複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (50)
はじ【恥・辱】ハヂ🔗⭐🔉
はじ【端】🔗⭐🔉
はじ【端】
ハシの訛。
はじ【土師】🔗⭐🔉
はじ【土師】
(ハニシの約)大和政権で葬式・陵墓・土器製作などを担当した氏うじ。はにし。
○恥ありはじあり🔗⭐🔉
○恥ありはじあり
恥を知る。名誉を重んずる。源平盛衰記20「恥ある郎党身に添はず」
⇒はじ【恥・辱】
はし‐い【端居】‥ヰ
家屋の端近く出ていること。特に、夏の夕方、涼を求めて縁側などにいること。〈[季]夏〉
バシー‐かいきょう【バシー海峡】‥ケフ
(Bashi Channel)台湾島とフィリピンのバタン諸島との間の海峡。
はし‐いた【橋板】
橋桁はしげたの上に敷いた板。
はし・いる【端居る】‥ヰル
〔自上一〕
家の端近に出ている。
はじ‐い・る【恥じ入る】ハヂ‥
〔自五〕
深く恥じる。「過ちを深く―・る」
はじ‐いろ【黄櫨色】
黄櫨の葉汁の染色そめいろで、赤みのさした黄色。はじ。
Munsell color system: 5.5YR5.5/4.5
はし‐うち【嘴打ち】
鳥の雛が孵化ふかする際に、卵の殻を内側からつつくこと。
はし‐うら【橋占】
橋のほとりに立って往来の人の言葉を聞き、それによって吉凶をうらなうこと。
はじ‐うるし【黄櫨漆】
〔植〕ハゼノキの別称。
ハシェク【Jaroslav Hašek】
チェコの小説家。プラハ生まれ。ジャーナリストのかたわらユーモア小説を書く。代表作「兵士シュヴェイクの冒険」(未完)で、したたかで機知に富む庶民の兵士の立場から、軍隊や戦争を風刺した。(1883〜1923)
パジェス【Léon Pagès】
フランスの学者。公使館付となって中国に滞在。帰国後、東洋研究者となる。著「日本関係図書目録」「日本切支丹宗門史」のほか、「日葡辞書」の仏訳がある。(1814〜1886)
はしおか【橋岡】‥ヲカ
姓氏の一つ。
⇒はしおか‐きゅうたろう【橋岡久太郎】
はしおか‐きゅうたろう【橋岡久太郎】‥ヲカキウ‥ラウ
能楽師。シテ方観世流。高松生れ。23世宗家観世清廉の門人。特異な芸境を開く。(1884〜1963)
⇒はしおか【橋岡】
はし‐おき【箸置き】
箸の先をのせておく小さい道具。はしだい。
箸置き
撮影:関戸 勇
はじ‐おどし【黄櫨縅】‥ヲドシ
鎧よろいの縅の一つ。黄櫨色はじいろの組糸で縅したもの。
はし‐お・る【端折る】‥ヲル
〔他五〕
⇒はしょる
はしか【芒】
麦などの芒のぎ。日葡辞書「ハシカ、また、ノギ」
はしか【麻疹】
麻疹ウイルスによる急性感染症。発熱と斑点様紅色の発疹、鼻・咽喉のカタル、結膜炎を伴う。5〜6歳までの幼児に多く、感染力が強いが、一度の罹患でほとんど一生免疫を得る。ワクチン接種による予防が有効。ましん。浮世物語「思ひの外に疱いも、―軽々といたしけり」
はじ‐かがや・く【恥ぢ赫く】ハヂ‥
〔自四〕
(古くはハジカカヤク)顔が赤くなるほど恥じ入る。源氏物語夕顔「なかなか―・かむよりは」
はし‐がかり【橋掛り】
①能舞台の一部で、鏡の間から舞台への通路として斜めにかけわたし欄干を設けた道。→能舞台(図)。
②旧式歌舞伎劇場の舞台の左(下手)、奥の廊下状の部分。
はし‐がき【端書き】
①手紙などの初頭や末尾に書き添えた文章。末尾のは追而書おってがき・なおなおがき・二伸ともいう。
②詩歌などの前にその由来を書き添えたことば。端詞はしことば。詞書。
③論文や書籍の初めに、その取り扱う範囲や内容の要約などを記した文。序文。
はじ‐かき【恥掻き】ハヂ‥
はじをかくこと。また、その人。尾崎紅葉、阿蘭陀芹「何不足が有つて這他―の真似をして」
はし‐がくし【階隠し】
寝殿・社殿などの正面の階段を覆うために、軒先に柱を立ててさし出した庇ひさし。向拝ごはいともいう。日隠し。源氏物語末摘花「―のもとの紅梅、いと疾く咲く花にて」
階隠し
⇒はしがくし‐の‐ま【階隠しの間】
はしがくし‐の‐ま【階隠しの間】
(間は、柱と柱との間の意)廂ひさしの間で、階隠しのある柱と柱との間。日隠しの間。階の間。御階みはしの間。狭衣物語4「寝殿の南面の―一間ばかりあけて」
⇒はし‐がくし【階隠し】
はじ‐おどし【黄櫨縅】‥ヲドシ
鎧よろいの縅の一つ。黄櫨色はじいろの組糸で縅したもの。
はし‐お・る【端折る】‥ヲル
〔他五〕
⇒はしょる
はしか【芒】
麦などの芒のぎ。日葡辞書「ハシカ、また、ノギ」
はしか【麻疹】
麻疹ウイルスによる急性感染症。発熱と斑点様紅色の発疹、鼻・咽喉のカタル、結膜炎を伴う。5〜6歳までの幼児に多く、感染力が強いが、一度の罹患でほとんど一生免疫を得る。ワクチン接種による予防が有効。ましん。浮世物語「思ひの外に疱いも、―軽々といたしけり」
はじ‐かがや・く【恥ぢ赫く】ハヂ‥
〔自四〕
(古くはハジカカヤク)顔が赤くなるほど恥じ入る。源氏物語夕顔「なかなか―・かむよりは」
はし‐がかり【橋掛り】
①能舞台の一部で、鏡の間から舞台への通路として斜めにかけわたし欄干を設けた道。→能舞台(図)。
②旧式歌舞伎劇場の舞台の左(下手)、奥の廊下状の部分。
はし‐がき【端書き】
①手紙などの初頭や末尾に書き添えた文章。末尾のは追而書おってがき・なおなおがき・二伸ともいう。
②詩歌などの前にその由来を書き添えたことば。端詞はしことば。詞書。
③論文や書籍の初めに、その取り扱う範囲や内容の要約などを記した文。序文。
はじ‐かき【恥掻き】ハヂ‥
はじをかくこと。また、その人。尾崎紅葉、阿蘭陀芹「何不足が有つて這他―の真似をして」
はし‐がくし【階隠し】
寝殿・社殿などの正面の階段を覆うために、軒先に柱を立ててさし出した庇ひさし。向拝ごはいともいう。日隠し。源氏物語末摘花「―のもとの紅梅、いと疾く咲く花にて」
階隠し
⇒はしがくし‐の‐ま【階隠しの間】
はしがくし‐の‐ま【階隠しの間】
