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もの【物】🔗⭐🔉
もの【物】
[名]
空間のある部分を占め、人間の感覚でとらえることのできる形をもつ対象。
物体。物品。「ごつごつした―に手が触れる」「山の上に光る―がある」
商品。また、その質。品質。「同じような―が大量に出回る」「高いが―はよい」
着物。衣服。「白っぽい―を着る」
食物。「歩きながら―を食う」「―がのどを通らない」
民法で、有体物。権利の客体となりうるもの。
人間が考えることのできる形のない対象。
何かの事柄・物事。「―の役に立つ」「―を思う」「恋という―」
ことば。「あきれて―も言えない」
文章。また、作品。「―を書くのを商売にする」「この作品は十年前に描かれた―だ」
学問。「己れは此様(こん)な無学漢(わからずや)だのにお前は―が出来るからね」〈一葉・たけくらべ〉
物事の筋道。道理。理屈。「―の順序をわきまえる」
妖怪・怨霊など、不可思議な霊力をもつ存在。「―に憑(つ)かれる」「―の怪」
(「…のもの」の形で)所有している物品・事物。所有物。「会社の―を私する」「その企画は彼の―だ」
他の語句を受けて、その語句の内容を体言化する形式名詞。
判断などを強調して示す。「負けたのがよほどくやしかった―と見える」「何をされるかわかった―じゃない」
感動する気持ちを強調して示す。「二人とも大きくなった―だ」「悪いことはできない―だ」
(「…するものだ」の形で)それが当然であるという気持ちを示す。「先輩の忠告は聞く―だ」「困ったときは助け合う―だ」
(「…したものだ」の形で)過去を思い出してなつかしむ気持ちを示す。「あの店にはよく二人で行った―だ」
名詞の下に付いて複合語をつくる。
その種類にはいる品物・作品の意を表す。「SF―」「現代―」
それに相当するもの、それだけの価値のあるもの、などの意を表す。「冷や汗―」「表彰状―」→もの〔助詞〕 →ものか〔連語〕 →ものかな〔連語〕 →ものかは〔連語〕 →ものから〔接助〕 →ものぞ〔連語〕 →もので〔接助〕 →ものなら〔接助〕 →ものの〔接助〕 →ものゆえ〔接助〕 →ものを〔助詞〕
〔接頭〕形容詞や形容動詞の語幹に付く。
なんとなくそのような状態であるという意を表す。「―悲しい」「―寂しい」「―静か」
いかにもそうであるという意を表す。「―めずらしい」「―すさまじい」
[下接句]縁は異なもの味なもの・自家薬籠中(やくろうちゆう)の物・人は見かけによらぬもの・故郷(ふるさと)は遠きにありて思うもの・銘の物・薬籠中の物


























もの【者】🔗⭐🔉
もの【者】
《「物」と同語源》人。多く、他の語句による修飾を受ける。卑下・軽視する場合や、改まった場合に用いられる。「店の―に言いつけてください」「土地の―に任せる」「持てる―の悩み」
[下接語]愛嬌(あいきよう)者・暴れ者・荒くれ者・慌て者・悪戯(いたずら)者・一刻者・一徹者・田舎者・浮かれ者・うっかり者・空(うつ)け者・浮気者・偉(えら)者・おいそれ者・御(お)尋ね者・御店(おたな)者・御(お)調子者・戯(おど)け者・思い者・愚か者・囲い者・果報者・変わり者・利け者・気紛(きまぐ)れ者・切れ者・曲(くせ)者・食わせ者・剛の者・極道(ごくどう)者・困り者・小者・晒(さら)し者・然(さ)る者・仕合わせ者・強(したた)か者・確(しつか)り者・忍びの者・邪魔者・洒落(しやれ)者・小心者・小身者・痴(し)れ者・好き者・拗(す)ね者・粗忽(そこつ)者・只(ただ)者・立て者・戯(たわ)け者・手の者・道化者・道楽者・流れ者・亡き者・慰み者・何者・怠け者・ならず者・成り上がり者・偽者・似た者・人気者・除(の)け者・のら者・馬鹿(ばか)者・働き者・日陰者・引かれ者・独り者・捻(ひね)くれ者・無精(ぶしよう)者・不束(ふつつか)者・回し者・昔者・無宿者・無法者・やくざ者・厄介者・余計者・余所(よそ)者・与太者・利口者・律義者・若い者・若者・渡り者・笑われ者・悪者
モノ【mono】🔗⭐🔉
モノ【mono】
他の外来語の上に付いて、単一の、単独の、の意を表す。「―レール」
もの🔗⭐🔉
もの
[接助]口語では活用語の終止形、文語では活用語の連体形に付く。順接の確定条件を表す。…(だ)から。…ので。「ゆくゆくは社長となる人です―、しっかりしているわ」「彼は努力家だ―、きっと成功する」「わしもこなさんの女房ぢゃ―、何の忠儀を忘れませうぞ」〈伎・幼稚子敵討〉
[終助]
活用語の終止形に付く。多く「だって」「でも」と呼応して用いる。現代では多く女性や子供の間で使われるが、時に撥音化して「もん」となることもある。
不平・不満・恨みの意を込めながら、相手の自分に対する非難に対し、根拠や理由を示し、反駁(はんばく)、訴え、甘えなどの気持ちを表す。「だって時間がないんです―」「でもお父さんがそうおっしゃったんです―」
(「ものね」「ものな」などの形で)詠嘆の意をこめて理由を表す。「でもあなたと私とでは考え方も違います―ね」「なるほど、それは彼のお得意だ―な」
文末で、活用語の連体形に付く。
逆接的な気持ちを込めて詠嘆する意を表す。…のになあ。…のだがなあ。「我が持てる三つあひに搓(よ)れる糸もちて付けてまし―今そ悔やしき」〈万・五一六〉
順接の確定条件を含み、詠嘆・感動の意を表す。…だからなあ。「もっともぢゃ、もっともぢゃ、道具屋の娘ぢゃ―と」〈浄・卯月の潤色〉◆上代の「もの」は形式名詞から、近世以後の「もの」は終助詞「ものを」の音変化したものという。








