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○鮸膠も無いにべもない🔗🔉

○鮸膠も無いにべもない 愛敬もない。思いやりもない。とりつきようがない。浄瑠璃、心中天の網島「連合ひ五左衛門殿は―昔人」。「にべもなく断られた」 ⇒にべ【鮸膠・鰾膠】 にほう‐こうじん二方荒神‥ハウクワウ‥ 馬の両側に枠をつけて、二人乗ること。また、荷物を乗せること。このほかにもう一人が普通にまたがって乗れば、「三方荒神」となる。二宝荒神。東海道中膝栗毛5「―で百五十やるべい」 に‐ぼく二木・似卜】 茶屋女の一種。好色一代女5「胡桃くるみ屋の―がやりくりを見習ひ」 に‐ぼし煮干し】 煮て干すこと。また、煮て干した食品。特にカタクチイワシなどを煮て干したもの。主に、出しの材料にする。だしじゃこ。いりこ。 ⇒にぼし‐こ【煮干し粉】 にぼし‐こ煮干し粉】 煮干しを粉末にしたもの。出しをとるのに用いる。 ⇒に‐ぼし【煮干し】 に‐ほどき荷解き】 梱包してある荷物の紐や包みを解くこと。 に‐ほん二本】 ①長いもの二つを数える語。 ②大小の刀。また、それを差す武士。 ⇒にほん‐ざし【二本差し】 ⇒にほん‐だて【二本立て】 ⇒にほん‐どうぐ【二本道具】 ⇒にほん‐ぼう【二本棒】 に‐ほん二品】 ①令制で、親王の第2の位階。→品位ほんい。 ②転じて、二位の異称。 にほん日本】 わが国の国号。神武天皇建国の地とする大和やまとを国号とし、「やまと」「おほやまと」といい、古く中国では「倭」と呼んだ。中国と修交した大化改新頃、東方すなわち日の本の意から「日本」と書いて「やまと」とよみ、奈良時代以降、ニホン・ニッポンと音読するようになった。現在も、よみ方については法的な根拠はないが、本辞典においては、特にニッポンとよみならわしている場合以外はニホンとよませることにした。日本の現在の領土は、アジア大陸の東方、日本海をへだててほぼ南北につらなる日本列島(北海道・本州・四国・九州および付属島嶼)および伊豆諸島・小笠原諸島・南西諸島から成る。4世紀に統一国家が成立し、それ以後、大和・奈良・平安各時代を経て、鎌倉幕府の創立となり、政権は公家を離れて武家に移り、室町幕府に引き継がれる。ついで織田・豊臣(安土桃山)政権が生まれ、さらに江戸幕府265年間を経て明治維新により武家政権が終わり、やがて立憲君主国となる。明治の日清・日露、大正の第一次大戦により台湾・樺太を領有、朝鮮を併合、南洋群島を統治して全領土は約67万平方キロメートルに達したが、太平洋戦争に敗れ明治以降の新領土のすべてを喪失、ほぼ江戸末期の原形に復した。面積37万7800平方キロメートル。人口1億2777万(2005)。 日本の行政区分 ⇒にほん‐アルプス【日本アルプス】 ⇒にほん‐いか‐だいがく【日本医科大学】 ⇒にほん‐いくえいかい【日本育英会】 ⇒にほん‐いしかい【日本医師会】 ⇒にほん‐いっし【日本逸史】 ⇒にほん‐えいたいぐら【日本永代蔵】 ⇒にほん‐えいほう【日本泳法】 ⇒にほん‐えんげき‐きょうかい【日本演劇協会】 ⇒にほん‐えんせいき【日本遠征記】 ⇒にほん‐おうじょうごくらくき【日本往生極楽記】 ⇒にほん‐おおかみ【日本狼】 ⇒にほん‐および‐にほんじん【日本及日本人】 ⇒にほん‐おんがく【日本音楽】 ⇒にほん‐おんがくちょさくけん‐きょうかい【日本音楽著作権協会】 ⇒にほん‐が【日本画】 ⇒にほん‐かい【日本海】 ⇒にほんかい‐かいせん【日本海海戦】 ⇒にほん‐かいかしょうし【日本開化小史】 ⇒にほんかいがわ‐きこう【日本海側気候】 ⇒にほん‐かいこう【日本海溝】 ⇒にほん‐がいし【日本外史】 ⇒にほんかいぞうほうあん‐たいこう【日本改造法案大綱】 ⇒にほんかい‐ていきあつ【日本海低気圧】 ⇒にほん‐かいはつ‐ぎんこう【日本開発銀行】 ⇒にほん‐かいりゅう【日本海流】 ⇒にほん‐がくしいん【日本学士院】 ⇒にほん‐がくじゅつかいぎ【日本学術会議】 ⇒にほん‐がふ【日本楽府】 ⇒にほん‐かぶしきがいしゃ【日本株式会社】 ⇒にほん‐カボチャ【日本南瓜】 ⇒にほん‐がみ【日本髪】 ⇒にほん‐かんぎょう‐ぎんこう【日本勧業銀行】 ⇒にほん‐ぎ【日本紀】 ⇒にほん‐きいん【日本棋院】 ⇒にほん‐きしょう‐きょうかい【日本気象協会】 ⇒にほん‐きょうさんとう【日本共産党】 ⇒にほん‐きょうしょくいん‐くみあい【日本教職員組合】 ⇒にほん‐キリストきょうかい【日本基督教会】 ⇒にほん‐キリストきょうだん【日本基督教団】 ⇒にほん‐きりゃく【日本紀略】 ⇒にほん‐ぎんこう【日本銀行】 ⇒にほんぎんこう‐けん【日本銀行券】 ⇒にほんぎんこう‐ひきうけ【日本銀行引受】 ⇒にほん‐きんだい‐ぶんがくかん【日本近代文学館】 ⇒にほん‐くにづくし【日本国尽】 ⇒にほん‐けいえいしゃだんたい‐れんめい【日本経営者団体連盟】 ⇒にほん‐けいざい‐しんぶん【日本経済新聞】 ⇒にほん‐けいざいだんたい‐れんごうかい【日本経済団体連合会】 ⇒にほん‐げいじゅついん【日本芸術院】 ⇒にほん‐げきじょう【日本劇場】 ⇒にほん‐げきだん‐きょうぎかい【日本劇団協議会】 ⇒にほん‐けん【日本犬】 ⇒にほん‐げんしりょく‐けんきゅうかいはつ‐きこう【日本原子力研究開発機構】 ⇒にほん‐げんしりょく‐けんきゅうじょ【日本原子力研究所】 ⇒にほん‐ご【日本語】 ⇒にほん‐こうき【日本後紀】 ⇒にほん‐こうぎょう‐きかく【日本工業規格】 ⇒にほん‐こうぎょう‐ぎんこう【日本興業銀行】 ⇒にほん‐こうつう‐こうしゃ【日本交通公社】 ⇒にほん‐こうどうかい【日本弘道会】 ⇒にほん‐こうはんねつ【日本紅斑熱】 ⇒にほんご‐がく【日本語学】 ⇒にほんご‐きょういく【日本語教育】 ⇒にほんこく‐げんざいしょ‐もくろく【日本国見在書目録】 ⇒にほんこく‐けんぽう【日本国憲法】 ⇒にほん‐こくゆうてつどう【日本国有鉄道】 ⇒にほん‐ごだいむかしばなし【日本五大昔噺】 ⇒にほん‐さいけんしんよう‐ぎんこう【日本債券信用銀行】 ⇒にほん‐ざりがに【日本蝲蛄】 ⇒にほん‐ざる【日本猿】 ⇒にほん‐さんきゅうりゅう【日本三急流】 ⇒にほん‐さんけい【日本三景】 ⇒にほん‐さんだいじつろく【日本三代実録】 ⇒にほん‐し【日本紙】 ⇒にほん‐じか【日本鹿】 ⇒にほん‐じかん【日本時間】 ⇒にほんしき‐そうしょう【日本式双晶】 ⇒にほんしき‐ローマじ【日本式ローマ字】 ⇒にほん‐ししゅう【日本刺繍】 ⇒にほん‐じっしんぶんるいほう【日本十進分類法】 ⇒にほん‐しほんしゅぎはったつし‐こうざ【日本資本主義発達史講座】 ⇒にほん‐しほんしゅぎ‐ろんそう【日本資本主義論争】 ⇒にほん‐しゃかいじぎょう‐だいがく【日本社会事業大学】 ⇒にほん‐しゃかいとう【日本社会党】 ⇒にほん‐しゃくみょう【日本釈名】 ⇒にほん‐しゅ【日本酒】 ⇒にほん‐じゅうけつきゅうちゅう‐びょう【日本住血吸虫病】 ⇒にほん‐しゅぎ【日本主義】 ⇒にほん‐しゅわ【日本手話】 ⇒にほん‐しょうぎ‐れんめい【日本将棋連盟】 ⇒にほん‐しょうこうかいぎしょ【日本商工会議所】 ⇒にほん‐しょき【日本書紀】 ⇒にほんしょき‐つうしゃく【日本書紀通釈】 ⇒にほんしょき‐つうしょう【日本書紀通証】 ⇒にほん‐しょく【日本食】 ⇒にほん‐じょし‐だいがく【日本女子大学】 ⇒にほん‐シリーズ【日本シリーズ】 ⇒にほん‐じん【日本人】 ⇒にほん‐しんとう【日本新党】 ⇒にほん‐しんぽとう【日本進歩党】 ⇒にほんじん‐まち【日本人町】 ⇒にほん‐すもう‐きょうかい【日本相撲協会】 ⇒にほん‐せいかつきょうどうくみあい‐れんごうかい【日本生活協同組合連合会】 ⇒にほん‐せいき【日本政記】 ⇒にほん‐せいこうかい【日本聖公会】 ⇒にほん‐せいさくとうし‐ぎんこう【日本政策投資銀行】 ⇒にほん‐せいさんせい‐ほんぶ【日本生産性本部】 ⇒にほん‐せきじゅうじしゃ【日本赤十字社】 ⇒にほん‐せんばい‐こうしゃ【日本専売公社】 ⇒にほん‐ダービー【日本ダービー】 ⇒にほん‐たいいく‐きょうかい【日本体育協会】 ⇒にほん‐たいいく‐だいがく【日本体育大学】 ⇒にほん‐だいがく【日本大学】 ⇒にほん‐だいら【日本平】 ⇒にほん‐たちばな【日本橘】 ⇒にほん‐タバコさんぎょう‐かぶしきがいしゃ【日本たばこ産業株式会社】 ⇒にほん‐たんかくしゅ【日本短角種】 ⇒にほん‐ちゃ【日本茶】 ⇒にほん‐ちゅうおう‐けいばかい【日本中央競馬会】 ⇒にほん‐ちょうきしんよう‐ぎんこう【日本長期信用銀行】 ⇒にほん‐づつみ【日本堤】 ⇒にほんてき‐けいえい【日本的経営】 ⇒にほん‐でんしんでんわ‐かぶしきがいしゃ【日本電信電話株式会社】 ⇒にほん‐でんしんでんわ‐こうしゃ【日本電信電話公社】 ⇒にほん‐とう【日本刀】 ⇒にほん‐とうき【日本当帰】 ⇒にほん‐どうろ‐こうだん【日本道路公団】 ⇒にほん‐にじゅうろくしょうにん【日本二十六聖人】 ⇒にほん‐のうえん【日本脳炎】 ⇒にほん‐のうみんくみあい【日本農民組合】 ⇒にほん‐のうりん‐きかく【日本農林規格】 ⇒にほん‐の‐かそうしゃかい【日本之下層社会】 ⇒にほん‐は【日本派】 ⇒にほん‐ばし【日本橋】 ⇒にほん‐ハリストスせいきょうかい【日本ハリストス正教会】 ⇒にほん‐ばれ【日本晴】 ⇒にほん‐びじゅついん【日本美術院】 ⇒にほん‐びと【日本人】 ⇒にほん‐ひょうじゅんじ【日本標準時】 ⇒にほん‐ふ【日本府】 ⇒にほん‐ふく【日本服】 ⇒にほん‐ふくし‐だいがく【日本福祉大学】 ⇒にほん‐ぶどうかん【日本武道館】 ⇒にほん‐ぶよう【日本舞踊】 ⇒にほん‐プロレタリア‐さっかどうめい【日本プロレタリア作家同盟】 ⇒にほん‐ぶんがく‐ほうこくかい【日本文学報国会】 ⇒にほん‐ぶんげいか‐きょうかい【日本文芸家協会】 ⇒にほん‐ペンクラブ【日本ペンクラブ】 ⇒にほん‐べんごし‐れんごうかい【日本弁護士連合会】 ⇒にほん‐ぼうえき‐しんこうかい【日本貿易振興会】 ⇒にほん‐ぼうえき‐しんこうきこう【日本貿易振興機構】 ⇒にほん‐ほうそう‐きょうかい【日本放送協会】 ⇒にほん‐ま【日本間】 ⇒にほん‐まい【日本米】 ⇒にほん‐まち【日本町】 ⇒にほん‐みんげいかん【日本民芸館】 ⇒にほん‐メソジスト‐きょうかい【日本メソジスト教会】 ⇒にほん‐もんとくてんのうじつろく【日本文徳天皇実録】 ⇒にほん‐やっきょくほう【日本薬局方】 ⇒にほん‐ゆうしゅうき【日本幽囚記】 ⇒にほん‐ゆうせい‐かぶしきがいしゃ【日本郵政株式会社】 ⇒にほん‐ゆうせい‐こうしゃ【日本郵政公社】 ⇒にほん‐ゆしゅつにゅう‐ぎんこう【日本輸出入銀行】 ⇒にほん‐ライン【日本ライン】 ⇒にほん‐りょういき【日本霊異記】 ⇒にほん‐りょうり【日本料理】 ⇒にほん‐れっとう【日本列島】 ⇒にほん‐ろう【日本蝋】 ⇒にほん‐ろうどうくみあい‐そうひょうぎかい【日本労働組合総評議会】 ⇒にほん‐ろうどう‐そうどうめい【日本労働総同盟】 ⇒にほん‐ろうまんは【日本浪曼派】 にほん‐アルプス日本アルプス】 中部地方の飛騨・木曾・赤石の3山脈の総称。ヨーロッパのアルプスに因んで1881年(明治14)英人ゴーランドが命名。のち小島烏水が3部に区分し、飛騨山脈を北アルプス、木曾山脈の駒ヶ岳連峰を中央アルプス、赤石山脈を南アルプスとした。 ⇒にほん【日本】 にほん‐いか‐だいがく日本医科大学‥クワ‥ 私立大学の一つ。前身は1876年(明治9)設立の済生学舎。1904年日本医学校、12年日本医学専門学校となる。26年現名の大学となり、52年新制大学。東京都文京区。 ⇒にほん【日本】 にほん‐いくえいかい日本育英会‥クワイ 育英奨学機関の一つ。1943年大日本育英会として発足、53年日本育英会に改称。有為な人材の育成と教育の機会均等に寄与することを目的に、経済的理由により修学困難な優秀な学生・生徒に対し、学資の貸与等を行う。2004年日本国際教育協会等とともに独立行政法人日本学生支援機構に改組。 ⇒にほん【日本】 にほん‐いしかい日本医師会‥クワイ 日本における医師の職業団体。1906年医師法の成立とともに大日本医師会が組織され、47年日本医学会をも傘下に入れ日本医師会となる。任意加盟の社団法人。→医師会⇒にほん【日本】 にほん‐いっし日本逸史】 史書。「日本後紀」の欠を補うために編纂されたもの。鴨祐之編。40巻。1692年(元禄5)成り、1724年(享保9)刊。 ⇒にほん【日本】 にほん‐えいたいぐら日本永代蔵⇒にっぽんえいたいぐら⇒にほん【日本】 にほん‐えいほう日本泳法‥ハフ 日本で武芸の一つとして発達した泳法。近世には、各地で、水府流・向井流・観海流・神伝流など多くの流派に分かれる。水術。古式泳法。 ⇒にほん【日本】 にほん‐えんげき‐きょうかい日本演劇協会‥ケフクワイ 日本の演劇の発展向上、演劇関係者の地位確立を目的に1941年(昭和16)発足した団体。中断を経て51年再発足。社団法人。 ⇒にほん【日本】 にほん‐えんせいき日本遠征記‥ヱン‥ 日本に来航したペリーが、帰国後、編纂させた記録。ペリー以下士官の日記・覚書・公文書などを資料に、条約締結の経緯はもとより、日本の産業・風俗・習慣についての報告をも記す。1856年合衆国印刷局から刊行。3巻。 ⇒にほん【日本】 にほん‐おうじょうごくらくき日本往生極楽記‥ワウジヤウ‥ 聖徳太子など45人の往生者の伝記。慶滋保胤よししげのやすたね著。1巻。寛和(985〜987)年間成る。日本最初の往生伝。 →文献資料[日本往生極楽記] ⇒にほん【日本】 にほん‐おおかみ日本狼‥オホカミ 本州・四国・九州に分布していた小形のオオカミ。頭胴長1メートル、尾長30センチメートルほど。