 16進=3324 シフトJIS=8A43 《常用音訓》カイ/うみ 《音読み》 カイ〈hi〉 《訓読み》 うみ 《名付け》 あま・うな・うみ・み 《意味》 {名}うみ。うす黒く水をたたえたうみ。わた。わたつみ。「乗桴浮于海=桴ニ乗リテ海ニ浮カバン」〔→論語{名}大きな湖。「北海(バイカル湖)」 {名}同種のものが非常に多く集まっているところ。「樹海」 {形}広く大きい。「海碗カイワン」「海口」 〔国〕うみ。すずりの水をためるくぼんだところ。 《解字》 会意兼形声。「水+音符毎」で、暗い色のうみのこと。北方の中国人の知っていたのは、玄海・渤ボツ海などの暗い色の海だった。▽音符の毎は子音が変化し、海・晦・悔などにおいてはカイ(クイ)の音をあらわす。 《単語家族》 黒晦(くらい)悔(くらい気持ちになる)などと同系。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は10画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

海士 アマ🔗🔉

【海人】 カイジン 海で漁業を営む人。漁師。『海士カイシ』アマ〔国〕海中にもぐり、魚貝類や海藻などをとることを職業とする人。

海口 カイコウ🔗🔉

【海口】 カイコウ 港。川が海に流れこむところ。〔俗〕よくしゃべること。〔俗〕よく食べること。

海女 アマ🔗🔉

【海女】 カイジョ 海神の娘。アマ〔国〕海中にもぐり、魚貝類や海藻などをとることを職業とする女。

海上 カイジョウ🔗🔉

【海上】 カイジョウ 海や大きい湖のほとり。「単于使陵至海上=単于陵ヲシテ海上ニ至ラシム」〔→漢書へんぴな地。海の上。海の上空。

海月 カイゲツ🔗🔉

【海月】 カイゲツ 海上に出ている月。海面に映っている月。クラゲ〔国〕腔腸動物の一種。〈類義語〉水月・水母。

海日 カイジツ🔗🔉

【海日】 カイジツ 海上に出ている太陽。「半壁見海日、空中聞天鶏=半壁海日ヲ見、空中ニ天鶏ヲ聞ク」〔→李白

海内 カイダイ🔗🔉

【海内】 カイダイ・カイナイ 天下。世界。▽四海のうちの意。〔→孟子〕「豈有文章驚海内=豈ニ文章ノ海内ヲ驚カス有ランヤ」〔→杜甫

海市 カイシ🔗🔉

【海市】 カイシ しんきろう。「予聞登州海市旧矣=予登州ノ海市ヲ聞クコト旧シ」〔→蘇軾〕『海楼カイロウ』

海際 カイサイ🔗🔉

【海辺】 カイヘン 海や大きい湖のほとり。うみべ。『海畔カイハン・海浜カイヒン・海際カイサイ・海瀕カイヒン・海沂カイギン・海頭カイトウ』

海気 カイキ🔗🔉

【海気】 カイキ 海べの大気。「望月登楼海気昏=月ヲ望ミ楼ニ登レバ海気昏シ」〔→高啓

海阿 カイア🔗🔉

【海曲】 カイキョク 海が陸地にいりこんだところ。『海隅カイグウ・海阿カイア』島。

海行 カイコウ🔗🔉

【海行】 カイコウ 海上を舟でいくこと。

海老 エビ🔗🔉

【海老】 カイロウ 海水が減ること。エビ〔国〕甲殻類の動物の一種。海や川にすむ。食用にする。

海角 カイカク🔗🔉

【海角】 カイカク 海の果て。「無論海角与天涯、大抵心安即是家=海角ト天涯トヲ論ズル無ク、大抵心安ケレバ即チコレ家ナリ」〔→白居易半島の突端部。

海角天涯 カイカクテンガイ🔗🔉

【海角天涯】 カイカクテンガイ 海の角スミ、天の涯ハテ。世界の果て。はるか遠くの地のこと。〔→白居易

海甸 カイデン🔗🔉

【海甸】 カイデン 海べの低地。

海防 カイボウ🔗🔉

【海防】 カイボウ 海から攻撃してくる敵を防ぐための、海岸の防備。ハイフォン 地名。ベトナム北部の港町。

海浬 カイリ🔗🔉

【海里】 カイリ =海浬。海上の距離の単位。一海里は一八五二メートル。

海岳 カイガク🔗🔉

【海岳】 カイガク 海や山。大恩のたとえ。

海国 カイコク🔗🔉

【海国】 カイコク 海に接した国や地方。「海国困蒸溽=海国蒸溽ニ困シム」〔→蘇軾周囲を海に囲まれた国。

海松 カイショウ🔗🔉

【海松】 カイショウ 海べに生えている松。松の一種。ちょうせんごよう。海草の名。浅海の岩に生える緑藻類の海草。食用にする。みる。

海岱 カイタイ🔗🔉

【海岱】 カイタイ 帝舜シュンのときの十二州の一つ。

海不揚波 ウミナミヲアゲズ🔗🔉

【海不揚波】 ウミナミヲアゲズ〈故事〉聖天子がいて、天下がよくおさまっていること。〔→韓詩外伝

海表 カイヒョウ🔗🔉

【海表】 カイヒョウ 国の外の遠く離れた地方。海外。▽「表」は、そとがわ。「方行天下、至于海表、罔有不服=天下ニ方行シテ、海表ニ至レバ、服セザルコトアルナシ」〔→書経

海客 カイカク🔗🔉

【海客】 カイカク 海をわたって旅行する人。俗世間をのがれて海べに住んでいる人。海の舟乗り。「海客談瀛洲=海客瀛洲ヲ談ズ」〔→李白特にもてなす必要のない普通の客。

