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し(音節)🔗⭐🔉
し
①舌尖を前硬口蓋によせ、前歯との間に空洞を作って発する無声摩擦子音〔ʃ〕と母音〔i〕との結合した音節。〔ʃi〕
②平仮名「し」は「之」の草体。片仮名「シ」はその転形。
し【風】🔗⭐🔉
し【風】
(複合語として用いる)「かぜ」の古語。万葉集13「荒風あらしの吹けば」。山家集「風巻しまき横切る」
し【士】🔗⭐🔉
し【士】
(呉音はジ)
①官位・俸禄を有し、人民の上位にある者。
②周代に、四民の上、大夫の下にあった身分。「―大夫」
③兵卒の指揮をつかさどる人。また、軍人。兵。
④近世封建社会の身分の一つ。もののふ。さむらい。「―農工商」
⑤学徳を修めたりっぱな男子。また、男子の敬称。
⑥一定の資格・役割をもった者。「弁護―」
し【子】🔗⭐🔉
し【子】
(呉音はジ。唐音はス)
①こども。特に、むすこ。
②男子の敬称。
㋐一家の学説を立てた人。また、その著述。「諸―百家」→経史子集。
㋑特に、孔子を指す。「―曰のたまわく」
③日本で、女の名に添える語。
④十二支の第1。ね。
⑤五等爵の第4位。子爵。
⑥動作性の名詞に付けて、そのことを行う人またはものを表す。「読書―」
⑦人名に添えて親しみを表す。浮世風呂4「や、点兵衛―、どうなすつた」
⑧囲碁で、石のこと。
し【支】🔗⭐🔉
し【支】
支那の略。
し【氏】🔗⭐🔉
し【氏】
①同じ血族の集団。それを表示する名。うじ。姓せい。
②嫁した女の実家の姓氏に添えて、出身を示す語。「妻紀―」
③人名に添えて敬意を表す語。転じて、代名詞的に話題の人を表すのに用いる。「―は関西出身の実業家で」
し【司】🔗⭐🔉
し【司】
①つかさどる人。つかさ。主に公の役目。「菓子―」「児童福祉―」
②律令制で、省などに属し、寮に次ぐ役所。主水司・諸陵司の類。
③明治初年、官省に属し、局・寮に次ぐ役所。出納司・用度司の類。
し【市】🔗⭐🔉
し【市】
普通地方公共団体の一つ。人口5万以上、地域内の6割以上の戸数が市街地を形成していること、商工業その他都市的業態の人口が地域内全人口の6割以上であることなど、一定の要件が地方自治法に定められている。
し【矢】🔗⭐🔉
し【矢】
弓につがえて射るもの。や。
し【死】🔗⭐🔉
し【死】
①しぬこと。命がなくなること。「事故―」
②律の五刑の一つ。絞こう・斬ざんの2種があり、斬は絞より重い。
③野球で、アウトのこと。「二―満塁」
⇒死一等を減ずる
⇒死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し
⇒死を致す
⇒死を決す
⇒死を賜る
⇒死を賭す
⇒死を視ること帰するが如し
し【糸】🔗⭐🔉
し【糸】
①八音はちおんの一つ。いとを使った楽器。弦楽器。
②毛もうの10分の1。転じて、極めて少ない意。「―毫」
し【志】🔗⭐🔉
し【志】
①(「誌」に通用)書きしるすこと。記録。「雍州府―」
②紀伝体の歴史書中、本紀・列伝とは別に、天文・地理・財政・礼楽・刑法などの事項を記述した部分。
③「主典さかん」参照。
④志摩国しまのくにの略。
⑤イギリスの貨幣シリング(shilling)の音訳字。成島柳北、航西日乗「倫敦ロンドンヨリ英里廿二里、車価六志シルリングナリ」
し【私】🔗⭐🔉
し【私】
個人の一身・一家に関すること。わたくし。↔公
し【使】🔗⭐🔉
し【使】
①命を受けて巡行・視察などをなす官職。特に、検非違使けびいしの略称。「―の宣旨」
②使用者2の略。「労―交渉」
し【姉】🔗⭐🔉
し【姉】
女性に対する敬称。「諸―」
