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しょう【上】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ⇒じょう(上)

しょう【小】セウ🔗🔉

しょうセウ ①ちいさいこと。わずかなこと。おさないこと。↔大。 ②自分側を謙遜していう語。「―社」 ③同名のものを区別するとき、下位または二次的な方に添える語。「―デュマ」 ④小の月。太陰暦で1カ月の日数29日、太陽暦で1カ月の日数30日または28日(閏年は29日)の月。 ⑤太閤検地以前の地積の単位。1段の3分の1、すなわち120歩。小歩しょうぶ→大→半。 ⑥小学校の略。 ⇒小の虫を殺して大の虫を助ける

しょう【升】🔗🔉

しょう】 尺貫法における容量の単位。古来用いられてきたが、現代の1升は1.80391リットル。斗の10分の1で、合の10倍。

しょう【少】セウ🔗🔉

しょうセウ ①すくないこと。すこし。↔多。 ②同一の官職で(大・中に比し)下位のもの。「―納言」

しょう【正】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音) ①ただしいこと。本当のこと。ほんもの。 ②そのままであること。そっくり。浮世風呂2「姑婆の口まねはあの婆に―だよ」 ③丁度。かっきり。「―12時」 ④位階を正・従に分けた上の階級。「―三位」 ⑤「長官かみ参照。 →せい(正)

しょう【生】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音) ①いきていること。いのち。栄華物語「一切世間―ある物は皆滅す」↔死。 ②いきている間。徒然草「―の中におほくの事を成じて後閑かに道を修せんとおもふほどに」 ③いきもの。いのちあるもの。徒然草「―を苦しめて目を喜ばしむるは桀紂が心なり」 ④ほんもの。本名。誹風柳多留3「連れの名を振られたやつは―で言ひ」 ⑤現金。傾城禁短気「此十八匁を…一角―で給はるが拙者共が勝手なり」 ⑥学生がくしょう→せい(生) ⇒生を改む ⇒生を替う ⇒生を隔つ

しょう【匠】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ 職人。職工。たくみ。技芸にすぐれた人。「鷹匠たかじょう

しょう【床】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (「牀」の通用字) ①こしかけ。長いす。和英語林集成初版「シャウニフス」 ②寝台。ねどこ。また、それを数える語。

しょう【抄】セウ🔗🔉

しょうセウ ①(「鈔」とも書く) ㋐かき写すこと。また、ぬき書きすること。 ㋑難語をぬき出して注釈すること。また、その注釈書。「抄物しょうもつ・しょうもの」 ②枡目の単位。勺の10分の1。

しょう【声】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音) ①〔仏〕六境の一つ。耳で聴かれるもの。 ②漢字の高低アクセント。 ③声点しょうてん。名目抄奥書「凡そ訓読の字―を指して分明にすべし」 ④発音の高低や強弱。音曲声出口伝「一切の文字は―が違へば訛るなり」 →せい(声)

しょう【妾】セフ🔗🔉

しょうセフ ①めかけ。そばめ。 ②女性の自称の謙称。わらわ。雨月物語4「―が言ことをもしばし聞かせ給へ」

しょう【性】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音) ①先天的な性質。うまれつき。性状。たち。「―の根」 ②〔仏〕外的影響・関係の如何によらず、常に同一である本質。 ③陰陽道おんようどうで木・火・土・金・水の五行を人の生年月日などに配当し、その相生そうしょう・相剋そうこくの理によって禍福・吉凶を定めるもの。 →せい(性) ⇒性が合う ⇒性が抜ける ⇒性に合う

しょう【承】🔗🔉

しょう】 漢詩で承句の略。

しょう【尚】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ⇒しょうし(尚氏)

しょう【相】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ たすけること。君主を輔佐し政を行う職。大臣。「外―」→そう(相)

しょう【省】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音。漢音はセイ)(官庁・宮中の意) ①中国で、唐代〜元代の中央官庁。→三省。 ②中国の最上級の行政区画。元代、中書省の出張機関として行中書省を置き、その地方を統治、「行省」と略称されたのが、転じて省となり、現在に及ぶ。「山東―」 ③日本で太政官の中央官庁。→八省。 ④1869年(明治2)の官制改革で設けられた中央行政機関。85年の内閣制度に引き継がれ、幾多の変遷を経て、2001年の中央省庁機構の再編で総務・法務・外務・財務・文部科学・厚生労働・農林水産・経済産業・国土交通・環境の10省、07年に防衛省が設置され11省となる。