海峡 カイキョウ🔗🔉

【海峡】 カイキョウ 海で、陸と陸とにはさまれて狭くなっているところ。『海頸カイケイ・海門カイモン』

海苔 カイタイ🔗🔉

【海苔】 カイタイ 海中の岩に生えるこけに似た藻モの総称。のり。ノリ〔国〕食品名。海藻ののり(主に、あさくさのり)を薄く紙状にしたもの。

海胆 ウニ🔗🔉

【海胆】 ウニ〔国〕棘皮キョクヒ動物。丸い殻にとげがあり、海底の石の間にすむ。

海洋 カイヨウ🔗🔉

【海洋】 カイヨウ 広くて大きな海。〈類義語〉大洋。

海馬 カイバ🔗🔉

【海馬】 カイバ 海産の小魚の名。たつのおとしご。「海象」と同じ。

海豹 カイヒョウ🔗🔉

【海豹】 カイヒョウ 海獣の名。あざらし。

海容 カイヨウ🔗🔉

【海容】 カイヨウ 海が、大河も小流も区別なくその水を受け入れるように、度量が大きく、人の言行をゆるすことができること。広量。

海淵 カイエン🔗🔉

【海淵】 カイエン 大洋の底の比較的せまい範囲が特に深くなっている部分。ふつう海溝カイコウの中にある。

海陬 カイスウ🔗🔉

【海陬】 カイソウ・カイスウ 海のほとりのへんぴな土地。「再宿達海陬=再宿シテ海陬ニ達ス」〔→高啓

海豚 カイトン🔗🔉

【海豚】 カイトン 海獣の名。いるか。

海運 カイウン🔗🔉

【海運】 カイウン 海水が動く。「是鳥也海運則将徒於南冥=コノ鳥ハ海ノ運ケバスナハチマサニ南冥ニ徒ラントス」〔→荘子船による海上の運送。潮の干満の現象。

海象 カイゾウ🔗🔉

【海象】 カイゾウ 北海にすむ海獣の名。せいうち。『海馬カイバ』

海棠 カイドウ🔗🔉

【海棠】 カイドウ ばら科の落葉低木。春の末に、薄くれない色の美しい五弁の花をつける。しとやかな美人のたとえ。

海道 カイドウ🔗🔉

【海道】 カイドウ 船の通る道すじ。航路。海岸に沿った道。〔国〕「東海道」の略。

海童 カイドウ🔗🔉

【海童】 カイドウ 海中にすむという怪物。ワタツミノカミ〔国〕海の神。

海堡 カイホウ🔗🔉

【海堡】 カイホウ 海上、または海べに築いた砲台。

海商 カイショウ🔗🔉

【海賈】 カイコ 船に乗って海外で商売をする商人。ふなあきうど。『海估カイコ・海商カイショウ』

海溝 カイコウ🔗🔉

【海溝】 カイコウ 潮流のはげしい海域。海底でみぞ状に深くなっている部分。

海鼠 カイソ🔗🔉

【海鼠】 カイソ 海にすむ動物の名。円筒状で柔らかいからだをしている。なまこ。

海賊 カイゾク🔗🔉

【海賊】 カイゾク 船を使って海上の船や沿岸地方を襲う盗賊。

海路 カイロ🔗🔉

【海路】 カイロ 船の通る、海上の道すじ。航路。うみじ。船で行くこと。

海楼 カイロウ🔗🔉

【海楼】 カイロウ 海に臨んだ高殿。「海市カイシ」と同じ。

海関 カイカン🔗🔉

【海関】 カイカン 海べにある関所。海港に設けた税関。

海槎 カイサ🔗🔉

【海槎】 カイサ 海に浮かべたいかだ。

海誓山盟 カイセイサンメイ🔗🔉

【海誓山盟】 カイセイサンメイ 海や山が永遠であるように、永久に変わることのない、夫婦の堅い誓い。〔→元曲

海榴 カイリュウ🔗🔉

【海榴】 カイリュウ 木の名。ざくろ。▽海外から移入されたことから「海」という。

海嘯 カイショウ🔗🔉

【海嘯】 カイショウ 津波。

海潮 カイチョウ🔗🔉

【海潮】 カイチョウ 海水の流れ。うしお。

海潮音 カイチョウオン🔗🔉

【海潮音】 カイチョウオン〔仏〕観世音菩薩ボサツの説法の声。多くの僧たちの読経ドキョウの声。▽説法の声が海の潮のように大きく、大慈悲の教えが、海の潮のように万物に及ぶことから。〔→法華経

海燕 カイエン🔗🔉

【海燕】 カイエン うみつばめ。つばめのこと。「穿簾海燕双飛去=簾ヲ穿チテ海燕双ビ飛ビ去ル」〔→馮延巳ひとでの別名。

海錯 カイサク🔗🔉

【海錯】 カイサク 種類が多く豊かな海産物。

海壑 カイガク🔗🔉

【海壑】 カイガク 海のこと。▽「壑」は、谷。恩恵が大きいことのたとえ。

海難 カイナン🔗🔉

【海難】 カイナン 航海ちゅうの船におこる災難。

海霧 カイム🔗🔉

【海霧】 カイム 海上にたちこめる霧。「営空海霧消=営ハ空シクシテ海霧消ユ」〔→李白

海鴎 カイオウ🔗🔉

【海鴎】 カイオウ 海にいるかもめ。「海鴎何事更相疑=海鴎何事ゾ更ニ相ヒ疑フ」〔→王維

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