し【枝】🔗⭐🔉
し【枝】
①えだ。
②細長い物を数えるのに用いる語。「長刀1―」
し【肢】🔗⭐🔉
し【肢】
手足。
し【屍】🔗⭐🔉
し【屍】
(「尸」に通用)しかばね。死骸。
し【指】🔗⭐🔉
し【指】
ゆび。
し【師】🔗⭐🔉
し【師】
①学問・技芸を教授する人。先生。源氏物語紅葉賀「舞の―どもなど」。「―の教え」
②牧師や僧侶などの名に添える敬称。「ホメイニ―」
③専門の技術を職業とする者。「美容―」
④軍隊。いくさ。高橋太華、有馬竹「今歳の夏、再び又―を興して我藩に迫る」。「無名の―」
⑤中国周代の軍制で、旅りょの5倍すなわち2500人の称。
⑥師団の略。
し【祠】🔗⭐🔉
し【祠】
ほこら。やしろ。たまや。「古―」
し【秭】🔗⭐🔉
し【秭】
数の単位。垓がいの1万倍。
し【紙】🔗⭐🔉
し【紙】
①かみ。
②新聞紙の略。また、新聞を数える語。「朝刊3―」
し【觜】🔗⭐🔉
し【觜】
二十八宿の一つ。觜宿。とろきぼし。
し【詞】🔗⭐🔉
し【詞】
①言葉。字句。詩歌。文章。
②(→)填詞てんしに同じ。
③文法上の語類。「名―」
④文法上、それ自身である一つの概念を表し、思想内容を概念的・客体的に表現する語。単独で文の成分を構成しうる。助詞および助動詞(一説に、助詞・助動詞の大部分と陳述副詞・接続詞・感動詞)を除いた他の品詞をいう。↔辞
し【嗣】🔗⭐🔉
し【嗣】
つぐこと。あとつぎ。よつぎ。
し【肆】🔗⭐🔉
し【肆】
①みせ。「書―」
②「四」の大字。
し【詩】🔗⭐🔉
し【詩】
①中国の韻文の一体。書経舜典に「詩は志を言ひ、歌は言を永くす」とある。→六義りくぎ。
②文学の一部門。風景・人事など一切の事物について起こった感興や想像などを一種のリズムをもつ形式によって叙述したもの。押韻・韻律・字数などの律格あるものと、散文的なものとがあり、また、叙事詩・抒情詩・劇詩などに分ける。ポエトリー。ポエム。→新体詩。
③詩経しきょうの略。
⇒詩に別才あり
⇒詩を作るより田を作れ
⇒詩を祭る
し【試】🔗⭐🔉
し【試】
①ためすこと。
②試験の略。
し【資】🔗⭐🔉
し【資】
①もと。もとで。財貨。財産。「生計の―」
②もとで・力などを与えて助けること。「研究の―」
③うまれつき。性質。身分。「英邁えいまいの―」
し【雌】🔗⭐🔉
し【雌】
鳥類のめす。また一般に、生物のめす。↔雄ゆう
し【誌】🔗⭐🔉
し【誌】
①書きしるすこと。記録。
②雑誌の略。また、雑誌を数える語。「グラビア―」
し【駟】🔗⭐🔉
し【駟】
馬車につけた四頭立ての馬。また、その馬車。
⇒駟の隙を過ぐるが如し
⇒駟も舌に及ばず
し【諡】🔗⭐🔉
し【諡】
死者に贈る名。おくりな。
シ【si イタリア】🔗⭐🔉
シ【si イタリア】
〔音〕
①七音音階の第7階名。
②ロ(B)音のイタリア音名。
し【其】🔗⭐🔉
し【其】
〔代〕
(格助詞「が」を伴い、「―が」の形で用いる)
①(人にも物にも用いる)それ。自身。古事記下「―が下に生ひ立てる葉広ゆつま椿」。万葉集18「老人おいひとも女童児おみなわらわも―が願ふ心足らひに」
②(二人称)そち。なんじ。落窪物語1「―が身の程知らぬこそいと心憂けれ」
し(助動詞)🔗⭐🔉
し
〔助動〕
尊敬の助動詞「しゃる」の命令形「しゃれ」が「しゃい」「せえ」を経て「し」となったもの。四段活用の未然形に「っし」の形で付く。尊敬の意はなく、ほぼ対等の相手への命令を表す。浮世床初「鬢びん公、聞かつし」
し(助詞)🔗⭐🔉
し
〔助詞〕