(間は、柱と柱との間の意)廂ひさしの間で、階隠しのある柱と柱との間。日隠しの間。階の間。御階みはしの間。狭衣物語4「寝殿の南面の―一間ばかりあけて」
⇒はし‐がくし【階隠し】
はじ‐い・る【恥じ入る】ハヂ‥🔗⭐🔉
はじ‐い・る【恥じ入る】ハヂ‥
〔自五〕
深く恥じる。「過ちを深く―・る」
はじ‐いろ【黄櫨色】🔗⭐🔉
はじ‐いろ【黄櫨色】
黄櫨の葉汁の染色そめいろで、赤みのさした黄色。はじ。
Munsell color system: 5.5YR5.5/4.5
はじ‐うるし【黄櫨漆】🔗⭐🔉
はじ‐うるし【黄櫨漆】
〔植〕ハゼノキの別称。
はじ‐おどし【黄櫨縅】‥ヲドシ🔗⭐🔉
はじ‐おどし【黄櫨縅】‥ヲドシ
鎧よろいの縅の一つ。黄櫨色はじいろの組糸で縅したもの。
はじ‐かがや・く【恥ぢ赫く】ハヂ‥🔗⭐🔉
はじ‐かがや・く【恥ぢ赫く】ハヂ‥
〔自四〕
(古くはハジカカヤク)顔が赤くなるほど恥じ入る。源氏物語夕顔「なかなか―・かむよりは」
はじ‐かき【恥掻き】ハヂ‥🔗⭐🔉
はじ‐かき【恥掻き】ハヂ‥
はじをかくこと。また、その人。尾崎紅葉、阿蘭陀芹「何不足が有つて這他―の真似をして」
はじ‐がま・し【恥がまし】ハヂ‥🔗⭐🔉
はじ‐がま・し【恥がまし】ハヂ‥
〔形シク〕
恥となるようである。恥さらしである。はずかしい。枕草子162「人に―・しきこと言ひつけたり」
はじかみ【薑・椒】🔗⭐🔉
はじかみ【薑・椒】
ショウガ。またはサンショウの古称。〈[季]秋〉。古事記中「垣もとに植ゑし―口ひひく」
⇒はじかみ‐いお【椒魚】
はじかみ‐いお【椒魚】‥イヲ🔗⭐🔉
はじかみ‐いお【椒魚】‥イヲ
サンショウウオの古称。〈本草和名〉
⇒はじかみ【薑・椒】
はじ‐がわ・し【恥がはし】ハヂガハシ🔗⭐🔉
はじ‐がわ・し【恥がはし】ハヂガハシ
〔形シク〕
はずかしい感じである。はじがまし。ひとりね「たちまち野干やかんの姿をあらはしけるこそ―・しけれ」
はじき【弾き】🔗⭐🔉
はじき【弾き】
①はじくこと。また、その力。
②物をはじく仕掛け。ばね。
③三味線のひき方。左手の指で弦をはじいて音を出すこと。
④釣竿のこと。弾はね竿。はんりき。やぎ。
⑤石弾いしはじき。おはじき。
⑥ピストルの隠語。
⇒はじき‐がね【弾き金】
⇒はじき‐ざる【弾き猿】
⇒はじき‐しょうぎ【弾き将棋】
⇒はじき‐だけ【弾き竹】
⇒はじき‐まめ【弾き豆】
⇒はじき‐ゆみ【弾弓】
はじ‐き【土師器】🔗⭐🔉
はじ‐き【土師器】
弥生土器の系譜につながる、古墳時代以降の素焼の赤褐色の土器。文様は少なく、実用的で、煮炊きや食器に用いるものが多い。
はじき‐がね【弾き金】🔗⭐🔉
はじき‐がね【弾き金】
はじくように装置した金具。ばね。
⇒はじき【弾き】
はじき‐ざる【弾き猿】🔗⭐🔉
はじき‐ざる【弾き猿】
竿に抱きつかせた紅布製の猿を下部に取り付けた竹発条たけばねで弾いて昇り降りさせる玩具。
⇒はじき【弾き】
はじき‐しょうぎ【弾き将棋】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
はじき‐しょうぎ【弾き将棋】‥シヤウ‥
将棋の遊びの一つ。将棋の駒を用い、一方は歩ふを、一方は大きい駒を盤の端に並べ、交互に指で駒をはじき、早く相手の駒全部を盤から落とした方が勝ち。
⇒はじき【弾き】
はじき‐だけ【弾き竹】🔗⭐🔉
はじき‐だけ【弾き竹】
(→)「犬除よけ」2の別称。
⇒はじき【弾き】
はじき‐だ・す【弾き出す】🔗⭐🔉
はじき‐だ・す【弾き出す】
〔他五〕
①はじいて外へ出す。「爪で―・す」
②のけものにして押し出す。古今著聞集18「心得つ雁食はんとて若党が老いたる者を―・すとは」。「異分子を―・す」
③そろばんを用いて計算する。転じて、費用を算段する。「経費を―・す」
はじき‐まめ【弾き豆】🔗⭐🔉
はじき‐ゆみ【弾弓】🔗⭐🔉
はじ・く【弾く】🔗⭐🔉
はじ・く【弾く】
[一]〔他五〕
①押し曲げられた物がはね返る力でうつ。万葉集14「みちのくのあだたら真弓―・きおきて反せらしめ来なば弦つらはかめかも」。徒然草「碁盤の隅に石を立てて―・くに、むかひなる石をまぼりて―・くは当らず」
②のけものにする。排斥する。はねてよせつけない。「不適格者を―・く」「油は水を―・く」
③(そろばん珠を指先で動かして)計算する。「そろばんを―・く」「損得を―・く」
[二]〔自下二〕
⇒はじける(下一)
はじけ‐まめ【弾け豆】🔗⭐🔉
はじけ‐まめ【弾け豆】
①ソラマメを炒るなどして弾けさせたもの。はじきまめ。
②ソラマメの異称。
はじ・ける【弾ける】🔗⭐🔉
はじ・ける【弾ける】
〔自下一〕[文]はじ・く(下二)
裂けて開く。成熟して割れる。罅裂かれつする。はぜる。「豆のさやが―・ける」「笑い声が―・ける」
は‐じごく【破地獄】‥ヂ‥🔗⭐🔉
は‐じごく【破地獄】‥ヂ‥
〔仏〕地獄の苦を打ち破ること。
はじ‐さらし【恥曝し】ハヂ‥🔗⭐🔉
はじ‐さらし【恥曝し】ハヂ‥
恥を広く世間にさらけ出すこと。また、その人。「世間の―になる」
は‐じし【歯肉・齗・齦】🔗⭐🔉
は‐じし【歯肉・齗・齦】
(→)歯茎はぐきに同じ。〈倭名類聚鈔3〉
はじ‐し・む【恥ぢしむ】ハヂ‥🔗⭐🔉
はじ‐し・む【恥ぢしむ】ハヂ‥
〔他下二〕
①はずかしがらせる。源氏物語真木柱「みづからを、ほけたり、ひがひがしとのたまひ―・むるは」
②(恥を知るように)いましめる。注意する。太平記15「引くなと互ひに―・めて、面もふらず戦ひける間」
はじ‐しら・う【恥ぢしらふ】ハヂシラフ🔗⭐🔉
はじ‐しら・う【恥ぢしらふ】ハヂシラフ
〔自四〕
はずかしがる。はじらう。住吉物語「―・ひたる姿」
はじ‐しら‐ず【恥知らず】ハヂ‥🔗⭐🔉
はじ‐しら‐ず【恥知らず】ハヂ‥
恥を恥とも思わないこと。また、その人。鉄面皮。「―には呆れる」
はじ‐だん【櫨緂】🔗⭐🔉
はじ‐だん【櫨緂】
