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広辞苑の検索結果 (45)

き【木・樹】🔗🔉

木・樹】 ①木本の植物。高木・低木の総称。たちき。樹木。万葉集6「言こと問はぬ―すら妹いもと兄ありとふを」。「―の股から生まれもせず」 ②用材。材木。「―屋」 ③(「柝」とも書く)拍子木ひょうしぎのこと。「―を入れる」 ⇒木が入る ⇒木から落ちた猿 ⇒樹静かならんと欲すれども風止まず ⇒木で鼻を括る ⇒木に竹を接ぐ ⇒木にも草にも心を置く ⇒木に縁りて魚を求む ⇒木の股から生まれもせず ⇒木の実は本へ ⇒木を見て森を見ず

○木が入るきがはいる🔗🔉

○木が入るきがはいる (多く「柝が入る」と書く)芝居や相撲で、開幕・閉幕などの合図に拍子木が打たれる。 ⇒き【木・樹】

○木から落ちた猿きからおちたさる🔗🔉

○木から落ちた猿きからおちたさる たよる所を失ったもののたとえ。「木を離れた猿」とも。 ⇒き【木・樹】 き‐からかみ黄唐紙】 ①織色おりいろの名。経たては黄、緯よこは白。 ②襲かさねの色目。表は黄、裏は白。 き‐からすうり黄烏瓜】 ウリ科の蔓性多年草。カラスウリの変種とされ、果実は黄色に熟し、赤熟するカラスウリとは対照的。食用となる。乾燥した塊根を栝楼根かつろうこんといい、漢方では鎮咳薬、また天瓜粉てんかふんを製し、汗止め・食用とする。 き‐がらちゃ黄枯茶】 染色の名。薄い藍色がかった黄色。朽葉色くちばいろ。日本永代蔵2「独りの娘に、―の振袖に菅笠を着せて」 Munsell color system: 7YR4/3 ⇒きがらちゃ‐めし【黄枯茶飯】 きがらちゃ‐めし黄枯茶飯】 醤油と酒とを加えて炊いた飯。茶飯。桜飯。 ⇒き‐がらちゃ【黄枯茶】 きがら‐や木柄屋】 木柄1を造る職人。 ⇒き‐がら【木柄】 キガリKigali】 アフリカ東部、ルワンダ共和国の首都。同国中部に位置する。人口23万4千(1991)。 き‐がる気軽】 物事を深刻に考えず、もったいぶらないこと。こだわりなく事をするさま。「―に引き受ける」「―な服装」 き‐がる・い気軽い】 〔形〕[文]きがる・し(ク) きさくである。気がおけない。重々しくない。 き‐かわ橘皮・黄皮‥カハ タチバナの果実の皮。刻んで料理に用いる。〈倭名類聚鈔16

