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生死肉骨 シヲイカシテホネニニクス🔗🔉

【生死肉骨】 シヲイカシテホネニニクス〈故事〉死者を生き返らせ、白骨に再び肉をつける。窮境の中から人を救け、大きい恩恵を与えること。〔→左伝

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【生】 5画 生部 [一年] 区点=3224 16進=4038 シフトJIS=90B6 《常用音訓》ショウ/セイ/い…かす/い…きる/い…ける/う…まれる/う…む/お…う/き/なま/は…える/は…やす 《音読み》 セイ/ショウ(シャウ)〈shng〉 《訓読み》 いける/はやす/いきる(いく)/いかす/うむ/うまれる(うまる)/はえる(はゆ)/おう(おふ)/なま/いきながら/うまれながら/き/うぶ/なる 《名付け》 あり・い・いき・いく・いける・う・うまる・お・おき・き・すすむ・たか・なり・なる・のう・のり・ふ・ぶ・ふゆ・み・よ 《意味》 {動}いきる(イク)。いかす。〈対語〉→死。〈類義語〉→活。「生活」「生存」「両虎共闘、其勢不倶生=両虎共ニ闘ハバ、ソノ勢ヒ倶ニハ生キズ」〔→史記{動}うむ。うまれる(ウマル)。子をうむ。子がうまれる。物をつくり出す。物ができる。〈類義語〉→産。「産生」「与顔氏女野合而生孔子=顔氏ノ女ト野合シテ孔子ヲ生ム」〔→史記ショウズ{動}はえる(ハユ)。おう(オフ)。おこる。発生する。植物の芽がはえる。「生春草=春草生ズ」「本立而道生=本立チテ道生ズ」〔→論語{形・名}なま。いきいきとして新しいさま。煮たきしてない。また、そのもの。〈対語〉→熟。〈類義語〉→鮮。「生鮮」 {名}いきていること。いきているもの。また、いのち。「生物」「生命」「養生喪死=生ヲ養ヒ死ヲ喪フ」〔→孟子{名}学問をしている若い人。「学生」「生員」「儒生」「諸生」 {名}自分のことをへりくだって、でし、また、青二才の意を含めていうことば。「晩生(後輩。自称の語)」 {名}中国旧劇の男役。「老生(ふけ役)」「武生(武者役)」 {形・副}いきながら。いきたまま。「生擒セイキン(いけどり)」「生劫之=生キナガラコレヲ劫サン」〔→史記{形・副}うまれながら。うまれつき。「生来」「人、生而有欲=人、生マレナガラニシテ欲アリ」〔→荀子{形}〔俗〕なれていないさま。未熟なさま。〈対語〉→熟。「生硬」「生路ションルウ(なれないみち)」 {副}〔俗〕ひどく。非常に。〈類義語〉→死。「生憎(ひどくにくらしい。あやにくと訓じる)」「生怕ションパア(ほんとにこわい)」 〔国〕き。まじりけのない。純な。「生一本キイッポン」「生粋キッスイの江戸っ子」うぶ。ういういしい。なる。草木の実がなる。 《解字》 会意。「若芽の形+土」で、地上に若芽のはえたさまを示す。いきいきとして新しい意を含む。 《単語家族》 青(あおあお)清(すみきった)牲(いきている牛)姓(うまれによってつける名)性(うまれつきのすんだ心)などと同系。 《異字同訓》 うむ/うまれる。 生む/生まれる「新記録を生む。傑作を生む。下町生まれ。京都に生まれる」産む/産まれる「卵を産み付ける。産みの苦しみ。産み月。予定日が来てもなかなか産まれない」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

生一本 キイッポン🔗🔉

【生一本】 キイッポン〔国〕酒などが純粋でまじりけのないこと。かざりつけや悪心がなく、気持ちがまっすぐな人がら。

生客 セイカク🔗🔉

【生人】 セイジン 「生民」と同じ。『生客セイカク』「生人陥荼炭之艱=生人ハ荼炭ノ艱ニ陥ル」〔→孫楚いきている人。〈対語〉死人。「生人作死別、恨恨那可論=生人死別ヲ作ス、恨恨ナンゾ論ズベケン」〔古楽府〕〔俗〕はじめてあった人。初対面の人。〈対語〉熟人。