もの‐あい【物△間】‐あひ🔗⭐🔉
もの‐あい【物△間】‐あひ
物と物との間。また、その距離。「障子の隙間(すきま)―のそよともするを」〈謡・熊坂〉
もの‐あき【物飽き】🔗⭐🔉
もの‐あき【物飽き】
物事に飽きること。「―と見えて奉書のたばこ入れ」〈柳多留・一一〉
もの‐あげば【物揚げ場】🔗⭐🔉
もの‐あげば【物揚げ場】
船の荷を陸に揚げる場所。「―のような空地にも」〈荷風・牡丹の客〉
もの‐あたらし・い【物新しい】🔗⭐🔉
もの‐あたらし・い【物新しい】
[形]
ものあたら・し[シク]なんとなく新しい。「模様替えした部屋を―・い感じで眺める」

もの‐あつかい【物扱ひ】‐あつかひ🔗⭐🔉
もの‐あつかい【物扱ひ】‐あつかひ
物事を取り扱うこと。また、世話をやくこと。おせっかい。「いで、あなあぢきなの―や」〈源・若菜上〉
ものあら‐がい【物洗貝】‐がひ🔗⭐🔉
ものあら‐がい【物洗貝】‐がひ
モノアラガイ科の巻き貝。池沼・小川にすみ、水草に付着。貝殻は卵形で殻高約二・五センチ、ごく薄くて淡褐色。殻口は広い。時々水面に浮かび、空気呼吸をする。小形のものはヒメモノアラガイで、ともに肝蛭(かんてつ)の中間宿主。
もの‐あらそい【物争い】‐あらそひ🔗⭐🔉
もの‐あらそい【物争い】‐あらそひ
物事を争うこと。争い。いさかい。「藤十郎が美しいか、歌妓のお梶が美しいかと云う―」〈菊池寛・藤十郎の恋〉
もの‐あわせ【物合(わ)せ】‐あはせ🔗⭐🔉
もの‐あわせ【物合(わ)せ】‐あはせ
左右に分かれて物を比べ合わせ、その優劣を競う遊びの総称。歌合わせ・根合わせ・香合わせ・絵合わせなど。
もの‐あわれ【物哀れ】‐あはれ🔗⭐🔉
もの‐あわれ【物哀れ】‐あはれ
[名・形動ナリ]なんとなくあわれであること。しみじみした感興を誘うこと。また、そのさま。「何ばかりのことにもあらぬに、折から―にて」〈源・賢木〉
もの‐あんじ【物案じ】🔗⭐🔉
もの‐あんじ【物案じ】
[名]スル物事を思案すること。心配すること。「窓の側で―していたお夏が云った」〈正宗・牛部屋の匂ひ〉
もの‐いい【物言い】‐いひ🔗⭐🔉
もの‐いい【物言い】‐いひ
物を言うこと。また、物の言い方。言葉遣い。「ていねいな―をする」「―に気をつける」
言い合い。口論。「追出されて来ましたというから、―でもしてきた事と思ったのだ」〈左千夫・春の潮〉
異議を口に出すこと。特に相撲で、行司の勝負判定に、審判委員や控え力士が異議を申し入れること。「―がつく」
うわさ。とりざた。「人の―さがなさよ」〈源・帚木〉
話がうまいこと。また、その人。「隈(くま)なき―も、定めかねて」〈源・帚木〉





ものいい‐とぎ【物言ひ×伽】ものいひ‐🔗⭐🔉
ものいい‐とぎ【物言ひ×伽】ものいひ‐
そばにいて話し相手をすること。また、その人。「この六人を請け出して、これにゐらるる人々の―」〈浄・博多小女郎〉
もの‐い・う【物言う】‐いふ🔗⭐🔉
もの‐い・う【物言う】‐いふ
[動ワ五(ハ四)]
言葉を口に出す。話す。「―・うのさえおっくうだ」
よい結果を生むのに効果がある。「金が―・う世の中」
気のきいたことを言う。「この言葉何とにはなけれども、―・ふやうにぞ聞こえたる」〈土佐〉
男女がねんごろになる。「昔、―・ひける女に」〈伊勢・三二〉