き‐ぎ【木木】🔗🔉

き‐ぎ木木】 多くの木。この木あの木。

○木で鼻を括るきではなをくくる🔗🔉

○木で鼻を括るきではなをくくる 無愛想にもてなすことのたとえ。「木で鼻こくる」とも。夏目漱石、吾輩は猫である「木で鼻を括つた様な挨拶も出来ず」 ⇒き【木・樹】 きてれつ (「奇天烈」と当て字)非常に奇妙なこと。珍妙。浮世床「―有難ありが」。「奇妙―」 き‐てん気転・機転】 物事に応じて、機敏に心が働くこと。機知。「―が利く」「とっさの―」 き‐てん帰天】 カトリックで、死ぬこと。 き‐てん起点】 物事の始まるところ。おこり。「日本橋を―とする」↔終点 き‐てん基点】 距離をはかるときの、もととする点。基準・基礎となるところ。 き‐てん輝点】 電子ビームの衝撃によって発光しているディスプレーの蛍光面上の小面積部分。「レーダー上の―」 き‐でん紀伝】 ①人物の伝記を記録した書物。 ②紀伝体の略。 ③紀伝道の略。 ⇒きでん‐たい【紀伝体】 ⇒きでん‐どう【紀伝道】 ⇒きでん‐はかせ【紀伝博士】 き‐でん記伝】 ①記録と史伝。 ②「古事記伝」の略。 き‐でん起電】 電気(主として静電気)を発生させること。その発生装置として摩擦起電機・誘導起電機などがある。 ⇒きでん‐りょく【起電力】 き‐でん帰田】 官職を辞し、田園に帰って農事に従事すること。帰農。 き‐でん貴殿】 [一]〔名〕 他人の殿舎の尊敬語。源平盛衰記10「六波羅の―へも参ずべし」 [二]〔代〕 (尊敬の二人称)あなた。貴下。 ぎてん義天】 高麗の学僧。高麗文宗仁孝王の第4子。1085年入宋して華厳・天台などを学び、帰国して宣布した。「新編諸宗教蔵総録」(「義天録」)を編集し、「高麗続蔵経」の刊行に着手。大覚国師。(1055〜1101) ぎ‐てん疑点】 疑わしいところ。「―を質ただす」 ぎ‐てん儀典】 儀式の規定。典例。典範。 ギデンズAnthony Giddens】 イギリスの社会学者。社会理論を研究、現実政治にも積極的に関与。著「資本主義と近代社会理論」「社会の構成」「第三の道」など。(1938〜) きでん‐せん饋電線】 (「饋」は送る意)(→)給電線に同じ。 きでん‐たい紀伝体】 歴史叙述の一体裁。歴史現象の総体を本紀(帝王一代の年譜)・列伝(民族や個人の伝記)・志(特殊な分野の変遷)・表(制度の一覧)に分類して記述する。史記で試みられ、漢書で確立、以後中国の正史は多くこの体裁をとる。→編年体→紀事本末体⇒き‐でん【紀伝】 きでん‐どう紀伝道‥ダウ 律令制の大学の四道の一つ。史記・漢書・後漢書などの歴史や文選もんぜんなどの文学を学び、作文を習う課程。奈良中期、文章博士もんじょうはかせのもとに紀伝を専攻する学生が出、平安初期、大いに盛んとなって、840年(承和7)ごろには紀伝道と呼ばれるに至った。文章博士・文章生などから構成されているので俗に文章道ともいう。 ⇒き‐でん【紀伝】 きでん‐はかせ紀伝博士】 律令制で、大学寮の博士の一つ。紀伝道の教授に当たった教官。→文章博士 ⇒き‐でん【紀伝】 きでん‐りょく起電力】 回路の抵抗に抗して電流を生じさせる原因となる力。動電力。単位はボルト(V)。 ⇒き‐でん【起電】 キトQuito】 南米、エクアドル共和国の首都。標高2850メートルの高所にあり、赤道直下だが冷涼。人口148万2千(2003)。 き‐と企図】 くわだてはかること。くわだて。もくろみ。計画。「敵の―を見破る」 き‐と帰途】 かえりみち。帰路。「―につく」「―に立ち寄る」 き‐と 〔副〕 ①たちまちに。すぐに。竹取物語「このかぐや姫―かげになりぬ」 ②はっと。今昔物語集19「…と見る程に、―驚きぬ」 ③ちょっと。ふっと。宇治拾遺物語12「あからさまに―立ち離れまゐらせ候つる程に」 ④たしかに。必ず。折たく柴の記「人民の怨苦この事にありときこゆ。―申し開くべし」 ⑤しっかりと。きっぱりと。枕草子63「烏帽子えぼしの緒―つよげに結ひ入れて」 き‐ど木戸】 (柵戸きどの意) ①防備のため柵に設けた門。城の門。 ②庭園や通路の入口などに設けた屋根のない開き戸の門。 ③興行場などに設けた見物人の出入口。 ④木戸銭の略。「―を払う」 ⇒木戸を突かれる きど木戸】 姓氏の一つ。 ⇒きど‐こういち【木戸幸一】 ⇒きど‐たかよし【木戸孝允】 き‐ど喜怒】 喜びと怒り。 き‐ど輝度】 発光体の単位面積あたりの明るさ。国際単位系での単位はカンデラ毎平方メートル。 ぎ‐と義徒】 正義を守る仲間。忠義のために起つ仲間。 ぎ‐と 〔副〕 行きづまったさま。ぐっと。東海道名所記「―つまりけり」 き‐ど‐あい‐らく喜怒哀楽】 喜びと怒りと悲しみと楽しみ。さまざまな人間感情。「―を表に出さない」 きとう几董⇒たかいきとう(高井几董) き‐とう気筒・気筩(→)シリンダー2に同じ。 き‐とう祈祷‥タウ 神仏にいのること。呪文をも含めてすべての儀礼の要素中、言語の形をとるもの。