➊(間投助詞)上の語を強く指示して強める働きをする。平安時代以後は、「しぞ」「しこそ」「しも」「しか」などのように係助詞と結合して用いられるか、条件句中に用いられるか、「定めし」「えに(縁)し」「果てし」などの熟語の中に残るなど、用法が局限されて行く。鎌倉時代以後に盛んに用いられた「ばし」も、助詞「は」と「し」の結合したものである。→ばし。
①後の語に対し、主格または連用修飾格の関係にある語句に付く。万葉集15「君を待つらむ人―かなしも」。源氏物語若菜上「みな処分そうぶんし給ひてなほ―残りをなむ京の御料とて送り奉り給へる」
②格助詞の前または後に付く。土佐日記「一文字をだに知らぬ者―が、足は十文字にふみてぞあそぶ」。万葉集1「草枕旅に―あれば」
③副助詞の後に付く。万葉集5「ねのみ―泣かゆ」
④係助詞の前または後に付く。万葉集2「万代にしか―もあらむと」。万葉集17「路は―遠く」
⑤間投助詞の後に付く。万葉集7「はしきや―吾家わぎえの毛桃」
⑥複合動詞の中間に入る。万葉集17「山にも野にもほととぎす鳴き―とよめば」
➋(接続助詞)活用語の終止形を受ける。江戸前期までは助動詞「まい」「う」以外に付くことは少なかったが、次第に盛んに用いられ、現在ではすべての活用語に付く。話し手にとってつながりがあると意識される事情を指示する。
①事柄を並列する際に、前の句の終りに付けて、次の句に続ける。歌舞伎、好色伝受「おれもじやじや馬に乗らう―、其時はそちも乗物に乗せて歩かさうぞ」。「酒も飲まない―煙草も嫌いだ」
②前の句が、次の句の理由・原因となっていることを表す。…から。…故に。…ので。浄瑠璃、冥途飛脚「梅川がサア出るに極まらば、借銭も有らう―、泣いても二百五十両…盗せうより外はない」。「仕事も済んだ―、ひとつみんなで出かけるか」「天気は好い―休日だ―すごい人出だった」
③否定の推量を表す語の後に付いて、判断の成り立つ条件を表す。仮名文章娘節用「今どき縁切りだのなんのかのと、芝居かしやれ本ではあるまい―、どふしてそんな事がありますものか」。「子どもじゃあるまい―、自分で何とかしなさい」
④「こそ」と対応して矛盾する内容の句をつなぐ文脈に使われる。…けれども。…が。浄瑠璃、心中重井筒「銀かねこそはなるまい―、判つく程は一門がひ」
⑤室町時代から江戸初期にかけての文語調の文で、「して」の意に用いられる。幸若舞曲、大織冠「刀を振ると見えしは防がんために無く―、玉をかくさん其為に吾身を害しけるよ」。浄瑠璃、念仏往生記「平家の大軍は…一戦にも及ばず―、前なる船に取乗て」
し(感動詞)🔗⭐🔉
し
〔感〕
①制止または沈黙させるために発する声。しい。
②鳥獣などを追うときに発する声。
③人に呼びかける声。しし。
シー【十】🔗⭐🔉
シー【十】
中国語の十じゅう。
シー【C・c】🔗⭐🔉
シー【C・c】
①アルファベットの3番目の文字。
②ローマ数字の百。
③〔音〕
㋐音名の一つ。ハ音(C)。
㋑4分の4拍子の記号(C)。
④セ氏温度を表す記号(C)。
⑤サイクル(cycle)の略号。
⑥〔化〕炭素の元素記号(C)。
⑦単位の接頭語センチの略号(c)。
⑧電気量の単位クーロンの略号(C)。
⑨光速度を表す記号(c)。
シー【sea】🔗⭐🔉
シー【sea】
海。「―‐フード」
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し🔗⭐🔉
し
(1)五十音図サ行第二段の仮名。硬口蓋摩擦音の無声子音と前舌の狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「し」は「之」の草体。片仮名「シ」は「之」の草体の変形。
し🔗⭐🔉
し
植物ギシギシの古名。[和名抄]
し【士】🔗⭐🔉
