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乱 みだす🔗⭐🔉
【乱】
7画 乙部 [六年]
区点=4580 16進=4D70 シフトJIS=9790
【亂】旧字旧字
13画 乙部
区点=4812 16進=502C シフトJIS=98AA
《常用音訓》ラン/みだ…す/みだ…れる
《音読み》 ラン
/ロン
〈lu
n〉
《訓読み》 みだれる(みだる)/みだす/みだれ/おさめる(をさむ)
《名付け》 おさむ
《意味》
{動・形}みだれる(ミダル)。みだす。もつれて、物事の筋道がとおらない。また、そのさま。「治乱興亡」「治マルモ亦タ進ミ、乱ルルモ亦タ進ム」〔→孟子〕
{名}みだれ。戦乱や反乱。「乱将作矣=乱マサニ作ラントス」〔→左伝〕
{動・形}おさめる(ヲサム)。物事のもつれを押さえて筋道を正す。また、そのさま。「予有乱臣十人=予ニ乱臣十人有リ」〔→論語〕
{名}音楽で、楽章の最後をおさめるまとめの一節。「関雎之乱カンショノラン」〔→論語〕
《解字》
会意。左の部分は、糸を上と下から手で引っぱるさま。右の部分は、乙印で押さえるの意を示す。あわせてもつれた糸を両手であしらうさまを示す。もつれ、もつれに手を加えるなどの意をあらわす。おさめるの意味は、後者の転義にすぎない。
《単語家族》
恋レン(心がむすばれる)
攣レン(手足がもつれる)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
7画 乙部 [六年]
区点=4580 16進=4D70 シフトJIS=9790
【亂】旧字旧字
13画 乙部
区点=4812 16進=502C シフトJIS=98AA
《常用音訓》ラン/みだ…す/みだ…れる
《音読み》 ラン
/ロン
〈lu
n〉
《訓読み》 みだれる(みだる)/みだす/みだれ/おさめる(をさむ)
《名付け》 おさむ
《意味》
{動・形}みだれる(ミダル)。みだす。もつれて、物事の筋道がとおらない。また、そのさま。「治乱興亡」「治マルモ亦タ進ミ、乱ルルモ亦タ進ム」〔→孟子〕
{名}みだれ。戦乱や反乱。「乱将作矣=乱マサニ作ラントス」〔→左伝〕
{動・形}おさめる(ヲサム)。物事のもつれを押さえて筋道を正す。また、そのさま。「予有乱臣十人=予ニ乱臣十人有リ」〔→論語〕
{名}音楽で、楽章の最後をおさめるまとめの一節。「関雎之乱カンショノラン」〔→論語〕
《解字》
会意。左の部分は、糸を上と下から手で引っぱるさま。右の部分は、乙印で押さえるの意を示す。あわせてもつれた糸を両手であしらうさまを示す。もつれ、もつれに手を加えるなどの意をあらわす。おさめるの意味は、後者の転義にすぎない。
《単語家族》
恋レン(心がむすばれる)
攣レン(手足がもつれる)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
冗 みだれる🔗⭐🔉
【冗】
4画 冖部 [常用漢字]
区点=3073 16進=3E69 シフトJIS=8FE7
《常用音訓》ジョウ
《音読み》 ジョウ
/ニュウ
〈r
ng〉
《訓読み》 あまる/みだれる(みだる)
《意味》
ジョウナリ{動・形}あまる。むだがでる。暇なさま。「冗費(あまってむだな経費)」「兵冗官濫=兵冗ニシテ官濫ナリ」〔→欧陽脩〕
{動・形}たるむ。また、そのさま。「冗漫」
{動・形}みだれる(ミダル)。ごたごたする。ごたごたとしまりがないさま。「冗雑」
《解字》
会意。「冖(やね)+儿(ひと)」で、「説文解字」に、「人の屋下にありて、事なきなり」とある。仕事がなくて、家の中でたるんでいる人間を示す。
《単語家族》
怠懦タイダ・タイジュの懦(だれる、たるむ)
茸ジョウ(だらりとたるんだきのこ)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
4画 冖部 [常用漢字]
区点=3073 16進=3E69 シフトJIS=8FE7
《常用音訓》ジョウ
《音読み》 ジョウ
/ニュウ
〈r
ng〉
《訓読み》 あまる/みだれる(みだる)
《意味》
ジョウナリ{動・形}あまる。むだがでる。暇なさま。「冗費(あまってむだな経費)」「兵冗官濫=兵冗ニシテ官濫ナリ」〔→欧陽脩〕
{動・形}たるむ。また、そのさま。「冗漫」
{動・形}みだれる(ミダル)。ごたごたする。ごたごたとしまりがないさま。「冗雑」
《解字》
会意。「冖(やね)+儿(ひと)」で、「説文解字」に、「人の屋下にありて、事なきなり」とある。仕事がなくて、家の中でたるんでいる人間を示す。
《単語家族》
怠懦タイダ・タイジュの懦(だれる、たるむ)
茸ジョウ(だらりとたるんだきのこ)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
叨 みだりに🔗⭐🔉
妄 みだり🔗⭐🔉
【妄】
6画 女部 [常用漢字]
区点=4449 16進=4C51 シフトJIS=96CF
《常用音訓》ボウ/モウ