原始的には、対象や内容について別に限定なく、宗教的経験が自然に発露する独白のようなもの。「加持―」 ⇒きとう‐し【祈祷師】 ⇒きとう‐しょ【祈祷書】 ⇒きとう‐ぶぎょう【祈祷奉行】 ⇒きとう‐れんが【祈祷連歌】 き‐とう季冬】 ①冬のすえ。晩冬。 ②陰暦12月の称。 き‐とう既倒‥タウ すでにたおれたこと。→狂瀾きょうらんを既倒に廻らす き‐とう帰投】 航空機・艦船などが基地に帰りつくこと。 き‐とう亀頭】 陰茎先端の膨大部。 ⇒きとう‐えん【亀頭炎】 き‐とう貴答‥タフ 相手からの返事の尊敬語。貴酬。 き‐と・う来問ふ‥トフ 〔他四〕 たずね来る。来訪する。和泉式部集「昔を―・ふ人のなきかな」 き‐どう気道‥ダウ 肺に流入する空気の通路。口・鼻孔・咽頭・喉頭・気管・気管支の部分。 ⇒きどう‐かくほ【気道確保】 き‐どう奇童】 並はずれて賢い子供。神童。 き‐どう奇道‥ダウ 普通とはかわった仕方。珍しい方法。 き‐どう軌道‥ダウ ①車の通る道。路盤の上につくった線路構造物の総称。レール・枕木・道床などから成る。 ②天体の運行する道。一般に、物体が何らかの力に作用されて運動する際に描く一定の経路。「ロケットの―を修正する」 ③物事が計画・予定に従って進んで行く道筋。 ⇒きどう‐かくうんどうりょう【軌道角運動量】 ⇒きどう‐しゃ【軌道車】 ⇒きどう‐でんし【軌道電子】 ⇒きどう‐ようそ【軌道要素】 ⇒きどう‐ろん【軌道論】 ⇒軌道に乗る き‐どう起動】 動きを開始すること。特に、機械類が運転を開始すること。始動。 ⇒きどう‐き【起動器】 き‐どう鬼道‥ダウ ①〔仏〕六道の一つ。餓鬼道。鬼趣。古今著聞集13「成佐―にありといへども」 ②幻術。妖術。魏志倭人伝「―に事へ、能く衆を惑はす」 き‐どう棋道‥ダウ 囲碁または将棋の道。 き‐どう詭道‥ダウ 人を欺くようなやりかた。正しくない手段。 き‐どう機動】 交戦の前後や交戦中に軍隊が行う戦略上・戦術上の移動または運動。転じて、状況に応じたすばやい活動。 ⇒きどう‐さくせん【機動作戦】 ⇒きどう‐せい【機動性】 ⇒きどう‐たい【機動隊】 ⇒きどう‐ぶたい【機動部隊】 ⇒きどう‐りょく【機動力】 ぎ‐とう儀刀‥タウ 節会せちえ・御禊ごけい・行幸など儀式の時、威儀を整えるために佩用する太刀。儀仗の太刀。かざりたち。 ぎ‐とう擬闘】 たたかいの演技。また、それの振り付け。 きとう‐えん亀頭炎】 陰茎の包皮内面の炎症。亀頭包皮炎。 ⇒き‐とう【亀頭】 きどう‐かくうんどうりょう軌道角運動量‥ダウ‥リヤウ 粒子の軌道運動に伴う角運動量。↔固有角運動量。 ⇒き‐どう【軌道】 きどう‐かくほ気道確保‥ダウ‥ 気道の狭窄きょうさくや閉塞によって十分な肺換気が得られないときに空気の通路を確保すること。 ⇒き‐どう【気道】 きどう‐き起動器(→)始動器に同じ。 ⇒き‐どう【起動】 き‐どうこう輝銅鉱‥クワウ 硫化銅から成る鉱物。単斜晶系、粒状または柱状。軟らかくて黒鉛灰色。銅の鉱石。 きどう‐さくせん機動作戦】 軍隊の運動性を十分利用して行う戦い。 ⇒き‐どう【機動】 ぎどう‐さんし儀同三司】 ①(その儀礼の格式が三司すなわち太政大臣・左右大臣に同じという意)准大臣じゅんだいじんの称号。 ②(准大臣に任ぜられた最初の人だからいう)藤原伊周これちかの称号。 ⇒ぎどうさんし‐の‐はは【儀同三司の母】 ぎどうさんし‐の‐はは儀同三司の母】 平安中期の歌人。藤原伊周これちか・定子の母。藤原道隆の妻。名は貴子。高階成忠の女むすめ。円融天皇の内侍。高内侍こうのないし。( 〜996) ⇒ぎどう‐さんし【儀同三司】 きとう‐し祈祷師‥タウ‥ 祈祷を行う神官・僧侶。 ⇒き‐とう【祈祷】 きどう‐しゃ軌道車‥ダウ‥ ガソリン機関などを動力とし、軌道上を走る簡単な構造の車両。鉄道線路の検査または線路改修用の工事材料の運搬などに用いる。 ⇒き‐どう【軌道】 きどう‐しゃ気動車】 内燃機関をもつ旅客・貨物車およびこれに連結運転される旅客・貨物車。 ぎどう‐しゅうしん義堂周信‥ダウシウ‥ 南北朝時代の臨済宗の学僧。五山文学の代表者。号は空華くうげ道人。土佐の人。夢窓疎石・竜山徳見に参じ、建仁寺・南禅寺などに住む。梵・漢の学に通じ、詩文をよくした。詩文集「空華集」(20巻)、日記「空華日用工夫略集」など。(1325〜1388) きとう‐しょ祈祷書‥タウ‥ キリスト教会で、毎日あるいは祭日に行われる祈りを集録した書物。 ⇒き‐とう【祈祷】 きどう‐せい機動性】 戦略・戦術の要求に応ずる軍隊の運動性。転じて、状況に応じてすばやく活動できること。 ⇒き‐どう【機動】 きどう‐たい機動隊】 警察機動隊の略。 ⇒き‐どう【機動】 きどう‐でんし軌道電子‥ダウ‥ N.ボーアの原子模型において、原子核の周囲に一定の軌道を描いてまわっていると考えられる電子。束縛電子。 ⇒き‐どう【軌道】