しょう【荘・庄】シヤウ🔗🔉

しょう荘・庄シヤウ (呉音) ①(→)荘園に同じ。 ②荘園の名を踏襲した地名などにつける呼び名。「新田の―」 ③もと、台湾の行政区域のうち、街の下、社の上にあったもの。 →そう(荘)

しょう【哨】セウ🔗🔉

しょうセウ みはり。ものみ。「―に立つ」

しょう【将】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①ひきいること。軍隊を引率・指揮する者。軍隊の長。「―たるの器」「敗軍の―」 ②古代、近衛府の官名。 ③旧陸海軍・自衛隊の階級の一つ。 ⇒将を射んと欲すれば先ず馬を射よ

しょう【症】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①病気の性質。病気。軽口露がはなし「薬ばかりにては…治しがたき―なり」 ②漢方用語の一つ。陰陽・虚実・気血水・六病位・五臓など、漢方独特の病態把握を総合して得られた診断、治療の指示。

しょう【祥】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①めでたいこと。 ②[儀礼士虞礼]1年目(小祥)と3年目(大祥)の忌。「祥月しょうつき命日」

しょう【称】🔗🔉

しょう】 となえること。呼ぶこと。また、その呼び名。「獅子王の―」

しょう【笑】セウ🔗🔉

しょうセウ 他人の受容を望む謙遜の語。「御―納下さい」

しょう【商】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①売り買いして利益を得ること。あきない。また、その人。あきんど。「貿易―」 ②日本・中国の音楽で、五声の第2音。宮きゅう(第1音)より2律(長2度)高い。古今著聞集6「宮・―・角・徴・羽の五音あり」 ③〔数〕ある数(式)を他の数(式)で割って得た値。→余り1㋑。 ④心宿なかごぼしの漢名。→参商しんしょう1。 ⑤殷いんのこと。

しょう【唱】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ となえること。うたうこと。

しょう【娼】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ あそびめ。遊女。

しょう【章】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①[論語公冶長「斐然ひぜんとして章を成す」]あや。いろどり。 ②ひとまとまりになり完結している詩文。ふみ。 ③文章・楽曲などで、全体をいくつかに分けた大きな段落。「第1―」 ④漢文の一体。臣下が天子に上書して、謝恩や慶賀の意を表すもの。 ⑤「メトン期」参照。 ⇒章を断ち義を取る

しょう【笙】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ 雅楽の管楽器。奈良時代に中国から伝来。木製椀型の頭かしらの周縁に、長短17本の竹管を環状に立て、うち2本は無音、他の15本それぞれの管の外側または内側に指孔、管の脚端に金属製の簧したがある。頭にある吹口から吹き、または吸って鳴らす。単音で奏する一本吹の法(催馬楽さいばらや朗詠の伴奏などに用いる)と、6音または5音ずつ同時に鳴らす合竹あいたけの法(唐楽の楽曲に用いる)とがある。笙の笛。鳳笙。そうのふえ。そう。→竽

しょう【勝】🔗🔉

しょう】 ①かつこと。かち。「1―1敗」↔敗。 ②地勢または景色のすぐれていること。また、その地。

しょう【掌】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ たなごころ。てのひら。 ⇒掌を反す

しょう【湘】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①中国湖南省の別称。 ②湘江のこと。 ③相模国さがみのくにの「相」を湘1に因んで書く。→湘南

しょう【硝】セウ🔗🔉

しょうセウ 鉱物の一つ。硝酸カリウム。火薬などの原料。

しょう【証】🔗🔉

しょう】 ①あかしとなるもの。しるしの書類。無名抄「古歌に確かにしかしかありなど―を出す事は」 ②〔仏〕さとり。正法眼蔵辧道話「坐禅辧道してその―をとるべし」

しょう【詔】セウ🔗🔉

しょうセウ 天皇の命令。みことのり。→詔書

しょう【象】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音はゾウ)易占に現れたかたち。うらかた。→ぞう(象)

しょう【傷】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ きず。けが。

しょう【聖】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ⇒せい(聖)

