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広辞苑の検索結果 (50)
かさ【梂・毬】🔗⭐🔉
かさ【梂・毬】
松・橡とちなどの果実のから。
かさ【笠】🔗⭐🔉
かさ【笠】
①雨・雪を防いだり日光をさえぎったりするために頭にかぶるもの。かぶりがさ。万葉集12「蓑みの―着ずて来ける人や誰」
②1の形をしたもの。石灯籠いしどうろう・松茸・ランプなどの上部をいう。
③椀のふた。
④筆のさや。
⑤紋所の名。笠をかたどったもの。
笠
⇒笠に着る
⇒笠に着る
かさ【笠】(姓氏)🔗⭐🔉
かさ【笠】
姓氏の一つ。
⇒かさ‐の‐いらつめ【笠女郎】
⇒かさ‐の‐かなむら【笠金村】
かさ【傘】🔗⭐🔉
かさ【傘】
雨・雪を防ぎ、また日光などをさえぎるため頭上にかざすもの。からかさ・こうもりがさ・ひがさなどの総称。さしがさ。
かさ【嵩】🔗⭐🔉
かさ【暈】🔗⭐🔉
かさ【暈】
〔天〕(halo)太陽または月の周囲に見える光の輪。光が、微細な氷の結晶から成る雲で反射・屈折を受ける結果生じる。広義には光冠をも含む。うん(暈)。光環。ハロー。「月に―がかかる」
暈
撮影:高橋健司
かさ【瘡】🔗⭐🔉
かさ【瘡】
①皮膚病の総称。できもの。今昔物語集29「身にあしき―の出でたりければ」
②梅毒ばいどくの俗称。守貞漫稿「夜鷹の―にて思ひいづることあり」
か‐さ【枷鎖】🔗⭐🔉
か‐さ【枷鎖】
①かせとくさり。罪人を繋ぐ刑具。今昔物語集7「或は紐械、或は―を蒙れる者」
②禅宗で、無形の束縛。
か‐さ【過差】クワ‥🔗⭐🔉
か‐さ【過差】クワ‥
分に過ぎたこと。華美。ぜいたく。大鏡伊尹「―ことのほかに好ませ給ひて」
かさ‐あげ【嵩上げ】🔗⭐🔉
かさ‐あげ【嵩上げ】
堤防などを更に高くすること。比喩的にも用いる。「予算の―」「手当の―」
かさ‐あて【笠当て】🔗⭐🔉
かさ‐あて【笠当て】
笠の裏面の、頭にあたる所につける小さいふとんのようなもの。かりて。
か‐さい【火災】クワ‥🔗⭐🔉
かさい【加西】🔗⭐🔉
かさい【加西】
兵庫県中央部の市。山地・丘陵と小さな河谷平野とから成り、中国自動車道が貫通。電機工業が立地。人口4万9千。
か‐さい【花菜】クワ‥🔗⭐🔉
か‐さい【花菜】クワ‥
花・蕾つぼみの部分を食用とする野菜。食用菊やカリフラワー・ブロッコリーなど。花蕾からい菜。
か‐さい【果菜】クワ‥🔗⭐🔉
か‐さい【果菜】クワ‥
①果物と野菜。
②ナス・キュウリ・マクワウリなどのように、果実を食用とする野菜。
か‐さい【苛細】🔗⭐🔉
か‐さい【苛細】
きびし過ぎて煩わしいこと。
か‐さい【家妻】🔗⭐🔉
か‐さい【家妻】
妻のこと。
か‐さい【家宰】🔗⭐🔉
か‐さい【家宰】
家長に代わって家事を取りしきる人。家老。
か‐さい【家裁】🔗⭐🔉
か‐さい【家裁】
家庭裁判所の略称。
かさい【葛西】(地名)🔗⭐🔉
かさい【葛西】
武蔵国の地名。今の東京都江戸川区の南部および葛飾区の江戸川と中川とに挟まれた地帯。現在、江戸川区南部の地名として残る。→葛飾。
⇒かさい‐おどり【葛西踊】
⇒かさい‐たろう【葛西太郎】
⇒かさい‐ねんぶつ【葛西念仏】
⇒かさい‐のり【葛西海苔】
⇒かさい‐ばやし【葛西囃子】
⇒かさい‐ぶね【葛西舟】
かさい【葛西】(姓氏)🔗⭐🔉
かさい【葛西】
姓氏の一つ。
⇒かさい‐ぜんぞう【葛西善蔵】
か‐さい【禍災】クワ‥🔗⭐🔉
か‐さい【禍災】クワ‥
わざわい。災難。災害。
か‐さい【寡妻】クワ‥🔗⭐🔉
か‐さい【寡妻】クワ‥
(寡徳の人の妻の意。一説に、嫡妻の意とも)
①他人に対して自分の妻をいう時の謙称。