○木に竹を接ぐきにたけをつぐ🔗🔉

○木に竹を接ぐきにたけをつぐ (性質の異なったものを接ぎ合わせる意から)物事の不調和なこと、条理の通らないことにいう。 ⇒き【木・樹】 き‐にち忌日】 ①その人の死亡した日と日付の同じ日で、毎年または毎月回向えこうなどする日。命日。きじつ。 ②人の死後七日七日なぬかなぬかに当たる日。 き‐にち期日⇒きじつ

○木にも草にも心を置くきにもくさにもこころをおく🔗🔉

○木にも草にも心を置くきにもくさにもこころをおく 些細なことにも警戒してびくびくする。 ⇒き【木・樹】

○木に縁りて魚を求むきによりてうおをもとむ🔗🔉

○木に縁りて魚を求むきによりてうおをもとむ [孟子梁恵王上]方法を誤っては、事は成就しないことにいう。福沢諭吉、文明論之概略「其事の難きは木に縁て魚を求るが如く」 ⇒き【木・樹】

きのめ‐だち【木の芽立ち】🔗🔉

きのめ‐だち木の芽立ち】 春の木の芽の出る頃。 ⇒き‐の‐め【木の芽】

きのめ‐づけ【木の芽漬】🔗🔉

きのめ‐づけ木の芽漬】 木通あけびの若芽を塩漬けにしたもの。もと京都鞍馬の名産。〈[季]春〉 ⇒き‐の‐め【木の芽】

きのめ‐でんがく【木の芽田楽】🔗🔉

きのめ‐でんがく木の芽田楽】 山椒の芽を味噌にすりまぜて豆腐に塗り、火にあぶった料理。〈[季]春〉 ⇒き‐の‐め【木の芽】

きのめ‐やき【木の芽焼】🔗🔉

きのめ‐やき木の芽焼】 ①山椒の芽をよく叩き、味醂・醤油・酒を合わせた中に入れ、魚にかけて焼き上げた料理。 ②山椒の芽をすり、泡立てた卵白を加え、味醂・塩で味をつけ、焼魚に塗ってさっと焼いた料理。 ⇒き‐の‐め【木の芽】

け【木】🔗🔉

】 (キの転)樹木。万葉集20「松の―の並みたる見れば」

こ【木】🔗🔉

】 (「き(木)」の古形。他の語に冠して複合語をつくる) ①樹木。古事記「―の葉」 ②木材。古事記「―鍬くわ

こっ‐ぱ【木端・木片・木っ葉】🔗🔉

こっ‐ぱ木端・木片・木っ葉】 ①斧などでけずった木の屑。また、石の破片。 ②取るに足りないつまらないもの。浮世風呂4「―はしやるな」。「―役人」 ⇒こっぱ‐だいみょう【木端大名】 ⇒こっぱ‐てんぐ【木っ葉天狗】 ⇒こっぱ‐の‐ひ【木端の火】 ⇒こっぱ‐ひろい【木端拾い】 ⇒こっぱ‐みじん【木端微塵】 ⇒こっぱ‐むしゃ【木端武者】

こっぱ‐てんぐ【木っ葉天狗】🔗🔉

こっぱ‐てんぐ木っ葉天狗】 威力のない天狗。小さい天狗。このはてんぐ。 ⇒こっ‐ぱ【木端・木片・木っ葉】

こ‐の‐かげ【木の陰】🔗🔉

こ‐の‐かげ木の陰】 木のかげ。こかげ。兼輔集「あさづまの三井の―しげりあひて」

こ‐の‐くれ【木の暗れ・木の暮】🔗🔉

こ‐の‐くれ木の暗れ・木の暮】 木が茂って、その下の暗いこと。また、その所、その時。こぐれ。万葉集8「―のかくなるまでに」 ⇒このくれ‐しげ【木の暗れ茂】 ⇒このくれ‐の【木の暗れの】

このくれ‐の【木の暗れの】🔗🔉

このくれ‐の木の暗れの】 〔枕〕 「しげし」にかかる。 ⇒こ‐の‐くれ【木の暗れ・木の暮】

このした‐がく・る【木の下隠る】🔗🔉

このした‐がく・る木の下隠る】 〔自四・下二〕 木の下に隠れる。万葉集2「秋山の―・り行く水の」。久安百首「―・れ行く水の浅き心に」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐がくれ【木の下隠れ】🔗🔉

このした‐がくれ木の下隠れ】 木の下に隠れること。また、その所。このしたがくり。 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐かげ【木の下陰】🔗🔉

このした‐かげ木の下陰】 木のかげ。こかげ。拾遺和歌集「あさましき―の岩清水」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐かぜ【木の下風】🔗🔉

このした‐かぜ木の下風】 木の下を吹く風。貫之集「―もやまず吹かなむ」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐がり【木の下狩り】🔗🔉

このした‐がり木の下狩り(→)勢子せこに同じ。和訓栞「―はせこの事なりといへり」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐づくよ【木の下月夜】🔗🔉

このした‐づくよ木の下月夜】 木の間から月光のもれてくる夜。 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐つゆ【木の下露】🔗🔉

