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あま【海人・《海士》】🔗🔉

あま【海人・《海士》】 〔古〕漁師。漁夫。 」とも。

あま【《海女》・《海士》】🔗🔉

あま【《海女》・《海士》】 海に潜って貝・海藻などをとることを職業とする人。 女性の場合は「海女」、男性の場合は「海士」と書く。

いり‐こ【海参熬海🔗🔉

いり‐こ【海参熬海 内臓を除いたナマコをゆでて干したもの。中華料理の材料。ほしこ。干しなまこ。

いるか【海豚🔗🔉

いるか【海豚 小形の歯クジラ類の総称。マイルカ・スジイルカ・バンドウイルカ・カマイルカなど、種類が多い。群れをなして泳ぎ、方向探知のための超音波を出す。知能が高く、よく芸を覚える。

うな‐ばら【《海原》】🔗🔉

うな‐ばら【《海原》】 ひろびろと広がる海。 「━はるかに船影が見える」 「青━・大おお━」

うに【海胆雲丹🔗🔉

うに【海胆雲丹 海胆・海栗ウニ綱に属する棘皮きょくひ動物の総称。海底の岩間にすみ、球状・円盤状の殻をもつ。殻の表面には栗のいがに似た多くのとげがある。アカウニ・ムラサキウニ・バフンウニなどは、卵巣を食用にする。 雲丹食用にするウニの卵巣。生食するほか、塩ウニ・練りウニなどに加工する。

うみ【海】🔗🔉

うみ【海】 地球の表面で、広く塩水をたたえている部分。 「━の魚」 ⇔りくおか ◇古くは淡水の湖をもさした。「鳰におの━(=琵琶湖びわこ)」 ことわざなどでは「山」と対比することが多い。「海千山千うみせんやませんすずりの、水をためておくくぼみ。 ⇔おか 海のように一面に広がっているもの。また、多く集まっているもの。 「火の━」 「知識の━」

海の物とも山の物ともつかない🔗🔉

海の物とも山の物ともつかない 物事の性質や傾向がはっきりせず、将来どうなっていくか見当がつかない。 「まだ━新商品[新人歌手]」

うみ‐うし【海牛】🔗🔉

うみ‐うし【海牛】 浅海の岩礁などにすむ、腹足綱後鰓こうさい亜綱に属する軟体動物の総称。巻き貝の仲間だが、殻は退化。体はナメクジ形で、頭部に一対の触角をもつ。 ◇触角を牛の角に見立てていう。

うみ‐がめ【海亀】🔗🔉

うみ‐がめ【海亀】 海にすむ大形のカメの総称。産卵のときだけ上陸し、砂地に穴を掘って球形の卵を多く産む。タイマイ・アカウミガメ・アオウミガメなど。

うみせん‐やません【海千山千】🔗🔉

うみせん‐やません【海千山千】 さまざまな経験をへて世の中の表裏を知り、しぶとくずるがしこくなっていること。また、その人。 「━の相場師」 ◇海に千年、山に千年すんだ蛇は竜になるという言い伝えから。

うみ‐づり【海釣り】🔗🔉

うみ‐づり【海釣り】 海で魚を釣ること。

うみ‐どり【海鳥】🔗🔉

うみ‐どり【海鳥】 海岸や海上の島にすみ、魚類などを捕食する鳥。カモメ・ウミネコ・カツオドリ・アホウドリなど。かいちょう。 関連語 大分類‖動物‖どうぶつ 中分類‖‖とり

うみ‐なり【海鳴り】🔗🔉

うみ‐なり【海鳴り】 海のほうから聞こえてくる遠雷のような低い響き。台風などによるうねりが海岸でくずれて発生する。海鳴かいめい。 関連語 大分類‖音‖おと 中分類‖‖おと

うみ‐ねこ【海猫】🔗🔉

うみ‐ねこ【海猫】 日本近海の島にすむカモメ科の海鳥。体は白く、背と翼は濃い灰青色。鳴き声は猫に似る。 ◇青森県蕪島かぶしま・島根県経島ふみしまなどの繁殖地の海猫は天然記念物。

うみ‐の‐いえ【海の家】━イヘ🔗🔉

うみ‐の‐いえ【海の家】━イヘ 夏の間、海辺に設けて海水浴客に食事・更衣室などを提供する店。

うみ‐の‐さち【海の幸】🔗🔉

うみ‐の‐さち【海の幸】 海でとれる魚介類。海幸うみさち。 ⇔山の幸

うみ‐の‐ひ【海の日】🔗🔉

うみ‐の‐ひ【海の日】 国民の祝日の一つ。海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日。七月の第三月曜日。 ◇もと七月二〇日であったのを平成一五(二〇〇三)年より変更。