菊・竜胆りんどう・紅葉などの模様を繍ぬいものにしたもの。9〜10月頃用いる。一説に、櫨色はじいろのだんだら染。紫式部日記「―に染めたり」
は‐じとみ【半蔀】🔗⭐🔉
は‐じとみ【半蔀】
上半分を外へ揚げるようにし、下ははめこみになった蔀。こじとみ。源氏物語夕顔「かみは―四五間ばかり上げ渡して」
⇒はじとみ‐ぐるま【半蔀車】
はじとみ‐ぐるま【半蔀車】🔗⭐🔉
はじとみ‐ぐるま【半蔀車】
網代車あじろぐるまの一種。物見に半蔀を取り付けたもの。摂関・大臣・大将・高僧・女房、また上皇の乗用。
半蔀車
⇒は‐じとみ【半蔀】
⇒は‐じとみ【半蔀】
○恥なしはじなし🔗⭐🔉
○恥なしはじなし
①恥かしくない。劣らない。源氏物語絵合「昔の跡に恥なく」
②恥を知らない。厚顔無恥である。源氏物語少女「かたくなしき姿などをも恥なく」
⇒はじ【恥・辱】
はじ‐におい【黄櫨匂】‥ニホヒ
鎧よろいの縅おどしの一種。上を黄櫨色とし、次に薄黄櫨・黄・白の順におどしたもの。
はじ‐におい【黄櫨匂】‥ニホヒ🔗⭐🔉
はじ‐におい【黄櫨匂】‥ニホヒ
鎧よろいの縅おどしの一種。上を黄櫨色とし、次に薄黄櫨・黄・白の順におどしたもの。
○箸にも棒にもかからないはしにもぼうにもかからない
ひどすぎて取り扱うべき方法がない。手がつけられない。
⇒はし【箸】
○恥の上の損はじのうえのそん🔗⭐🔉
○恥の上の損はじのうえのそん
恥をかいた上に損をすること。
⇒はじ【恥・辱】
○恥の上塗りはじのうわぬり🔗⭐🔉
○恥の上塗りはじのうわぬり
恥の上に重ねて恥をかくこと。不名誉を重ねること。恥の恥。
⇒はじ【恥・辱】
○恥の掻上げはじのかきあげ🔗⭐🔉
○恥の掻上げはじのかきあげ
(→)「恥の上塗り」に同じ。
⇒はじ【恥・辱】
はじ‐の‐き【黄櫨】
(→)「はぜのき」に同じ。はじ。
はしのく【波斯匿】
(梵語Prasenajit)釈尊と同時代の中インド、コーサラ国王。舎衛しゃえ城に都し仏教を保護した。プラセーナジット。
はし‐の‐こ【梯の子】
はしごの段。また、きざはしの段。
はじ‐の‐き【黄櫨】🔗⭐🔉
はじ‐の‐き【黄櫨】
(→)「はぜのき」に同じ。はじ。
○恥の恥はじのはじ🔗⭐🔉
○恥の恥はじのはじ
(→)「恥の上塗り」に同じ。「恥の上の恥」とも。
⇒はじ【恥・辱】
はし‐の‐ま【階の間】
(→)「はしがくしのま」に同じ。大和物語「―に梅むめいとおかしう咲きたり」
はし‐のり【端乗り】
①端に乗ること。
②ちょっと乗ること。一説に、前駆。宇治拾遺物語9「この馬―に給はり候はん」
はしば【羽柴】
姓氏の一つ。織田信長の重臣である丹羽長秀と柴田勝家との姓の1字ずつを取ったもので、秀吉が豊臣姓を用いるまでの姓。
⇒はしば‐ひでなが【羽柴秀長】
はしはか‐こふん【箸墓古墳】
奈良県桜井市箸中にある最古の前方後円墳の一つ。墳長約280メートル。後円部の直径約160メートル。葺石や最古の埴輪があり、3世紀中葉から後半の築造とされる。崇神紀に倭迹迹日百襲姫命やまとととびももそひめのみことの墓とする伝説があり、卑弥呼の墓とする説もある。
箸墓古墳
撮影:的場 啓
はし‐ばこ【箸箱】
箸を入れておく細長い箱。
はしは‐こうぶり【圭冠】‥カウブリ
上はとがり下は方形で、圭けいに似た漆塗のかぶりもの。後世の烏帽子に似る。けいかん。天武紀下「唯男子のみは―あれば冠して」
圭冠
はしばさみ‐いし【橋挟み石】
池にかけた橋の両側の袂たもとに立てる石。はしびきいし。
はし‐ばし【端端】
①あの端この端。また、ちょっとした部分。「言葉の―に皮肉がこめられている」
②もののはしくれ。つまらぬ者。
③すみずみ。「―にまで文句を付ける」
はし‐ばしら【橋柱】
橋桁はしげたを支える柱。橋脚。忠見集「年経れば朽ちこそまされ―」
はしば‐の‐けむり【橋場の煙】
(江戸郊外、千住の東の橋場という所に火葬場があったことから)火葬の煙。好色二代男「太夫に焼き立てられ―限りと思ひつくを」
はしば‐ひでなが【羽柴秀長】
安土桃山時代の武将。秀吉の異父弟。秀吉に従って歴戦し、よくこれを補佐した。(1541〜1591)
⇒はしば【羽柴】
はしばみ【榛】
カバノキ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は広く、ほぼ円形で先端が急にとがる。しばしば紫色の斑ふが入る。春、開花し、雌雄同株、小花が穂状につく。雄花は黄褐色、雌花は紅色。果実は葉のような総苞そうほうによって下部を包まれ、食用。同属のセイヨウハシバミの実もヘーゼル‐ナッツと呼び食用。〈新撰字鏡7〉
はしばみ【鷂】
〔動〕ハイタカの異称。
はし‐ばみ【端食】
〔建〕板の反そりを防ぐため木口にとりつけた狭い木。扉に多く用いる。はしばめ。
はし‐ばん【橋番】
橋の番をしてその取締りなどにあたること。また、その人。はしもり。橋番人。
はしびき‐いし【橋引石】
(→)「橋挟み石」に同じ。
はし‐ひめ【橋姫】
①橋を守る女神。特に山城の宇治橋にいう。玉姫。古今和歌集恋「われを待つらむ宇治の―」→宇治の橋姫。
②源氏物語の巻名。
はしびろ‐がも【嘴広鴨】
カモの一種。中形で、嘴くちばしが極めて大きく扁平なのが特徴。雄は背が黒褐色、胸は白色、腹は栗色。雌は全体褐色。北半球に広く分布し、日本には秋に多数渡来し越冬する。クチガモ。
ハシビロガモ
撮影:小宮輝之
はしびろ‐こう【嘴広鸛】‥コフ
コウノトリ目ハシビロコウ科の鳥。体長1.2メートル。嘴くちばしが幅広く大きい。アフリカ中部に生息。魚食性で、水辺で長時間動かずに待ち伏せる。
パシフィック‐リーグ【Pacific League】
日本のプロ野球リーグの一つ。1949年に太平洋野球連盟として結成。80年パシフィック野球連盟と改称。略称パリーグ。→セントラル‐リーグ
はし‐ぶくろ【箸袋】
使用前の箸を入れておく紙製の袋。
はしぶと‐がらす【嘴太鴉】