このした‐つゆ木の下露】 木の葉から落ちる露。また、木の下の露。古今和歌集東歌「宮城野の―は雨にまされり」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐みず【木の下水】‥ミヅ🔗🔉

このした‐みず木の下水‥ミヅ 木の下陰を流れる水。また、木の下に溜まった水。後拾遺和歌集「夏山の―は草隠れつつ」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐みち【木の下道】🔗🔉

このした‐みち木の下道】 木の茂った下の道。木陰の道。新拾遺和歌集釈教「さつきやみ―は暗きより暗きに迷ふ道ぞ苦しき」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

このした‐やみ【木の下闇】🔗🔉

このした‐やみ木の下闇】 木が茂って木陰の暗いこと。〈[季]夏〉。拾遺和歌集「さつき山―にともす火は鹿のたちどのしるべなりけり」 ⇒こ‐の‐した【木の下】

こ‐の‐はな【木の花】🔗🔉

こ‐の‐はな木の花】 木に咲く花。特に桜、また、梅の異称。神代紀「―の如あまいに移り落ちなむ」

こ‐の‐め【木の芽】🔗🔉

こ‐の‐め木の芽】 ①木に生え出る芽。きのめ。〈[季]春〉。古今和歌集「霞立ち―もはるの雪降れば」 ②山椒さんしょうの芽。きのめ。 ③茶の若葉を摘んでいりあぶったもの。煎茶せんちゃ⇒このめ‐あえ【木の芽和え】 ⇒このめ‐かぜ【木の芽風】 ⇒このめ‐づき【木の芽月】 ⇒このめ‐づけ【木の芽漬】 ⇒このめ‐どき【木の芽時】 ⇒木の芽張る

このめ‐かぜ【木の芽風】🔗🔉

このめ‐かぜ木の芽風】 木の芽を吹く春風。〈[季]春〉 ⇒こ‐の‐め【木の芽】

このめ‐づき【木の芽月】🔗🔉

このめ‐づき木の芽月】 (木の芽の出る月)陰暦2月の異称。 ⇒こ‐の‐め【木の芽】

このめ‐どき【木の芽時】🔗🔉

このめ‐どき木の芽時】 木の芽の出る季節。芽立ち時。〈[季]春〉 ⇒こ‐の‐め【木の芽】 ○木の芽張るこのめはる 木の芽がふくらむ。「春」の序詞のように用いる。後撰和歌集「―春の山田をうちかへし」 ⇒こ‐の‐め【木の芽】

