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広辞苑の検索結果 (37)

つぶ【螺・海螺】🔗🔉

つぶ螺・海螺】 ①螺にし類の総称。つび。 ②エゾバイ科のエゾバイ類・エゾボラ類の大形食用巻貝の総称。東北地方や函館付近では主にヒメエゾボラの俗称。

つみ【螺】🔗🔉

つみ⇒つぶ。山家集「―と申す物拾ふなり」

にし【螺】🔗🔉

にし】 巻貝の一群の総称。あかにし・たにしなど。〈新撰字鏡8

にし‐ざかな【螺肴・西肴】🔗🔉

にし‐ざかな螺肴・西肴(→)蓬莱ほうらい5のこと。初春の祝儀に用いる。一説に、ニシはタニシあるいはニシン。〈[季]新年〉。浮世草子、俗つれづれ「ここの都、―、おのおの屠蘇をくみかはし」

ねじ【螺子・捻子・捩子・螺旋】ネヂ🔗🔉

ねじ螺子・捻子・捩子・螺旋ネヂ (ネヅ(上二)の連用形から) ①物をしめつけるための螺旋らせん状の溝のあるもの。丸棒の表面に溝のあるものを雄ねじ、これにはまるものを雌ねじという。スクリュー。「―でとめる」 ②ぜんまいを巻く装置。また、ぜんまい。 ⇒螺子が緩む ⇒螺子を巻く

ねじ‐あな【螺子穴】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐あな螺子穴ネヂ‥ねじの切ってある穴。ボルト穴。