し [1] 【士】
(1)男子。特に,学問・道徳を修めた男子についていう。「同好の―」「好学の―」「高潔の―」
(2)さむらい。武士。
(3)古代中国で,大夫と庶民との間に位した身分。
し【子】🔗⭐🔉
し [1] 【子】
■一■ (名)
(1)こ。こども。
(2)五等爵の第四。子爵。
(3)独自の思想・理論をもって一家をなした人。有徳の人。特に,孔子。「―のたまわく」
(4)漢籍の分類法である四部(経・史・子・集)の一。経書以外の諸子百家の書,農学・芸術・宗教に関する書物など。
■二■ (代)
二人称。自分と同程度の相手をさす。古めかしい言い方。君。「―の考えやいかん」
■三■ (接尾)
(1)動作性の名詞に付いて,そのことをもっぱら行う男子の意を表す。「読書―」「編集―」
(2)古く,貴族の女子の名に添えて用いる。「光明―」「式―内親王」
(3)名前の下に付けて親しみの意を表す。「やや点兵衛―,どうなすつた/滑稽本・浮世風呂 4」
(4)自分の名の下に付けて,卑下する意を表す。「芭蕉―/芭蕉書簡」
(5)助数詞。碁石,特に置き碁のとき置く石を数えるのに用いる。「三―置く」
し【氏】🔗⭐🔉
し [1] 【氏】
■一■ (名)
「うじ(氏)」に同じ。
■二■ (代)
三人称。男子に対して,敬意をこめて用いる。彼。「―は斯界の先達であります」
■三■ (接尾)
(1)人の姓名に付けて尊敬の意を表す。主として男子に用いる。「山田太郎―」
(2)氏族の名に付けて,その氏族の出身であることを表す。「藤原―」
(3)助数詞。尊敬の意をこめて人数を表すのに用いる。「人(ニン)」の尊敬語。「御出席の三―」
し【仕】🔗⭐🔉
し [1] 【仕】
つかえること。つとめ。
し【司】🔗⭐🔉
し [1] 【司】
律令制で,省に属し,職・寮に次ぐ役所。
し【史】🔗⭐🔉
し [1] 【史】
(1)歴史。
(2)歴史を記す人。記録をつかさどる役人。史官。
(3)律令制で神祇官・太政官の主典(サカン)。大史と少史とがあり,記録をつかさどった。
(4)漢籍の分類法である四部(経・史・子・集)の一。歴史・地理・政治に関する書物など。
し【四・肆】🔗⭐🔉
し [1] 【四・肆】
数の名。三より一つ多い数。よ。よつ。よっつ。よん。
〔「肆」は大字として用いられる〕
し【市】🔗⭐🔉
し [1] 【市】
地方公共団体の一。人口五万以上を有し,中心市街地にある戸数が全体の六割以上を占め,その他都市に必要な諸施設・諸要件を備えていることなどの条件を満たしているもの。
し【死】🔗⭐🔉
し [1] 【死】
(1)死ぬこと。生物の生命活動が終止すること。宗教的には彼岸に赴くことをいい,魂の更生ないしは転生を意味する。
⇔生
「父の―」「―に臨む」「―に瀕(ヒン)す」
(2)死罪。
し【糸】🔗⭐🔉
し [1] 【糸】
(1)いと。
(2)数の単位。一万分の一。
(3)歩合の単位。割の一万分の一。
し【志】🔗⭐🔉
し [1] 【志】
(1)紀伝体の史書で,天文・地理・礼楽などを記述した部分。
(2)律令制で,衛府の主典(サカン)。
し【私】🔗⭐🔉
し [1] 【私】
自分個人に関すること。わたくし。「公と―と」
し【使】🔗⭐🔉
し [1] 【使】
(1)つかい。使者。
(2)「検非違使(ケビイシ)」の略。
(3)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)の異名。煩悩が人間を迷いの世界に流転させることからいう。
し【刺】🔗⭐🔉
し [1] 【刺】
名刺。
し【食】🔗⭐🔉
し [1] 【食】