②夫を失った妻。やもめ。寡婦。
か‐さい【歌才】🔗⭐🔉
か‐さい【歌才】
和歌を作る才能。
かさい‐おどり【葛西踊】‥ヲドリ🔗⭐🔉
かさい‐おどり【葛西踊】‥ヲドリ
江戸時代、葛西の農夫が、笛・鉦・太鼓の囃子はやしにつれて念仏を唱えながら踊り歩いたもの。葛西念仏。
⇒かさい【葛西】
かさい‐がん【火砕岩】クワ‥🔗⭐🔉
かさい‐がん【火砕岩】クワ‥
(→)火山砕屑さいせつ岩に同じ。
かさい‐きゅう【火砕丘】クワ‥キウ🔗⭐🔉
かさい‐きゅう【火砕丘】クワ‥キウ
(→)砕屑さいせつ丘に同じ。
かさ‐いし【笠石】🔗⭐🔉
かさ‐いし【笠石】
煉瓦や石材の構造物または塀などの上にかぶらせる石。冠石かむりいし。
かさい‐ぜんぞう【葛西善蔵】‥ザウ🔗⭐🔉
かさい‐ぜんぞう【葛西善蔵】‥ザウ
小説家。弘前市生れ。自らの深刻な生活経験を描写、典型的な私小説作家。作「子をつれて」「湖畔手記」「椎の若葉」など。(1887〜1928)
⇒かさい【葛西】
かさ‐いた【笠板】🔗⭐🔉
かさ‐いた【笠板】
戸袋などの上部をおおう板。
かさい‐たろう【葛西太郎】‥ラウ🔗⭐🔉
かさい‐たろう【葛西太郎】‥ラウ
江戸時代、向島秋葉神社へ行く土手の下り口にあった川魚料理店。鯉料理を呼び物にしていた。
⇒かさい【葛西】
かさい‐のり【葛西海苔】🔗⭐🔉
かさい‐のり【葛西海苔】
葛西で採取した海苔。浅草海苔。
⇒かさい【葛西】
かさい‐ぶつ【火砕物】クワ‥🔗⭐🔉
かさい‐ぶつ【火砕物】クワ‥
(→)火山砕屑さいせつ物に同じ。
かさい‐ぶね【葛西舟】🔗⭐🔉
かさい‐ぶね【葛西舟】
葛西の農夫が江戸の糞尿を運んだ船。東海道中膝栗毛6「作者が知恵のこやしにて、―につむとも尽きず」
⇒かさい【葛西】
かさい‐ほうち‐き【火災報知機】クワ‥🔗⭐🔉
かさい‐ほうち‐き【火災報知機】クワ‥
火災の発生とその箇所を消防署や管理室などに急報するための装置。
⇒か‐さい【火災】
かさい‐ほけん【火災保険】クワ‥🔗⭐🔉
かさい‐ほけん【火災保険】クワ‥
損害保険の一種。火災によって生ずる損害の填補てんぽを目的とする保険。家財など動産に関するもの、建物に関するもの、家主の失う家賃に関するものなど各種にわたる。
⇒か‐さい【火災】
かさい‐りゅう【火砕流】クワ‥リウ🔗⭐🔉
かさい‐りゅう【火砕流】クワ‥リウ
高温の火山灰・軽石・火山岩塊などが一団となって高速度で斜面を流れ下る現象。時速数十から百キロメートル以上で宅地や耕作地を襲い、大災害をひき起こすことがある。
かさい‐れっとう【花綵列島】クワ‥タウ🔗⭐🔉
かさい‐れっとう【花綵列島】クワ‥タウ
(festoon islands)円弧状または弓形に配列され、花綵はなづなのような形をなしている列島。弧状列島の別称。特に千島・日本・琉球列島を指した呼称。
かさおか【笠岡】‥ヲカ🔗⭐🔉
かさおか【笠岡】‥ヲカ
岡山県南西端の市。人造真珠・麦藁帽子を産する。笠岡湾はカブトガニの生息地で、天然記念物。人口5万7千。
かさ‐おし【嵩押し】🔗⭐🔉
かさ‐おし【嵩押し】
高圧的に押しつけること。高飛車。嵩高かさだか。狂言、靱猿「其様な―な事はいはぬ物でござる」
かさ‐おどり【傘踊・笠踊】‥ヲドリ🔗⭐🔉
かさ‐おどり【傘踊・笠踊】‥ヲドリ
日傘・花傘・蛇の目傘、またかぶり笠を持っておどる踊。「道成寺」の笠踊は有名。からかさ踊。花笠踊。
かさ‐おどろき【傘驚き】🔗⭐🔉
かさ‐おどろき【傘驚き】
(→)「からかさおどろき」に同じ。中務内侍日記「この御馬は―やし侍らむ」
かさ‐がい【笠貝】‥ガヒ🔗⭐🔉
かさ‐がい【笠貝】‥ガヒ