《音読み》 モウ(マウ)
/ボウ(バウ)
〈w
ng〉
《訓読み》 みだり/みだりに
《意味》
モウナリ{名・形}みだり。うそ。でたらめなさま。「妄称モウショウ」「俗謂之荊門則妄也=俗ニコレヲ荊門ト謂フハスナハチ妄ナリ」〔→陸游〕
{副}みだりに。いいかげんに。でたらめに。根拠もなく。「不知常妄作凶=常ヲ知ラズシテ妄ニ作ルハ凶ナリ」〔→老子〕
《解字》
会意兼形声。亡は「ない、くらい」などの意を含む。妄は「女+音符亡モウ」で、女性に心がまどわされ、われを忘れたふるまいをすることを示す。
《単語家族》
盲(目がみえない)
忘(心にしるしをとどめない)
茫ボウ(見えない、ぼんやりしている)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
6画 女部 [常用漢字]
区点=4449 16進=4C51 シフトJIS=96CF
《常用音訓》ボウ/モウ
《音読み》 モウ(マウ)
/ボウ(バウ)
〈w
ng〉
《訓読み》 みだり/みだりに
《意味》
モウナリ{名・形}みだり。うそ。でたらめなさま。「妄称モウショウ」「俗謂之荊門則妄也=俗ニコレヲ荊門ト謂フハスナハチ妄ナリ」〔→陸游〕
{副}みだりに。いいかげんに。でたらめに。根拠もなく。「不知常妄作凶=常ヲ知ラズシテ妄ニ作ルハ凶ナリ」〔→老子〕
《解字》
会意兼形声。亡は「ない、くらい」などの意を含む。妄は「女+音符亡モウ」で、女性に心がまどわされ、われを忘れたふるまいをすることを示す。
《単語家族》
盲(目がみえない)
忘(心にしるしをとどめない)
茫ボウ(見えない、ぼんやりしている)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
婬 みだら🔗⭐🔉
撓 みだす🔗⭐🔉
【撓】
15画
部
区点=5790 16進=597A シフトJIS=9D9A
《音読み》 ドウ(ダウ)
/ニョウ(ネウ)
/トウ(タウ)
〈n
o・n
o〉
《訓読み》 たわめる(たわむ)/たわむ/ためる(たむ)/みだす/みだれる(みだる)
《意味》
{動}たわめる(タワム)。たわむ。しんなりと曲げる。柔らかに曲がる。「不屈不撓フクツフトウ(くぼまずたわまず)」
{動}ためる(タム)。しんなりと曲げて形を整える。〈類義語〉→矯キョウ(ためる)。「撓曲ドウキョク」
{動}みだす。みだれる(ミダル)。また、こねまわす。▽擾ジョウに当てた用法。「撓乱ドウラン」
《解字》
形声。「手+音符
ギョウ」で、柔らかく曲げること。
《単語家族》
嫋ジョウ(しなやか)
遶ジョウ(しなやかに曲がる)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
15画
部
区点=5790 16進=597A シフトJIS=9D9A
《音読み》 ドウ(ダウ)
/ニョウ(ネウ)
/トウ(タウ)
〈n
o・n
o〉
《訓読み》 たわめる(たわむ)/たわむ/ためる(たむ)/みだす/みだれる(みだる)
《意味》
{動}たわめる(タワム)。たわむ。しんなりと曲げる。柔らかに曲がる。「不屈不撓フクツフトウ(くぼまずたわまず)」
{動}ためる(タム)。しんなりと曲げて形を整える。〈類義語〉→矯キョウ(ためる)。「撓曲ドウキョク」
{動}みだす。みだれる(ミダル)。また、こねまわす。▽擾ジョウに当てた用法。「撓乱ドウラン」
《解字》
形声。「手+音符
ギョウ」で、柔らかく曲げること。
《単語家族》
嫋ジョウ(しなやか)
遶ジョウ(しなやかに曲がる)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
撩 みだれる🔗⭐🔉
【撩】
15画
部
区点=5792 16進=597C シフトJIS=9D9C
《音読み》 リョウ(レウ)
〈li
o・li
o〉
《訓読み》 からげる(からぐ)/いどむ/みだれる(みだる)/もとる/おさめる(をさむ)
《意味》
{動}からげる(カラグ)。ひっかけて、ずるずると引きよせる。からめとる。「撩取リョウシュ(からめとる)」
{動}いどむ。相手をひっかけて引き出す。さそい出す。「撩撥リョウハツ(いどむ)」「撩戦=戦ヒヲ撩ム」
{動}みだれる(ミダル)。もとる。ずるずるとからむ。また、からみあってみだれる。〈同義語〉→繚リョウ(からむ)。「百花撩乱ヒャッカリョウラン(花が咲きみだれる)」
{動}おさめる(ヲサム)。ずるずると長いものをからげて、けりをつける。〈類義語〉→了リョウ。「撩簾リョウレン(すだれをからげておさめる)」
《解字》
会意兼形声。右側の字(音リョウ)は、ずるずると火の延焼するさまで、燎リョウ(かがり火)の原字。撩はそれを音符とし、手を加えた字で、ずるずると長くからむこと。また、長いものをからげて、結末をつけること。
《単語家族》
遼リョウ(長く続く)
了(けりをつける)と同系。
《熟語》
→熟語
15画
部
区点=5792 16進=597C シフトJIS=9D9C
《音読み》 リョウ(レウ)