1905年(明治38)奈良県での記録を最後に、生存は確認されていない。ヤマイヌ。 ⇒にほん【日本】 にほん‐および‐にほんじん日本及日本人】 総合雑誌。1907年(明治40)「日本人」を改題。政教社発行。主筆は三宅雪嶺。国粋主義的な政治・外交・社会・文芸記事を掲載。 ⇒にほん【日本】 にほん‐おんがく日本音楽】 日本の伝統音楽。一般に邦楽を指すが、広義では洋楽の形式を採用して日本で作られた音楽をも含む。→邦楽⇒にほん【日本】 にほん‐おんがくちょさくけん‐きょうかい日本音楽著作権協会‥ケフクワイ 「ジャスラック」参照。 ⇒にほん【日本】 にほん‐が日本画‥グワ 明治以後にヨーロッパから入った西洋画に対し、日本在来の技法・様式に基づいて明治時代に創出された絵画を指す語。墨や岩絵具を主として、若干の有機色料を併せ用い、絹・紙などに毛筆で描く。 ⇒にほん【日本】 にほん‐かい日本海】 アジア大陸の東、朝鮮半島と日本列島との間にある海。面積約100万平方キロメートル。間宮・宗谷・津軽・朝鮮の諸海峡によってオホーツク海・太平洋・東シナ海に通ずる。水深は平均1667メートル、最深部は3796メートル。 ⇒にほん【日本】 にほんかい‐かいせん日本海海戦】 日露戦争における日本・ロシア両海軍の決戦。1905年(明治38)5月27日から翌28日にわたり、日本海対馬沖で司令長官東郷平八郎の率いる連合艦隊がバルチック艦隊を壊滅させた。 ⇒にほん【日本】 にほん‐かいかしょうし日本開化小史‥クワセウ‥ 田口卯吉著の史論体の日本歴史書。6巻。1877〜82年(明治10〜15)刊。ギゾー・バックルらの文明史の影響をうけ、広い視野の下に古代より幕末までの歴史を文明開化史として叙述。 →文献資料[日本開化小史] ⇒にほん【日本】 にほんかいがわ‐きこう日本海側気候‥ガハ‥ 北海道から九州に至る日本海側における冬型気候の特徴をなすもの。季節風は海水により湿気を含み、曇天・多雪となる。→太平洋側気候⇒にほん【日本】 にほん‐かいこう日本海溝】 太平洋西縁、北海道南部から本州東北部・房総沖に至る日本列島の東側に沿う海溝。全長約800キロメートル、最深部8020メートル。 ⇒にほん【日本】 にほん‐がいし日本外史‥グワイ‥ 史書。頼山陽著。源平両氏から徳川氏に至る武家の興亡を各家別に記して名分を明らかにし、史論を挿んだもの。漢文体。22巻。1826年(文政9)成り、翌年松平定信に献呈。36年(天保7)頃刊。幕末の尊王攘夷運動に、大きな影響を与えた。 →文献資料[日本外史] ⇒にほん【日本】 にほんかいぞうほうあん‐たいこう日本改造法案大綱‥ザウハフ‥カウ 北一輝の著。1919年(大正8)上海で執筆。23年に修正・改題して刊行。天皇大権の発動というクーデター方式による国家改造を説き、急進派青年将校に大きな影響を及ぼした。 ⇒にほん【日本】 にほんかい‐ていきあつ日本海低気圧】 低気圧の中心が日本海を通過するもの。前線を伴う場合が多いが、寒冷渦の状態でゆっくり進むものもある。 ⇒にほん【日本】 にほん‐かいはつ‐ぎんこう日本開発銀行‥カウ 経済の再建、産業の開発を促進するために、長期にわたる開発設備資金の貸付をする特殊銀行。復興金融金庫の権利義務を継承して1951年設立。略称、開銀。99年北海道東北開発公庫とともに日本政策投資銀行に改組。 ⇒にほん【日本】 にほん‐かいりゅう日本海流‥リウ (→)黒潮くろしおに同じ。 ⇒にほん【日本】 にほん‐がくしいん日本学士院‥ヰン 学術の発展に寄与することを目的に、学術上の功績顕著な科学者のうちから選定された終身会員で組織される栄誉機関。定員150名。第1部(人文科学)・第2部(自然科学)に分かれる。戦前の帝国学士院に代わって1947年設置。文部科学省の所轄。 ⇒にほん【日本】 にほん‐がくじゅつかいぎ日本学術会議‥クワイ‥ 日本の科学者の内外に対する代表機関。1949年日本学術会議法により設置。内閣総理大臣の所轄。科学の発展、行政・産業・国民生活への科学の反映浸透を目的とし、科学に関する重要事項を審議し、政府に勧告する。人文科学、生命科学、理学・工学の3部から成る。会員210名。 ⇒にほん【日本】 にほん‐がふ日本楽府】 漢詩集。頼山陽著。1巻。66首の楽府体の史詩を蒐集。1828年(文政11)脱稿。 ⇒にほん【日本】 にほん‐かぶしきがいしゃ日本株式会社‥グワイ‥ 第二次大戦後の、官民が一体となって経済成長を目指した日本の体制を揶揄やゆしていう語。 ⇒にほん【日本】 にほん‐カボチャ日本南瓜】 カボチャの一種。