ツタノハガイ科の一種。陣笠形で、殻長9センチメートルに及ぶ。表面には顆粒状の放射肋が密に並ぶ。小笠原諸島特産で、天然記念物。また、広くは陣笠形をした巻貝の総称。
かさ‐かき【瘡掻き】🔗⭐🔉
かさ‐かき【瘡掻き】
皮膚病にかかった人。特に、梅毒患者。
かさ‐がけ【笠懸】🔗⭐🔉
かさ‐がけ【笠懸】
平安時代の末から行われた騎射の一種。垜あずちに射手の綾藺笠あやいがさをかけて、遠矢を射るもの。のちには、笠の代りに革の中にわらを入れたものを的とした。弓は塗弓、三所籐みところどう。矢は蟇目ひきめ。的との距離は、弦をかけないはずし弓の長さで10張伏せた程度。小笠懸・遠笠懸・神事笠懸などがある。
笠懸
⇒かさがけ‐うま【笠懸馬】
⇒かさがけ‐の【笠懸野】
⇒かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】
⇒かさがけ‐うま【笠懸馬】
⇒かさがけ‐の【笠懸野】
⇒かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】
かさがけ‐うま【笠懸馬】🔗⭐🔉
かさがけ‐うま【笠懸馬】
笠懸の時に乗る馬。
⇒かさ‐がけ【笠懸】
かさがけ‐の【笠懸野】🔗⭐🔉
かさがけ‐の【笠懸野】
(源頼朝が笠懸を行なった地という)群馬県南東部にある野。渡良瀬川が形成した扇状地の名。
⇒かさ‐がけ【笠懸】
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かさ【毬・
】🔗⭐🔉
かさ [1] 【毬・
】
マツやツガなどの実の殻(カラ)。「松―」
】
マツやツガなどの実の殻(カラ)。「松―」
かさ【笠・傘】🔗⭐🔉
かさ [1] 【笠・傘】
(1)雨雪・日光を防ぐために頭に直接かぶるもの。菅(スゲ)・藺(イ)などで編んで作る。かぶりがさ。《笠》
→笠の台
(2){(1)}と同じ目的で頭上にかざすもの。中心点から放射状に骨を出し,布地や油紙を張り,柄をつけ,折り畳みできるようにしたもの。こうもり傘・唐傘・日傘などの総称。《傘》「―を差す」
(3)
(1)
(2)の恰好(カツコウ)をしたもの。「電気の―」「キノコの―」
(4)おおい守るもののたとえ。「権力を―にいばりちらす」「核の―」
(5)椀(ワン)などのふた。「―を取て,御めしの上をばとらず/今川大双紙」
(6)筆のさや。筆帽。
(7)家紋の一。{(1)(2)}をかたどったもの。
傘(7)
[図]
[図]
かさ【笠】🔗⭐🔉
かさ 【笠】
姓氏の一。
かさ【嵩】🔗⭐🔉
かさ [2] 【嵩】
(1)物の大きさや分量。体積や容積。「―がはる」「水―」
(2)人間としての大きさ・厚み。威厳・徳など。「人の―もなくして,只世に随ひ/沙石 4」
(3)高い所。かみて。「―より落し懸て/太平記 15」
(4)芸の幅や厚み。「生得の位とは長(タケ)也。―と申すは別の物也/風姿花伝」
かさ【暈】🔗⭐🔉
かさ [1] 【暈】
太陽・月の周囲にできる光の輪。巻層雲などの微細な氷晶からできた雲を通して太陽や月を見たときに現れる光の屈折現象。俗に風雨の前兆とされる。ハロー。うん。「月に―がかかる」
かさ【瘡】🔗⭐🔉
かさ [0] 【瘡】
(1)できもの・はれものなどの皮膚病。また,かさぶた。
(2)梅毒(バイドク)の俗称。「―かき」
か-さ【枷鎖・枷
】🔗⭐🔉
か-さ [0] 【枷鎖・枷
】
くびかせとくさり。罪人をつなぐ刑具。「或いは
械(チユウカイ),或いは―を蒙れる者/今昔 7」
】
くびかせとくさり。罪人をつなぐ刑具。「或いは
械(チユウカイ),或いは―を蒙れる者/今昔 7」
か-さ【過差】🔗⭐🔉