〈li
o・li
o〉
《訓読み》 からげる(からぐ)/いどむ/みだれる(みだる)/もとる/おさめる(をさむ)
《意味》
{動}からげる(カラグ)。ひっかけて、ずるずると引きよせる。からめとる。「撩取リョウシュ(からめとる)」
{動}いどむ。相手をひっかけて引き出す。さそい出す。「撩撥リョウハツ(いどむ)」「撩戦=戦ヒヲ撩ム」
{動}みだれる(ミダル)。もとる。ずるずるとからむ。また、からみあってみだれる。〈同義語〉→繚リョウ(からむ)。「百花撩乱ヒャッカリョウラン(花が咲きみだれる)」
{動}おさめる(ヲサム)。ずるずると長いものをからげて、けりをつける。〈類義語〉→了リョウ。「撩簾リョウレン(すだれをからげておさめる)」
《解字》
会意兼形声。右側の字(音リョウ)は、ずるずると火の延焼するさまで、燎リョウ(かがり火)の原字。撩はそれを音符とし、手を加えた字で、ずるずると長くからむこと。また、長いものをからげて、結末をつけること。
《単語家族》
遼リョウ(長く続く)
了(けりをつける)と同系。
《熟語》
→熟語
擾 みだす🔗⭐🔉
【擾】
18画
部
区点=3081 16進=3E71 シフトJIS=8FEF
《音読み》 ジョウ(ゼウ)
/ニョウ(ネウ)
〈r
o〉
《訓読み》 みだす/みだれる(みだる)/わずらわしい(わずらはし)/ならす/なれる(なる)
《意味》
{動}みだす。みだれる(ミダル)。ずるずるとかき回す。うるさくじゃまをして、みだす。「騒擾ソウジョウ」「擾乱ジョウラン」「其勢足以相擾而不足以相斃=ソノ勢ヒモッテアヒ擾スニ足レドモ、モッテアヒ斃スニ足ラズ」〔→蘇轍〕
{形}わずらわしい(ワズラハシ)。じゃまをしてうるさい。また、騒がしい。〈類義語〉→鬧ノウ/ドウ・→繞ジョウ(まといつく)。「擾擾ジョウジョウ(ごたごたと騒がしい)」
{動}ならす。なれる(ナル)。じゃれつく。また、じゃれるように、なつかせる。「擾竜=竜ヲ擾ス」
《解字》
会意兼形声。右側の部分はもと人の子どもの形に似たさるを描いた象形文字。狃ジュウとも書き、人にじゃれつくさるのこと。擾は、もとそれを音符とし、手を加えた字で、人になれたさるのように、うるさくじゃますること。のち音符を憂に書き誤り、擾と書くようになった。
《単語家族》
狃(なれる、まといつく)
鬧ノウ・ドウ(うるさい)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
18画
部
区点=3081 16進=3E71 シフトJIS=8FEF
《音読み》 ジョウ(ゼウ)
/ニョウ(ネウ)
〈r
o〉
《訓読み》 みだす/みだれる(みだる)/わずらわしい(わずらはし)/ならす/なれる(なる)
《意味》
{動}みだす。みだれる(ミダル)。ずるずるとかき回す。うるさくじゃまをして、みだす。「騒擾ソウジョウ」「擾乱ジョウラン」「其勢足以相擾而不足以相斃=ソノ勢ヒモッテアヒ擾スニ足レドモ、モッテアヒ斃スニ足ラズ」〔→蘇轍〕
{形}わずらわしい(ワズラハシ)。じゃまをしてうるさい。また、騒がしい。〈類義語〉→鬧ノウ/ドウ・→繞ジョウ(まといつく)。「擾擾ジョウジョウ(ごたごたと騒がしい)」
{動}ならす。なれる(ナル)。じゃれつく。また、じゃれるように、なつかせる。「擾竜=竜ヲ擾ス」
《解字》
会意兼形声。右側の部分はもと人の子どもの形に似たさるを描いた象形文字。狃ジュウとも書き、人にじゃれつくさるのこと。擾は、もとそれを音符とし、手を加えた字で、人になれたさるのように、うるさくじゃますること。のち音符を憂に書き誤り、擾と書くようになった。
《単語家族》
狃(なれる、まといつく)
鬧ノウ・ドウ(うるさい)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
攪 みだす🔗⭐🔉
【攪】
23画
部
区点=5788 16進=5978 シフトJIS=9D98
【撹】異体字異体字
15画
部
区点=1941 16進=3349 シフトJIS=8A68
《音読み》 カク
/コウ(カウ)
/キョウ(ケウ)
〈ji
o〉
《訓読み》 みだす
《意味》
{動}みだす。かきみだす。「攪乱カクラン・コウラン」「午枕閉門無客攪=午枕門ヲ閉ザシテ客ノ攪ス無シ」〔→陸游〕
{動}×型に交差してまぜる。かきまぜる。「攪拌カクハン・コウハン(かきまぜる)」
《解字》
会意兼形声。覺の上部の原字は「爻型に交差するさま+両手+宀(いえ)」からなる会意文字で、知恵を交換して伝授する学校を示す。覺(=覚)はそれを音符とし、見を加えた会意兼形声文字で、意識が×型に交差して、はっと気がつくこと。攪は「手+音符覺」で、×型にまぜること。→覚
《単語家族》
交(型に交差する)
紋(型にしめる)などと同系。淆コウ(×型にまじり合う)と最も近い。
《熟語》
→熟語
23画
部
区点=5788 16進=5978 シフトJIS=9D98
【撹】異体字異体字
15画
部
区点=1941 16進=3349 シフトJIS=8A68