たべもの。「一箪(イツタン)の―一瓢(イツピヨウ)の飲(イン)」
し【師】🔗⭐🔉
し 【師】
■一■ [1] (名)
(1)学問や芸能などを教える人。先生。師匠。「―と仰ぐ」「―の恩」
(2)僧侶・神父など宗教上の指導者。
(3)中国,周代の軍制で,二五〇〇人を一師という。転じて,軍隊,戦争。
■二■ (接尾)
(1)技術・技芸などを表す語に付けて,その道の専門家であることを表す。「医―」「講談―」
(2)僧侶・神父などの姓氏に付けて,尊敬の意を表す。
し【
】🔗⭐🔉
し [1] 【
】
数の名。垓(ガイ)の一万倍。
(ジヨ)。


し【梓】🔗⭐🔉
し [1] 【梓】
〔古く梓(アズサ)の木を用いたことから〕
版木(ハンギ)。「是を―にちりばめ/浮世草子・二十不孝(序)」
し【視】🔗⭐🔉
し 【視】
名詞の下に付けて,…と考える,…とみなす意を表す。「重大―」「問題―」「困難―する」「白眼―する」
し【觜】🔗⭐🔉
し [1] 【觜】
二十八宿の一。西方の星宿。觜宿。とろきぼし。
し【詞】🔗⭐🔉
し [1] 【詞】
(1)ことば。文章。詩歌。
(2)中国の歌曲の一体「填詞(テンシ)」のこと。
(3)国文法で,単語を文法上の性質から二大別したものの一。(ア)橋本進吉の説では自立語をいう。(イ)時枝誠記の説では,概念過程を経て表現された語,すなわち,事柄を表現する語をいう。
⇔辞
し【歯】🔗⭐🔉
し [1] 【歯】
(1)は。
(2)年齢。よわい。
し【詩】🔗⭐🔉
し [0] 【詩】
(1)文学の形式の一。一定の韻律などを有し,美的感動を凝縮して表現したもの。内容的にはギリシャ以来抒情詩・叙事詩・劇詩に大別され,近代にはいって定型を廃した自由詩・散文詩が盛んとなった。
(2)人の心に訴え,心を清める作用をもつもの。また,詩的趣があるさま。「彼の生き方には―がある」
(3)(和歌・俳句に対して)漢詩のこと。
し【資】🔗⭐🔉
し [1] 【資】
(1)もとで。財貨や財産。「―を投ずる」
(2)生まれつき,資質。
し【駟】🔗⭐🔉
し [1] 【駟】
四頭立ての馬車。また,その四頭の馬。
シ
(イタリア) si
🔗⭐🔉
シ [1]
(イタリア) si
(1)洋楽の階名の一。長音階の第七度,短音階の第二度の音。
(2)ロ( B )音のイタリア音名。


し【其・汝】🔗⭐🔉
し [1] 【其・汝】 (代)
(1)中称の指示代名詞。物や人をさす。それ。「枯(カラ)野(=船ノ名)を塩に焼き―が余り琴に作り掻き弾くや/古事記(下)」
(2)二人称。おまえ。相手を軽んじあるいは親しんでいう語。「さきくさの中にを寝むと愛(ウツク)しく―が語らへば/万葉 904」
(3)反照代名詞。自身をさす。「老人(オイヒト)も女童も―が願ふ心足らひに撫でたまひ/万葉 4094」
〔すべて格助詞「が」を伴った形で用いられている〕
し🔗⭐🔉
し [1] (感)
(1)人を制して沈黙させるときなどに発する語。しい。しっ。「―,静かに!」
(2)牛馬を進ませたり,邪魔なものを追い払ったりするときに発する語。しい。しっ。「―,あっちへ行け」
(3)(狂言で)呼びかけの言葉。「是に言葉をかけう,―,―,申し/狂言・餅酒」
し🔗⭐🔉
し
■一■ (接助)
活用語の終止形に付いて,前後の句を接続する。強調の気持ちをこめて,並列・順接・逆接などの関係で下に続ける働きを示す。
(1)事実や条件を並べて示し,強調する。「しゃべっている人もいない―,横を向く人もいない」「むし暑い―,風はない―,まったく参った」
(2)一つまたは二つ以上の事実や条件を示し,それがあとの事柄(結果・判断)の原因・理由となっていることを表す。「お金はある―,時間はある―,映画でも見よう」「家も近くです―,また参ります」