か-さ クワ― [1] 【過差】
(1)分に過ぎること。不相応なぜいたく。「―をばえしづめさせ給はざりしに/大鏡(時平)」
(2)誤差。
かさ-あげ【嵩上げ】🔗⭐🔉
かさ-あげ [0] 【嵩上げ】 (名)スル
(1)構築物を今までよりも高くすること。「堤防の―工事」
(2)(比喩的に)金額をふやすこと。「賃金ベースを―する」
かさ-あて【笠当て】🔗⭐🔉
かさ-あて [2] 【笠当て】
かぶり笠の内側の,頭にあたる所につける小さい布団のようなもの。
かさい-かんちき【火災感知器】🔗⭐🔉
かさい-かんちき クワ― [6] 【火災感知器】
熱・煙などを感知し,火災の発生を自動的に発見して警報を鳴らす装置。火災報知機。
かさい-きしょう【火災気象】🔗⭐🔉
かさい-きしょう クワ―シヤウ [4] 【火災気象】
火災の発生・延焼に関係する気象。主に湿度と風が関係する。
かさい-ほうちき【火災報知機】🔗⭐🔉
かさい-ほうちき クワ― [6] 【火災報知機】
(1)火災の発生とその場所を消防署などに知らせる装置。
(2)「火災感知器」の通称。
かさい-ほけん【火災保険】🔗⭐🔉
かさい-ほけん クワ― [4] 【火災保険】
火災によって生ずる財産上の損害を填補(テンポ)するための損害保険。建物・家具・商品・貴金属などが対象となる。
か-さい【花菜】🔗⭐🔉
か-さい クワ― [0] 【花菜】
「花菜類」の略。
かさい-るい【花菜類】🔗⭐🔉
かさい-るい クワ― [2] 【花菜類】
花の部分を食用にする野菜。カリフラワー・ブロッコリーなど。
か-さい【果菜】🔗⭐🔉
か-さい クワ― [0] 【果菜】
(1)果物(クダモノ)と野菜。
(2)「果菜類」の略。
かさい-るい【果菜類】🔗⭐🔉
かさい-るい クワ― [2] 【果菜類】
果実を食用とする野菜。ナス・キュウリ・トマトなど。
か-さい【家妻】🔗⭐🔉
か-さい [0] 【家妻】
妻。
か-さい【家宰】🔗⭐🔉
か-さい [0] 【家宰】
家長を補佐し,一家を管理し,家事をとりしきる人。「家事は之を―に托し/経国美談(竜渓)」
か-さい【家裁】🔗⭐🔉
か-さい [0] 【家裁】
「家庭裁判所」の略。
か-さい【過載】🔗⭐🔉
か-さい クワ― [0] 【過載】
「過積載」に同じ。
か-さい【禍災】🔗⭐🔉
か-さい クワ― [0] 【禍災】
わざわい。災難。災禍。
か-さい【寡妻】🔗⭐🔉
か-さい クワ― [1][0] 【寡妻】
(1)自分の妻をへりくだっていう語。愚妻。荊妻(ケイサイ)。
(2)夫と死別した女性。寡婦。
か-さい【歌才】🔗⭐🔉
か-さい [0] 【歌才】
和歌をつくる才能。
かさい【加西】🔗⭐🔉
かさい 【加西】
兵庫県中南部の市。中心の北条は山陰・山陽を結ぶ交通の要地。播州白木綿・畳表を産する。電気機械器具工業が発達。玉丘古墳がある。
かさい【葛西】🔗⭐🔉
かさい 【葛西】
東京都江戸川区南部工業地区。
かさい-おどり【葛西踊り】🔗⭐🔉
かさい-おどり ―ヲドリ [4] 【葛西踊り】
「葛西念仏(カサイネンブツ){(1)}」に同じ。
かさい-ねんぶつ【葛西念仏】🔗⭐🔉
かさい-ねんぶつ [4] 【葛西念仏】
(1)江戸中期,武蔵国葛西に始まり江戸の市中を踊りまわった一種の踊り念仏。鉦(カネ)・太鼓に笛を吹き念仏を唱えながら踊り歩いた。泡斎念仏。葛西踊り。
(2)葛西踊りから出た,歌舞伎の下座音楽。鉦や太鼓・三味線を用い,物売りの出入りや寺院など寂しい場面,また立ち回りなどに用いる。
かさい-のり【葛西海苔】🔗⭐🔉
かさい-のり [2] 【葛西海苔】
葛西辺から産出した海苔。浅草海苔。