うみ‐びらき【海開き】🔗🔉

うみ‐びらき【海開き】 その年はじめて海水浴場を開くこと。また、その行事・儀式。

うみ‐へび【海蛇】🔗🔉

うみ‐へび【海蛇】 海生のヘビの総称。太平洋の暖海域に分布し、そのほとんどが有毒。エラブウミヘビ・マダラウミヘビなど。 ウナギ目ウミヘビ科の海魚の総称。南日本の近海に分布し、鋭い歯をもつ。ダイナンウミヘビ・スソウミヘビなど。

うみ‐ほおずき【海漿━ホホヅキ🔗🔉

うみ‐ほおずき【海漿━ホホヅキ アカニシ・テングニシなどの巻き貝が卵を入れて保護する卵らんのうの通称。赤や黄に染めて、ほおずきのように鳴らす。

おご‐のり【海髪海🔗🔉

おご‐のり【海髪海 浅海の岩などに着生する紅藻類オゴノリ科の海草。熱湯に通すと暗紫色が鮮やかな緑色に変わる。寒天の原料や刺身のつまにする。おご。うご。うごのり。

かい【海】🔗🔉

かい【海】 (造) うみ。 「━岸・━上・━水」 「近━・航━・大━・領━」 「日本━・東シナ━・瀬戸内━」 一面に広がっているもの。また、あるものが多く集まっている所。 「雲━・樹━」 「人━戦術」 広くて大きい。 「━容」

かい‐いき【海域】━ヰキ🔗🔉

かい‐いき【海域】━ヰキ 一定の範囲に区切られた海。

かい‐いん【海員】━ヰン🔗🔉

かい‐いん【海員】━ヰン 船長を除いた船舶の乗組員。 「━組合」

かい‐うん【海運】🔗🔉

かい‐うん【海運】 旅客や貨物を船で海上輸送すること。 「━業・━局」 ⇔陸運 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖運ぶ‖はこぶ

かいおう‐せい【海王星】カイワウ━🔗🔉

かいおう‐せい【海王星】カイワウ━ 太陽系の内側から八番目の惑星。太陽からの平均距離約四五億キロメートル。約一六五年で太陽を一周する。ネプチューン。ポセイドン。

かい‐がい【海外】━グヮイ🔗🔉

かい‐がい【海外】━グヮイ 海の向こうの国々。外国。 「━旅行」

かい‐がん【海岸】🔗🔉

かい‐がん【海岸】 陸が海に接している所。また、その一帯。海辺うみべ

かいがん‐せん【海岸線】🔗🔉

かいがん‐せん【海岸線】 平均潮位によって決めた陸と海との境界の線。 海岸に沿って敷設された鉄道線路。

かい‐きょう【海峡】━ケフ🔗🔉

かい‐きょう【海峡】━ケフ 陸地と陸地にはさまれ、二つの海域をつなぐ狭い海。水道。 「ベーリング━」

かい‐ぐん【海軍】🔗🔉

かい‐ぐん【海軍】 海上の国防を主な任務とする軍隊。 ⇔陸軍空軍

かい‐こう【海港】━カウ🔗🔉

かい‐こう【海港】━カウ 海岸にある港。沿岸港。 ⇔河港 外国貿易に使われる港。

かい‐こう【海溝】🔗🔉

かい‐こう【海溝】 大洋の底が深く溝状にくぼんでいる所。 「日本━」 ◇多くは水深六〇〇〇メートル以上の所にあり、長さは数百キロメートルから数千キロメートルに及ぶ。海溝の中の特に深い部分を「海淵かいえん」という。

かい‐こく【海国】🔗🔉

かい‐こく【海国】 四方を海に囲まれた国。 「━日本」

かい‐さん【海産】🔗🔉

かい‐さん【海産】 海からとれること。また、海からとれたもの。 「━物」 ⇔陸産

かい‐し【海市】🔗🔉

かい‐し【海市】 〔古風な言い方で〕蜃気楼しんきろう

かい‐じ【海事】🔗🔉

かい‐じ【海事】 海上に関係する事柄。 「━公法」

かい‐じゅう【海獣】━ジウ🔗🔉

かい‐じゅう【海獣】━ジウ 海にすむ哺乳ほにゅう類の総称。クジラ・イルカ・オットセイ・アザラシなど。 関連語 大分類‖動物‖どうぶつ 中分類‖‖けもの

かい‐じょう【海上】━ジャウ🔗🔉

かい‐じょう【海上】━ジャウ 海の上。海面。 「━交通」 ⇔陸上

かいじょうほあん‐ちょう【海上保安庁】カイジャウ━チャウ🔗🔉

かいじょうほあん‐ちょう【海上保安庁】カイジャウ━チャウ 国土交通省の外局の一つ。海上での人命・財産の保護、法律違反の予防・捜査・鎮圧、航路安全の確保などを任務とする。昭和二三(一九四八)年設置。