カラスの一種。嘴くちばしが太い。全身黒色で光沢がある。雑食性。「かぁかぁ」と澄んだ声で鳴く。ハシボソガラスと同じく人家付近にすみ、数は極めて多い。東アジア産。ヤマガラス。〈書言字考節用集〉
ハシブトガラス
撮影:小宮輝之
はし‐ぶね【端舟・端艇】
①大船に付属する小舟。人や貨物の陸揚に用いる。
②こぶね。
はし‐ぶみ【端書】
序言。まえがき。はしがき。
ばしぶんつう【馬氏文通】
中国最初の文語文典。10巻。清の馬建忠著。1898年成る。ラテン文法にならい、実字・虚字・助字・句読・文章論を説明。
はし‐べ【端辺】
はし。ほとり。
はじ‐べ【土師部】
古代、大和政権に土師器を貢納した品部しなべ。北九州から関東地方まで各地に分布。埴輪はにわの製作、葬儀にも従事。はにしべ。→土師器はじき
はしべんけい【橋弁慶】
①能。京都の五条橋上で武蔵坊弁慶が牛若丸に敗れて、主従の契りをする。
②1による義太夫・富本・長唄・河東・一中などの曲名。
はしぼそ‐がらす【嘴細鴉】
カラスの一種。ハシブトガラスよりやや小形で、嘴くちばしは細く短い。「がぁがぁ」と濁った声で鳴く。雑食性。人家付近に普通に見られる。ユーラシア大陸北部に分布。
ハシボソガラス
撮影:小宮輝之
はしま【羽島】
岐阜県南西部の市。毛織物・銘仙の産地。住宅地化も進む。人口6万7千。
はし‐まい【端米】
①わずかな米。
②不十分な俸給。
はし‐まくら【箸枕】
(→)「箸置き」に同じ。
はし‐ますがた【橋枡形】
枡形にかけた橋。
はし‐まつり【橋祭】
橋の架設または修繕が終わった時に行う祭。
はし‐ばこ【箸箱】
箸を入れておく細長い箱。
はしは‐こうぶり【圭冠】‥カウブリ
上はとがり下は方形で、圭けいに似た漆塗のかぶりもの。後世の烏帽子に似る。けいかん。天武紀下「唯男子のみは―あれば冠して」
圭冠
はしばさみ‐いし【橋挟み石】
池にかけた橋の両側の袂たもとに立てる石。はしびきいし。
はし‐ばし【端端】
①あの端この端。また、ちょっとした部分。「言葉の―に皮肉がこめられている」
②もののはしくれ。つまらぬ者。
③すみずみ。「―にまで文句を付ける」
はし‐ばしら【橋柱】
橋桁はしげたを支える柱。橋脚。忠見集「年経れば朽ちこそまされ―」
はしば‐の‐けむり【橋場の煙】
(江戸郊外、千住の東の橋場という所に火葬場があったことから)火葬の煙。好色二代男「太夫に焼き立てられ―限りと思ひつくを」
はしば‐ひでなが【羽柴秀長】
安土桃山時代の武将。秀吉の異父弟。秀吉に従って歴戦し、よくこれを補佐した。(1541〜1591)
⇒はしば【羽柴】
はしばみ【榛】
カバノキ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は広く、ほぼ円形で先端が急にとがる。しばしば紫色の斑ふが入る。春、開花し、雌雄同株、小花が穂状につく。雄花は黄褐色、雌花は紅色。果実は葉のような総苞そうほうによって下部を包まれ、食用。同属のセイヨウハシバミの実もヘーゼル‐ナッツと呼び食用。〈新撰字鏡7〉
はしばみ【鷂】
〔動〕ハイタカの異称。
はし‐ばみ【端食】
〔建〕板の反そりを防ぐため木口にとりつけた狭い木。扉に多く用いる。はしばめ。
はし‐ばん【橋番】
橋の番をしてその取締りなどにあたること。また、その人。はしもり。橋番人。
はしびき‐いし【橋引石】
(→)「橋挟み石」に同じ。
はし‐ひめ【橋姫】
①橋を守る女神。特に山城の宇治橋にいう。玉姫。古今和歌集恋「われを待つらむ宇治の―」→宇治の橋姫。
②源氏物語の巻名。
はしびろ‐がも【嘴広鴨】
カモの一種。中形で、嘴くちばしが極めて大きく扁平なのが特徴。雄は背が黒褐色、胸は白色、腹は栗色。雌は全体褐色。北半球に広く分布し、日本には秋に多数渡来し越冬する。クチガモ。
ハシビロガモ
撮影:小宮輝之
はしびろ‐こう【嘴広鸛】‥コフ
コウノトリ目ハシビロコウ科の鳥。体長1.2メートル。嘴くちばしが幅広く大きい。アフリカ中部に生息。魚食性で、水辺で長時間動かずに待ち伏せる。
パシフィック‐リーグ【Pacific League】
日本のプロ野球リーグの一つ。1949年に太平洋野球連盟として結成。80年パシフィック野球連盟と改称。略称パリーグ。→セントラル‐リーグ
はし‐ぶくろ【箸袋】
使用前の箸を入れておく紙製の袋。
はしぶと‐がらす【嘴太鴉】
カラスの一種。嘴くちばしが太い。全身黒色で光沢がある。雑食性。「かぁかぁ」と澄んだ声で鳴く。ハシボソガラスと同じく人家付近にすみ、数は極めて多い。東アジア産。ヤマガラス。〈書言字考節用集〉
ハシブトガラス
撮影:小宮輝之
はし‐ぶね【端舟・端艇】
①大船に付属する小舟。人や貨物の陸揚に用いる。
②こぶね。
はし‐ぶみ【端書】
序言。まえがき。はしがき。
ばしぶんつう【馬氏文通】
中国最初の文語文典。10巻。清の馬建忠著。1898年成る。ラテン文法にならい、実字・虚字・助字・句読・文章論を説明。
はし‐べ【端辺】
はし。ほとり。
はじ‐べ【土師部】
古代、大和政権に土師器を貢納した品部しなべ。北九州から関東地方まで各地に分布。埴輪はにわの製作、葬儀にも従事。はにしべ。→土師器はじき
はしべんけい【橋弁慶】
①能。京都の五条橋上で武蔵坊弁慶が牛若丸に敗れて、主従の契りをする。
②1による義太夫・富本・長唄・河東・一中などの曲名。
はしぼそ‐がらす【嘴細鴉】
カラスの一種。ハシブトガラスよりやや小形で、嘴くちばしは細く短い。「がぁがぁ」と濁った声で鳴く。雑食性。人家付近に普通に見られる。ユーラシア大陸北部に分布。
ハシボソガラス
撮影:小宮輝之
はしま【羽島】
岐阜県南西部の市。毛織物・銘仙の産地。住宅地化も進む。人口6万7千。
はし‐まい【端米】
①わずかな米。
②不十分な俸給。
はし‐まくら【箸枕】
(→)「箸置き」に同じ。
はし‐ますがた【橋枡形】
枡形にかけた橋。
はし‐まつり【橋祭】