生口 セイコウ🔗🔉

【生口】 セイコウ =牲口。いけどりにした人。捕虜のこと。〔→漢書牛馬などの家畜。

生小 セイショウ🔗🔉

【生小】 セイショウ 子どものころ。幼少の時代。「生小太平年、不識夜閉門=生小太平ノ年、夜ニモ門ヲ閉ザスヲ識ラズ」〔→李商隠

生日 セイジツ🔗🔉

【生日】 セイジツ うまれた日。誕生日。「亦知談往事、生日在長安=マタ知ル往事ヲ談ズルヲ、生日長安ニ在リト」〔→呉偉業

生心 セイシン🔗🔉

【生心】 セイシン うまれたままの心。〔→韓非ふた心を生ずる。むほんの気持ちを持つ。〔→左伝

生友 セイユウ🔗🔉

【生友】 セイユウ 生きている間だけの友。死んだのちまでの友を死友というのに対する。〔→後漢書

生生 ショウジョウ🔗🔉

【生生】 セイセイ いきいきしているさま。つぎつぎと絶えずものの生じること。成長してゆくさま。「生生之謂易=生生コレヲ易ト謂フ」〔→易経生に執着して、これを生かそうとすること。「生生者不生=生ヲ生トスルモノハ不生ナリ」〔→荘子ショウジョウ〔仏〕「生生世世」の略。

生生世世 ショウジョウセゼ🔗🔉

【生生世世】 ショウジョウセゼ〔仏〕現世も、うまれかわる来世も。ずっといつの世までも。未来永劫エイゴウ。

生旦浄末丑 セイタンジョウマッチュウ🔗🔉

【生旦浄末丑】 セイタンジョウマッチュウ 中国旧劇の俳優の役の種類。生は文・武官などの男役、旦は女形、浄は悪役、末は年寄り、丑は道化。

生平 セイヘイ🔗🔉

【生平】 セイヘイ ふだん。〈類義語〉平生。「生平老耽酒=生平老イテ酒ニ耽ル」〔→杜甫

生人 セイジン🔗🔉

【生民】 セイミン 人民。『生人セイジン』「自有生民以来、未有孔子也=生民有リテヨリ以来、イマダ孔子有ラザルナリ」〔→孟子民を教化し育てる。〔→荀子人間が世界にうまれる。「生民以来」

生気 セイキ🔗🔉

【生気】 セイキ 万物を育てる自然の力。〔→礼記いきいきしたさま。また、いきいきとした気力。活気。相手をうちまかす気力を出す。〔俗〕かっと怒る。

生刑 セイケイ🔗🔉

【生刑】 セイケイ 死刑以外の刑罰。〔→漢書

生色 セイショク🔗🔉

【生色】 セイショク いきいきした色つや。いきいきした顔色。イロニショウズ感情が顔色にあらわれる。顔に出る。イロヲショウズ色彩をあらわす。

生成 セイセイ🔗🔉

【生成】 セイセイ 生じる。うまれ育つ。

生地 キジ🔗🔉

【生地】 セイチ 戦争などで、生きて帰ることのできる場所。〈対語〉死地。よく知らない土地。また、はじめての土地。自分のうまれた土地。出生地。キジ〔国〕手を加える前の、自然のままの状態や、性質。じがね。素質。布の地質・性質。

生年 ショウネン🔗🔉

【生年】 セイネン うまれた年。生きている年数。寿命。「生年不満百、常懐千歳憂=生年百ニ満タズ、常ニ千歳ノ憂ヒヲ懐ク」〔→古詩十九首ショウネン 生きている間。

生老病死 ショウロウビョウシ🔗🔉

【生老病死】 ショウロウビョウシ〔仏〕うまれること、年をとること、病気になること、死ぬこと。人の一生の四つの苦しみ。四相。四苦。

生身 ショウジン🔗🔉

【生身】 セイシン からだ。肉体。「生身七十年、無一妾与妃=生身七十年、一リノ妾ト妃トダモ無シ」〔→韓愈ショウジン〔仏〕現世の人を救うために、人間としてうまれかわった仏のからだ。▽父母によりうまれた一般の人間のからだに対していう。ナマミ〔国〕生きているからだ。さしみ。