かさい-ばやし【葛西囃子】🔗⭐🔉
かさい-ばやし [4] 【葛西囃子】
江戸中期,武蔵国葛西におこった祭礼の囃子。一説に,葛西金町の鎮守香取明神の神職が始めたものという。葛西神社例大祭に奉納される。
かさい-ぶね【葛西舟】🔗⭐🔉
かさい-ぶね [4] 【葛西舟】
葛西の農民が,肥やしにするため江戸の糞尿を運んだ舟。
かさい-りんかい-こうえん【葛西臨海公園】🔗⭐🔉
かさい-りんかい-こうえん ―コウ
ン 【葛西臨海公園】
東京都江戸川区,荒川・旧江戸川の河口の間にある都立公園。1989年(平成1)開園。水族園・野鳥園などがある。
ン 【葛西臨海公園】
東京都江戸川区,荒川・旧江戸川の河口の間にある都立公園。1989年(平成1)開園。水族園・野鳥園などがある。
かさい【葛西】🔗⭐🔉
かさい 【葛西】
姓氏の一。中世,下総国葛飾郡葛西荘より興った豪族。奥州藤原征伐で功をなし,伊達氏と共に奥州で勢力をふるう。秀吉の小田原征伐に参陣せず,改易され滅ぶ。
かさい-いんぜ【葛西因是】🔗⭐🔉
かさい-いんぜ 【葛西因是】
(1764-1823) 江戸後期の儒学者・文章家。大坂の人。名は質,字(アザナ)は休文。林述斎門人。著「因是文稿」など。
かさい-ぜんぞう【葛西善蔵】🔗⭐🔉
かさい-ぜんぞう ―ゼンザウ 【葛西善蔵】
(1887-1928) 小説家。青森県生まれ。「奇蹟」同人。大正期の自然主義的私小説の代表的作家。抒情と飄逸味(ヒヨウイツミ)に満ちた心境小説の佳品を残した。著「哀しき父」「子をつれて」「放浪」など。
かさい-がん【火砕岩】🔗⭐🔉
かさい-がん クワサイ― [2] 【火砕岩】
火山の噴出物が堆積し固結してできた岩石の総称。凝灰(ギヨウカイ)岩・凝灰角礫(カクレキ)岩・火山礫凝灰岩など。火山砕屑岩(サイセツガン)。
かさい-きゅう【火砕丘】🔗⭐🔉
かさい-きゅう クワサイキウ [2] 【火砕丘】
爆発的噴火によって上空に放出された火砕物が,降下して火口の周囲に積み重なってできた小形の火山体。頭の切れた円錐形で,火砕物の種類によって,軽石丘・スコリア丘・火山灰丘などに分ける。火山砕屑丘。臼状火山。ホマーテ。
かさ-いし【笠石】🔗⭐🔉
かさ-いし [2] 【笠石】
(1)石灯籠の火袋の上にかぶせる笠状の石。笠。
(2)石や煉瓦などの塀や手すりの上にかぶせ,壁体の頂上を保護する石。冠石(カムリイシ)。
かさ-いた【笠板】🔗⭐🔉
かさ-いた [0][2] 【笠板】
戸袋などの上部にかぶせる板。
かさい-ぶつ【火砕物】🔗⭐🔉
かさい-ぶつ クワサイ― [2] 【火砕物】
火山から放出された破片状の固体物質の総称。火山灰・軽石・岩滓など。火山砕屑物(サイセツブツ)。テフラ。
かさい-りゅう【火砕流】🔗⭐🔉
かさい-りゅう クワサイリウ [2] 【火砕流】
噴出した高温の火山灰や軽石などが一団となって,普通,時速百キロ以上の高速で流走する現象。1991年(平成3)雲仙普賢岳で発生した火砕流では四〇名の死者を出している。火山砕屑(サイセツ)流。
かさい-れっとう【花綵列島】🔗⭐🔉
かさい-れっとう クワサイレツタウ [4] 【花綵列島】
「弧状列島」に同じ。島々の連なりを花綵(ハナヅナ)にたとえていう。
かさおか【笠岡】🔗⭐🔉
かさおか カサヲカ 【笠岡】
岡山県南西端,瀬戸内海に臨む市。鉄鋼・化学肥料・食品加工・家具製造などの工業が盛ん。カブトガニ繁殖地で有名。
かさ-おし【嵩押し】🔗⭐🔉
かさ-おし 【嵩押し】 (名・形動ナリ)
人を見下して偉そうにすること。無理押しすること。また,そのさま。「そのやうに―な事は言はぬものでござる/狂言・靭猿(鷺流)」