橋の架設または修繕が終わった時に行う祭。
○始まらないはじまらない🔗⭐🔉
○始まらないはじまらない
ききめがない。無駄である。「今さら嘆いても―」
⇒はじま・る【始まる】
はじまり【始まり・初まり】
はじまること。はじめ。おこり。「事の―」
はじま・る【始まる】
〔自五〕
①新たにおこる。していない状態から、する状態に移る。堤中納言物語「内裏に御遊び―・るを、ただ今参らせ給へ」。「会議が―・る」「学校が―・る」
②きっかけとなることが生じる。起因する。最初となる。「平安時代に―・る行事」
③(多く「―・った」の形で)癖になっている言語や動作が出る。「また―・った」
⇒始まらない
はし‐ミシン【端ミシン】
布地の端がほつれないように始末するために、ミシンでかがること。
はじ・む【始む・創む】
〔他下二〕
⇒はじめる(下一)
はし‐むかう【箸向ふ】‥ムカフ
〔枕〕
「弟おと」にかかる。
はし‐むこう【橋向う】‥ムカウ
橋を隔てた向う側。また、その土地。
はじ‐むらご【黄櫨村濃】
はじ色のむらご。平経盛家歌合「―なる衣手の森」
はし‐むらさき【端紫】
端の方が紫色であること。また、そのもの。
はじめ【始め・初め】
①ものごとを始めた時。てはじめ。伊勢物語「宮仕への―に」。「何事も―が大事」「―とまどったが」
②おこり。はじまり。最初。発端。万葉集2「天地の―の時」
③主なもの。第1。保元物語「菊池・原田を―として所々に城を構へてたてこもれば」
④さき。まえかた。源氏物語帚木「其の―の事、すきずきしくとも、申し侍らむ」
⑤事の次第。一部始終。好色五人女5「我を忘れて―を語りければ」
⑥(接尾語的に)
㋐最初の経験。「私の酒の飲み―は」
㋑その年それをする最初の日。「御用―」
◇「始」は、物事の起りや開始をあらわし、「終」の対として使うことが多い。また、3の場合もふつう「始」を使う。「初」は、一般に時に関して用い、最初や初期の段階の意で使う。
⇒はじめ‐おわり【始め終り】
⇒はじめ‐ね【始値】
⇒始めあらざるなし、克く終りある鮮し
⇒始め有るものは必ず終りあり
⇒始めから長老にはなれず
⇒始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな
⇒始めに言葉ありき
⇒始めの煌き
⇒始めの囁、後のどよめき
⇒始めは処女の如く後は脱兎の如し
はじまり【始まり・初まり】🔗⭐🔉
はじまり【始まり・初まり】
はじまること。はじめ。おこり。「事の―」
はじま・る【始まる】🔗⭐🔉
はじま・る【始まる】
〔自五〕
①新たにおこる。していない状態から、する状態に移る。堤中納言物語「内裏に御遊び―・るを、ただ今参らせ給へ」。「会議が―・る」「学校が―・る」
②きっかけとなることが生じる。起因する。最初となる。「平安時代に―・る行事」
③(多く「―・った」の形で)癖になっている言語や動作が出る。「また―・った」
⇒始まらない
はじ・む【始む・創む】🔗⭐🔉
はじ・む【始む・創む】
〔他下二〕
⇒はじめる(下一)
大辞林の検索結果 (99)
はじ【恥・辱】🔗⭐🔉
はじ ハヂ [2] 【恥・辱】
(1)面目を失うこと。はじること。「そんなことをするのはわが家の―になる」
(2)はずかしいと感じられる行為や事柄。「―とも思わない」
はじ【黄櫨】🔗⭐🔉
はじ [1] 【黄櫨】
(1)ハゼノキの別名。「―の紅葉いま色づく/宇津保(楼上・下)」
(2)襲(カサネ)の色目の名。表は赤,裏は黄。表黄,裏淡萌黄とも。九月から一一月に着用。
はじ【土師】🔗⭐🔉
はじ [1] 【土師】
〔「はにし」の転〕
古代,埴輪(ハニワ)の製作や陵墓の造営に従事した人。
は-じ【把持】🔗⭐🔉
は-じ ―ヂ [1] 【把持】 (名)スル
(1)しっかり持つこと。かたく握っていること。「信念を―する」
(2)〔心〕「保持{(2)}」に同じ。
はし-あらい【箸洗い】🔗⭐🔉
はし-あらい ―アラヒ [3] 【箸洗い】
〔箸を洗い清める意〕
小さな椀に出される薄味の吸い物。一汁三菜・亭主相伴のあと,八寸の前に出される。一口(ヒトクチ)。湯吸い物。
はし-い【端居】🔗⭐🔉
はし-い ―
[0] 【端居】 (名)スル
家の端近くに出て座っていること。特に夏,涼をとるため縁先などに出ること。[季]夏。「二階の縁端(サキ)に―しながら/浮雲(四迷)」
[0] 【端居】 (名)スル
家の端近くに出て座っていること。特に夏,涼をとるため縁先などに出ること。[季]夏。「二階の縁端(サキ)に―しながら/浮雲(四迷)」
はし-いた【橋板】🔗⭐🔉
はし-いた [0] 【橋板】
橋桁(ハシゲタ)の上に敷き並べた板。
はじ-い・る【恥(じ)入る】🔗⭐🔉
はじ-い・る ハヂ― [3][0] 【恥(じ)入る】 (動ラ五[四])
深くはじる。非常にはずかしいと思う。「大人げないふるまいに―・る」
はじ-いろ【黄櫨色】🔗⭐🔉
はじ-いろ [0] 【黄櫨色】
わずかに赤みのさしたにぶい黄色。黄櫨の心材の煎汁で染めた色。
はし-うら【橋占・橋卜】🔗⭐🔉
はし-うら [0] 【橋占・橋卜】
橋の付近に立って往来の人の言葉を聞いて事の吉凶を判ずること。
はじ-うるし【黄櫨漆】🔗⭐🔉
はじ-うるし [3] 【黄櫨漆】
ハゼノキの別名。
はしおか【橋岡】🔗⭐🔉
はしおか ハシヲカ 【橋岡】
姓氏の一。
はし-おき【箸置き】🔗⭐🔉
はし-おき [2][3] 【箸置き】
食膳で,箸先を載せておく小さな器具。箸台。箸まくら。
はじ-おどし【黄櫨縅】🔗⭐🔉
はじ-おどし ―ヲドシ [3] 【黄櫨縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。黄櫨色の糸で縅したもの。
はし-おり【端折(り)】🔗⭐🔉
はし-おり ―ヲリ [0] 【端折(り)】
「はしょり(端折)」に同じ。
はし-お・る【端折る】🔗⭐🔉
