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こう【鵠】コフ🔗🔉

こうコフ 白鳥の古名。〈倭名類聚鈔18

こう【鸛】コフ🔗🔉

こうコフ コウノトリのこと。

こう【長官】カウ🔗🔉

こう長官カウ カミの音便。「―の君」「―の殿」などと熟して用いる。

こ‐う【国府】🔗🔉

こ‐う国府】 コクフの転。

こう【口】🔗🔉

こう】 ①外部に開いた通路。出入りするところ。「噴火―」 ②人・器具などを数える語。また、ひとりひとりの意。太平記36「伴僧二十―」→く(口)

こう【工】🔗🔉

こう】 (呉音はク) ①ものを作ることを職とする人。「士農―商」 ②工学・工業の略。

こう【亢】カウ🔗🔉

こうカウ 〔天〕二十八宿の一つ。亢宿。あみぼし。

こう【公】🔗🔉

こう】 (呉音はク) ①おおやけ。朝廷。官府。国家。 ②社会。世間または衆人。おもてむき。 ③主君。諸侯。貴人。 ④周の五等の爵の第1位。方100里の地を領有。 ⑤華族制度の五等爵の第1位。公爵。 ⑥昔の大臣の称。また、大臣となった人につける敬称。「菅―」 ⑦もと王公家軌範による公家を襲いだ皇族待遇者。→公族。 ⑧貴人などへの敬称。代名詞的にも用いる。 ⑨名などの下につけて親しみまたはさげすみの意を表す。「忠犬ハチ―」

こう【孔】🔗🔉

こう】 ①孔あな。孔を数える語。「左手で3―を押さえる」 ②孔子の略。「―廟」

こう【爻】カウ🔗🔉

こうカウえきの卦を形づくる横画。▬を陽、╍を陰とする。卦は陽爻と陰爻とを組み合わせて構成される。→八卦はっけ

こう【功】🔗🔉

こう】 (呉音はク) ①なしとげたしごと。その結果。てがら。いさお。「―を急ぐ」「内助の―」 ②経験・仕事などの蓄積。年功。狭衣物語2「いみじく―入りたる声の、少し枯れたるして」。「亀の甲より年の―」 ③金鵄勲章きんしくんしょうの等級に冠した語。→功級 →功くう ⇒功成り名を遂げる ⇒功を奏する

こう【巧】カウ🔗🔉

こうカウ たくみなこと。じょうずなこと。「―を弄する」

こう【甲】カフ🔗🔉

こうカフ (慣用音はカン) ①蟹または亀などの外表を被う殻から。 ②鎧よろい。具足。また、鎧をつけた兵。 ③手足の上または外の方の面。「足の―」 ④琵琶・三味線などの胴。 ⑤冠かんむりの広くひらたい部分。 ⑥十干じっかんの第1。きのえ。転じて、等級・成績の第1位。 ⑦二つ以上の物事がある時、その一つの名に代えていう語。「―が乙に支払う」 ⑧明・清における里甲制で、10戸または11戸の組織。その代表者は甲首。 ⑨甲斐国かいのくにの略。「―信越」 →かん(甲) ⇒甲が舎利になる ⇒甲に着る

こう【交】カウ🔗🔉

こうカウ ①まじわること。つきあうこと。「水魚の―」 ②かえること。かわること。また、かわりめ。「明治大正の―に際し」「夏秋の―」

こう【好】カウ🔗🔉

こうカウ よいこと。うまいこと。たくみなこと。「―リリーフ」

こう【攷】カウ🔗🔉

こうカウ 調べてかんがえること。「万葉集―」

こう【江】カウ🔗🔉

こうカウ ①大きい川。 ②長江の称。 ③近江国おうみのくにの略。 ④江戸の略。

こう【考】カウ🔗🔉

こうカウ ①考え調べた結果を記述したもの。「浮世絵類―」 ②死んだ父。↔妣。 ③律令制の官吏の評定。考課。

こう【行】カウ🔗🔉

こうカウ (呉音はギョウ、唐音はアン) ①ゆくこと。旅。「―をともにする」 ②おこなうこと。すること。ふるまい。 ③古詩の一体。もと楽府がふの楽曲の意。唐以後は比較的長編の叙事詩をいうことが多い。「琵琶―」 ④唐・宋以降設けた商工業の同業組合の一種。西洋のギルドに似たもの。また、問屋・仲介業者あるいは単に商店を指す。 →ぎょう(行) ⇒行を壮にする