○螺子が緩むねじがゆるむ🔗🔉

○螺子が緩むねじがゆるむ 緊張がとけてだらしなくなる。 ⇒ねじ【螺子・捻子・捩子・螺旋】 ね‐じき寝敷】 ①(土間にじかに籾殻もみがら・藁わらなどを敷いて寝たからいう)寝室。 ②(→)寝圧ねおしに同じ。 ねじ‐き捩木ネヂ‥ ツツジ科の落葉低木または小高木。高さ数メートル。幹は多少ねじれ、若枝は紅色で光沢がある。葉は卵形。6月頃、白色の筒状花を、一列に並んだ総状花序につけ下垂する。材は緻密で細工用、またこれで作った木炭は漆器を磨くのに用いる。カシオシミ。 ねじき ねじ‐きり捻切ネヂ‥やっこなどが短い上着を着て、尻ばしょりをしていること。歌舞伎、暫「奴八人、対ついの―にて鳥毛の鎗を持ち」 ねじ‐きり螺子切りネヂ‥ ねじの溝を切る作業。また、その工具。 ⇒ねじきり‐ばん【螺子切盤】 ねじ‐ぎり螺子錐ネヂ‥ 刃が螺旋らせん状をした錐。まいぎり。〈日葡辞書〉 ねじきり‐ばん螺子切盤ネヂ‥ ねじを切るための専用工作機械。 ⇒ねじ‐きり【螺子切り】 ねじ‐き・る捩じ切る・捻じ切るネヂ‥ 〔他五〕 ねじって切る。平家物語9「頸―・つて捨ててんげり」。「錠を―・る」 ねじ・く拗くネヂク 〔自下二〕 ⇒ねじける(下一) ねじ‐くぎ螺子釘ネヂ‥ ねじこむようになっている釘。先が雄ねじになった釘。ビス。 ねじ‐くび捩じ首ネヂ‥ 刀を用いず、手で首をねじり、殺すこと。太平記29「上なる道口をかいつかんで―にせんと」 ねじ‐く・る捩じくる・捻じくるネヂクル 〔他五〕 ねじる。ねじってまわす。ひねくる。花暦八笑人「これをみせてはなほなほ―・り」 ねじ‐く・れる拗くれる・捻じくれるネヂクレル 〔自下一〕 ①ねじれる。ねじれまがる。 ②ひねくれる。ねじける。「―・れた性格」 ねじけ拗けネヂケ ねじけること。ねじけていること。「―ごころ」 ⇒ねじけ‐びと【拗け人・佞人】 ねじ‐ゲージ螺子ゲージネヂ‥ (thread-gauge)ねじ山の形状や寸法を検査するゲージ。大小種々の標準ねじ型を組み合わせたもの。ピッチ‐ゲージ。 螺子ゲージ ねじけ‐がま・し拗けがましネヂケ‥ 〔形シク〕 ひねくれているようである。源氏物語帚木「―・しきおぼえだになくば」 ねじけ・し拗けしネヂケシ 〔形ク〕 ひねくれている。今昔物語集4「其の国王の心極めて―・くて」 ねじけ‐びと拗け人・佞人ネヂケ‥ ①心のひねくれた人。 ②悪人。南総里見八犬伝93「―們を誅ちゅうせんとて」 ⇒ねじけ【拗け】 ねじ・ける拗けるネヂケル 〔自下一〕[文]ねぢ・く(下二) ①まがりくねる。徒然草「八重桜はことやうのものなり。いとこちたく―・けたり」 ②すなおでない。普通とちがってまともでない。ひねくれる。源氏物語真木柱「わが心ながらうちつけに―・けたることは好まずかし」。「心が―・ける」 ねじ‐こ・む捩じ込む・捻じ込むネヂ‥ 〔他五〕 ①ねじってはめこむ。 ②無理に押し入れる。「ポケットに―・む」 ③先方の失言に乗じて詰なじり責める。文句を言いにおしかける。歌舞伎、与話情浮名横櫛「この人の主人へ―・んで、この訳をつけるのだ」。「けんかした相手の親に―・まれる」 ねじ‐ころ・す捩ぢ殺す・捻ぢ殺すネヂ‥ 〔他四〕 ねじって殺す。ひねり殺す。 ねじ‐コンベヤー螺子コンベヤーネヂ‥ コンベヤーの一種。円筒内を螺旋らせん体が回転して、粉状物質を送る装置。スクリュー‐コンベヤー。 ねじ‐じょうご捩上戸・拗上戸ネヂジヤウ‥ 酒に酔うと理屈を並べたてる癖のある人。歌舞伎、助六所縁江戸桜「その上にまた―」 ねじ‐すく・む捩ぢ竦む・捻ぢ竦むネヂ‥ 〔他下二〕 ねじってすくませる。続猿蓑「生酔を―・めたる涼みかな」(雪芝) ね‐しずま・る寝静まる‥シヅマル 〔自五〕 (夜更けて)人々が皆寝て静かになる。「家族が―・るのを待つ」 ねじ‐そで捩袖ネヂ‥ 袖の付け根を広く、袖口を狭く仕立てた仕事着。 ねじ‐たお・す捩じ倒す・捻じ倒すネヂタフス 〔他五〕 ねじってたおす。ねじふせる。 ね‐じたく寝支度】 寝るための支度。寝る準備として床をのべなどすること。 ねじ‐つえ捩杖ネヂツヱ ねじまがった杖。好色二代男「風呂敷包に竹の―を持ち添へて」 ネジドNejd】 アラビア半島中央部の高原地域。イスラム教ワッハーブ派の本拠地で、サウジ‐アラビアの首都リヤドがある。ナジュド。 ねじ‐と・る捩じ取る・捻じ取るネヂ‥ 〔他五〕 ねじってもぎとる。 ね‐しな寝しな】 (シナは時の意を表す接尾語)寝ようとするとき。寝てまもなくの時。「―に客が来た」 ねじ‐なお・る捩ぢ直る・捻ぢ直るネヂナホル 〔自四〕 ねじれて元へ戻る。狂言、水掛聟「―・り―・りしてとかく降りませぬ」 ね‐じに寝死に】 寝たまま死ぬこと。今昔物語集27「その後心地あしくて…其の夜の宿にして―に死にけり」 ねじ‐ぬき螺子抜きネヂ‥ ねじを抜くのに用いる工具。 ねじ‐はぐるま螺子歯車ネヂ‥ 2軸が平行せず、かつ交わらない場合に用いる、ねじ形に歯を切った歯車。スクリュー‐ギア。→歯車(図) ねじ‐はちまき捩じ鉢巻ネヂ‥ (→)「ねじりはちまき」に同じ。 ねじ‐ばな捩花ネヂ‥ ラン科の多年草。原野・芝生などに自生。高さ10〜30センチメートル。根茎は白く肉質。夏に淡紅ないし紅色の小花を多数穂状につけ、花序がゆるい螺旋らせん状に巻くのでこの名がある。モジズリ。綬草。〈[季]夏〉 ねじばな ネジバナ 撮影:関戸 勇 ねじ‐ひき捩引きネヂ‥ ねじるようにして引くこと。ねじってひっぱること。狂言、膏薬煉「イヤイヤ―にさるることではおりない」 ねじ‐びょう螺子鋲ネヂビヤウ ねじのついた鋲。 ねじ‐ぶくさ捩袱紗ネヂ‥ 金銭などを包む時、袱紗をねじって包むこと。また、その袱紗。傾城禁短気「―に入つたこまがねをつかうて」 ねじ‐ふ・せる捩じ伏せる・捻じ伏せるネヂ‥ 〔他下一〕[文]ねぢふ・す(下二) ①腕をねじって下向きに押さえつける。「賊を―・せる」 ②強い力で相手を屈伏させる。「強弁に―・せられる」 ねじ‐ふで捻筆ネヂ‥ 蒔絵師まきえしの用いる極めて細い筆。 