はし-お・る ―ヲル [0][3] 【端折る】 (動ラ五[四])
「はしょる(端折)」に同じ。「裾高々と―・りて/社会百面相(魯庵)」
はじ-かかや・く【恥赫く】🔗⭐🔉
はじ-かかや・く ハヂ― 【恥赫く】 (動カ四)
恥じて赤くなる。赤面する。「なかなか―・かむよりは,罪許されてぞ見えける/源氏(夕顔)」
はじ-かき【恥掻き】🔗⭐🔉
はじ-かき ハヂ― [2][3][0] 【恥掻き】
恥をかくこと。恥さらし。
はし-かくし【階隠し】🔗⭐🔉
はし-かくし [3] 【階隠し】
寝殿造りや神社本殿の正面入り口の階段をおおうように葺(フ)き下ろした庇(ヒサシ)。階段を雨から守り,輿(コシ)や参詣人を寄せるためのもの。神社本殿のものは向拝(コウハイ)ともいう。日隠し。
階隠し
[図]
[図]
はしかくし-の-ま【階隠しの間】🔗⭐🔉
はしかくし-の-ま [3] 【階隠しの間】
寝殿造りの庇の間で,階隠しを上ったところの柱間。日隠しの間。階(ハシ)の間。
はし-かけ【橋架け・橋掛け】🔗⭐🔉
はし-かけ [3][0] 【橋架け・橋掛け】
橋をかけること。橋渡し。
はじ-がま・し【恥がまし】🔗⭐🔉
はじ-がま・し ハヂ― 【恥がまし】 (形シク)
恥ずかしい。外聞が悪い。「人のため―・しき事なく/源氏(葵)」
はじかみ【椒】🔗⭐🔉
はじかみ [0] 【椒】
サンショウの古名。
はじかみ-いお【椒魚】🔗⭐🔉
はじかみ-いお ―イヲ 【椒魚】
サンショウウオの古名。[本草和名]
はじかみ【薑】🔗⭐🔉
はじかみ [0] 【薑】
ショウガの別名。[季]秋。
はじか・む🔗⭐🔉
はじか・む (動マ四)
「かじかむ」に同じ。「北風は吹付ける手が―・んで/浄瑠璃・奥州安達原」
はじか・る🔗⭐🔉
はじか・る ハヂカル (動ラ四)
〔「はちかる」とも〕
手足を大きくひろげる。はだかる。また,花などが大きくひらく。「沖咲かばくわつと―・れももの花/犬子集」
はしかわ【橋川】🔗⭐🔉
はしかわ ハシカハ 【橋川】
姓氏の一。
はじ-がわ・し【恥ぢがはし】🔗⭐🔉
はじ-がわ・し ハヂガハシ 【恥ぢがはし】 (形シク)
恥ずかしげである。「おとなしく―・しく,互に今は成にけり/謡曲・井筒」
はじき【弾き】🔗⭐🔉
はじき [1] 【弾き】
(1)ばねじかけなどで,はじく装置・仕掛け。
(2)おはじき。
(3)俗にピストルをいう。
(4)嫌われること。つまはじきにされること。「娘に振りつけられ―にされた悔しんぼに/歌舞伎・梅雨小袖」
はじき-おん【弾き音】🔗⭐🔉
はじき-おん [3] 【弾き音】
〔flap〕
ふるえ音の一種で,舌が,弾くようにあるいはたたくように一回だけふるえるような調音。日本語のラ行子音のうち,「アラ」「イロ」など母音間のものが典型的。
はじき-しょうぎ【弾き将棋】🔗⭐🔉
はじき-しょうぎ ―シヤウ― [4] 【弾き将棋】
将棋の駒を用いた遊戯の一。一方は歩を一方は大駒を九枚ずつ盤の端に並べ,交互に指で駒をはじき,先に相手の駒全部を盤から落とした方を勝ちとする。
はじき-まめ【弾き豆】🔗⭐🔉
はじき-まめ [3] 【弾き豆】
「弾け豆」に同じ。
はじき-ゆみ【弾き弓】🔗⭐🔉
はじき-ゆみ [3] 【弾き弓】
⇒だんぐう(弾弓)
はじ-き【土師器】🔗⭐🔉
はじ-き [2] 【土師器】
古墳時代から奈良・平安時代にかけて用いられた素焼き土器の総称。赤色の素焼きで文様はない。弥生土器から発達したもの。
はじき-ざき【弾崎】🔗⭐🔉
はじき-ざき 【弾崎】
新潟県両津市,佐渡島北端の岬。海食崖が発達し,岩場にイワユリが咲く。弾埼灯台がある。
はじき-だ・す【弾き出す】🔗⭐🔉
はじき-だ・す [4][0] 【弾き出す】 (動サ五[四])
(1)はじいて外へ出す。「爪で―・す」
(2)仲間から追い出す。仲間はずれにする。「グループから―・される」
(3)〔もと,算盤(ソロバン)を用いて計算したところから〕
算出する。「利益はざっと一億円と―・された」
(4)やり繰りしてひねり出す。「宿泊費まではとても―・せない」
[可能] はじきだせる
はしき-やし【愛しきやし】🔗⭐🔉
はしき-やし 【愛しきやし】 (連語)
〔形容詞「はし(愛)」の連体形に,間投助詞「や」と強めの副助詞「し」の加わったもの〕
いとおしい。はしけよし。はしけやし。「―栄えし君のいましせば昨日も今日も我(ワ)を召さましを/万葉 454」
はしき-よし【愛しきよし】🔗⭐🔉
はしき-よし 【愛しきよし】 (連語)
「はしきやし」に同じ。「―かくのみからに慕ひ来し妹が心のすべもすべなさ/万葉 796」
はし-きれ【端切れ】🔗⭐🔉
はし-きれ [0] 【端切れ】
ちぎれた,小さな部分。きれはし。
はじ・く【弾く】🔗⭐🔉
はじ・く [2] 【弾く】
■一■ (動カ五[四])
(1)(ばねなど,たわんだものがはね返る力で)はねかえす。「おはじきを―・く」「茶碗を―・くと澄んだ音がした」
(2)指先で弦を打って糸を振動させる。つまびく。「ギターの弦を―・く」
(3)表面ではね返して寄せつけない。はねのける。「ピストルのたまを―・く」「水を―・く」「インクを―・く」
(4)算盤(ソロバン)を使って計算する。また,何らかの方法で計算してある数値を見込む。「そろばんを―・く」「利益をコンピューターで―・く」
[可能] はじける
■二■ (動カ下二)
⇒はじける
はじけ-と・ぶ【弾け飛ぶ】🔗⭐🔉
はじけ-と・ぶ [0][4] 【弾け飛ぶ】 (動バ五[四])
はじけて飛ぶ。はじけたように飛ぶ。また,はじけてなくなる。「雹(ヒヨウ)が路面に―・ぶ」「年来の夢が―・んだ」
はじけ-まめ【弾け豆】🔗⭐🔉
はじけ-まめ [3] 【弾け豆】
煎(イ)って弾けさせた豆。転じて,ソラマメの別称。はじきまめ。
はしけ-やし【愛しけやし】🔗⭐🔉
はしけ-やし 【愛しけやし】 (連語)