《音読み》 カク
/コウ(カウ)
/キョウ(ケウ)
〈ji
o〉
《訓読み》 みだす
《意味》
{動}みだす。かきみだす。「攪乱カクラン・コウラン」「午枕閉門無客攪=午枕門ヲ閉ザシテ客ノ攪ス無シ」〔→陸游〕
{動}×型に交差してまぜる。かきまぜる。「攪拌カクハン・コウハン(かきまぜる)」
《解字》
会意兼形声。覺の上部の原字は「爻型に交差するさま+両手+宀(いえ)」からなる会意文字で、知恵を交換して伝授する学校を示す。覺(=覚)はそれを音符とし、見を加えた会意兼形声文字で、意識が×型に交差して、はっと気がつくこと。攪は「手+音符覺」で、×型にまぜること。→覚
《単語家族》
交(型に交差する)
紋(型にしめる)などと同系。淆コウ(×型にまじり合う)と最も近い。
《熟語》
→熟語
淫 みだら🔗⭐🔉
【淫】
11画 水部
区点=1692 16進=307C シフトJIS=88FA
《音読み》 イン(イム)
〈y
n〉
《訓読み》 みだら/ひたる/ひたす
《意味》
インス{動・形}みだら。色ごとに深入りする。ふしだらなさま。〈同義語〉→婬イン。〈類義語〉→耽タン。「姦淫カンイン」「淫蕩イントウ」
インス{動・形}邪悪なことに深入りしてとめどもなくなる。度を越えて深入りする。また、そのさま。「淫雨インウ(とめどもなく降り続く長雨)」「淫祠インシ」
インス{動}物事にふける。邪道に深入りさせる。深く入りこんで悪くする。「富貴不能淫=富貴モ淫スル能ハズ」〔→孟子〕
{動}ひたる。ひたす。じわじわと深くしみこむ。「浸淫シンイン」
《解字》
会意兼形声。右側は「爪(手)+壬(妊娠)」の会意文字(音イン)で、妊娠した女性に手をかけて色ごとにふけること。淫はそれを音符とし、水を加えた字で、水がどこまでもしみこむことをあらわす。邪道に深入りしてふけること。
《単語家族》
耽タン(ふける)
沈チン(深くしずむ)
深(ふかい)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
11画 水部
区点=1692 16進=307C シフトJIS=88FA
《音読み》 イン(イム)
〈y
n〉
《訓読み》 みだら/ひたる/ひたす
《意味》
インス{動・形}みだら。色ごとに深入りする。ふしだらなさま。〈同義語〉→婬イン。〈類義語〉→耽タン。「姦淫カンイン」「淫蕩イントウ」
インス{動・形}邪悪なことに深入りしてとめどもなくなる。度を越えて深入りする。また、そのさま。「淫雨インウ(とめどもなく降り続く長雨)」「淫祠インシ」
インス{動}物事にふける。邪道に深入りさせる。深く入りこんで悪くする。「富貴不能淫=富貴モ淫スル能ハズ」〔→孟子〕
{動}ひたる。ひたす。じわじわと深くしみこむ。「浸淫シンイン」
《解字》
会意兼形声。右側は「爪(手)+壬(妊娠)」の会意文字(音イン)で、妊娠した女性に手をかけて色ごとにふけること。淫はそれを音符とし、水を加えた字で、水がどこまでもしみこむことをあらわす。邪道に深入りしてふけること。
《単語家族》
耽タン(ふける)
沈チン(深くしずむ)
深(ふかい)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
淆 みだす🔗⭐🔉
滑 みだす🔗⭐🔉
【滑】
13画 水部 [常用漢字]
区点=1974 16進=336A シフトJIS=8A8A
《常用音訓》カツ/すべ…る/なめ…らか
《音読み》
カツ(ク
ツ)
/ゲチ
〈hu
〉/
コツ
/コチ
〈g
〉
《訓読み》 なめらか(なめらかなり)/すべる/みだす
《意味》

{形}なめらか(ナメラカナリ)。水気があってつるつるするさま。また、物事がつかえずにするする進むさま。〈対語〉→渋・→滞(つかえる)。「潤滑」「温泉、水滑洗凝脂=温泉、水滑ラカニシテ凝脂ヲ洗フ」〔→白居易〕
{動}すべる。するするすべる。「滑車」「滑氷(アイススケート)」
{形}ずるい。するするとぬけて尻尾シッポをつかませない。〈同義語〉→猾。「巧滑」「奸滑カンカツ(悪賢くてずるい)」

{動}みだす。ごたまぜにする。まぜかえす。〈同義語〉→猾。〈類義語〉→混・→乱。「滑乱」「夷狄滑夏=夷狄夏ヲ滑ス」
「滑稽コッケイ」とは、なめらかな表現で人を自分のペースにのせる才人。また、おどけの知恵。
《解字》
会意兼形声。骨の月を除いた部分は、骨の端が関節の穴にはまりこんで、骨が自在に動くさま。骨はそれに肉づきを加え、自在に動く関節骨を示す。滑は「水+音符骨」で、水気があってなめらかに自由にすべること。→骨
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
13画 水部 [常用漢字]
区点=1974 16進=336A シフトJIS=8A8A
《常用音訓》カツ/すべ…る/なめ…らか
《音読み》
カツ(ク
ツ)
/ゲチ
〈hu
〉/
コツ
/コチ
〈g
〉
《訓読み》 なめらか(なめらかなり)/すべる/みだす
《意味》