ねじ‐プロペラ螺子プロペラネヂ‥ (screw-propeller)ねじ形に屈曲させた扁平な木片または金属片を回転させる形のプロペラ。螺旋らせん推進器。 ねじ‐ポンプ螺子ポンプネヂ‥ (screw-pump) ①円筒形の密閉された外殻(ケーシング)の中で1本のねじ形回転子を回転させ、その隙間を通して軸方向に水を送るポンプ。アルキメデスのポンプ。螺旋らせん水揚げ機。 ②1本のねじ軸に1本または2本のねじ軸をかみ合わせ、これを一つのケーシングに入れ、互いに反対の方向に回転させて液体を圧送するポンプ。 ねじ‐ま・く捩ぢ捲く・捻ぢ捲くネヂ‥ 〔他四〕 ねじりまわす。ねじくる。狂言、膏薬煉「何と―・いたでは無いか」 ねじ‐ま・げる捩じ曲げる・捻じ曲げるネヂ‥ 〔他下一〕[文]ねぢま・ぐ(下二) ねじってまげる。「スプーンを―・げる」「事実を―・げる」 ねじ‐まわし螺子回しネヂマハシ ①小ねじや木ねじをねじ込み、または抜き取るのに用いる工具。ドライバー。 螺子回し各種 提供:竹中大工道具館 ②スパナのこと。 ねじ‐まわ・す捩じ回す・捻じ回すネヂマハス 〔他五〕 ねじってまわす。ねじりまわす。 ねじ‐む・ける捩じ向ける・捻じ向けるネヂ‥ 〔他下一〕[文]ねぢむ・く(下二) ねじってその方へ向かせる。 ね‐じめ音締め】 三味線などの弦を巻き締めて、適正な調子に合わせること。また、その結果の美しく冴えた音色。 ね‐じめ根締め】 ①移植した樹木の根もとの土をつき固めること。 ②生花いけばなで、挿花の根もとに添えて緩まないように固めとする草花など。 ③庭の立木、鉢植の木などの根まわりに植える小草。 ねじ‐もど・す捩ぢ戻す・捻ぢ戻すネヂ‥ 〔他四〕 ねじって戻す。逆に戻す。狂言、膏薬煉「又都の方へ―・さう」 ね‐しゃか寝釈迦(→)涅槃ねはんの俗称。〈[季]春〉。「小うるさい花が咲くとて―かな」(一茶) ねじ‐やぶ・る捩ぢ破る・捻ぢ破るネヂ‥ 〔他四〕 ねじってやぶる。ねじってこわす。 ねじ‐やま螺子山ネヂ‥ ねじの凸部。「―をつぶしてしまう」 ね‐しょうが根生薑‥シヤウ‥ 生薑の根茎。薬味などにする。ひねしょうが。 ね‐しょうがつ寝正月‥シヤウグワツ 正月の休みにどこにも行かず寝てすごすこと。また、病気で新年に寝ている場合も縁起をかついでいう。〈[季]新年〉。「かすむ日に―かよ山の家」(一茶) ね‐しょうべん寝小便‥セウ‥ 睡眠中、無意識に小便をすること。夜尿やにょうねじ‐よ・る捩ぢ寄る・捻ぢ寄るネヂ‥ 〔自四〕 かき分けて寄る。ねじり込むようにじわじわ近寄る。にじりよる。徒然草「花の本には―・り立ち寄り」。浄瑠璃、孕常盤「そろりそろりと―・つたり」 ねじり捩りネヂリ ねじること。ひねること。 ⇒ねじり‐あめ【捩り飴】 ⇒ねじり‐しけんき【捩り試験機】 ⇒ねじり‐どうりょくけい【捩り動力計】 ⇒ねじり‐ばかり【捩り秤】 ⇒ねじり‐はちまき【捩り鉢巻】 ⇒ねじり‐ひげ【捩り髭】 ⇒ねじり‐ふりこ【捩り振子】 ねじり‐あめ捩り飴ネヂリ‥ 飴を細長くのばし、螺旋らせん状にねじったもの。 ⇒ねじり【捩り】 ねじり‐しけんき捩り試験機ネヂリ‥ 金属材料のねじりに対する強さを試験する機械。 ⇒ねじり【捩り】 ねじり‐どうりょくけい捩り動力計ネヂリ‥ 伝動軸のねじれの角度を測って機関の出力を測定する機械。摩擦式動力計と異なり、大馬力で変動の少ないものの測定に適する。トーション‐メーター。 ⇒ねじり【捩り】 ねじり‐ばかり捩り秤ネヂリ‥ ねじれを応用して微小な偶力のモーメントを測る装置。万有引力・電気力・磁気力などの測定に用いる。ねじればかり。 ⇒ねじり【捩り】 ねじり‐はちまき捩り鉢巻ネヂリ‥ 手拭をねじって額ひたいで結んだ鉢巻。ねじはちまき。「―で勉強する」 ⇒ねじり【捩り】 ねじり‐ひげ捩り髭ネヂリ‥ ねじりあげた髭。 ⇒ねじり【捩り】 ねじり‐ふりこ捩り振子ネヂリ‥ 細い針金の一端を固定し、下端に錘おもりをつけて吊り下げ、ねじれを与えて振動させる振子。振動の周期を測ってその針金の剛性率を決定する。ねじれふりこ。 ⇒ねじり【捩り】 ねじ・る捩じる・捻じるネヂル 〔他五〕 (上二段動詞ネヅが近世以降四段活用になった語) ①棒状・糸状のものの両端をつかんで、互いに逆の方向にまわす。一部をつかんで無理のいくほどまわす。「腕を―・る」 ②回転式のスイッチや栓をまわす。ひねる。「ふたを―・って開ける」 ねじれ捩れ・捻れネヂレ ①ねじれること。また、ねじれたもの。ねじれた状態。「衆参の―現象」 ②〔理〕(torsion)まっすぐな棒・針金などの弾性体の上端を固定し、下端に偶力を加えて或る角度だけ回転させたとき、この弾性体に現れる変形。 ⇒ねじれ‐ぎり【捩れ錐】 ⇒ねじれ‐ばかり【捩れ秤】 ⇒ねじれ‐ばね【撚翅】 ⇒ねじれ‐ふりこ【捩れ振子】 ねじれ‐ぎり捩れ錐ネヂレ‥ (→)ドリル1のこと。 ⇒ねじれ【捩れ・捻れ】 ねじれ‐ばかり捩れ秤ネヂレ‥ (→)「捩り秤」に同じ。 ⇒ねじれ【捩れ・捻れ】 ねじれ‐ばね撚翅ネヂレ‥ ネジレバネ目の昆虫の総称。甲虫に近縁の小昆虫で、ハチ・カメムシ・ウンカ類などに寄生。宿主は中性化し生殖不能となる。雄は前翅が棍棒状に退化し、後翅は大きく扇状、雌は無翅で蛆状。 ⇒ねじれ【捩れ・捻れ】 ねじれ‐ふりこ捩れ振子ネヂレ‥ (→)「捩り振子」に同じ。 ⇒ねじれ【捩れ・捻れ】 ねじ・れる捩じれる・捻じれるネヂレル 〔自下一〕 ねじられた状態になる。くねりまがる。ねじくれる。「手首が―・れる」「―・れた物言いをする」 ね‐じろ根白】 草木の根の白いこと。古事記「打ちし大根おおね、―の白腕しろただむき⇒ねじろ‐ぐさ【根白草】 ね‐じろ根城】 ①根拠とする城。主将の居城。↔出城でじろ。 ②転じて、行動などの主要な根拠地。「空き家を―とする泥棒」「都心に―を構える」 ねじろ‐ぐさ根白草(→)セリの異称。〈[季]春〉 ⇒ね‐じろ【根白】 ねじわけ‐がみ捩分け髪ネヂ‥ 無造作にねじってわけて結った髪。