かさ-おどり【傘踊り・笠踊り】🔗⭐🔉
かさ-おどり ―ヲドリ [3] 【傘踊り・笠踊り】
(1)かぶり笠・唐傘を手にして踊る踊り。
(2)鳥取県地方の芸能。近世末期の雨乞い踊りに起源をもち,色紙で飾った傘をまわしつつ貝殻節・大津絵節などに合わせて踊る。
かさ-がい【笠貝】🔗⭐🔉
かさ-がい ―ガヒ [2] 【笠貝】
(1)海産の巻貝。殻は巻かずに笠を伏せたような形で,殻長8センチメートル,殻高4センチメートル内外。表面は淡黄褐色。小笠原諸島に分布。
(2)殻の形が笠に似ている貝の俗称。ヨメガカサ・カモガイなど。
かさ-かき【瘡掻き】🔗⭐🔉
かさ-かき 【瘡掻き】
皮膚病にかかっている人。特に,梅毒にかかっている人。かさっかき。
かさ-がけ【笠懸】🔗⭐🔉
かさ-がけ [0][4] 【笠懸】
〔「かさかけ」とも〕
平安時代以来,長く行われた射芸の一。馬に乗って走りながら,2,30メートルの距離から的を射るもの。的は初め笠を用いたが,のちには円板に革を張り,中にわらなどを入れて膨らませたものを用いた。矢は蟇目(ヒキメ)を使う。的間が小笠懸より遠いので,遠笠懸ともいう。
笠懸
[図]
[図]
かさがけ-ひきめ【笠懸蟇目】🔗⭐🔉
かさがけ-ひきめ [5] 【笠懸蟇目】
笠懸で用いる蟇目。犬追物(イヌオウモノ)のものよりは小さく,挫目(ヒシギメ)と呼ばれる縦筋が彫ってある。
かさ-かさ🔗⭐🔉
かさ-かさ
■一■ [1] (副)スル
(1)(多く「と」を伴って)乾いたものが触れ合って発する音を表す語。「がさがさ」よりやや軽い感じの音。かさこそ。「枯れ葉が―(と)音を立てる」
(2)湿り気や油気のないさま。「―した肌」
■二■ [0] (形動)
乾いて潤いのないさま。「手が―になる」「―のパン」
かさ-が-たけ【笠ヶ岳】🔗⭐🔉
かさ-が-たけ 【笠ヶ岳】
岐阜県北東端,飛騨(ヒダ)山脈南西部にある山。海抜2897メートル。飛騨の名山。
かさ-かみ【瘡神】🔗⭐🔉
かさ-かみ [2] 【瘡神】
梅毒の治癒を願って祈願する神。
かさ-がみ【傘紙】🔗⭐🔉
かさ-がみ [2][0] 【傘紙】
唐傘を張るのに用いる紙。楮(コウゾ)の原質だけで製したもので,桐油などの乾燥性植物油を塗る。美濃国・土佐国のものが有名。
かさぎ-ぞり【笠木反り】🔗⭐🔉
かさぎ-ぞり [0] 【笠木反り】
太刀・刀で,反りの中心が刀身の中程にあり,鳥居の笠木のような反りをなすもの。京物に多い。京反り。鳥居反(トリイゾ)り。
かさぎ【笠置】🔗⭐🔉
かさぎ 【笠置】
京都府南端,相楽(ソウラク)郡の町。
かさぎ-がた-どうろう【笠置形灯籠】🔗⭐🔉
かさぎ-がた-どうろう [6] 【笠置形灯籠】
石灯籠の一種。擬宝珠柱の上部に火袋を設けた形のもの。笠置山にあった道標をかたどったといわれる。庭園で用いる。
かさぎ-でら【笠置寺】🔗⭐🔉
かさぎ-でら 【笠置寺】
笠置山上にある真言宗智山派の寺。山号は鹿鷺山。天武天皇の創建と伝える。古くから修験道の修行道場であり,弥勒信仰でも知られる。元弘の変の際,後醍醐天皇の行在所(アンザイシヨ)が置かれた。弥勒菩薩などの磨崖仏(マガイブツ)がある。
かさぎ-やま【笠置山】🔗⭐🔉
かさぎ-やま 【笠置山】
笠置町南部にある山。海抜324メートル。木津川峡谷に臨む。山頂に笠置寺がある。
かさぎ-れんが【笠着連歌】🔗⭐🔉
かさぎ-れんが [4] 【笠着連歌】
中世以降,長く北野天満宮や太宰府天満宮などで行われた連歌の一体。特定の連衆のほかに,往来の誰でもが笠を着けたままで,座に加わったという。花の下(モト)連歌の遺風といわれる。伊勢神宮の法楽連歌などにあった。