こう【劫】コフ🔗🔉

こうコフ (呉音。慣用音はゴウ) ①〔仏〕(梵語kalpa 劫波・劫簸とも)きわめて長い時間の単位。多く宇宙の生滅などについていう。「永劫えいごう→四劫。 ②囲碁で、1目を双方で交互に取り返せる形ができたとき、取られたあと、すぐ取り返してはならないルール。他の急所に打って(「劫立て」という)、相手がそれに応ずれば、そのあとで1目を取り返す。劫争い。 ⇒劫を経る

こう【坑】カウ🔗🔉

こうカウ 地に掘った穴。

こう【孝】カウ🔗🔉

こうカウ よく父母に仕えること。父母を大切にすること。「―をつくす」→きょう(孝) ⇒孝は百行の本

こう【抗】カウ🔗🔉

こうカウ さからうこと。はりあうこと。はむかうこと。「―ヒスタミン剤」

こう【更】カウ🔗🔉

こうカウ ①日没から日出までの間を5等分して呼ぶ時刻の名。 ②夜がふけること。「―たける」

こう【効】カウ🔗🔉

こうカウ しるし。ききめ。「薬石―無く」 ⇒効を奏する

こう【幸】カウ🔗🔉

こうカウ さいわい。しあわせ。 ⇒幸か不幸か

こう【幸】カウ(姓氏)🔗🔉

こうカウ 姓氏の一つ。 ⇒こう‐よしみつ【幸祥光】

こう【庚】カウ🔗🔉

こうカウ 十干じっかんの第7。かのえ。

こう【侯】🔗🔉

こう】 ①封建時代の地域支配者。大小名。 ②五等爵の第2位。侯爵。

こう【洪】🔗🔉

こう】 洪牙利ハンガリーの略。

こう【皇】クワウ🔗🔉

こうクワウ (呉音はオウ)すめらぎ。天皇に関して用いられる語。

こう【紅】🔗🔉

こう】 (慣用音はク) ①くれない。べにいろ。 ②女性の意。

こう【香】カウ🔗🔉

こうカウ (呉音) ①香木。または、種々の香料をねり合わせたもの。ねりこう。「―を焚く」 ②香合こうあわせの略。 ③香道の略。 ④香色こういろの略。 ⑤織色おりいろの名。経たては香色、緯よこは白色。老人の着用。 ⑥襲かさねの色目。表は濃い香色、裏は紅。 ⑦薬味の異称。 ⑧味噌の異称。〈日葡辞書〉 ⑨香のもの。漬物。 ⑩香染の略。 →きょう(香) ⇒香を聞く ⇒香を闘わす

こう【候】🔗🔉

こう】 時節。季節。「春暖の―」

こう【校】カウ🔗🔉

こうカウ ①教育の場。まなびや。また、学校などを数える語。「わが―では」 ②比べ調べること。考えあわすこと。また、校正の回数を数える語。 ③陣営で大将のいる所に設けた柵さく。転じて、指揮官。 ④律令制の軍団で兵士200人から成る軍隊。校尉が統率する。

こう【高】カウ🔗🔉

こうカウ ①たかいこと。たかさ。 ②数量・値・程度・地位・年齢などがたかいこと。「―エネルギー」 ③他人の言動などを敬っていう語。 ④高等・高等学校の略。

こう【寇】🔗🔉

こう】 外から侵攻すること。侵入する敵。あだ。「―をなす」

こう【港】カウ🔗🔉

こうカウ みなと。舟着き場。

こう【硬】カウ🔗🔉

こうカウ かたいこと。かたくななこと。手ごわいこと。「―と軟とを使いわける」↔軟

こう【項】カウ🔗🔉

こうカウ ①事柄を分けた一つ一つ。法律・文章などの箇条。 ②歳入歳出の予算または決算上の区分。款かんの下。項の下をさらに目もくなどに分ける。 ③〔数〕 ㋐多項式を組みたてる単位。したがって多項式はいくつかの項の和となる。 ㋑分数で分子または分母。 ㋒比における各量。 ㋓数列または級数をなす各数。