ねじ‐きり【螺子切り】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐きり螺子切りネヂ‥ ねじの溝を切る作業。また、その工具。 ⇒ねじきり‐ばん【螺子切盤】

ねじ‐ぎり【螺子錐】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐ぎり螺子錐ネヂ‥ 刃が螺旋らせん状をした錐。まいぎり。〈日葡辞書〉

ねじきり‐ばん【螺子切盤】ネヂ‥🔗🔉

ねじきり‐ばん螺子切盤ネヂ‥ ねじを切るための専用工作機械。 ⇒ねじ‐きり【螺子切り】

ねじ‐くぎ【螺子釘】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐くぎ螺子釘ネヂ‥ ねじこむようになっている釘。先が雄ねじになった釘。ビス。

ねじ‐ゲージ【螺子ゲージ】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐ゲージ螺子ゲージネヂ‥ (thread-gauge)ねじ山の形状や寸法を検査するゲージ。大小種々の標準ねじ型を組み合わせたもの。ピッチ‐ゲージ。 螺子ゲージ

ねじ‐コンベヤー【螺子コンベヤー】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐コンベヤー螺子コンベヤーネヂ‥ コンベヤーの一種。円筒内を螺旋らせん体が回転して、粉状物質を送る装置。スクリュー‐コンベヤー。

ねじ‐ぬき【螺子抜き】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐ぬき螺子抜きネヂ‥ ねじを抜くのに用いる工具。

ねじ‐はぐるま【螺子歯車】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐はぐるま螺子歯車ネヂ‥ 2軸が平行せず、かつ交わらない場合に用いる、ねじ形に歯を切った歯車。スクリュー‐ギア。→歯車(図)

ねじ‐びょう【螺子鋲】ネヂビヤウ🔗🔉

ねじ‐びょう螺子鋲ネヂビヤウ ねじのついた鋲。

ねじ‐プロペラ【螺子プロペラ】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐プロペラ螺子プロペラネヂ‥ (screw-propeller)ねじ形に屈曲させた扁平な木片または金属片を回転させる形のプロペラ。螺旋らせん推進器。

ねじ‐ポンプ【螺子ポンプ】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐ポンプ螺子ポンプネヂ‥ (screw-pump) ①円筒形の密閉された外殻(ケーシング)の中で1本のねじ形回転子を回転させ、その隙間を通して軸方向に水を送るポンプ。アルキメデスのポンプ。螺旋らせん水揚げ機。 ②1本のねじ軸に1本または2本のねじ軸をかみ合わせ、これを一つのケーシングに入れ、互いに反対の方向に回転させて液体を圧送するポンプ。