(3)文末にあって,事実・条件を言いさし,それから導かれる結果・判断を言外にひびかせて表す(終助詞的な用法)。「ああ面白かった。席もすいていた―ね」
(4)相反する条件・事柄を並べたてる。「遊びには行きたい―,暇はない―,面白くない」
(5)(打ち消し推量の助動詞「まい」に付いて)逆接条件を表す。…ものを。…のに。「子供でもあるまい―,飴玉をくれるとはね」
〔この助詞は,中世から見られる形容詞の終止形による接続用法から,その語尾が遊離・独立して成立した。近世以降多く用いられるようになった〕
■二■ (副助)
〔指示語「し」の転という〕
文中にあって種々の語に付き,上の語の意味を指示・強調する。「宇治のみやこの仮廬(カリイオ)―思ほゆ/万葉 7」「うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しもひとり―思へば/万葉 4292」「ほのぼのと明石の浦の朝霧に島がくれゆく舟を―ぞ思ふ/古今(羇旅)」「ありと―ある人は皆浮雲の思ひをなせり/方丈記」
■三■ (間投助)
(1)詠嘆の意を表す。間投助詞「や」「よ」の下に重ね用いられることが多い。「はしきよ―我家(ワギエ)の方ゆ雲居立ち来(ク)も/日本書紀(景行)」
(2)(感動詞や他の間投助詞とともに用いられて)語調を調え,囃子詞(ハヤシコトバ)を構成する。「今はよ今はよああ―やを今だにも吾子よ今だにも吾子よ/日本書紀(神武)」
し【姉】🔗⭐🔉
し 【姉】 (接尾)
同輩以上の女性の氏名に付けて,尊敬の意を表す。
し【枝】🔗⭐🔉
し 【枝】 (接尾)
助数詞。細長い物を数えるのに用いる。「長刀一―」
し-あ【四阿】🔗⭐🔉
し-あ [1] 【四阿】
(1)あずまや。
(2)寄せ棟造り。
シアーズ-タワー
Sears Tower
🔗⭐🔉
シアーズ-タワー
Sears Tower
シカゴにある世界最高の超高層建築。1974年竣工。地上一一〇階,高さ443メートル。


し-あい【試合・仕合】🔗⭐🔉
し-あい ―アヒ [0] 【試合・仕合】 (名)スル
〔「為(シ)合い」の意で,「試」「仕」は当て字〕
武芸・スポーツなどで,力の優劣を競い合うこと。「―した結果,二対一で負けた」「泥―」
し-あい【四愛】🔗⭐🔉
し-あい [0][1] 【四愛】
〔虞集「四愛題詠序」の「陶潜愛
菊,周茂叔愛
蓮,林逋愛
梅,黄魯直愛
蘭也」による〕
菊・蓮・梅・蘭の併称。文人画の画題とされる。




し-あい【至愛】🔗⭐🔉
し-あい [0][1] 【至愛】
この上ない愛。
し-あい【私愛】🔗⭐🔉
し-あい [0][1] 【私愛】
(1)かたよった愛情。
(2)ひそかな愛。
し-あ・う【為合う】🔗⭐🔉
し-あ・う ―アフ [2] 【為合う】 (動ワ五[ハ四])
互いにする。「世話を―・う」「互いに批判を―・う」
[可能] しあえる
し-あ・う【為敢ふ】🔗⭐🔉
し-あ・う ―アフ 【為敢ふ】 (動ハ下二)
なし遂げる。しおおせる。「黒きもまだ―・へさせ給はず/源氏(夕霧)」
し-あがり【仕上(が)り】🔗⭐🔉
し-あがり [0] 【仕上(が)り】
仕上がること。また,その結果。「―が遅れる」「すばらしい―」
し-あが・る【仕上(が)る】🔗⭐🔉
し-あが・る [3] 【仕上(が)る】 (動ラ五[四])
仕事が完了する。物事ができあがる。「注文の洋服が―・った」
し-あく【四悪】🔗⭐🔉
し-あく [0][1] 【四悪】
〔論語(尭曰)〕