「はしきやし」に同じ。「―妻も子どもも高々に/万葉 3692」
はじ・ける【弾ける】🔗⭐🔉
はじ・ける [3] 【弾ける】 (動カ下一)[文]カ下二 はじ・く
(1)中身が膨張して割れる。また,植物の実が熟して殻などが割れる。はぜる。「さやが―・ける」
(2)勢いよく飛び散る。また,音などが急に起こる。「―・けるような笑い声」
(3)成熟して練れる。世なれる。「―・けた商人風の/歌行灯(鏡花)」
はしこ・い【捷い・敏捷い】🔗⭐🔉
はしこ・い [3] 【捷い・敏捷い】 (形)[文]ク はしこ・し
動作がすばやい。機敏である。敏捷(ビンシヨウ)だ。はしっこい。「―・い子供」「智慧に―・き幸助を傍に寄び私(ヒソカ)に其の意見を聞くに/鉄仮面(涙香)」
[派生] ――さ(名)
は-じごく【破地獄】🔗⭐🔉
は-じごく ―ヂゴク [2] 【破地獄】
〔仏〕 地獄を脱し,その苦をのがれること。
はじ-さらし【恥曝し】🔗⭐🔉
はじ-さらし ハヂ― [3] 【恥曝し】 (名・形動)[文]ナリ
世間に恥をさらす・こと(さま)。そのような人をもいう。「わが家の―」「―なことをする」
は-じし【歯肉・
・齦】🔗⭐🔉
は-じし 【歯肉・
・齦】
歯ぐき。[和名抄]
・齦】
歯ぐき。[和名抄]
はじ-し・める【恥しめる】🔗⭐🔉
はじ-し・める ハヂ― [4] 【恥しめる】 (動マ下一)[文]マ下二 はぢし・む
恥ずかしめる。侮辱する。「しつたぶりをしてをり
―・められても/安愚楽鍋(魯文)」

―・められても/安愚楽鍋(魯文)」
はじ-しら・う【恥ぢしらふ】🔗⭐🔉
はじ-しら・う ハヂシラフ 【恥ぢしらふ】 (動ハ四)
恥ずかしがる。恥じらう。「女すべて物を言はねば,しばしは,―・ひたるかと思ふに/今昔 16」
はじ-しらず【恥知らず】🔗⭐🔉
はじ-しらず ハヂ― [3] 【恥知らず】 (名・形動)[文]ナリ
恥ずべきことをして,平然としている・こと(さま)。そのような人をもいう。「―なことをする」「この―め」
はした-いろ【端た色】🔗⭐🔉
はした-いろ [0] 【端た色】
(1)襲(カサネ)の色目の名。表・裏ともに薄紫。
(2)織り色の名。経緯(タテヨコ)ともに薄紫。四季通用。
(3)染め色で,薄めの色のこと。
はした-め【端た女】🔗⭐🔉
はした-め [0] 【端た女】
〔「婢女」とも書く〕
召し使いの女。下女。
はした-もの【端た物】🔗⭐🔉
はした-もの [0] 【端た物】
数のそろってないもの。はんぱもの。
はし-たか【鷂】🔗⭐🔉
はし-たか [0] 【鷂】
「はいたか(鷂)」に同じ。
はしたか-の【鷂の】🔗⭐🔉
はしたか-の 【鷂の】 (枕詞)
(1)尾羽に鈴をつけることから,「すず」や「すず」と同音を含む「すずろ」などにかかる。「―すずの篠原かりくれて/続古今(冬)」「―すずろにかかるすまひして/紀伊集」
(2)鳥屋(トヤ)に飼うことから,「とや」にかかる。「―外山(トヤマ)の庵の夕暮を/右大臣家歌合」
はしたて-の【梯立ての】🔗⭐🔉
はしたて-の 【梯立ての】 (枕詞)
(1)梯子(ハシゴ)のようにそばだった意から,「さがしき山」にかかる。「―嶮(サガ)しき山も/日本書紀(仁徳)」
(2)古代の高床式の倉にかけた梯の意から,同音の地名「倉梯(クラハシ)」にかかる。「―倉梯山を嶮しみと/古事記(下)」
(3)地名「熊来(クマキ)」にかかる。かかり方未詳。「―熊来のやらに/万葉 3878」
はした-な・む🔗⭐🔉
はした-な・む (動マ下二)
(1)きまりの悪い思いをさせる。困らせる。「こなたかなた,心をあはせて,―・め/源氏(桐壺)」
(2)きまりが悪いと思うほどたしなめる。とがめる。「念仏より外のあだわざなせそと―・められしかば/源氏(手習)」
はじ-だん【櫨
】🔗⭐🔉
はじ-だん [2] 【櫨
】
黄櫨色で
(ダン)に染めること。また,そのように染めた紐(ヒモ)や緒。「―に染めたり/紫式部日記」
】
黄櫨色で
(ダン)に染めること。また,そのように染めた紐(ヒモ)や緒。「―に染めたり/紫式部日記」
は-じとみ【半蔀】🔗⭐🔉
は-じとみ [2] 【半蔀】
蔀戸を上下二枚に分け,上半分を外側にはね上げて垂木から吊(ツ)るようにしたもの。
半蔀
[図]
[図]
はじとみ-ぐるま【半蔀車】🔗⭐🔉
はじとみ-ぐるま [5] 【半蔀車】
物見に半蔀をつけた網代(アジロ)車。上皇・親王・摂関・大臣・大将・女房などの乗用。
半蔀車
[図]
[図]
はじとみ【半蔀】🔗⭐🔉
はじとみ 【半蔀】
能の一。三番目物。雲林院の僧が,立花供養で夕顔の花を捧げる女の言葉により五条辺りへ行くと,半蔀より夕顔の上の霊が現れ,源氏の君との昔を語って舞う。「夕顔」と同工異曲。
はし-なく【端無く】🔗⭐🔉
はし-なく [3] 【端無く】 (副)
思いがけなく。出し抜けに。「―夕影子の東京より来れるに会す/ふところ日記(眉山)」
はじ-におい【黄櫨匂・櫨匂】🔗⭐🔉
はじ-におい ―ニホヒ [3] 【黄櫨匂・櫨匂】
黄櫨色を,肩を濃く,次第にぼかして裾が白くなるように染めた色目。また,その色目の,鎧(ヨロイ)の縅(オド)し方。
はし-ぬい【端縫(い)】🔗⭐🔉
はし-ぬい ―ヌヒ [0] 【端縫(い)】
布の裁ち目をそのまま,あるいはごく細く折り返して際を縫うこと。はぬい。
はじ-の-き【黄櫨】🔗⭐🔉
はじ-の-き [1] 【黄櫨】
⇒はぜのき(黄櫨)
はしのく【波斯匿】🔗⭐🔉
はしのく 【波斯匿】
〔梵 Prasenajit〕
中インドのコーサラ国の国王。シュラーバスティー(舎衛城)に住み,釈迦に帰依して仏教教団を擁護した。
はし-の-こ【梯の子】🔗⭐🔉
はし-の-こ 【梯の子】
階段。はしご。また,その一段一段。「二階より―をつたひて/浮世草子・一代男 4」
はし-の-はか【箸の墓】🔗⭐🔉
はし-の-はか 【箸の墓】
⇒箸墓古墳(ハシハカコフン)
はし-の-ま【階の間】🔗⭐🔉