ねじ‐まわし【螺子回し】ネヂマハシ🔗🔉

ねじ‐まわし螺子回しネヂマハシ ①小ねじや木ねじをねじ込み、または抜き取るのに用いる工具。ドライバー。 螺子回し各種 提供:竹中大工道具館 ②スパナのこと。

ねじ‐やま【螺子山】ネヂ‥🔗🔉

ねじ‐やま螺子山ネヂ‥ ねじの凸部。「―をつぶしてしまう」

○螺子を巻くねじをまく🔗🔉

○螺子を巻くねじをまく だらけた態度・行動などを、叱り励ましてきちんとさせる。 ⇒ねじ【螺子・捻子・捩子・螺旋】 ね・す寝す】 〔他下二〕 ⇒ねせる(下一) ね・す熱す】 〔自サ変〕 (ネッスのツの表記されない形)熱が出る。発熱する。栄華物語鳥辺野「女院もの(はれもの)―・せさせ給ひて悩ましうおぼしめしたり」 ねず】 ①「ねずみ」の略。「―鳴き」 ②「ねずみ色」の略。「銀―」 ねず杜松】 ヒノキ科の常緑針葉樹。東アジア北部に分布し、西日本に自生。庭木、特に生垣に栽植。高さ1〜10メートル。樹皮は赤みを帯びる。葉は3個ずつ輪生。春、雌雄の花を異株に生じ、紫黒色の肉質の球果を結ぶ。これを杜松子としょうしと称して利尿薬・灯用とする。ヨーロッパ産の実はジンの香り付けに用いる。材は建築・器具用。ネズミサシ。古名、むろ。 ねず ね‐ず不寝】 (何かをするために)終夜寝ないでいること。「―の番」 ね‐ず寝唾‥ヅ ⇒ねつ。日葡辞書「ネヅヲタルル」 ね・ず捩づ・捻づネヅ [一]〔他上二〕 ひねりまげる。宇治拾遺物語1「鬼、よりて、さはとるぞとて、(瘤を)―・ぢて引くに、大方痛きことなし」 [二]〔自上二〕 くねりまがる。ねじれる。日葡辞書「ハシラガネヂタ」 ねず‐お根助緒‥ヲ ①鷹に鈴をむすびつける緒。 ②指貫さしぬきのくくり。 ねず‐が‐せき念珠ヶ関・鼠ヶ関】 古代の奥羽三関の一つ。遺称地は山形県鶴岡市鼠ヶ関。越後と出羽との境、日本海に面する。 ね‐すがた寝姿】 寝ている姿。 ね‐す・ぎる寝過ぎる】 〔自上一〕 ①程度をこえて長い時間寝る。超過して寝る。「―・ぎて頭がぼんやりする」 ②(→)「ねすごす」に同じ。 ね‐すぐ・す寝過す】 〔自五〕 (→)「ねすごす」に同じ。源氏物語夕顔「つとめて、少し―・し給ひて」 ネス‐こネス湖】 (Loch Ness)イギリス、スコットランド北部にある狭長な湖。氷食を受けた地溝湖で、面積1800平方キロメートル。怪獣ネッシーの伝説で有名。 ねずこ 〔植〕(→)クロベの別称。 ね‐すご・す寝過ごす】 〔自五〕 起きるべき時間を過ぎても目がさめず、定刻に間に合わなくなる。「1時間―・す」 ねずっぽ鼠坊】 ネズッポ科の硬骨魚の総称。海産で、温帯から熱帯に分布。日本に37種。頭部は扁平で体は細長く鱗がない。ヌメリゴチ・ヨメゴチなど。また特に、その一種のネズミゴチの別称。 ネストリオスNestorios ギリシア】 コンスタンチノープルの司教。イエス=キリストの神性に対し人性を強調し、マリアの「神の母」の称号を否認したために431年司教の座を追われ、異端の宣告を受けた。エジプトに客死。ネストリウス。( 〜451頃) ⇒ネストリオス‐は【ネストリオス派】 ネストリオス‐はネストリオス派】 ネストリオスの起こしたキリスト教分派。その教義は東方ペルシアに勢力を得、インド・中国に入り、中国では景教という。→景教 ⇒ネストリオス【Nestorios ギリシア】 ネストルNestor】 ①ホメロスの叙事詩「イリアス」「オデュッセイア」の中で活躍するピュロスの王。温和で常識的でかつ饒舌な老人。転じて、賢い助言者、また長老の意。 ②ロシアの学僧。最古のロシア年代記の編者。 ⇒ネストル‐ねんだいき【ネストル年代記】 ネストル‐ねんだいきネストル年代記】 ネストル2の編述したロシア最初の年代記。ノアの洪水からスラヴ諸族の勃興を述べ、11世紀中頃に終わる。原初年代記。 ⇒ネストル【Nestor】 ねず‐なき鼠鳴き】 ①ねずみが鳴くこと。また、その声。 ②ねずみに似た鳴き声。また、そのような声を出すこと。