{形}なめらか(ナメラカナリ)。水気があってつるつるするさま。また、物事がつかえずにするする進むさま。〈対語〉→渋・→滞(つかえる)。「潤滑」「温泉、水滑洗凝脂=温泉、水滑ラカニシテ凝脂ヲ洗フ」〔→白居易〕
{動}すべる。するするすべる。「滑車」「滑氷(アイススケート)」
{形}ずるい。するするとぬけて尻尾シッポをつかませない。〈同義語〉→猾。「巧滑」「奸滑カンカツ(悪賢くてずるい)」

{動}みだす。ごたまぜにする。まぜかえす。〈同義語〉→猾。〈類義語〉→混・→乱。「滑乱」「夷狄滑夏=夷狄夏ヲ滑ス」
「滑稽コッケイ」とは、なめらかな表現で人を自分のペースにのせる才人。また、おどけの知恵。
《解字》
会意兼形声。骨の月を除いた部分は、骨の端が関節の穴にはまりこんで、骨が自在に動くさま。骨はそれに肉づきを加え、自在に動く関節骨を示す。滑は「水+音符骨」で、水気があってなめらかに自由にすべること。→骨
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
溷 みだれる🔗⭐🔉
【溷】
13画 水部
区点=6271 16進=5E67 シフトJIS=9FE5
《音読み》 コン
/ゴン
〈h
n〉
《訓読み》 にごる/けがれる(けがる)/みだれる(みだる)/かわや(かはや)
《意味》
{動・形}にごる。けがれる(ケガル)。ごたまぜになってきたない。〈類義語〉→渾コン・→混。「溷濁コンダク(=渾濁)」
{動・形}みだれる(ミダル)。まぜかえして、けじめがつかない。また、そのさま。〈類義語〉→混。「溷淆コンコウ(=混淆)」
{名}かわや(カハヤ)。よごれた所の意から、便所をさす。
《解字》
会意兼形声。右側の字(音コン)は「囗印(かこい)+豕(ぶた)」の会意文字で、きたないぶた小屋のこと。転じて、便所をいう。溷はそれを音符とし、水を加えた字で、ごたまぜになったきたない汚水を示す。
《単語家族》
混や渾コン(どちらも、ごたまぜになってけじめのつかぬこと)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
13画 水部
区点=6271 16進=5E67 シフトJIS=9FE5
《音読み》 コン
/ゴン
〈h
n〉
《訓読み》 にごる/けがれる(けがる)/みだれる(みだる)/かわや(かはや)
《意味》
{動・形}にごる。けがれる(ケガル)。ごたまぜになってきたない。〈類義語〉→渾コン・→混。「溷濁コンダク(=渾濁)」
{動・形}みだれる(ミダル)。まぜかえして、けじめがつかない。また、そのさま。〈類義語〉→混。「溷淆コンコウ(=混淆)」
{名}かわや(カハヤ)。よごれた所の意から、便所をさす。
《解字》
会意兼形声。右側の字(音コン)は「囗印(かこい)+豕(ぶた)」の会意文字で、きたないぶた小屋のこと。転じて、便所をいう。溷はそれを音符とし、水を加えた字で、ごたまぜになったきたない汚水を示す。
《単語家族》
混や渾コン(どちらも、ごたまぜになってけじめのつかぬこと)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
漫 みだり🔗⭐🔉
【漫】
14画 水部 [常用漢字]
区点=4401 16進=4C21 シフトJIS=969F
《常用音訓》マン
《音読み》 マン
/バン
〈m
n〉
《訓読み》 みちる(みつ)/はびこる/ながい(ながし)/みだり/みだりに/すずろに/そぞろに
《名付け》 ひろ・みつ
《意味》
{動}みちる(ミツ)。はびこる。一面におおう。〈類義語〉→満・→蔓。
{形}ながい(ナガシ)。どこまでもだらだらと続いて、締まりがないさま。〈類義語〉→曼マン・→慢。「冗漫」「散漫」
マンタリ{形・副}みだり。みだりに。とりとめがないさま。だらだらと締まりがなく。「漫談」「漫無条理=漫トシテ条理無シ」
{副}すずろに。そぞろに。なんとなく。無意識に。「漫聴=漫ロニ聴ク」「漫巻詩書喜欲狂=漫ロニ詩書ヲ巻イテ喜ンデ狂ハント欲ス」〔→杜甫〕
「漫漫」とは、(イ)大河がいっぱいにみちて流れるさま。▽平声に読む。〈同義語〉満満。「漫漫長流=漫漫タル長流」(ロ)だらだらとながく続くさま。▽平声に読む。〈同義語〉曼曼。「漫漫長夜=漫漫タル長夜」
《解字》
会意兼形声。曼マンは「冒の字の上部(かぶせるおおい)+目+又」の会意文字で、ながいベールを目にかぶせたさま。ながい、一面におおうなどの意を含む。漫は「水+音符曼」で、水がながながと続く、また、水が一面におおうなどの意。→曼
《単語家族》
蔓マン(一面に草がおおう)
幔(ながいたれ幕)
慢(心が締まりなく伸びる)などと同系。また満(水が一面におおう)と非常に縁が近い。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
14画 水部 [常用漢字]
区点=4401 16進=4C21 シフトJIS=969F
《常用音訓》マン
《音読み》 マン
/バン
〈m
n〉