南米原産で16世紀に渡来。果実は菊座と呼ばれる縦溝があり、食用。品種が多い。おくれて渡来した西洋カボチャに対する称。→カボチャ⇒にほん【日本】 にほん‐がみ日本髪】 日本在来の女の髪型の総称。丸髷・島田髷・桃割ももわれ・銀杏返いちょうがえしなどがある。 日本髪 前髪 もと‐ゆい【元結・鬠】 ⇒にほん【日本】 にほん‐かんぎょう‐ぎんこう日本勧業銀行‥クワンゲフ‥カウ もと半官半民の特殊銀行。1897年(明治30)設立。農業・工業の発達改良をはかるために、50カ年以内の長期の年賦償還法による融資、勧業債券の発行などを営む。1950年普通銀行として再発足。71年第一銀行と合併し、第一勧業銀行に改組。さらに2002年富士銀行・日本興業銀行と合併し、みずほ銀行となる。 ⇒にほん【日本】 にほん‐ぎ日本紀】 ①日本の歴史を記した書の意で、六国史りっこくしのこと。源氏物語「神世より世にある事を記し置きけるななり。―などは、ただ片そばぞかし」 ②日本書紀のこと。 ⇒にほん【日本】 にほん‐きいん日本棋院‥ヰン 囲碁の発達・普及を図り文化の向上に資する目的で設立された財団法人。専門棋士の昇段を定めるための大手合のほか、棋聖戦・名人戦・本因坊戦などを行う。1924年(大正13)設立。 ⇒にほん【日本】 にほん‐きしょう‐きょうかい日本気象協会‥シヤウケフクワイ 気象情報の伝達・配布、気象調査、気象知識の普及などを行う財団法人。1950年気象協会として創立され、66年関西気象協会・西日本気象協会と合併し改称。 ⇒にほん【日本】 にほん‐きょうさんとう日本共産党‥タウ 日本の共産主義政党。1922年(大正11)、コミンテルン支部として非合法に結成。激しい弾圧下に35年まで地下運動を続行。第二次大戦後、徳田球一らを中心に合法政党として再建。戦前は天皇制打倒、寄生地主制の廃止、労働者・農民の政府の樹立を目標としたが、戦後は占領下の平和革命路線から武装闘争路線をへて、統一戦線を基礎とする反帝・反独占の民主革命路線へと変化、議会主義政党となる。 ⇒にほん【日本】 にほん‐きょうしょくいん‐くみあい日本教職員組合‥ケウ‥ヰン‥アヒ 全国の国公私立の幼稚園から大学までの教職員で組織する労働組合。1947年結成。89年全日本教職員組合協議会(91年全日本教職員組合に改組)が結成され分裂。略称、日教組。 ⇒にほん【日本】 にほん‐キリストきょうかい日本基督教会‥ケウクワイ 1941年に日本基督教団に合流するまでの日本プロテスタント教会中の最古最大の教派。長老組織をとる。1859年(安政6)来朝したアメリカ人ヘボン・ブラウンらの感化の下に、植村正久が設立。 ⇒にほん【日本】 にほん‐キリストきょうだん日本基督教団‥ケウ‥ 1941年プロテスタント三十余教派の合同によって成立した日本における最大のプロテスタント教会。54年独自の信仰告白を制定。 ⇒にほん【日本】 にほん‐きりゃく日本紀略】 神代から後一条天皇までの重要な史実を漢文で編年体に略記した史書。神代は日本書紀神代巻をそのまま採り、神武天皇より光孝天皇までは六国史りっこくしを抄略し、宇多天皇以下は日記・記録による。34巻。撰者未詳。日本紀類。 ⇒にほん【日本】 にほん‐ぎんこう日本銀行‥カウ 日本の中央銀行。1882年(明治15)日本銀行条例に基づいて創立。国庫金の取扱、銀行券の発行などを行うのみならず、経済・金融の中枢機関として種々の活動を営む。1942年日本銀行法により改組、49年運営・機能・金融政策の最高意思決定機関として政策委員会を設置。97年同法改正により政府からの独立性を強化。日銀。→中央銀行⇒にほん【日本】 にほんぎんこう‐けん日本銀行券‥カウ‥ 日本銀行が発行する銀行券。強制通用力をもつ。日銀券。 ⇒にほん【日本】 にほんぎんこう‐ひきうけ日本銀行引受‥カウ‥ 発行される公債の日本銀行による引受け。通貨の増発によるインフレーションの恐れがあるため、財政法では原則として禁止。日銀引受。→市中消化⇒にほん【日本】 にほん‐きんだい‐ぶんがくかん日本近代文学館‥クワン 東京都目黒区駒場にある近代日本文学の専門図書館・文学センター。初代理事長高見順。1967年開館。 ⇒にほん【日本】 にほん‐くにづくし日本国尽(→)「国尽し」に同じ。 ⇒にほん【日本】 にほん‐けいえいしゃだんたい‐れんめい日本経営者団体連盟】 日経連の正称。 ⇒にほん【日本】 にほん‐けいざい‐しんぶん日本経済新聞】 日本の主要な日刊経済新聞。1876年(明治9)「中外物価新報」として創刊。改題を経て1946年より現紙名。