枕草子151「雀の子の―するにをどりくる」 ③特に、男女の逢引の合図。遊女などが客を呼び入れようとするときに出す声。ねずみなき。今昔物語集29「半蔀の有りけるより―をして手を指し出でて招きければ」 ねず‐な・く鼠鳴く】 〔自四〕 ねずみが鳴く。また、ねずみの鳴き声に似た声を出す。林葉和歌集「―・けど見もかへらねば」 ねず‐の‐ばん不寝の番】 ①一晩中寝ないで番をすること。また、その人。ふしんばん。ねずばん。狂言、鞍馬参「今夜は通夜をする、汝はそれへ寄て―をせい」 ②遊女屋で、夜起きていて油をさすなど、火の世話をしながら火の用心をする者。ねずの男。ねずばん。 ねず‐ばしり鼠走(→)「とかみ()」の異称。〈倭名類聚鈔10ねず‐ばん不寝番(→)「ねずのばん」に同じ。梅暦「下働きやら―やら」 ね‐ずまい寝住い‥ズマヒ 寝ている時の姿。ねざま。ねぞう。 ねず‐まい鼠舞‥マヒ (ねずみが穴から出ようとしては引っこみ引っこみするさまの意)ためらうこと。まごまごすること。ねずみまい。首鼠しゅそ。狐疑こぎねずみ】 ①広くはネズミ目(齧歯げっし類)のネズミ亜目、またリス亜目のホリネズミ、さらにモグラ目のトガリネズミを含む小形哺乳類の総称。200以上の属、約1800種を含み、種数としては哺乳類の約3分の1。そのうちネズミ亜目ネズミ科はカヤネズミ・クマネズミ・アカネズミ・ハツカネズミなどの属を含む。普通はドブネズミ・クマネズミなどのイエネズミをいう。〈倭名類聚鈔18〉 ②鼠色ねずみいろの略。 ③ひそかに害をなす者のたとえ。 ⇒ねずみ‐あな【鼠穴】 ⇒ねずみ‐いらず【鼠入らず】 ⇒ねずみ‐いろ【鼠色】 ⇒ねずみ‐おい【鼠生】 ⇒ねずみ‐おとし【鼠落し】 ⇒ねずみ‐がえし【鼠返し】 ⇒ねずみ‐かべ【鼠壁】 ⇒ねずみ‐がみ【鼠紙】 ⇒ねずみ‐きど【鼠木戸】 ⇒ねずみ‐くい【鼠食い】 ⇒ねずみ‐ぐら【鼠倉】 ⇒ねずみ‐げ【鼠毛】 ⇒ねずみ‐こう【鼠講】 ⇒ねずみ‐ごち【鼠鯒】 ⇒ねずみ‐ごっこ【鼠ごっこ】 ⇒ねずみ‐ごめ【鼠米】 ⇒ねずみ‐こもん【鼠小紋】 ⇒ねずみ‐ころし【鼠殺し】 ⇒ねずみ‐ごろも【鼠衣】 ⇒ねずみ‐こんじょう【鼠根性】 ⇒ねずみ‐さし【鼠刺】 ⇒ねずみ‐ざめ【鼠鮫】 ⇒ねずみ‐ざん【鼠算】 ⇒ねずみ‐せん【鼠銑】 ⇒ねずみ‐たけ【鼠茸】 ⇒ねずみ‐ちゃ【鼠茶】 ⇒ねずみ‐つき【鼠突き】 ⇒ねずみ‐ど【鼠戸】 ⇒ねずみど‐ぜに【鼠戸銭】 ⇒ねずみ‐とり【鼠取り・鼠捕り】 ⇒ねずみ‐なき【鼠鳴き】 ⇒ねずみ‐の‐お【鼠の尾】 ⇒ねずみのこ‐さんよう【鼠の子算用】 ⇒ねずみ‐のみ【鼠蚤】 ⇒ねずみ‐の‐よめいり【鼠の嫁入り】 ⇒ねずみば‐ぎり【鼠歯錐】 ⇒ねずみ‐ばしり【鼠走】 ⇒ねずみ‐はなび【鼠花火】 ⇒ねずみ‐はんきり【鼠半切】 ⇒ねずみ‐ばんし【鼠半紙】 ⇒ねずみ‐ぶか【鼠鱶】 ⇒ねずみ‐まい【鼠舞】 ⇒ねずみ‐もち【鼠黐】 ⇒鼠が塩を引く ⇒鼠に引かれそう ねずみ‐あな鼠穴】 鼠のかじってあけた穴。 ⇒ねずみ【鼠】 ねずみ‐いらず鼠入らず】 鼠が侵入しないように作った食器棚。小杉天外、初すがた「蠅帳になツてる食厨ねずみいらず、其れと並んで桐の茶棚がある」 ⇒ねずみ【鼠】 ねずみ‐いろ鼠色】 ①鼠の毛のような、青ばんだ淡い黒色。灰色。ねずいろ。 Munsell color system: N5.5 ②(白黒がはっきりしないところから)所属・主張・態度の曖昧あいまいなこと。 ⇒ねずみ【鼠】 ねずみ‐おい鼠生‥オヒ 鼠の子のようにおさなく弱いこと。蜻蛉日記「世にいふなる―の程にだにあらぬを」 ⇒ねずみ【鼠】 ねずみ‐おとし鼠落し】 鼠を陥れて捕らえる器具。ねずみとり。 ⇒ねずみ【鼠】 ねずみ‐がえし鼠返し‥ガヘシ 鼠の入るのを防ぐために設けた装置。高床の倉の柱の床下部に付けた鍔つば状の大きい板、土蔵の入口に外側に向けて斜めに立て渡した板、床下の換気口や排水口にはめた金網または格子、船舶の係留索や錨鎖びょうさに設けた円板の類。 鼠返し ⇒ねずみ【鼠】