生呑活剥 セイドンカッパク🔗🔉

【生呑活剥】 セイドンカッパク なまのままのみこみ、いきたままはぎとる。他人の詩文・語句などをそのまま盗みとること。〔大唐新語〕

生兵 セイヘイ🔗🔉

【生兵】 セイヘイ まだ戦闘に加わっていない新手の兵。〔俗〕十分訓練されていない兵士。新兵。

生別 セイベツ🔗🔉

【生別】 セイベツ 互いに生きたまま別れてあえなくなること。生き別れ。『生離セイリ』〈対語〉死別。

生育 セイイク🔗🔉

【生育】 セイイク うみ育てる。うまれ育つ。成長する。▽「詩経」大雅・生民の「載生載育=載チ生ジ載チ育ス」から。生活して、年とっていく。

生事 セイジ🔗🔉

【生事】 セイジ 生きている人につかえる。また、その尽力。「生事畢而鬼事始已=生事畢ハリテ鬼事始マルノミ」〔→礼記生きていくための仕事。また、くらし。生活。「満目悲生事=満目生事ヲ悲シム」〔→杜甫コトヲショウズ事をおこす。事件をひきおこす。

生者必滅 ショウジャヒツメツ🔗🔉

【生者必滅】 ショウジャヒツメツ〔仏〕生命のあるものは、いつかは必ず死滅する。生者必衰。

生知安行 セイチアンコウ🔗🔉

【生知安行】 セイチアンコウ 学ばなくてもうまれつき道理を知っており自然にそれを実行する。聖人のこと。▽「中庸」から。

生長 セイチョウ🔗🔉

【生長】 セイチョウ 植物が育って大きくなること。

生孩 セイガイ🔗🔉

【生孩】 セイガイ 生まれて間もない子ども。ちのみご。

生活 セイカツ🔗🔉

【生活】 セイカツ 生きていく。また、いかす。「民、非水火不生活=民、水火ニアラザレバ生活シエズ」〔→孟子くらし。なりわい。

生計 セイケイ🔗🔉

【生計】 セイケイ くらし。なりわい。また、生活のための仕事。はかりごとをおこす。計略をめぐらす。

生前 セイゼン🔗🔉

【生前】 セイゼン その人の死後に、生きていた時をいうことば。在世中。

生面 セイメン🔗🔉

【生面】 セイメン いきいきした顔色。新しい方面。〔俗〕はじめてあうこと。初対面。

生員 セイイン🔗🔉

【生員】 セイイン 科挙(官吏登用試験)を受ける資格のできた、地方(府・州・県)の学生。

生恵 セイケイ🔗🔉

【生恵】 セイケイ 人民を安らかに生かしいつくしむこと。「因失生恵養、漸見徴求頻=因リテ生恵ノ養ヲ失シ、漸ク徴求ノ頻リナルヲ見ル」〔→李商隠

生殺与奪之権 セイサツヨダツノケン🔗🔉

【生殺与{與}奪之権】 セイサツヨダツノケン 生かしたり殺したり、与えたりうばったり、相手を思うままに処置する権力。

生祠 セイシ🔗🔉

【生祠】 セイシ 生存している人物を神としてまつった社。

生芻 セイスウ🔗🔉

【生芻】 セイスウ 刈りたての生ナマのまぐさ。つまらない贈り物のたとえ。〔→詩経死者への贈り物。〔→後漢書

生息 セイソク🔗🔉

【生息】 セイソク 生きていく。生活する。繁殖する。〔俗〕利息を生む。〔国〕生物がある所にすむこと。▽は、「棲息・栖息」の書きかえ字。

生徒 セイト🔗🔉

【生徒】 セイト 教え子。また、学生。▽未熟な人々の意。〔国〕中学生・高校生のこと。

生涯 ショウガイ🔗🔉

【生涯】 ショウガイ・セイガイ 一生のあいだ。この世に生きているあいだ。生活のための仕事。生業。また、くらしむき。「生涯若被旁人問、但説経年鼠不来=生涯モシ旁人ニ問ハルレバ、タダ説フ経年鼠モ来タラズト」〔→元好問人がうまれつきもっている身体・性質・知能などに限りがあること。▽「荘子」養生主篇の「吾生也有涯、而知也無涯=吾ガ生ハ涯有リ、シカモ知ハ涯無シ」から。

生産 セイサン🔗🔉

【生産】 セイサン 生活のための仕事。生計。〔→史記自然物に加工して、生活に役にたつような物をつくる働き。〔俗〕子どもをうむ。

生渋 セイジュウ🔗🔉

【生渋】 セイジュウ〔俗〕未熟なさま。ぎこちない。生硬なさま。「冬樹束生渋、晩紫凝華天=冬樹生渋ヲ束ネ、晩紫華天ニ凝ル」〔→李賀

生動 セイドウ🔗🔉

【生動】 セイドウ 生きて動く。また、そのもの。生き物。絵・文章などがいきいきとしてよくかけていること。

生得 ショウトク🔗🔉

【生得】 セイトク いけどりにする。「有能生得者購千金=ヨク生得スル者有ルハ千金ニ購ハント」〔→史記ショウトク 〔仏〕うまれつきもっている仏となりうる性質。〈対語〉修得。うまれつきの性質。うまれつき。▽セイトクとも読む。