○木の芽張るこのめはる🔗🔉

○木の芽張るこのめはる 木の芽がふくらむ。「春」の序詞のように用いる。後撰和歌集「―春の山田をうちかへし」 ⇒こ‐の‐め【木の芽】 この‐も此の面】 こなた。こちらがわ。 ⇒このも‐かのも【此の面彼の面】 このも‐かのも此の面彼の面】 こちら側とあちら側。こなたかなた。あちこち。古今和歌集東歌「つくばねの―に蔭はあれど」 ⇒この‐も【此の面】 このもし・い好もしい】 〔形〕[文]このも・し(シク) (→)「このましい」に同じ。 このもし‐が・る好もしがる】 〔自四〕 このましく思う。ほしがる。竹取物語「うべ、かぐや姫の―・り給ふにこそありけれ」 こ‐の‐もと木の下】 きのした。万葉集11「―に時と寄りこねわが思ふ人」 ⇒このもと‐まつり【木の下祭】 このもと‐まつり木の下祭】 伊勢神宮の新造営のため、正殿の心しんの柱の材を山から伐り出す時、その木の下で行われる祭。 ⇒こ‐の‐もと【木の下】 この‐ゆえ‐に此の故に‥ユヱ‥ この理由によって。 この‐よ此の世】 ①生きている世。今の世。現世。こんじょう。万葉集4「―には人言繁し来む世にもあはむわが背子」。「―では結ばれぬ二人」 ②今の代。当代。源氏物語紅葉賀「―に名を得たる舞の師の男ども」 ③人の住んでいる世の中。世間一般。枕草子40「あすはひの木。―近くも見え聞えず」 ⇒このよ‐ならず【此の世ならず】 ⇒このよ‐の‐かぎり【此の世の限り】 ⇒このよ‐の‐ほか【此の世の外】 この‐よう此の様‥ヤウ こういうふう。このとおり。かかるさま。 このよ‐ならず此の世ならず】 ほとんど死ぬほどに。古今著聞集5「―わづらひけり」 ⇒この‐よ【此の世】 このよ‐の‐かぎり此の世の限り】 一生のおわり。この世の見おさめ。万葉集紫千紅「ふかみ草の花見しを、―として」 ⇒この‐よ【此の世】 このよ‐の‐ほか此の世の外】 あのよ。後の世。来世。後拾遺和歌集「あらざらむ―の思出に」 ⇒この‐よ【此の世】 この‐よ‐ら此の夜ら】 (ラは接尾語)こんや。今宵。万葉集10「―はさ夜ふけぬらし」 このり兄鷂】 ハイタカの雄。〈倭名類聚鈔18こ‐の‐わた海鼠腸】 ナマコの腸はらわた、あるいはその塩辛しおから。寒中に製したものがよいとされる。〈[季]冬〉 このん‐で好んで】 特に気に入って。自ら進んで。性に合うのでしばしば。「―したわけではない」「―山歩きをする」 こ‐は此は・是は】 物事をこれと指定して驚嘆する時に発する声。これは。これはまあ。源氏物語帚木「―いかなることぞ」 ⇒此は如何に ⇒此はそも こ‐ば小場・小庭】 ①狭い場所。こにわ。 ②物事が内々で行われる場所。 ③細かくてゆったりとしないさま。役者大鑑「振出し嵐流よりは―に見えて大やうならず」 ↔大場おおば こ‐ば木羽・木端】 ①材木のきりはし。こっぱ。 ②(→)杮板こけらいたに同じ。「―葺」 こ‐ば木場】 ①山で伐った木を集めて置く山間の狭小な平地。仕事場・休み場などにも利用。馬場まば。馬止まどめ。 ②山間の農作地。焼畑をもいう。 こ‐ば胡馬】 中国の北方の胡地に産した馬。 ⇒胡馬北風に依る ご‐は五派⇒ごけ(五家)1・2 ご‐は五覇】 春秋時代の5人の覇者。 ①[孟子告子下]斉の桓公、晋の文公、秦の穆公ぼくこう、宋の襄公じょうこう、楚の荘王の総称。 ②[荀子王覇]斉の桓公、晋の文公、楚の荘王、呉王闔閭こうりょ、越王勾践の総称。 ご‐は呉派】 〔美〕「浙派せっぱ呉派」参照。 ご‐は語派】 〔言〕(branch of languages)語族の下位分類。同一語族の中で同じ時期に分化したか、または共通性・関連性の強いとみられる諸言語の総称。インド‐ヨーロッパ語族中のゲルマン語派・イタリック語派、アルタイ語族中のチュルク語派など。下位分類として語群がある。 ご‐ば五馬】 四頭立ての馬車(駟馬)に驂そえうまを加えたもの。中国の漢代、太守にこれが許されたので、太守の異称。 ご‐ば後場】 取引所で、立会たちあいが午前・午後と1日2回行われる場合、午後の立会。↔前場ぜんば こ‐はい粉灰‥ハヒ ①こなごなに砕けること。粉微塵こなみじん。曾我物語11「大敵を―に打ち砕く」 ②したたかにたしなめること。こっぱい。日葡辞書「コハイニヒトヲシカル」 こ‐ばい故買】 盗んだ品物であることを知っていて、それを買うこと。窩主買けいずかいご‐はい向拝・御拝】 社殿や仏堂の正面階段の上に張り出した廂ひさしの部分。参詣者の礼拝する所。背面にあるものは後拝という。階隠はしがくし。こうはい。 ⇒ごはい‐ばしら【向拝柱】 ご‐はい後拝】 社殿や仏堂の前後に向拝ごはいがある時、その背後の方のもの。↔前拝 ご‐はい誤配】 郵便物などを、あやまって宛名と異なる所に配ること。 こばいえん古梅園‥ヱン 製墨の老舗しにせの名。本家は奈良の松井氏。江戸にも支店があった。

こ‐の‐もと【木の下】🔗🔉

こ‐の‐もと木の下】 きのした。万葉集11「―に時と寄りこねわが思ふ人」 ⇒このもと‐まつり【木の下祭】

このもと‐まつり【木の下祭】🔗🔉

このもと‐まつり木の下祭】 伊勢神宮の新造営のため、正殿の心しんの柱の材を山から伐り出す時、その木の下で行われる祭。 ⇒こ‐の‐もと【木の下】

ぼく【木】🔗🔉

ぼく】 ①ふしくれだち、または曲がった樹木の古い根または幹。〈日葡辞書〉 ②中国の楽器の分類、八音はちおんの一つ。木製の体鳴楽器である柷しゅくと敔ぎょなど。また、その音。 →もく(木)

もく【木】🔗🔉

もく】 (呉音) ①五行ごぎょうの第1。時季では春、方位では東、十干じっかんでは甲・乙に当てる。 ②木曜の略。 →ぼく(木)

[漢]木🔗🔉

 字形  筆順 〔木部0画/4画/教育/4458・4C5A〕 〔音〕ボク(漢) モク(呉) 〔訓〕= [意味] ①植物の一類。き。 ㋐立ち木。(対)草。「一木一草・樹木じゅもく・大木・名木・木石・木食もくじき」 ㋑建築・細工の用材。「木刀・木造もくぞう・土木・材木ざいもく」 ②モク五行ごぎょうの一つ。方位では東、四季では春、十干では甲・乙に当てる。「木星・木火土金ごん水」 ③モク七曜の一つ。「木曜」 ④かざりけがない。(同)朴・樸。「木訥ぼくとつ・木強漢」 [解字] 解字象形。立ち木にかたどる。 [下ツキ 花木・灌木・朽木・朽木糞牆・喬木・梟木・巨木・原木・好文木・坑木・香木・高木・槁木死灰・古木・枯木死灰・材木・雑木・入木道・撞木・樹木・上木・如鱗木・神木・草木・泰山木・大木・啄木・低木・貞木・唐変木・倒木・唐木・土木・八木・伐木・副木・浮木・名木・銘木・用木・流木・梁木・霊木・老木・肋木・馬酔木あしび [難読] 木通あけび・木耳きくらげ・木理きめ・木遣きやり・木霊こだま・木端こっぱ・木末こぬれ・木豇豆ささげ・木菟ずく・みみずく・木賊とくさ・木天蓼またたび・木槿むくげ・木槵子むくろじ・木瓜もっこう・ぼけ・木綿もめん・ゆう・木乃伊ミイラ