はし-の-ま [0] 【階の間】
「階隠(ハシカク)しの間」に同じ。
はしはか-こふん【箸墓古墳】🔗⭐🔉
はしはか-こふん 【箸墓古墳】
奈良県桜井市箸中にある前方後円墳。全長275メートル,高さ16メートル。厚く葺(フ)き石におおわれている。四世紀前半から中頃の築造か。倭迹々日百襲姫命(ヤマトトヒモモソヒメノミコト)の墓に比定されている。特殊器台形埴輪片・土師器壺が出土。箸の墓。
はしひと-の-ひめみこ【間人皇女】🔗⭐🔉
はしひと-の-ひめみこ 【間人皇女】
(?-665) 孝徳天皇の皇后。舒明天皇の皇女。母は皇極天皇。653年孝徳天皇を難波に残し,兄の中大兄皇子(天智天皇),皇祖母命(皇極天皇)とともに飛鳥宮に移った。
はじ-べ【土師部】🔗⭐🔉
はじ-べ [2] 【土師部】
古代の部民の一。埴輪(ハニワ)・土師器の製作や葬礼に関する労役に従事した。はにしべ。
はしま【羽島】🔗⭐🔉
はしま 【羽島】
岐阜県南西部,木曾川と長良川との間にある市。近世,市場町・機業町。近年,毛織物・紡績工場が集積。都市化が進む。
はし-まくら【箸枕】🔗⭐🔉
はし-まくら [3] 【箸枕】
箸置き。箸台。
はじまら
ない【始まらない】🔗⭐🔉
はじまら
ない 【始まらない】 (連語)
⇒始まる(動)(4)
ない 【始まらない】 (連語)
⇒始まる(動)(4)
はじまり【始まり・初まり】🔗⭐🔉
はじまり [0] 【始まり・初まり】
(1)はじまること。また,はじまる時。「戦いの―を告げるゴング」
(2)事の起こり。発端。また,起源。「うそは泥棒の―」「相撲の―」
はじま・る【始まる】🔗⭐🔉
はじま・る [0] 【始まる】 (動ラ五[四])
(1)新たに物事が行われるようになる。
⇔終わる
(ア)今まで行われなかったことが,行われるようになる。「建設工事が―・る」「試合が―・る」「天地―・る時に/日本書紀(神代上訓)」(イ)(いつも行われている物事が)新たに行われるようになる。「夏休みが―・る」「学校は八時二〇分に―・る」
(2)ある物事を起因とし,新しい物事が生じる。「中国に―・る行事」「悲劇は彼の心ない発言から―・った」
(3)(「また始まった」などの形で)いつもの癖や振る舞いが行われ出す。「いつものお説教がまた―・った」
(4)(「…しても始まらない」の形で)…しても無駄である。…してもなんにもならない。「あとで文句を言っても―・らない」「今さら嘆いても―・らない」
〔「始める」に対する自動詞〕
はし-むかう【箸向かふ】🔗⭐🔉
はし-むかう ―ムカフ 【箸向かふ】 (枕詞)
古代の箸は折り箸で,向き合う意から,「弟(オト)」にかかる。「父母が成しのまにまに―弟の命(ミコト)は/万葉 1804」
はし-むこう【橋向こう】🔗⭐🔉
はし-むこう ―ムカフ [3] 【橋向こう】
橋を隔てた向こう側。
はじめ【初め・始め】🔗⭐🔉
はじめ [0] 【初め・始め】
(1)はじめること。
⇔終わり
「仕事―」
(2)はじめたばかりの段階・時。副詞的にも用いる。「―にお断り申し上げます」「―気がつかなかった」
(3)起源。起こり。また,先例。「国の―」「これを―とする」
(4)多くのもののうち,第一番目のもの,また,先の方のもの。「―が男の子で次が女だ」「―の五首が良い」
(5)それが代表的な例であることを表す。「社長を―として社員一同」
(6)「始め終わり{(2)}」に同じ。「―を語り/浮世草子・五人女 5」
〔普通,順序の意には「初」,開始の意には「始」を用いる〕
はじめ-おわり【始め終わり】🔗⭐🔉
はじめ-おわり ―ヲハリ [3] 【始め終わり】
(1)はじめと終わり。[ヘボン]
(2)発端と結末。また,はじめから終わりまで。「―の事どもをいろ
語りければ/仮名草子・恨の介」

語りければ/仮名草子・恨の介」
はじめ-ね【始め値】🔗⭐🔉
はじめ-ね [3] 【始め値】
株式市場の立ち会いで最初についた値段。寄付(ヨリツキ)値。
はじめ-たる【始めたる】🔗⭐🔉
はじめ-たる 【始めたる】 (連語)
〔動詞「始む」の連用形「始め」に助動詞「たり」の連体形「たる」の付いたもの〕
はじめての。「これを―御事ならばこそあらめ/栄花(つぼみ花)」
はじめ-て【初めて・始めて】🔗⭐🔉
はじめ-て [2] 【初めて・始めて】 (副)
(1)その状態・事柄をそれまで経験していないさま。最初。「―お目にかかります」
(2)ある経過を経てやっと。「失って―偉大さに気づく」
はじめ-まして【初めまして・始めまして】🔗⭐🔉
はじめ-まして 【初めまして・始めまして】 (連語)
初対面の人に対するあいさつの言葉。「―,私,中村と申します」
はじ【恥】(和英)🔗⭐🔉
はじ【恥】
(a) shame;→英和
(a) humiliation (屈辱);an insult (侮辱).→英和
〜知らずの shameless.→英和
〜をかかせる putto shame.〜をかく be put to shame;humiliate oneself.〜をさらす disgrace oneself.〜をしのぶ swallow an insult;bear a shame.〜をしのんで…する stoop to do.〜を知れ Shame on you!
はじいる【恥じ入る】(和英)🔗⭐🔉
はじいる【恥じ入る】
be[feel]deeply ashamed.⇒恥じる.
はじまり【始まり】(和英)🔗⭐🔉
はじまり【始まり】
the beginning;the origin (起原).→英和
はじめて【初[始]めて】(和英)🔗⭐🔉
はじめて【初[始]めて】
for the first time;first.→英和
この土地は〜です I have never been here before.
広辞苑+大辞林に「はじ」で始まるの検索結果。もっと読み込む
haji