か-さく【仮作】🔗⭐🔉
か-さく [0] 【仮作】 (名)スル
事実とは異なる状況などを仮に組み立てること。また,組み立てたもの。虚構。
かさく-ものがたり【仮作物語】🔗⭐🔉
かさく-ものがたり [6] 【仮作物語】
虚構の物語。作り物語。
か-さく【佳作】🔗⭐🔉
か-さく [0] 【佳作】
(1)優れた作品。
(2)入選作に次ぐよい作品。「選外―」
か-さく【家作】🔗⭐🔉
か-さく [0] 【家作】
(1)人に貸して収入を得るために持っている家。貸し家。
(2)家を作ること。また,その家。
か-さく【歌作】🔗⭐🔉
か-さく [0] 【歌作】 (名)スル
短歌を作ること。またその作品。
かさ-ぐも【笠雲】🔗⭐🔉
かさ-ぐも [0] 【笠雲】
独立峰の山頂にかかる笠状の雲。天気の変わる前兆とみられる。帽子雲。
かさ-け【瘡気】🔗⭐🔉
かさ-け [0] 【瘡気】
梅毒。また,梅毒の気味。「自惚(ウヌボレ)と―のない者はない(=誰ニデモ多少ノ自惚ハアルモノダ)」
かさご【笠子】🔗⭐🔉
かさご [0][2] 【笠子】
(1)カサゴ目フサカサゴ科の海魚の総称。メバル・ソイ・メヌケ類など日本近海に約七〇種が分布。
(2){(1)}の一種。全長約25センチメートル。頭や背びれの棘(トゲ)が鋭い。体色は黒褐色から暗赤色まで多様で,小白点や暗褐色の複雑な斑(マダラ)がある。卵胎生。食用にして美味。釣りの対象魚。本州以南の岩礁帯に分布。ガシラ。アカメバル。ホゴ。
笠子(2)
[図]
[図]
かさ-ごこう【傘後光】🔗⭐🔉
かさ-ごこう ―ゴクワウ [3] 【傘後光】
仏像の光背の一様式。後光が傘を開いたような放射状の光条のある輪になっているもの。
かさ-こそ🔗⭐🔉
かさ-こそ [1] (副)
(多く「と」を伴って)乾いた枯れ葉や薄い紙などが触れ合って立てるかすかな音を表す語。かさかさ。「―と舞う落ち葉」
かささぎ【鵲】🔗⭐🔉
かささぎ [0] 【鵲】
(1)スズメ目カラス科の鳥。全長約45センチメートル。腹・肩・翼の先が白く他は黒く,尾は長くて緑黒色。樹上に小枝で大きな丸い巣を作る。日本へは一六世紀末頃朝鮮から持ち込まれたとされ,筑紫平野で繁殖し,天然記念物に指定されている。カチガラス。朝鮮烏。[季]秋。
→鵲の橋
(2)サギの一種。今のアオサギのことか。「寒き洲崎に立てる―の姿も/源氏(浮舟)」
鵲(1)
[図]
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かささぎ-の-はし【鵲の橋】🔗⭐🔉
かささぎ-の-はし 【鵲の橋】
〔「かささぎの渡せる橋」とも〕
(1)七夕に,牽牛(ケンギユウ)・織女の二星を会わせるためカササギが翼を並べて天の川に渡すという橋。男女の仲を取り持つものの意にもいう。烏鵲(ウジヤク)橋。鵲橋(ジヤツキヨウ)。「空澄みわたる―/拾遺(雑秋)」
(2)(宮中を天上になぞらえて)宮中の殿舎の階段。
かさ-さつ【傘札】🔗⭐🔉
かさ-さつ [0] 【傘札】
1859年美濃国加納藩が,幕府の許可を得て発行した藩札。銀貨と兌換(ダカン)され,額面に傘の数量が記されている。
かさ-じ【傘地】🔗⭐🔉
かさ-じ ―ヂ [0][2] 【傘地】
こうもり傘を張るのに用いる布。
かさ-じころ【笠錏】🔗⭐🔉
かさ-じころ [3] 【笠錏】
扁平に開いて,笠状になっている兜(カブト)の錏。中世に用いられた。
かさ-じぞう【笠地蔵】🔗⭐🔉
かさ-じぞう ―ヂザウ 【笠地蔵】
昔話の一。年越しの夜に,雪中の六地蔵に笠をかぶせてやった貧しい爺に,地蔵が米や金を持ってきてくれるというもの。