《訓読み》 みちる(みつ)/はびこる/ながい(ながし)/みだり/みだりに/すずろに/そぞろに
《名付け》 ひろ・みつ
《意味》
{動}みちる(ミツ)。はびこる。一面におおう。〈類義語〉→満・→蔓。
{形}ながい(ナガシ)。どこまでもだらだらと続いて、締まりがないさま。〈類義語〉→曼マン・→慢。「冗漫」「散漫」
マンタリ{形・副}みだり。みだりに。とりとめがないさま。だらだらと締まりがなく。「漫談」「漫無条理=漫トシテ条理無シ」
{副}すずろに。そぞろに。なんとなく。無意識に。「漫聴=漫ロニ聴ク」「漫巻詩書喜欲狂=漫ロニ詩書ヲ巻イテ喜ンデ狂ハント欲ス」〔→杜甫〕
「漫漫」とは、(イ)大河がいっぱいにみちて流れるさま。▽平声に読む。〈同義語〉満満。「漫漫長流=漫漫タル長流」(ロ)だらだらとながく続くさま。▽平声に読む。〈同義語〉曼曼。「漫漫長夜=漫漫タル長夜」
《解字》
会意兼形声。曼マンは「冒の字の上部(かぶせるおおい)+目+又」の会意文字で、ながいベールを目にかぶせたさま。ながい、一面におおうなどの意を含む。漫は「水+音符曼」で、水がながながと続く、また、水が一面におおうなどの意。→曼
《単語家族》
蔓マン(一面に草がおおう)
幔(ながいたれ幕)
慢(心が締まりなく伸びる)などと同系。また満(水が一面におおう)と非常に縁が近い。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
濫 みだりに🔗⭐🔉
【濫】
18画 水部 [常用漢字]
区点=4584 16進=4D74 シフトJIS=9794
《常用音訓》ラン
《音読み》 ラン(ラム)
〈l
n〉
《訓読み》 あふれる(あふる)/みだれる(みだる)/みだりに
《意味》
{動}あふれる(アフル)。水がわくの外にあふれ出る。〈類義語〉→溢イツ。「泛濫ハンラン(=氾濫)」「洪水横流、氾濫於天下=洪水ハ横流シテ、天下ニ氾濫ス」〔→孟子〕
{動}物の表面が水面と同じくらいの高さになるようにひたす。「濫觴ランショウ」
ランス{動}みだれる(ミダル)。物事のわくの外にはみ出て、かってきままなことをする。「小人窮斯濫矣=小人ハ窮スレバココニ濫ス」〔→論語〕
{形}調子はずれであるさま。また、いきすぎであるさま。「濫刑」「濫調(でたらめの文章や調子)」
{副・形}みだりに。むやみに行うさま。また、資格もないのに行うさま。「濫入党中=濫リニ党ノ中ニ入ル」〔→後漢書〕
ランナリ{形}わくをこえて多すぎるさま。「兵冗官濫=兵ハ冗リ官ハ濫ナリ」〔→欧陽脩〕
《解字》
会意兼形声。監は「うつ向いた目+人+水をはった皿サラ」の会意文字で、人がうつむいて水鏡に顔をうつすさま。そのわくの中に収まるようにして、よく見るの意を含む。鑑(かがみ)の原字。檻カン(わくをはめて出ぬようにするおり)と同系のことば。濫は「水+音符監」で、外に出ないように押さえたわくを越えて、水がはみ出ること。→監
《類義》
溢イツは、いっぱいになってあふれること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
18画 水部 [常用漢字]
区点=4584 16進=4D74 シフトJIS=9794
《常用音訓》ラン
《音読み》 ラン(ラム)
〈l
n〉
《訓読み》 あふれる(あふる)/みだれる(みだる)/みだりに
《意味》
{動}あふれる(アフル)。水がわくの外にあふれ出る。〈類義語〉→溢イツ。「泛濫ハンラン(=氾濫)」「洪水横流、氾濫於天下=洪水ハ横流シテ、天下ニ氾濫ス」〔→孟子〕
{動}物の表面が水面と同じくらいの高さになるようにひたす。「濫觴ランショウ」
ランス{動}みだれる(ミダル)。物事のわくの外にはみ出て、かってきままなことをする。「小人窮斯濫矣=小人ハ窮スレバココニ濫ス」〔→論語〕
{形}調子はずれであるさま。また、いきすぎであるさま。「濫刑」「濫調(でたらめの文章や調子)」
{副・形}みだりに。むやみに行うさま。また、資格もないのに行うさま。「濫入党中=濫リニ党ノ中ニ入ル」〔→後漢書〕
ランナリ{形}わくをこえて多すぎるさま。「兵冗官濫=兵ハ冗リ官ハ濫ナリ」〔→欧陽脩〕
《解字》
会意兼形声。監は「うつ向いた目+人+水をはった皿サラ」の会意文字で、人がうつむいて水鏡に顔をうつすさま。そのわくの中に収まるようにして、よく見るの意を含む。鑑(かがみ)の原字。檻カン(わくをはめて出ぬようにするおり)と同系のことば。濫は「水+音符監」で、外に出ないように押さえたわくを越えて、水がはみ出ること。→監
《類義》
溢イツは、いっぱいになってあふれること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
猥 みだりに🔗⭐🔉
【猥】
12画 犬部
区点=6448 16進=6050 シフトJIS=E0CE
《音読み》 ワイ
/エ(
)
〈w
i〉
《訓読み》 みだりに/みだれる(みだる)
《意味》
{副}みだりに。原則をおし曲げて。「猥自枉屈、三顧臣於艸廬之中=猥ニミヅカラ枉屈シ、三タビ臣ヲ艸廬ノ中ニ顧ミル」〔→諸葛亮〕