生理 セイリ🔗🔉

【生理】 セイリ 生き物の生存する原理。人間の生存する原理。生きのびる方法。生活。「新帰且慰意、生理焉得説=新タニ帰リテカツ意ヲ慰ム、生理イヅクンゾ説クコトヲ得ン」〔→杜甫生物の生活作用の原理。呼吸・消化・生殖・排泄ハイセツ作用などの総称。「生理学」の略。生物学の一部門。生物の生活機能や現象を研究する。(6)〔国〕月経のこと。

生硬 セイコウ🔗🔉

【生硬】 セイコウ〔俗〕動作・態度・詩文などが、ねれていない。また、ぎこちない。

生歯 セイシ🔗🔉

【生歯】 セイシ ことしうまれた子。当歳。▽うまれて七、八か月で歯がはえることから。〔→周礼人民。また、人口。「前月詔書来、生歯復板録=前月詔書来タリ、生歯マタ板録サル」〔→梅尭臣

生殖 セイショク🔗🔉

【生殖】 セイショク うみふやす。ふえる。生物が、受精・分裂などによって、からだの一部または全部から新たに自分と同種類の生物をつくり、同じ種族を維持・繁殖させる働き。

生疎 セイソ🔗🔉

【生疎】 セイソ〔俗〕親密でない。また、よく知っていない。「学経妻問生疎字=経ヲ学ブ妻ハ問フ生疎ノ字」〔→陸游未熟な。

生意 セイイ🔗🔉

【生意】 セイイ 生き生きしたさま。生気。万物が成長する力。▽宋ソウ代の儒学者はこれを仁の出発点とした。〔俗〕商売。なりわい。

生業 セイギョウ🔗🔉

【生業】 セイギョウ 生活のための仕事。なりわい。

生滅 ショウメツ🔗🔉

【生滅】 セイメツ 生きることと、死に滅びること。ショウメツ〔仏〕うまれることと、死ぬこと。また、生ずることと、滅びること。万物が生ずれば必ず滅し、たえず変化すること。

生路 セイロ🔗🔉

【生路】 セイロ 危険な立場から逃げのびる方法。〈類義語〉活路。生計の方法。〔俗〕はじめて通る道。

生聚 セイシュウ🔗🔉

【生聚】 セイシュウ 人民をふやし財産をたくわえて、国力を充実させる。〔→左伝

生憎 アイニク🔗🔉

【生憎】 アイニク〔国〕それをしようとするのに、都合が悪い状態であること。

生熟 セイジュク🔗🔉

【生熟】 セイジュク なまの物と、煮た物。粟帛ゾクハク(穀物ときぬなど)と、飲食物のこと。〔→荘子よくみのってないものと、よくうれたもの。〔俗〕物事によくなれず未熟なことと熟練していること。

生霊 イキリョウ🔗🔉

【生霊】 セイレイ 人民。「干戈直欲尽生霊=干戈直チニ生霊ヲ尽クサント欲ス」〔→元好問いのち。生命。イキリョウ〔国〕死霊に対して、生きている人のたましい。他にたたりをするという。

生還 セイカン🔗🔉

【生還】 セイカン 死ぬかもしれない危険なところから生きてかえる。

生禽 セイキン🔗🔉

【生禽】 セイキン 。いけどりにする。

生蕃 センバン🔗🔉

【生蕃】 センバン 栄えて盛んである。盛んに繁殖する。中央政府の教化に服しない野蛮人。

生姜 セイキョウ🔗🔉

【生薑】 セイキョウ・ショウガ 草の名。根はからく、食用・薬用にする。▽ショウガは、平安時代初期の訳音。『生姜セイキョウ』

生簀 イケス🔗🔉

【生簀】 イケス〔国〕料理用・観賞用に、獲った魚や貝類を生かしてかっておく所。

生鮮 セイセン🔗🔉

【生鮮】 セイセン 魚・肉・野菜などの新しいこと。

生類 ショウルイ🔗🔉

【生類】 ショウルイ・セイルイ 生きもの。また、特に、動物。

生羅 セイラ🔗🔉

【生羅】 セイラ 生糸で織ったうす絹の布。すずし。「裁生羅、伐湘竹=生羅ヲ裁チ、湘竹ヲ伐ル」〔→李賀

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