かい‐しょく【海食(海)】🔗🔉

かい‐しょく【海食(海)】 名・自サ変波や潮流が陸地を少しずつ削り取っていくこと。 「━作用・━台地・━洞」 「海食」は代用表記。

かい‐じん【海神】🔗🔉

かい‐じん【海神】 海の神。わたつみ。かいしん。

かい‐ず【海図】━ヅ🔗🔉

かい‐ず【海図】━ヅ 海洋の深浅・潮流の方向・海底の状況・航海標識などを詳細に示した、航海用の地図。

かい‐すい【海水】🔗🔉

かい‐すい【海水】 海の水。 ◇約三・五パーセントの塩分を含む。 関連語 大分類‖水‖みず 中分類‖‖みず

かいすい‐ぎ【海水着】🔗🔉

かいすい‐ぎ【海水着】 海水浴や水泳をするときにつける肌着。水着。

かいすい‐よく【海水浴】🔗🔉

かいすい‐よく【海水浴】 海浜に行って、日光浴をしたり、海に入って泳いだりすること。 「━場」 関連語 大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい 中分類‖浴びる‖あびる

かい‐せん【海戦】🔗🔉

かい‐せん【海戦】 海上で行う戦闘。→陸戦空中戦

かい‐せん【海鮮】🔗🔉

かい‐せん【海鮮】 新鮮な魚介類。 「━料理」

かい‐そう【海草】━サウ🔗🔉

かい‐そう【海草】━サウ 海中に生える種子植物の総称。アマモ・スガモ・イトモなど。 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖‖くさ

かい‐そう【海藻】━サウ🔗🔉

かい‐そう【海藻】━サウ 海中に生える藻類の総称。アオノリ・アオサなどの緑藻類、コンブ・ワカメ・ヒジキなどの褐藻類、アサクサノリ・テングサなどの紅藻類に大別される。食用になるものが多い。 「━サラダ」 別語の「海草」の表記で代用することは避けたい。 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖‖くさ

かい‐ぞく【海賊】🔗🔉

かい‐ぞく【海賊】 海上を横行し、船舶や沿岸の地を襲って財貨をうばいとる盗賊。 「━船」 関連語 大分類‖犯罪‖はんざい 中分類‖泥棒‖どろぼう

かいぞく‐ばん【海賊版】🔗🔉

かいぞく‐ばん【海賊版】 著作権者の許可を得ないで複製・販売される書籍・テープ・CD・DVDなど。 ◇pirated editionの訳語。 CDなどは「海賊盤」とも。

かい‐そん【海損】🔗🔉

かい‐そん【海損】 海上の事故によって生じる船舶や積み荷の損害。

かい‐だい【海内】🔗🔉

かい‐だい【海内】 〔文〕 四海のうち。国内。 天下。 「━無双の豪傑」

かい‐ちゅう【海中】🔗🔉

かい‐ちゅう【海中】 海上。また、海面下。 「━の孤島」 「━公園」

かい‐ちょう【海鳥】━テウ🔗🔉

かい‐ちょう【海鳥】━テウ 海辺や海上の島にすむ鳥。カモメ・アホウドリ・ペンギンなど。うみどり。

かい‐てい【海底】🔗🔉

かい‐てい【海底】 海の底。 「━火山・━トンネル」

かい‐どう【海道】━ダウ🔗🔉

かい‐どう【海道】━ダウ 海に沿った街道。 「東海道」の略。→東海道 「━下り(=東あずま下り)」

かい‐なん【海難】🔗🔉

かい‐なん【海難】 航海中に起こる事故。座礁・火災・衝突・転覆・沈没など。 「━救助[審判]」

かいなんしんぱん‐しょ【海難審判所】🔗🔉

かいなんしんぱん‐しょ【海難審判所】 国土交通省の特別の機関の一つ。海難審判法に基づいて海難の審判を担当する。

かいなんしんぱん‐ちょう【海難審判庁】━チャウ🔗🔉

かいなんしんぱん‐ちょう【海難審判庁】━チャウ もと、国土交通省の外局の一つ。海難審判法に基づき海難の原因究明を行った。

かい‐ば【海馬】🔗🔉

かい‐ば【海馬】 セイウチの別称。 タツノオトシゴの別称。 大脳辺縁系の一部で、側頭葉の裏側にある部位。古皮質に属し、記憶に重要な関わりをもつ。 断面の形がタツノオトシゴに似ていることから。