しょう【鉦】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ 東アジアで用いる円い蓋形ふたがたの平たい打楽器の総称。銅またはその合金で製し、撞木しゅもく・桴ばちなどで叩いて鳴らす。日本では敲鉦たたきがね・摺鉦すりがね・鉦鼓など。念仏や祭礼の囃子などに用いる。また、中国・朝鮮では軍楽にも使用した。かね。

しょう【頌】🔗🔉

しょう】 ①褒めたたえること。ほめうた。 ②詩経の六義りくぎの一つ。宗廟の祭祀における楽歌。祖先の徳をたたえ、子孫に福をもたらすことを祈る歌。周頌・魯頌・商頌の3種がある。 ③漢文の一体。皇帝や大臣をほめたたえるもの。押韻するものもある。 →じゅ(頌)

しょう【誦】🔗🔉

しょう】 (呉音はジュ)となえること。節をつけてよむこと。「誦経じゅきょう・ずきょう

しょう【障】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ 〔仏〕仏道修行の障害となるもの。

しょう【廠】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ 屋根だけで壁のない建物。転じて、仕事場。

しょう【漿】シヤウ🔗🔉

しょう漿シヤウ ①米を煮た汁。こんず。おもゆ。また、飲みもの。 ②一般に、物のしる。 ⇒漿を請いて酒を得

しょう【衝】🔗🔉

しょう】 ①大通り。かなめ。要所。「―に当たる」 ②〔天〕惑星・月などの黄経と太陽の黄経との差が180度に等しい時刻、およびその状態。すなわち、惑星などが地球に対して太陽と正反対の方向に来ること。このとき外惑星は地球に最も接近する。内惑星には衝はない。↔合

しょう【請】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音) ①こうこと。依頼。今昔物語集26「人の―を取りて行ひ」 ②まねくこと。太平記35「檀那の―を受けたまふ」 ③古代、特定の身分ある者に対し、律が規定した刑法上の特典。議に次ぐ資格として、五位以上の貴族などに適用される。

しょう【賞】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ほめて与える金品。褒美。「―をもらう」

しょう【礁】セウ🔗🔉

しょうセウ (reef)水面に見え隠れする岩。かくれ岩。

しょう【鍾】🔗🔉

しょう】 ①中国、春秋戦国時代の容積の単位。1鍾は6斛4斗(約49.7リットル)。太平記29「千―の禄」 ②漢代に用いた、青銅製の酒壺。

しょう【醤】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①ひしお。 ②みそ・したじの類。

しょう【簫】セウ🔗🔉

しょうセウ 東アジアの、簧したを持たない縦吹きの管楽器の名。 ①10〜20本余の竹管を音高順に横に並べ、管の下方を閉じたもの。パンパイプと同じ構造。排簫はいしょうともいう。 ②(→)洞簫に同じ。簫の笛。

しょう【鐘】🔗🔉

しょう】 ①中国古代の楽器。銅または響銅さはりで製し、深い椀形を逆さにしたもの。上に筩とうと称する中空管を備える。1個のものを特鐘、多数を一組にしたものを編鐘と呼ぶ。→編鐘。 鐘 ②つきがね。つりがね。 ③時刻をつげる、かね。「一点―」

しょう【少輔】セウ🔗🔉

しょう少輔セウ (セウフの約) ①律令制の省の次官。大輔の次位。しょうふ。しょうゆう。源氏物語浮舟「殿の御随身、かの―が家にて、時々見るをのこなれば」 ②明治初年に置かれた各省および神祇官の高級職員の一つ。

しょう【兄鷹】セウ🔗🔉

しょう兄鷹セウ (雌の鷹を弟鷹だいというのに対していう。「大」「小」の字音に由来するか)雄の鷹。源氏物語夕霧「物おぢしたる鳥の―やうの物のやうなるはいかに人笑ふらむ」

しょ‐う【暑雨】🔗🔉

しょ‐う暑雨】 夏の炎天に降る雨。

しょ‐う【諸有】🔗🔉

しょ‐う諸有】 〔仏〕 ①あらゆるもの。 ②二十五有の迷いの境界。→有

しょ・う【背負う】シヨフ🔗🔉

しょ・う背負うシヨフ 〔他五〕 (セオウの転) ①せおう。浮世風呂3「ハイおちやつぴいとおてんばをネ、一人で―・つてをります」。「借金を―・う」 ②(「―・ってる」の形で)うぬぼれる。「あの人は―・ってる」 ⇒背負って立つ

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