ばい‐じり【螺尻・貝尻】🔗🔉

ばい‐じり螺尻・貝尻】 笠の一種。淡竹はちくの皮を用いて作り、上部がとがって貝ばいの殻をさかさにしたような形のもの。釣人用。元文(1736〜1741)頃から流行。

ら‐かい【螺階】🔗🔉

ら‐かい螺階(→)螺旋階段らせんかいだんに同じ。

ら‐けい【螺髻】🔗🔉

ら‐けい螺髻】 ①童子などの、法螺貝ほらがいの形にわがね結んだ髪。 ②高い山の形容。 ③〔仏〕 ㋐(→)螺髪らほつに同じ。 ㋑梵天または婆羅門の異称。

ら‐し【螺子】🔗🔉

ら‐し螺子(→)「ねじ(螺子)」に同じ。

ら‐じょう【螺状】‥ジヤウ🔗🔉

ら‐じょう螺状‥ジヤウ ぐるぐるまわった形状。螺旋らせん状。

ら‐せん【螺線】🔗🔉

ら‐せん螺線】 〔数〕(helix)円柱面上をまわりながら軸方向に一定の速度で進んでいく時にできる渦巻状の空間曲線。つるまき線。→渦巻線

らせん‐かいだん【螺旋階段】🔗🔉

らせん‐かいだん螺旋階段】 螺旋状の階段。多く、西洋建築に設ける。螺階。 ⇒ら‐せん【螺旋】

らせん‐すいしんき【螺旋推進器】🔗🔉

らせん‐すいしんき螺旋推進器(→)「ねじプロペラ」に同じ。 ⇒ら‐せん【螺旋】

らせん‐みずあげき【螺旋水揚げ機】‥ミヅ‥🔗🔉

らせん‐みずあげき螺旋水揚げ機‥ミヅ‥ (→)「ねじポンプ」1に同じ。 ⇒ら‐せん【螺旋】

ら‐でん【螺鈿】🔗🔉

ら‐でん螺鈿】 夜光貝・鮑貝あわびがいなどの貝殻を板状に成形し、文様に切って木地・漆地の面にはめ込み、または貼り付け、漆を塗り研ぎ出す技法。中国唐代に盛行し、日本にも伝えられ、とくに平安時代以降に多様な発展を遂げる。一般に厚貝を用いたものを螺鈿、薄貝を用いたものを青貝という。また貝殻で飾ることを貝摺かいすりともいう。摺貝。大鏡後一条院「―の筥にいれたるに」 ⇒らでん‐の‐たち【螺鈿の太刀】

らでん‐の‐たち【螺鈿の太刀】🔗🔉

らでん‐の‐たち螺鈿の太刀】 鞘さやに螺鈿の装飾を施した太刀。公卿用の梨子地なしじ蒔絵螺鈿、一般堂上とうしょう用の樋螺鈿ひらでん、堂上以下六位にも許された木地きじ螺鈿などがある。 ⇒ら‐でん【螺鈿】

ら‐はい【螺杯・螺盃】🔗🔉

ら‐はい螺杯・螺盃】 夜光貝などで作ったさかずき。

ら‐はつ【螺髪】🔗🔉

ら‐はつ螺髪⇒らほつ

ら‐ほつ【螺髪】🔗🔉

ら‐ほつ螺髪】 仏像の頭部の髪の様式。螺状をした多くの髪が並ぶもの。螺髻らけい。らはつ。

[漢]螺🔗🔉

 字形 〔虫部11画/17画/4570・4D66〕 〔音〕ラ(呉)(漢) 〔訓〕にし [意味] うずまき状の貝。巻き貝。にし。「法螺ほら・螺鈿らでん・螺旋・栄螺さざえ」 ▷[蠃]が本字。 [難読] 螺子ねじ

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つび【螺】🔗🔉

つび 【螺】 巻貝の古名。つぶ。つみ。[和名抄]

つぶ【螺】🔗🔉

つぶ [1] 【螺】 (1)エゾバイ科の海産巻貝のうちの一群の称。食用。つぶがい。 (2)タニシの異名。

にし【螺】🔗🔉

にし [1] 【螺】 ある一群の巻貝の総称。アカニシなど。

ねじ【螺子・捻子・捩子】🔗🔉

ねじ ネヂ [1] 【螺子・捻子・捩子】 〔上一段動詞「捩(ネ)じる」の連用形から〕 (1)物をしめつけて固定したりするのに使う機械部品。円柱の側面に螺旋(ラセン)状に一本あるいは数本の溝を刻んだ雄ねじと,それがちょうどはまるように,円筒状の穴の内面に溝を刻んだ雌ねじとがある。また,円錐の側面に溝を刻んだものもある。 (2)時計などのぜんまいを巻く装置。また,そのぜんまい。