かさ-じるし【笠標】🔗⭐🔉
かさ-じるし [3] 【笠標】
戦場で敵味方の識別のために兜(カブト)に付ける目印。多く布を使う。
笠標
[図]
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かさじるし-つけ-の-かん【笠標付けの鐶】🔗⭐🔉
かさじるし-つけ-の-かん ―クワン 【笠標付けの鐶】
兜の鉢の後部中央にある鐶。笠標を付けるためのものであるが,赤の総角(アゲマキ)も付けた。高勝鐶(コウシヨウカン)。
かさ-すげ【笠菅】🔗⭐🔉
かさ-すげ [2] 【笠菅】
カヤツリグサ科の多年草。水辺や湿地に群生する。高さ約1メートル。茎は三角柱状。葉は広線形で長く,ざらつく。晩春,雄花穂を頂生し,その下に数本の雌花穂を斜出する。葉で蓑(ミノ)・笠・縄などを作る。スゲ。
かさ-だか【嵩高】🔗⭐🔉
かさ-だか [0] 【嵩高】 (形動)[文]ナリ
(1)物の体積や容積の大きいさま。かさばっているさま。「―な荷」
(2)人を見下して横柄な態度をとるさま。「―に物を言う」
(3)大仰なさま。「嘉例の祝でも,あんまり騒ぎが―な/浄瑠璃・妹背山」
かさ-だか・い【嵩高い】🔗⭐🔉
かさ-だか・い [4] 【嵩高い】 (形)[文]ク かさだか・し
(1)物の体積や容積が大きい。かさばっている。「―・い風呂敷包み」
(2)横柄な態度をとる。「―・い物の言い方」
かさ-たて【傘立て】🔗⭐🔉
かさ-たて [2] 【傘立て】
玄関や建物の入り口に置いて,傘を入れる器具。傘入れ。
か-さつ【苛察】🔗⭐🔉
か-さつ [0] 【苛察】 (名・形動)[文]ナリ
細かいところまで詮索する・こと(さま)。「兎角―に傾きたがる男/阿部一族(鴎外)」
かさ-づけ【笠付け】🔗⭐🔉
かさ-づけ [0] 【笠付け】
「冠付(カムリヅ)け」の上方での称。
かさでら【笠寺】🔗⭐🔉
かさでら 【笠寺】
名古屋市南区にある町名。昔話「笠地蔵」で知られる笠覆寺(リユウフクジ)(通称,笠寺・笠寺観音)がある。
かさ-とがめ【笠咎め】🔗⭐🔉
かさ-とがめ 【笠咎め】
身分の高い人の前を笠をかぶったままで通り過ぎる無礼をとがめること。
かさとり-やま【笠取山】🔗⭐🔉
かさとり-やま 【笠取山】
京都府宇治市北東部にある山。海抜371メートル。((歌枕))「雨ふれど露ももらじを笠取の山はいかでかもみぢそめけむ/古今(秋下)」
かさ-ど・る【嵩取る】🔗⭐🔉
かさ-ど・る 【嵩取る】 (動ラ四)
(1)横柄な態度をとる。思いあがる。「中にも惣兵衛―・つて/浄瑠璃・淀鯉(上)」
(2)かさばる。「新銭は掛杖(サゲゼニ)にして―・らず/洒落本・風俗問答」
かさ【笠】(和英)🔗⭐🔉
かさ【傘】(和英)🔗⭐🔉
かさ【嵩】(和英)🔗⭐🔉
かさい【火災】(和英)🔗⭐🔉
かさい【火災】
a fire;→英和
⇒火事.‖火災避難訓練 a fire drill.火災報知機 a fire alarm.火災保険 fire insurance.火災保険をつける insureagainst fire.火災保険会社 a fireinsurance company.
かさく【佳作】(和英)🔗⭐🔉
かさく【佳作】
a fine[commendable]work.
かさく【寡作の】(和英)🔗⭐🔉
かさく【寡作の】
unprolific.
かささぎ【鵲】(和英)🔗⭐🔉
かささぎ【鵲】
《鳥》a magpie.→英和
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