国を治める上での四つの悪事。虐(教えないでおいて,罪を犯せば殺すこと),暴(戒めないでおいて,成功を求めること),賊(命令をおろそかにしておいて,期限を厳重に守らせること),有司(与えるべきものを与えないこと)。
し-あく【至悪】🔗⭐🔉
し-あく [0][1] 【至悪】
この上なく悪いこと。最大の悪。
し-あくしゅ【四悪趣】🔗⭐🔉
し-あくしゅ [2] 【四悪趣】
〔仏〕 四つの悪趣。六道の中の四つの悪道。地獄・餓鬼・畜生・修羅をいう。四悪道。四趣。
し-あくどう【四悪道】🔗⭐🔉
し-あくどう ―アクダウ [2] 【四悪道】
⇒四悪趣(シアクシユ)
し-あげ【仕上げ】🔗⭐🔉
し-あげ [0] 【仕上げ】
(1)仕上げること。また,その結果。できあがり。「―がいい」
(2)仕事の最後の工程。「―の段階に入る」
(3)人の死後,仏事供養をすませて一段落つけ生業に戻るための行事。「七日の―,八日目より蔀門口をあけて/浮世草子・永代蔵 1」
しあげ-かんな【仕上げ鉋】🔗⭐🔉
しあげ-かんな [4] 【仕上げ鉋】
木材を削る時,最後に表面を仕上げるために用いる鋭利で薄い刃の鉋。上仕工(ジヨウシコ)。
しあげ-しろ【仕上(げ)代】🔗⭐🔉
しあげ-しろ [0] 【仕上(げ)代】
仕上げの研磨のときに減るのを見込んで,完成時の寸法より少し大きめに付加しておく部分。見込み代。
しあげ-と【仕上げ砥】🔗⭐🔉
しあげ-と [3] 【仕上げ砥】
刃物をとぐとき,最後に用いるきめの細かい砥石。あわせど。
しあげ-ぼり【仕上(げ)彫り】🔗⭐🔉
しあげ-ぼり [0] 【仕上(げ)彫り】
下彫りしたものに仕上げのために施す細密な彫刻。
し-あ・げる【仕上げる】🔗⭐🔉
し-あ・げる [3] 【仕上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 しあ・ぐ
(1)物事を完成させる。すっかり終わらせる。「宿題を―・げる」「立派な跡取が大学校―・げて帰るに/青春(風葉)」
(2)前よりよくする。特に次第に立派にして財産を築く。「一代で―・げた人」「御身もずんと女房を―・げたり/浄瑠璃・出世景清」
し-あごん【四阿含】🔗⭐🔉
し-あごん [2] 【四阿含】
四種の阿含経。北方仏教の分類で,長阿含(ジヨウアゴン)・中阿含・増一阿含・雑阿含(ゾウアゴン)の四種。四阿含経。
→阿含
シアター
theater
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シアター [1]
theater
(1)劇場。映画館。
(2)階段教室。


し-あつ【指圧】🔗⭐🔉
し-あつ [0] 【指圧】 (名)スル
(1)指や手のひらで押すこと。
(2)「指圧療法」の略。
しあつ-りょうほう【指圧療法】🔗⭐🔉
しあつ-りょうほう ―レウハフ [4] 【指圧療法】
親指や手のひらで体表を圧迫するなどして神経に刺激を加え,血行を良くして体調を整えあるいは病気を治療する方法。指圧法。
シアトー
SEATO
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シアトー
SEATO
〔Southeast Asia Treaty Organization〕
東南アジア条約機構。アメリカの反共的世界戦略外交の一環として1954年マニラで成立した安全保障機構。英・米・仏・豪・タイ・フィリピン・パキスタン・ニュージーランドの八か国で構成。77年解散。


シアトル
Seattle
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シアトル