{動・形}みだれる(ミダル)。形をくずしてしまう。無原則で、めちゃくちゃであるさま。ごたごたと押しこんであるさま。「猥雑ワイザツ」
{形}いやしいさま。〈類義語〉→穢ワイ。「卑猥ヒワイ」「猥賤ワイセン」
《解字》
会意兼形声。「犬+音符畏(くぼんでまがる、押しまげる)」で、押し下げる、へこむ意を含む。
《単語家族》
畏(心がすくむ)
隈ワイ(川岸のへこんで入り江のようになったところ)
威(おどしてへこます)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
12画 犬部
区点=6448 16進=6050 シフトJIS=E0CE
《音読み》 ワイ
/エ(
)
〈w
i〉
《訓読み》 みだりに/みだれる(みだる)
《意味》
{副}みだりに。原則をおし曲げて。「猥自枉屈、三顧臣於艸廬之中=猥ニミヅカラ枉屈シ、三タビ臣ヲ艸廬ノ中ニ顧ミル」〔→諸葛亮〕
{動・形}みだれる(ミダル)。形をくずしてしまう。無原則で、めちゃくちゃであるさま。ごたごたと押しこんであるさま。「猥雑ワイザツ」
{形}いやしいさま。〈類義語〉→穢ワイ。「卑猥ヒワイ」「猥賤ワイセン」
《解字》
会意兼形声。「犬+音符畏(くぼんでまがる、押しまげる)」で、押し下げる、へこむ意を含む。
《単語家族》
畏(心がすくむ)
隈ワイ(川岸のへこんで入り江のようになったところ)
威(おどしてへこます)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
猾 みだす🔗⭐🔉
紛 みだれる🔗⭐🔉
【紛】
10画 糸部 [常用漢字]
区点=4222 16進=4A36 シフトJIS=95B4
《常用音訓》フン/まぎ…らす/まぎ…らわしい/まぎ…らわす/まぎ…れる
《音読み》 フン
〈f
n〉
《訓読み》 まぎらす/まぎらわす/まぎらわしい/まぎれる(まぎる)/まがう(まがふ)/みだれる(みだる)
《名付け》 お・もろ
《意味》
{動・形}まぎれる(マギル)。まがう(マガフ)。小さい物が入りみだれる。散りみだれてわからなくなる。〈類義語〉→紊ブン/ビン(もつれる)。「紛失」
{名}小さい物が入りみだれた状態。混乱。「紛糾」
フンス・フンタリ{動・形}みだれる(ミダル)。小さい物が分散する。こなごなに飛び散る。また、そのようなさま。〈類義語〉→乱。「紛乱」「紛紛フンプン(多くの小さい物が分散する)」「鴻門玉斗紛如雪=鴻門ノ玉斗紛トシテ雪ノゴトシ」〔→曾鞏〕
〔国〕まぎれる(マギル)。ほかの事に気をとられてわすれる。「多忙に紛れる」
《解字》
会意兼形声。「糸(小さい物の代表)+音符分フン(分散する)」で、小さい物が分散してみだれること。
《単語家族》
分(分散)
粉(分散する小さいこな)
芬フン(香りが分散する)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
10画 糸部 [常用漢字]
区点=4222 16進=4A36 シフトJIS=95B4
《常用音訓》フン/まぎ…らす/まぎ…らわしい/まぎ…らわす/まぎ…れる
《音読み》 フン
〈f
n〉
《訓読み》 まぎらす/まぎらわす/まぎらわしい/まぎれる(まぎる)/まがう(まがふ)/みだれる(みだる)
《名付け》 お・もろ
《意味》
{動・形}まぎれる(マギル)。まがう(マガフ)。小さい物が入りみだれる。散りみだれてわからなくなる。〈類義語〉→紊ブン/ビン(もつれる)。「紛失」
{名}小さい物が入りみだれた状態。混乱。「紛糾」
フンス・フンタリ{動・形}みだれる(ミダル)。小さい物が分散する。こなごなに飛び散る。また、そのようなさま。〈類義語〉→乱。「紛乱」「紛紛フンプン(多くの小さい物が分散する)」「鴻門玉斗紛如雪=鴻門ノ玉斗紛トシテ雪ノゴトシ」〔→曾鞏〕
〔国〕まぎれる(マギル)。ほかの事に気をとられてわすれる。「多忙に紛れる」
《解字》
会意兼形声。「糸(小さい物の代表)+音符分フン(分散する)」で、小さい物が分散してみだれること。
《単語家族》
分(分散)
粉(分散する小さいこな)
芬フン(香りが分散する)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
紊 みだす🔗⭐🔉
訌 みだれる🔗⭐🔉
【訌】
10画 言部
区点=7533 16進=6B41 シフトJIS=E660
《音読み》 コウ
/グ
〈h
ng〉
《訓読み》 みだれる(みだる)
《意味》
{名}なかま同士でいい争うこと。うちわもめ。「内訌ナイコウ」
{動}みだれる(ミダル)。組織などが内部からくずれる。もめる。
《解字》
形声。「言+音符工」。
《熟語》
→下付・中付語
10画 言部
区点=7533 16進=6B41 シフトJIS=E660
《音読み》 コウ
/グ
〈h
ng〉
《訓読み》 みだれる(みだる)
《意味》
{名}なかま同士でいい争うこと。うちわもめ。「内訌ナイコウ」