こう【溝】🔗🔉

こう】 みぞ。ほり。用水路。

こう【鉱・礦】クワウ🔗🔉

こう鉱・礦クワウ ①地中にある金属の原石。あらがね。 ②鉱山。

こう【鈎・勾】🔗🔉

こう鈎・勾】 〔数〕鈎股弦こうこげんの一つ。

こう【綱】カウ🔗🔉

こうカウ 〔生〕(class)生物分類上の一階級。門の下で目もくの上。→階級(表)

こう【膏】カウ🔗🔉

こうカウ あぶらぐすり。「絆創―」

こう【稿】カウ🔗🔉

こう稿カウ 詩文を作るしたがき。「―を改める」 ⇒稿を起こす ⇒稿を脱す

こう【興】🔗🔉

こう⇒きょう(興)

こう【衡】カウ🔗🔉

こうカウ ①秤竿はかりざお。はかり。 ②重さをはかること。おもさ。「度量―」

こう【鋼】カウ🔗🔉

こうカウ ①きたえた鉄。はがね。スチール。 ②鉄と炭素との合金。炭素濃度2.0パーセント以下。諸種の成型が可能であり、また、熱処理によって性質を著しく変化させることができる。広義には他の諸元素を添加した特殊鋼をも含み、炭素だけを含むものは炭素鋼または普通鋼という。→鋳鉄ちゅうてつ

こう【薨】🔗🔉

こう】 死ぬこと。特に貴人の死にいう。

こう【講】カウ🔗🔉

こうカウ ①仏典を講義する法会。最勝王講・法華八講など。伊勢物語「―の終るほどに歌よむ人々を召し集めて」 ②仏・菩薩・祖師などの徳を讃嘆する法会。 ③神仏を祭り、または参詣する同行者で組織する団体。二十三夜講・伊勢講・稲荷講・大師講の類。 ④一種の金融組合または相互扶助組織。頼母子たのもし講・無尽講の類。

こ・う【乞う・請う】コフ🔗🔉

こ・う乞う・請うコフ 〔他五〕 ①神仏・主君・親などに対して人・臣下・子などが祈り、また、たのみ求める。祈る。お願いする。万葉集3「木綿ゆうだたみ手にとりもちてかくだにもわれは―・ひなむ君にあはじかも」。「出馬を―・う」「許しを―・う」 ②人に対し物を与えよと求める。欲し望む。所望する。古事記「前妻こなみが肴―・はさば」。万葉集3「潮干なば玉藻かりつめ家の妹が浜づと―・はば何を示さむ」。「家宝を―・いうける」 ⇒乞う御期待

こ・う【支ふ】カフ🔗🔉

こ・う支ふカフ 〔他四〕 ⇒かう

こ・う【交ふ】カフ🔗🔉

こ・う交ふカフ 〔自四・他下二〕 ⇒かう

こ・う【恋う】コフ🔗🔉

こ・う恋うコフ 〔他五〕[文]こ・ふ(上二) (本来、上二段動詞。室町期頃から四段にも活用。現代語では主に終止形が用いられる。また、上一段の用例も見られる)あるひとりの異性に身も心もひかれる意が原義で、奈良時代、「君に恋う」のように、助詞「に」をうけたが、平安時代から助詞「を」をうけるのが一般となった。 ①心ひかれる相手に会いたいと強く思う。亡くなった人などを慕い思う。慕い求める。恋い慕う。万葉集6「わがせこに―・ふれば苦し」。宇津保物語嵯峨院「若君達、父君を―・ひつつ打ち泣きて居給へるを」。「亡き母を―・う」 ②(場所・事物などを)遠くから慕い思う。こがれる。万葉集15「いつしかも見むと思ひし粟島を外よそにや―・ひむ行くよしを無み」。「故郷を―・う」「過ぎた昔を―・う」 ③めでる。めでいつくしむ。万葉集3「石竹なでしこのその花にもが朝な朝な手に取り持ちて―・ひぬ日無けむ」

こ・う【買ふ】カフ🔗🔉

こ・う買ふカフ 〔他四〕 ⇒かう

こ・う【飼ふ】カフ🔗🔉

こ・う飼ふカフ 〔他四〕 ⇒かう

こう【斯う】カウ🔗🔉

こう斯うカウ [一]〔副〕 (カクの音便)かように。このように。源氏物語若紫「すずろなる人は、―はありなむや」 [二]〔感〕 町人などが話を切り出すため他人に呼び掛けるのに使った語。これ。おい。ねえ。東海道中膝栗毛「―、弥次さん」

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