Seattle
アメリカ合衆国,ワシントン州の,太平洋に通じるピュージェット湾に臨む港湾都市。海陸空交通の要衝。航空機工業が発達し,木材の集散も盛ん。
シアトル(スペースニードル)
[カラー図版]



シアヌーク
Norodom Sihanouk
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シアヌーク
Norodom Sihanouk
(1922- ) 民主カンボジア王国国王。1941年王位につくが55年父に譲位。同年の総選挙で大勝,首相兼外相に就任。70年のクーデター後に追放。75年クメール-ルージュの反クーデターに伴い帰国。93年の新憲法の下で王制が復活し国王に復位。


シアノ-き【―基】🔗⭐🔉
シアノ-き [3] 【―基】
‐ CN で表される官能基。シアノ基をもつ化合物は有毒なものが多い。シアン基。
シアノコバラミン
cyanocobalamine
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シアノコバラミン [6]
cyanocobalamine
ビタミン B
の化学名。




し-あり・く【為歩く】🔗⭐🔉
し-あり・く 【為歩く】 (動カ四)
(1)歩きまわる。「鷹,すのめぐりに,―・く/宇治拾遺 6」
(2)何かをしながら日を送る。「日の暖かなる程はかく―・きて母に食はす/宇津保(俊蔭)」
し-あわせ【幸せ・仕合(わ)せ・倖せ】🔗⭐🔉
し-あわせ ―アハセ [0] 【幸せ・仕合(わ)せ・倖せ】 (名・形動)[文]ナリ
(1)めぐりあわせがよい・こと(さま)。幸運。幸福。「友人の―を祈る」「―な生涯」
(2)めぐりあわせ。運命。「我はそも,何時ぞやも言ふ如く,―も悪ければ/仮名草子・竹斎」
(3)ことの次第。始末。「無念ながらも長らへて,さて只今の―なり/浄瑠璃・出世景清」
しあわせ-もの【幸せ者・仕合(わ)せ者】🔗⭐🔉
しあわせ-もの ―アハセ― [0] 【幸せ者・仕合(わ)せ者】
運のよい人。果報者。
しあわせ-よし【仕合はせ吉し】🔗⭐🔉
しあわせ-よし ―アハセ― [4] 【仕合はせ吉し】
馬の腹当てに丸の中に「仕合」「吉」などと文字を染めぬいたもの。「―の旅双六里/浄瑠璃・丹波与作(上)」
し-あわせ【詩合】🔗⭐🔉
し-あわせ ―アハセ [2] 【詩合】
二手に分かれて漢詩を作り,判者がその優劣を判定して勝ち負けを決める競技。歌合を漢詩で行うもの。村上天皇の代に始まった。
し-あん【私案】🔗⭐🔉
し-あん [0] 【私案】
個人的な考え。
し-あん【思案】🔗⭐🔉
し-あん [1] 【思案】 (名)スル
(1)考えをめぐらすこと。また,その考え。「―をめぐらす」「左様なこともあらうか位に―して/小公子(賤子)」
(2)心配。ものおもい。「―の種」
し【死】(和英)🔗⭐🔉
しあい【試合】(和英)🔗⭐🔉
しあがる【仕上がる】(和英)🔗⭐🔉
しあがる【仕上がる】
be finished[ready].→英和
仕上がった finished;completed.
しあげ【仕上げ】(和英)🔗⭐🔉
しあさって【明々後日】(和英)🔗⭐🔉
しあさって【明々後日】
two days after tomorrow;three days hence.
しあつりょうほう【指圧療法】(和英)🔗⭐🔉
しあつりょうほう【指圧療法】
a finger-pressure therapy.
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