日経。 ⇒にほん【日本】 にほん‐けいざいだんたい‐れんごうかい日本経済団体連合会‥ガフクワイ 日本の代表的な企業や業種別団体などが加盟する経済団体。2002年経団連と日経連とが統合し、発足。略称、日本経団連。 ⇒にほん【日本】 にほん‐げいじゅついん日本芸術院‥ヰン 芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関。第1部美術、第2部文芸、第3部音楽・演劇・舞踊に分かれ、部会の推薦により文部科学大臣の任命する終身会員120人以内で組織。帝国芸術院の後身。 ⇒にほん【日本】 にほん‐げきじょう日本劇場‥ヂヤウ 1933年(昭和8)東京有楽町に開場した劇場。東宝ダンシング‐チーム(のち日劇ダンシング‐チーム)がレビューを上演。81年閉館。日劇。 ⇒にほん【日本】 にほん‐げきだん‐きょうぎかい日本劇団協議会‥ケフ‥クワイ 社団法人。1956年(昭和31)創設の新劇団協議会を母胎に、92年設立。現代演劇の促進、劇団の交流提携を図る。 ⇒にほん【日本】 にほん‐けん日本犬】 日本土着のイヌの品種をいう。特にそのうち、秋田犬・紀州犬・柴犬・甲斐犬など、耳が立ち、尾は巻き上がるか上方を向くものをいう。にほんいぬ。和犬。 ⇒にほん【日本】 にほん‐げんしりょく‐けんきゅうかいはつ‐きこう日本原子力研究開発機構‥キウ‥ 原子力に関する研究と技術開発を行う独立行政法人。2005年に日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構が統合して設置。 ⇒にほん【日本】 にほん‐げんしりょく‐けんきゅうじょ日本原子力研究所‥キウ‥ 原子力の開発・研究・利用の促進を目的とした特殊法人。原子力基本法に基づき、1956年設置。2005年独立行政法人日本原子力研究開発機構となる。茨城県東海村にある。略称、原研。 ⇒にほん【日本】 にほん‐ご日本語】 日本民族の言語。語彙や文字の点で中国語の影響を受ける。系統に関しては、モンゴル語などと同様アルタイ語族の一つ、オーストロネシア語族の一つ、インドのドラヴィダ語族の一つなど諸説がある。特徴として、開音節、膠着こうちゃく形態、動詞文末語順、敬語の使用などが挙げられる。 ⇒にほん【日本】 にほん‐こうき日本後紀】 六国史りっこくしの一つ。続日本紀の後をうけ、桓武天皇(792年)から淳和天皇(833年)に至る史実を記述した編年体の史書。40巻。現存10巻。藤原冬嗣・藤原緒嗣らの撰。840年(承和7)成る。後紀。 ⇒にほん【日本】 にほん‐こうぎょう‐きかく日本工業規格‥ゲフ‥ (→)ジス(JIS)に同じ。 ⇒にほん【日本】 にほん‐こうぎょう‐ぎんこう日本興業銀行‥ゲフ‥カウ もと特殊銀行の一つ。株券・債券の流通を円滑にし、長期設備資金の融資を目的として、1902年(明治35)設立。52年以後は長期信用銀行の一つとして、比較的長期の設備資金の貸付を行う。略称、興銀。2002年第一勧業銀行・富士銀行と合併し、みずほ銀行となる。 ⇒にほん【日本】 にほん‐こうつう‐こうしゃ日本交通公社‥カウ‥ 観光レクリエーション・旅行に関する調査研究・研修事業などを行う財団法人。1945年(昭和20)発足。12年(明治45)創立のジャパン‐ツーリスト‐ビューローを前身とする。63年(昭和38)営業部門を分離し、同名の株式会社を設立(現、JTB)。 ⇒にほん【日本】 にほん‐こうどうかい日本弘道会‥ダウクワイ 西村茂樹の樹立した東京修身学社を前身として、儒教中心の道徳を普及する教化団体。1887年(明治20)創立。 ⇒にほん【日本】 にほん‐こうはんねつ日本紅斑熱】 リケッチアを病原体としダニが媒介する感染症。刺し傷・発疹・高熱が主な症状。早期の抗菌薬治療が有効。重症化すると痙攣けいれん・意識障害を呈し死亡する。 ⇒にほん【日本】 にほんご‐がく日本語学】 日本語を研究の対象とする学問。「国語学」が自省的傾向を持つのに比べ、他言語も視野に入れて日本語をより客観的に捉えて論ずる場合にいうことが多い。 ⇒にほん【日本】 にほんご‐きょういく日本語教育‥ケウ‥ 日本語を母語としない外国人などに対して行う、日本語の教育。 ⇒にほん【日本】 にほんこく‐げんざいしょ‐もくろく日本国見在書目録】 藤原佐世すけよ編。1巻。891年(寛平3)頃成る。当時日本に現存した漢籍の総目録。易・尚書・詩・礼・農・小説・兵家など40の部門に分かち、1579部1万6790巻の書目を収載。 ⇒にほん【日本】 にほんこく‐けんぽう日本国憲法‥パフ 第二次大戦の敗戦後、大日本帝国憲法を全面的に改正した憲法。1946年11月3日公布、翌47年5月3日から実施。国民主権、徹底した平和主義、基本的人権の尊重を基調とし、象徴としての天皇、国権の最高機関としての国会、行政権の主体たる内閣の国会に対する連帯責任、戦争の放棄、基本的人権の確立強化を目的とした国民の権利義務に関する詳細な規定、独立した新しい司法制度、地方自治の確立などがその特色。 →文献資料[日本国憲法] ⇒にほん【日本】 にほん‐こくゆうてつどう日本国有鉄道‥イウ‥ダウ 国の特別会計をもって鉄道事業およびその付帯事業を経営する公共企業体。1949年、独立採算の企業的立場で従来の鉄道省・運輸省などによる政府直営事業を引き継ぐ。87年4月に民営化、その事業は7株式会社(略称JR)に分割して継承される。国鉄。 ⇒にほん【日本】 にほん‐ごだいむかしばなし日本五大昔噺】 かちかち山・猿蟹合戦・舌切雀・花咲爺・桃太郎の五つの童話。室町末期から江戸中期にかけて出揃った。 ⇒にほん【日本】 にほん‐さいけんしんよう‐ぎんこう日本債券信用銀行‥カウ 長期信用銀行の一つ。1957年日本不動産銀行として設立、77年改称。経営破綻で98年に国有化された後、2001年あおぞら銀行に改組。06年普通銀行に転換。 ⇒にほん【日本】 にほん‐ざし二本差し】 ①(両刀をたばさむからいう)武士の称。 ②(2本のくしを用いるからいう)焼豆腐、また豆腐田楽。 ③相撲で、「もろざし」のこと。 ⇒に‐ほん【二本】 にほん‐ざりがに日本蝲蛄】 日本在来のザリガニ。外来種のアメリカ‐ザリガニと区別するための呼称。→ザリガニ⇒にほん【日本】 にほん‐ざる日本猿】 サル目(霊長類)オナガザル科の哺乳類。日本特産。体長60センチメートルほど。屋久島産はやや小さい。毛色は黒っぽい褐色で、腹はやや白い。顔と尻が赤く、頬袋をもつ。サル類では最も北に分布し、青森県下北半島が最北。山林に生息し、30〜50頭の群れで生活。雑食性で、果実・木の芽・昆虫などを食べる。地域により天然記念物に指定されている。 ニホンザル 提供:東京動物園協会 ⇒にほん【日本】 にほん‐さんきゅうりゅう日本三急流‥キフリウ 日本で三つの著名な急流。最上川・富士川・球磨くま川をいう。 ⇒にほん【日本】 にほん‐さんけい日本三景】 日本で並び称される三つの景勝地。天橋立・松島・厳島いつくしまをいう。 ⇒にほん【日本】 にほん‐さんだいじつろく日本三代実録⇒さんだいじつろく⇒にほん【日本】 にほん‐し日本紙】 西洋紙に対して、和紙わしの称。 ⇒にほん【日本】 にほん‐じか日本鹿「鹿」参照。 ⇒にほん【日本】 にほん‐じかん日本時間(→)日本標準時に同じ。 ⇒にほん【日本】 にほんしき‐そうしょう日本式双晶‥サウシヤウ 水晶の双晶の一型。2個の水晶が84度34分傾いて接する。日本産のものがよく研究されたので、この名がつけられた。 ⇒にほん【日本】 にほんしき‐ローマじ日本式ローマ字】 明治以来ヘボン式ローマ字と並んで行われているローマ字表記。「シ」「チ」の表記をsi, tiと綴るなど、五十音図の各行の子音字を一定にし、直音をローマ字2字以内で表す。 ⇒にほん【日本】 にほん‐ししゅう日本刺繍‥シウ 日本の伝統的刺繍技法。また、その作品。主に絹地に釜糸や金糸などで刺す。中国の影響を受け、奈良時代から発達。現在は能・歌舞伎の衣裳や高価な衣服に刺されている。 ⇒にほん【日本】 にほん‐じっしんぶんるいほう日本十進分類法‥ハフ 図書分類法の一つ。アメリカのM.デューイの十進分類法にならい、森清が1928年に考案。改訂を重ね、95年に第9版を制定。3桁のアラビア数字(および小数点以下の細目)を用いて図書を分類する。主類は、0総記、1哲学、2歴史、3社会科学、4自然科学、5工学、6産業、7芸術、8語学、9文学。NDC →十進分類法⇒にほん【日本】 にほん‐しほんしゅぎはったつし‐こうざ日本資本主義発達史講座‥カウ‥ 日本資本主義の歴史的・実証的分析に関する講座。1932〜33年刊。野呂栄太郎の監修、山田盛太郎・平野義太郎・服部之総しそうらが執筆。発表論文には日本資本主義における封建遺制の残存を指摘するものが多い。→講座派⇒にほん【日本】 にほん‐しほんしゅぎ‐ろんそう日本資本主義論争‥サウ 明治維新および日本の資本主義の性格について、昭和初頭、マルクス主義系の社会科学者らによって行われた論争。労農派・講座派に分かれ、前者は明治維新をブルジョア革命と規定し、後者は封建制の残存と天皇制の絶対主義的性格を強調した。