ねじ=がゆる・む🔗🔉

――がゆる・む 緊張がゆるんでだらける。

ねじ=を巻・く🔗🔉

――を巻・く ゆるんだ気持ち・態度などを引きしめる。

ねじ-あな【螺子穴】🔗🔉

ねじ-あな ネヂ― [0] 【螺子穴】 ねじを受け入れる螺旋(ラセン)状の溝の切ってある穴。雌ねじの穴やボルトの穴など。

ねじ-きり【螺子切り】🔗🔉

ねじ-きり ネヂ― [0] 【螺子切り】 ボルトやナットなどに溝を刻んでねじを切る作業。また,その作業に用いる道具。

ねじ-くぎ【螺子釘】🔗🔉

ねじ-くぎ ネヂ― [2] 【螺子釘】 雄ねじが切ってある釘。

ねじ-ゲージ【螺子―】🔗🔉

ねじ-ゲージ ネヂ― [3] 【螺子―】 ねじが所定の寸法公差内にあるかどうかを検査する器具。

ねじ-コンベヤー【螺子―】🔗🔉

ねじ-コンベヤー ネヂ― [5] 【螺子―】 円筒の内部に,回転するねじ状の連続羽根を設けた運搬装置。粒体・粉体の移送に用いる。

ねじ-はぐるま【螺子歯車】🔗🔉

ねじ-はぐるま ネヂ― [4] 【螺子歯車】 歯形がねじ状をした歯車。平行でもなく,交わりもしない二軸間の伝導に用いる。スクリュー-ギア。

ねじ-びょう【螺子鋲】🔗🔉

ねじ-びょう ネヂビヤウ [2] 【螺子鋲】 木螺子(モクネジ)の別名。

ねじ-ポンプ【螺子―】🔗🔉

ねじ-ポンプ ネヂ― [3] 【螺子―】 円筒形のケーシング内に,回転する螺旋(ラセン)状の連続羽根を設けたポンプ。ケーシングと羽根のすき間にそって,羽根の軸方向に水を運ぶ。螺旋水揚げ機。アルキメデスのポンプ。

ねじ-まわし【螺子回し】🔗🔉

ねじ-まわし ネヂマハシ [3] 【螺子回し】 ねじくぎを差し込んだり抜き取ったりする道具。ドライバー。

ねじ-やま【螺子山】🔗🔉

ねじ-やま ネヂ― [0] 【螺子山】 ねじの,溝と溝の間の高い部分。スクリュー-スレッド。

ら【螺】🔗🔉

[1] 【螺】 渦巻状の貝殻をもつ貝類の総称。

ら-けい【螺髻】🔗🔉

ら-けい [0] 【螺髻】 (1)ほら貝のようにたばねたもとどり。主に子供の髪の結い方。 (2)その髪形から,梵天の異称。

ら-し【螺子】🔗🔉

ら-し [1] 【螺子】 ねじ。ねじくぎ。

ら-じょう【螺状】🔗🔉

ら-じょう ―ジヤウ [0] 【螺状】 螺旋状。

ら-せん【螺旋】🔗🔉

ら-せん [0] 【螺旋】 (1)巻貝のからのように渦巻形になっていること。また,そのもの。「―状に巻く」「―形」「―運動」 (2)ねじ。

らせん-かいだん【螺旋階段】🔗🔉

らせん-かいだん [4] 【螺旋階段】 中心軸の周囲に螺旋状にとりつけられた階段。西洋建築に多くみられる。螺階(ラカイ)。

らせん-とじ【螺旋綴じ】🔗🔉

らせん-とじ ―トヂ [2] 【螺旋綴じ】 背に綴じ穴を多数あけ,針金を螺旋状に通して表紙とともに綴じる方法。スケッチ-ブック・ノートなどの背の綴じ方。

ら-せん【螺線】🔗🔉

ら-せん [0] 【螺線】 〔数〕 (1)渦巻状にぐるぐるまわった平面曲線。スパイラル。渦巻線。匝線(ソウセン)。 →アルキメデスの螺線 →対数螺線 (2)軸の回りを一定の角速度で円運動しながら,軸方向に一定の速さで移動する点の描く空間曲線。ヘリックス。弦巻線(ツルマキセン)。 螺線(2) [図]

らせん-めん【螺線面】🔗🔉

らせん-めん [2] 【螺線面】 軸と直交する線分がその軸の回りを一定の角速度で回転しながら,軸方向に一定の速さで移動するときに描く曲面。 螺線面 [図]

ら-でん【螺鈿】🔗🔉

ら-でん [0][1] 【螺鈿】 漆工芸技法の一。貝殻の真珠光を放つ部分を磨(ス)り平らにして細かく切り,文様の形に漆器や木地にはめこんで装飾するもの。中国唐代に発達,日本へは奈良時代に伝来,平安時代には盛んに蒔絵(マキエ)に併用された。薄い貝を用いたものは特に青貝ともいう。摺(ス)り貝。「―細工(ザイク)」

らでん-の-たち【螺鈿の太刀】🔗🔉

らでん-の-たち 【螺鈿の太刀】 鞘(サヤ)に螺鈿をほどこした太刀。公卿(クギヨウ)が大饗・列見・定考(コウジヨウ)などの行事の際に,また諸衛府の次将は節会(セチエ)の際に使用した。

ら-はつ【螺髪】🔗🔉

ら-はつ [0] 【螺髪】 ⇒らほつ(螺髪)

ら-ほつ【螺髪】🔗🔉

ら-ほつ [0] 【螺髪】 仏の三十二相の一。縮れて右に渦巻く巻貝の形をした頭髪。仏像に特有の形式として表示される。らはつ。

らせん【螺旋】(和英)🔗🔉

らせん【螺旋】 a spiral (うずまき);→英和 a screw (ねじ).→英和 〜形の spiral.‖螺旋階段 a spiral staircase.

らでん【螺鈿】(和英)🔗🔉

らでん【螺鈿】 mother-of-pearl;nacre.→英和

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