かい‐ばつ【海抜】🔗🔉

かい‐ばつ【海抜】 平均海水面から測った陸地の高さ。標高。 「━一二〇〇メートルの高原」 ◇日本では東京湾の平均潮位を基準とする。

かい‐り【海狸】🔗🔉

かい‐り【海狸】 ビーバーの別称。

くらげ【水母海月🔗🔉

くらげ【水母海月 腔腸こうちょう動物のうち浮遊生活を送る一群の総称。寒天質の体は傘状または鐘状で、ふちに触手がある。ほとんどが海生で、猛毒の刺細胞を持つものや、食用になるものもある。 ◇骨がないところから、はっきりとした定見のない人のたとえにも使う。

こ‐の‐わた【鼠腸🔗🔉

こ‐の‐わた【鼠腸 ナマコの腸管を塩漬けにして作った塩辛しおから。 ◇越前(=福井)のウニ、肥前(長崎)のカラスミとともに、尾張(=愛知県知多半島)のコノワタを天下三珍味と称した。

セイウチ[sivuch ロシア]🔗🔉

セイウチ[sivuch ロシア] 北極海に分布するセイウチ科の海獣。ひれ状の四肢と二本の長大なきばをもち、体長四メートルにも達する。 海馬」「海象」とも当てる。

とど【海馬🔗🔉

とど【海馬 アシカ科の哺乳ほにゅう動物。体は黄褐色または暗褐色。アシカ類では最も大きく、雄は体長四メートルに達する。北太平洋で繁殖し、冬には北海道沿岸まで回遊する。

なま‐こ【🔗🔉

なま‐こ【 海底にすむ、ナマコ綱に属する棘皮きょくひ動物の総称。体は円筒形で、背面には多くの突起がある。マナマコ・キンコなどは酢の物にして生食するほか、干して中華食材の海参いりこに加工する。 ◇腸を塩辛にしたのが、海鼠腸このわた 製錬した鉄・銅・鉛などを型に流し込んで固めたもの。 ◇形がに似ることから。

なまこ‐いた【板】🔗🔉

なまこ‐いた【板】 断面が波形をしたトタン・スレート・プラスチックなどの板。屋根や壁に用いる。波板。

なまこ‐もち【🔗🔉

なまこ‐もち【 ナマコのような半円筒形に作った。小口切りにしてかきなどにする。

のり【🔗🔉

のり【 食用とする紅藻類・藍藻類の総称。海藻のアサクサノリ・スサビノリ・アオノリ、淡水藻のスイゼンジノリなど。 アサクサノリを薄く紙のように漉いて干した食品。 「一枚いちまい…」「一帖いちじょう(=一〇枚)」と数える。

のり‐まき【巻き】🔗🔉

のり‐まき【巻き】 干瓢かんぴょうなどの具を芯しんにして、すし飯を焼きのりで巻いたすし。巻きずし。

ひと‐で【海星海盤車・人手】🔗🔉

ひと‐で【海星海盤車・人手】 浅海から深海の岩礁や泥底に生息する、ヒトデ綱に属す棘皮きょくひ動物の総称。体は平で、五本またはそれ以上の腕をもつ。マヒトデ・アカヒトデ・オニヒトデなど。

ほや【🔗🔉

ほや【 ホヤ目の原索動物の総称。すべて海産で、単体のものと群体をつくるものとがある。単体のものは球形または卵形で、岩などに固着。体表は外皮でおおわれ、上端に入水孔と出水孔をもつ。マボヤ・アカボヤは食用。

まくり【海人草海仁草🔗🔉

まくり【海人草海仁草 暖海の岩礁に生育する紅藻類のフジマツモ科に属する海藻。回虫駆除のじ薬に用いられる。カイニンソウ。

みる【海松水松🔗🔉

みる【海松水松 浅海の岩上に生える緑藻類のミル科の海藻。ひも状の藻体は二またに分岐をくり返し、扇状に広がる。食用。みるめ。みるぶさ。みるな。

みる‐がい【海松貝・水松貝】━ガヒ🔗🔉

みる‐がい【海松貝・水松貝】━ガヒ ミルクイガイの市場名。内湾の浅い泥底にすむバカガイ科の二枚貝。殻表は黒褐色の殻皮でおおわれる。後端の開口部から伸びる太い水管は食用。ミルクイ。 水管に海藻のミルが着生することから。

わた‐つ‐み【海神・綿津見】🔗🔉

わた‐つ‐み【海神・綿津見】 海を支配する神。海神。 海。大海。 ◆「つ」は「の」の意の格助詞。「わた」は海、「み」は霊・神の意。「わだつみ」とも。

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