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しゃかいじぎょう‐だいがく日本社会事業大学‥クワイ‥ゲフ‥ 私立大学の一つ。社会福祉学単科。1946年厚生省委託で創立された日本社会事業学校が起源。47年社会事業専門学校、50年日本社会事業短期大学を経て、58年現大学。清瀬市。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しゃかいとう日本社会党‥クワイタウ ①1906年(明治39)堺利彦らにより組織された最初の合法社会主義政党。翌年、幸徳秋水の直接行動論が当局に危険視され、結社禁止。 ②1945年(昭和20)、第二次大戦前の無産政党系の諸派が連合して結成した社会民主主義政党。47〜48年初代委員長片山哲を首班として、連立内閣により一時政局を担当したが、党内左右の抗争激しく、51年に分裂。55年再統一した後、一部が脱党して60年民主社会党を結成。94〜96年自民党と連立して村山富市委員長を首班とする内閣を組織。96年社会民主党と改称。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しゃくみょう日本釈名‥ミヤウ 日本の物名を語源的に解釈した書。貝原益軒著。3巻。元禄12年(1699)自序。後漢の劉の「釈名」にならい、日本書紀・万葉集・和名抄などの古書について天象・時節以下23類に分け、五十音順に列挙。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しゅ日本酒】 日本固有の酒。ビール・ウィスキーなど外来の酒に対していう。→清酒→濁酒⇒にほん【日本】 にほん‐じゅうけつきゅうちゅう‐びょう日本住血吸虫病‥ヂユウ‥キフ‥ビヤウ 日本住血吸虫によって起こる寄生虫病。中国・フィリピン・インドネシアに分布。日本では現在は存在しない。経皮的に感染し、腸管粘膜の炎症、特有な肝繊維症、脾腫、腹水などを来す。片山病。→住血吸虫⇒にほん【日本】 にほん‐しゅぎ日本主義】 国粋主義思想の流れの一つ。日清戦争後、高山樗牛や井上哲次郎らが提唱。高山が個人主義に転じて以降、衰退。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しゅわ日本手話】 日本の聾者ろうしゃが日常的に用いる手話。音声日本語とは異なる文法体系を持つ。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しょうぎ‐れんめい日本将棋連盟‥シヤウ‥ 将棋の4段以上の専門棋士で組織する社団法人。将棋の普及発展を図り、文化の向上に資することを目的とする。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しょうこうかいぎしょ日本商工会議所‥シヤウ‥クワイ‥ 全国の主要都市にある商工会議所を会員とする中央機関。1922年(大正11)設立。各商工会議所の意見を調整して代表する。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しょき日本書紀】 六国史りっこくしの一つ。奈良時代に完成した日本最古の勅撰の正史。神代から持統天皇までの朝廷に伝わった神話・伝説・記録などを修飾の多い漢文で記述した編年体の史書。30巻。720年(養老4)舎人とねり親王らの撰。日本紀。 →文献資料[日本書紀] ⇒にほん【日本】 にほんしょき‐つうしゃく日本書紀通釈】 日本書紀の通釈書。飯田武郷著。70巻。1902〜09年(明治35〜42)刊。旧説を集成し、若干の新説を付加する。 ⇒にほん【日本】 にほんしょき‐つうしょう日本書紀通証】 日本書紀の注釈書。谷川士清ことすが著。35巻。1762年(宝暦12)刊。書紀全巻に注釈を加えた最初のもの。 ⇒にほん【日本】 にほん‐しょく日本食】 日本風の料理・食品。「和食」よりやや広く、カツ丼・カレーライスなども含めることが多い。 ⇒にほん【日本】 にほん‐じょし‐だいがく日本女子大学‥ヂヨ‥ 私立大学の一つ。前身は1901年(明治34)成瀬仁蔵創立の日本女子大学校。48年新制大学となる。本部は東京都文京区。 ⇒にほん【日本】 にほん‐シリーズ日本シリーズ】 日本のプロ野球で、セントラル‐リーグとパシフィック‐リーグの優勝チームにより、年間の優勝を決めるために争われる選手

広辞苑 ページ 15018 での○鮸膠も無い単語。