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頼🔗⭐🔉
【頼】
人名に使える旧字
16画 頁部 [常用漢字]
区点=4574 16進=4D6A シフトJIS=978A
《常用音訓》ライ/たの…む/たの…もしい/たよ…る
《音読み》 ライ
〈l
i〉
《訓読み》 たのむ/たよる/さいわいに(さいはひに)/たのもしい(たのもし)
《名付け》 たのむ・のり・よ・よし・より
《意味》
{動}たのむ。たよる。自分でずばりと処置せず、他人におしやる。人にたよって、仕事や責任をなすりつける。〈類義語〉→恃ジ。「依頼」
{副}さいわいに(サイハヒニ)。…のおかげで。「頼得花開伴寂寥=頼ヒニ花ノ開クヲ得テ寂寥ニ伴フ」〔→高啓〕
{形・名}人まかせの。なげやりな。自分で責任をはたさぬなまけ者。〈類義語〉→懶ラン・→嬾ラン。「富歳子弟多頼=富歳ニハ子弟頼多シ」〔→孟子〕
{名}ぼろもうけ。自分の責任なしに得たうまい汁。「相語以利、相示以頼=アヒ語ルニ利ヲモッテシ、アヒ示スニ頼ヲモッテス」〔→国語〕
「無頼ブライ」「亡頼」とは、ならず者。▽もと、たよりにならぬ者の意。
{名}ハンセン氏病。▽癩ライ・癘ライに当てた用法。
〔国〕
たのむ。おねがいする。「よろしく頼む」
たのもしい(タノモシ)。たよりになる。しっかりした。「頼もしい男」
《解字》
形声。「人+貝(財貨)+音符剌の略体」で、財貨の貸借にさいして、ずるずると責任を他人になすりつけることをあらわす。剌ラツは音をあらわすだけで、その意味(はげしい痛み)とは関係がない。
《単語家族》
連レン(ずるずるとつらなる)
爛ラン(つらなってけじめがない)
嬾ラン(けじめのないなまけ者)などと同系。また列レツ(つらなる)とも縁が近い。
《参考》
人名に旧字使用可。旧字の総画数は16画。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要人名















頼子 ライシ🔗⭐🔉
【頼子】
ライシ ならず者。「無頼子」とも。
頼母子講 タノモシコウ🔗⭐🔉
【頼母子講】
タノモシコウ〔国〕一定の掛け金を出しあって、一定の期日にくじや入札などで順次に金を融通する組合。「無尽」とも。
頼庇 ライヒ🔗⭐🔉
【頼庇】
ライヒ 他人に頼ってかばってもらう。
頼信紙 ライシンシ🔗⭐🔉
【頼信紙】
ライシンシ〔国〕電報をうつときに、電文を書く所定の用紙。▽今は「発信紙」という。
頼山陽 ライサンヨウ🔗⭐🔉
【頼山陽】
ライサンヨウ〔日〕〈人名〉1780〜1832 江戸時代末期の儒学者・歴史家。安芸アキ(広島県)の人。名は襄ノボル、字アザナは子成、山陽は号。春水の子。柴野栗山シバノリツザンに朱子学を、尾藤二洲ビトウニシュウに日本史を学び、梁川星巌ヤナガワセイガン・大塩平八郎らと交わった。詩文にすぐれ、『日本外史』『山陽詩鈔シショウ』『日本政記』などの著作は、幕末の尊王攘夷ソンノウジョウイ派の志士に大きな影響をおよぼした。
頼春水 ライシュンスイ🔗⭐🔉
【頼春水】
ライシュンスイ〔日〕〈人名〉1746〜1816 江戸時代中期の儒学者。安芸アキ(広島県)の人。名は惟完イカン、字アザナは千秋、春水は号。山陽の父。片山北海に学び、大坂江戸堀に塾を開いた。漢詩にすぐれていた。
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