大辞林の検索結果 (45)

き【木・樹】🔗🔉

[1] 【木・樹】 (1)木質の幹を有する植物。低木と高木に分ける。木本(モクホン)。樹木。たちき。「―の枝」 (2)製材した材木。木材。「―の箱」 (3)(普通「柝」と書く)芝居や相撲などで用いる拍子木(ヒヨウシギ)。開幕・閉場などの合図に用いる。

き=から落ちた猿(サル)🔗🔉

――から落ちた猿(サル) 頼りにするものを失ってどうしてよいかわからないことのたとえ。木を離れた猿。

き=で鼻を括(クク)・る🔗🔉

――で鼻を括(クク)・る 〔「木で鼻をこくる」の誤用が一般化したもの。「こくる」はこするの意〕 ひどく無愛想にもてなす。木で鼻をかむ。「―・ったような挨拶(アイサツ)」

き=に竹を接(ツ)ぐ🔗🔉

――に竹を接(ツ)ぐ 性質の違うものをつなぎ合わせる。調和がとれぬことのたとえ。木に竹。

き=にも=草(=萱(カヤ))にも心を置く🔗🔉

――にも=草(=萱(カヤ))にも心を置く ささいな物事にも恐れおののくさまにいう。

き=に餅(モチ)がなる🔗🔉

――に餅(モチ)がなる 実際にありえないこと,話がうますぎることのたとえ。

き=に縁(ヨ)りて魚(ウオ)を求む🔗🔉

――に縁(ヨ)りて魚(ウオ)を求む 〔孟子(梁恵王上)〕 方法を誤れば成功できないことのたとえ。

き-の-め【木の芽】🔗🔉

き-の-め [1] 【木の芽】 (1)春先に木に萌(モ)え出た芽。このめ。[季]春。 (2)特に,山椒(サンシヨウ)の芽のこと。[季]春。

きのめ-あえ【木の芽和え】🔗🔉

きのめ-あえ ―アヘ [0] 【木の芽和え】 山椒の若芽をすりまぜた白味噌でタケノコ・イカなどをあえた料理。[季]春。

きのめ-ざんしょう【木の芽山椒】🔗🔉

きのめ-ざんしょう ―セウ [4] 【木の芽山椒】 山椒の新芽。

きのめ-だち【木の芽立ち】🔗🔉

きのめ-だち [0] 【木の芽立ち】 春,木の芽の出る頃。

きのめ-づけ【木の芽漬(け)】🔗🔉

きのめ-づけ [0] 【木の芽漬(け)】 木通(アケビ)または山椒などの若芽を塩漬けにしたもの。京都鞍馬の名産であった。このめづけ。

きのめ-でんがく【木の芽田楽】🔗🔉

きのめ-でんがく [4] 【木の芽田楽】 豆腐に山椒の若芽をすりまぜた味噌を塗ってあぶった料理。[季]春。

きのめ-どき【木の芽時】🔗🔉

きのめ-どき [0] 【木の芽時】 ⇒このめどき

きのめ-ながし【木の芽流し】🔗🔉

きのめ-ながし [4] 【木の芽流し】 早春,樹木の芽ぶくころに降る長雨。

こ【木】🔗🔉

【木】 〔「木(キ)」の交替形〕 き(木)。多く他の語と複合して用いられる。「―立ち」「―の葉」「―の根の根ばふ宮/古事記(下)」

こっ-ぱ【木っ端・木っ片】🔗🔉

こっ-ぱ [1][3] 【木っ端・木っ片】 (1)斧(オノ)や鋸(ノコギリ)で切った木の切れ端。小さな木片。 (2)価値のないもの。とるに足りないもの。多く他の語の上に付けて用いる。「―役人」「―大名」「―武者」