{動}みだれる(ミダル)。組織などが内部からくずれる。もめる。
《解字》
形声。「言+音符工」。
《熟語》
→下付・中付語
闌 みだりに🔗⭐🔉
【闌】
17画 門部
区点=7976 16進=6F6C シフトJIS=E88C
《音読み》 ラン
〈l
n〉
《訓読み》 さえぎる(さへぎる)/たけなわ(たけなは)/みだりに
《意味》
{名}棒を横に連ねて出入りを止めるもの。おばしま。てすり。欄干。〈同義語〉→欄。
{動}さえぎる(サヘギル)。出入りをおさえ止める。また、さえぎって防ぐ。
ランタリ{形}たけなわ(タケナハ)。物事のまっ盛りであるさま。まっさいちゅう。盛りの過ぎた時。なかばすぎ。〈同義語〉→爛。「闌夜ランヤ」「月寒
夜闌=月寒クシテ
夜闌タリ」〔→黄庭堅〕
{動・形}盛りを過ぎて、気がぬける。だらけてみだれたさま。〈同義語〉→爛。
{副}みだりに。おさえをおかして。かってに。「闌入ランニュウ」
「闌斑ランパン」とは、色がまだらなこと。〈同義語〉爛斑。
《解字》
会意兼形声。「門+音符柬カン・ラン(ひきしめる、おさえとめる)」。出入りをおさえる門の意から、てすり、さえぎるなどの意に転じた。欄干の欄と同じ。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
17画 門部
区点=7976 16進=6F6C シフトJIS=E88C
《音読み》 ラン
〈l
n〉
《訓読み》 さえぎる(さへぎる)/たけなわ(たけなは)/みだりに
《意味》
{名}棒を横に連ねて出入りを止めるもの。おばしま。てすり。欄干。〈同義語〉→欄。
{動}さえぎる(サヘギル)。出入りをおさえ止める。また、さえぎって防ぐ。
ランタリ{形}たけなわ(タケナハ)。物事のまっ盛りであるさま。まっさいちゅう。盛りの過ぎた時。なかばすぎ。〈同義語〉→爛。「闌夜ランヤ」「月寒
夜闌=月寒クシテ
夜闌タリ」〔→黄庭堅〕
{動・形}盛りを過ぎて、気がぬける。だらけてみだれたさま。〈同義語〉→爛。
{副}みだりに。おさえをおかして。かってに。「闌入ランニュウ」
「闌斑ランパン」とは、色がまだらなこと。〈同義語〉爛斑。
《解字》
会意兼形声。「門+音符柬カン・ラン(ひきしめる、おさえとめる)」。出入りをおさえる門の意から、てすり、さえぎるなどの意に転じた。欄干の欄と同じ。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
鬧 みだれる🔗⭐🔉
【鬧】
15画 鬥部
区点=8209 16進=7229 シフトJIS=E9A7
【閙】異体字異体字
13画 門部
区点=7963 16進=6F5F シフトJIS=E87E
《音読み》 ドウ(ダウ)
/ニョウ(ネウ)
〈n
o〉
《訓読み》 さわぐ/さわがしい(さわがし)/さわがす/みだれる(みだる)
《意味》
{動・形}さわぐ。さわがしい(サワガシ)。うるさくさわぐ。やかましい。
{動}さわぐ。さわがす。事件や騒動をおこす。さわがしくする。「鬧事ドウジ」
{動}みだれる(ミダル)。かき回す。みだれる。〈類義語〉→擾ジョウ。
{形}にぎやかで、盛んである。繁雑である。「熱鬧ネツドウ」
《解字》
会意。「鬥(せりあう)+市(多くの人が集まる)」で、さわがしい意を示す。
《単語家族》
擾ジヨウ(うるさくかきまわす)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
15画 鬥部
区点=8209 16進=7229 シフトJIS=E9A7
【閙】異体字異体字
13画 門部
区点=7963 16進=6F5F シフトJIS=E87E
《音読み》 ドウ(ダウ)
/ニョウ(ネウ)
〈n
o〉
《訓読み》 さわぐ/さわがしい(さわがし)/さわがす/みだれる(みだる)
《意味》
{動・形}さわぐ。さわがしい(サワガシ)。うるさくさわぐ。やかましい。
{動}さわぐ。さわがす。事件や騒動をおこす。さわがしくする。「鬧事ドウジ」
{動}みだれる(ミダル)。かき回す。みだれる。〈類義語〉→擾ジョウ。
{形}にぎやかで、盛んである。繁雑である。「熱鬧ネツドウ」
《解字》
会意。「鬥(せりあう)+市(多くの人が集まる)」で、さわがしい意を示す。
《単語家族》
擾ジヨウ(うるさくかきまわす)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
漢字源に「みだ」で始まるの検索結果 1-22。
5画 口部
区点=5059 16進=525B シフトJIS=99D9
《音読み》 トウ(タウ)
11画 女部
区点=5321 16進=5535 シフトJIS=9B54
《音読み》 イン(イム)
11画 水部
区点=6234 16進=5E42 シフトJIS=9FC0
《音読み》 コウ(カウ)
13画 犬部
区点=6449 16進=6051 シフトJIS=E0CF
《音読み》 カツ(ク
10画 糸部
区点=6904 16進=6524 シフトJIS=E343
《音読み》 ブン
n・m