こっぱ-げんか【木っ端喧嘩】🔗🔉

こっぱ-げんか ―クワ 【木っ端喧嘩】 とるに足りないつまらないけんか。「―はしやるな/滑稽本・浮世風呂 4」

こっぱ-の-ひ【木っ端の火】🔗🔉

こっぱ-の-ひ 【木っ端の火】 〔木っ端は火持ちしないことから〕 あっけないこと,たわいもないことのたとえ。河童(カツパ)の屁(ヘ)。

こっぱ-みじん【木っ端微塵】🔗🔉

こっぱ-みじん ―ヂン [1] 【木っ端微塵】 こなごなに砕けること。こなみじん。「―に砕ける」

こ-の-くれ【木の暗れ・木の暮れ】🔗🔉

こ-の-くれ 【木の暗れ・木の暮れ】 茂った木に覆われて暗いこと。また,そういう所。このくれしげ。「―の夕闇なるに/万葉 1948」

このくれ-しげ【木の暗れ茂】🔗🔉

このくれ-しげ 【木の暗れ茂】 「木の暗(クレ)」に同じ。「松風に池波立ちて桜花―に/万葉 257」

このくれ-の【木の暗れの】🔗🔉

このくれ-の 【木の暗れの】 (枕詞) 〔木の深い繁みのようにの意で〕 「しげし」にかかる。「―繁き谷辺を/万葉 4192」

こ-の-した【木の下】🔗🔉

こ-の-した [1] 【木の下】 樹木の下。

このした-がくれ【木の下隠れ】🔗🔉

このした-がくれ 【木の下隠れ】 木の陰に隠れていること。また,その場所。「宮城野の―鹿や鳴くらん/続後拾遺(秋上)」

このした-かげ【木の下陰】🔗🔉

このした-かげ [4][0] 【木の下陰】 木の陰。こかげ。「―の風のまにまに/新古今(春下)」

このした-かぜ【木の下風】🔗🔉

このした-かぜ 【木の下風】 木の下を吹く風。「桜ちる―はさむからで/拾遺(春)」

このした-つゆ【木の下露】🔗🔉

このした-つゆ 【木の下露】 (1)木の枝から落ちる露。「みさぶらひみ笠と申せ宮城野の―は雨にまされり/古今(東歌)」 (2)木の下の草葉におく露。「おき余る―や染めつらん/玉葉(秋上)」

このした-やみ【木の下闇】🔗🔉

このした-やみ [0] 【木の下闇】 木が茂ってその木陰が暗いこと。「五月山―にともす火は/拾遺(夏)」

こ-の-ま【木の間】🔗🔉

こ-の-ま [1][0] 【木の間】 木と木のあいだ。樹間。

こ-の-め【木の芽】🔗🔉

こ-の-め [1] 【木の芽】 (1)樹木に萌(モ)え出た芽。きのめ。[季]春。「―が吹く」 (2)サンショウの若芽。きのめ。 (3)〔近世女性語〕 (ア)ユズの葉。きのめ。(イ)茶。

このめ=張・る🔗🔉

――張・る 木の芽がふくらむ。「張る」を「春」にかけて用いることが多い。「今はよも枝にこもれる花もあらじ―・るさめ時を知る頃/新葉(春下)」

このめ-あえ【木の芽和え】🔗🔉

このめ-あえ ―アヘ [0] 【木の芽和え】 ⇒きのめあえ(木芽和)

このめ-かぜ【木の芽風】🔗🔉

このめ-かぜ [3] 【木の芽風】 木の芽どきに吹く風。[季]春。《金堂の扉を叩く―/虚子》

このめ-づき【木の芽月】🔗🔉

このめ-づき [3] 【木の芽月】 陰暦二月の異名。

このめ-づけ【木の芽漬(け)】🔗🔉

このめ-づけ [0] 【木の芽漬(け)】 ⇒きのめづけ(木芽漬)

このめ-どき【木の芽時】🔗🔉

このめ-どき [0] 【木の芽時】 樹木に新芽が出る頃。早春。[季]春。

こ-の-もと【木の下】🔗🔉

こ-の-もと 【木の下】 木のした。樹下。また,身の寄せ所をたとえていう。「いかなる―をかは頼むべく侍らむ/源氏(椎本)」

このもと-まつり【木の下祭】🔗🔉

このもと-まつり 【木の下祭】 伊勢神宮の新殿造宮の際に行われる祭りの一。正殿の心(シン)の柱の木を切り出す前に,杣山(ソマヤマ)のその木の下で行われる。

ぼく【木】🔗🔉

ぼく [0] 【木】 (名・形動ナリ) (1)木。立ち木。樹木。 (2)材木。 (3)気のきかない者。わからずや。ぼくねんじん。「―な野郎だとつもられるもお恥しいからね/滑稽本・早変胸機関」

もく【木】🔗🔉

もく [1] 【木】 (1)木目。 (2)五行の第一。季節では春,方位では東,色では青,五星では木星に当てる。十干では甲(キノエ)・乙(キノト)。 (3)七曜の一。「木曜」の略。

き【木】(和英)🔗🔉

き【木】 (1) a tree.→英和 (2) wood;→英和 <米>lumber[<英>timber](材木).→英和 〜の wooden.→英和 〜で鼻をくくったようなcurt.→英和

きのめ【木の芽】(和英)🔗🔉

きのめ【木の芽】 a bud.→英和 〜が出る bud.

このま【木の間】(和英)🔗🔉

このま【木の間】 among the trees.〜を通して through the branches.

もくねじ【木ねじ】(和英)🔗🔉

もくねじ【木ねじ】 a wood screw.

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