ものい‐うま【物射馬】🔗⭐🔉
ものい‐うま【物射馬】
犬追物(いぬおうもの)や笠懸(かさがけ)など、騎射に慣れた馬。下地馬。
ものい‐ぐつ【物射×沓】🔗⭐🔉
ものい‐ぐつ【物射×沓】
騎射用の沓。なめし革で作り、黒漆を塗り、つま先をしぼって襞(ひだ)を設ける。
もの‐いまい【物忌まひ】‐いまひ🔗⭐🔉
もの‐いまい【物忌まひ】‐いまひ
《「いまい」は動詞「い(忌)まう」の連用形から》「ものいみ」に同じ。「いはふこの戸をとは、―する心なり」〈仙覚抄・一四〉
もの‐いみ【物忌(み)】🔗⭐🔉
もの‐いみ【物忌(み)】
[名]スル
神事などのため、ある期間、飲食・言行などを慎み、沐浴をするなどして、心身のけがれを除くこと。潔斎。斎戒。
夢見の悪いときや、けがれに触れたとき、また、暦の凶日などに、家にこもるなどして身を慎むこと。「いと恐ろしく占ひたる―により、京の内をさへ去りて慎むなり」〈源・浮舟〉
のしるしとして柳の木札や忍ぶ草などに「物忌」と書いて冠や簾(すだれ)などに掛けたもの。平安時代に盛行した。物忌みの札。「母屋の簾はみな下ろしわたして、―など書かせてつけたり」〈源・浮舟〉
伊勢神宮をはじめとして香取・鹿島・春日(かすが)・賀茂などの大社に仕えた童男・童女。「神主―等ばかり留りたりしに」〈神皇正統記・応神〉





もの‐いり【物入り】🔗⭐🔉
もの‐いり【物入り】
[名・形動]費用のかかること。また、そのさま。「今月は―なことが多い」
もの‐いれ【物入れ】🔗⭐🔉
もの‐いれ【物入れ】
物を入れておく所。
もの‐う・い【物憂い・×懶い】🔗⭐🔉
もの‐う・い【物憂い・×懶い】
[形]
ものう・し[ク]
なんとなく心が晴れ晴れしない。だるくておっくうである。「―・い気分」
苦しい。つらい。「一夜を明かす程だにも、旅宿(たびね)となれば―・きに」〈太平記・二〉
[派生]ものうげ[形動]ものうさ[名]



もの‐うじ【物×倦じ】🔗⭐🔉
もの‐うじ【物×倦じ】
「ものうんじ」の撥音の無表記。「あはれと思ひし人の、―してはかなき山里に隠れゐにけるを」〈源・玉鬘〉
もの‐うたがい【物疑ひ】‐うたがひ🔗⭐🔉
もの‐うたがい【物疑ひ】‐うたがひ
疑って嫉妬(しつと)すること。「かくわりなき―はせよ」〈源・帚木〉
もの‐うち【物打ち】🔗⭐🔉
もの‐うち【物打ち】
太刀(たち)などで物を切るとき、その物に触れて、最もよく切れる部分。先端から一〇センチほどの部分。切っ先三寸。ものうちどころ。
もの‐うと・し【物疎し】🔗⭐🔉
もの‐うと・し【物疎し】
[形ク]なんとなくいとわしい。どこか親しめない。「もし、賢女あらば、それも―・く、すさまじかりなん」〈徒然・一〇七〉
もの‐うらみ【物恨み】🔗⭐🔉
もの‐うらみ【物恨み】
嫉妬(しつと)して、うらむこと。「まだきに騒ぎて、あいなき―し給ふな」〈源・若菜上〉
もの‐うらめ・し【物恨めし】🔗⭐🔉
もの‐うらめ・し【物恨めし】
[形シク]なんとなくうらめしい。「つれなくて過ぐる月日を数へつつ―・しき暮れの春かな」〈源・竹河〉
もの‐うらやみ【物×羨み】🔗⭐🔉
もの‐うらやみ【物×羨み】
なんとなくうらやましく思うこと。「―し、身のうへなげき」〈枕・二八〉
もの‐うり【物売り】🔗⭐🔉
もの‐うり【物売り】
街頭に立ったり、持ち歩いたりして品物を売ること。また、その人。
もの‐うんじ【物×倦じ】🔗⭐🔉
もの‐うんじ【物×倦じ】
物事に疲れて飽きること。「思はざりし人の、はかなき―をして」〈源・蛍〉
もの‐えんじ【物×怨じ】‐ヱンじ🔗⭐🔉
もの‐えんじ【物×怨じ】‐ヱンじ
「物恨み」に同じ。「―をいたくしはべりしかば」〈源・帚木〉
モノー【Jacques Lucien Monod】🔗⭐🔉
モノー【Jacques Lucien Monod】
[一九一〇〜一九七六]フランスの分子生物学者。細菌の適応酵素を研究。たんぱく質生成の遺伝的制御を解析し、F=ジャコブとともにオペロン説を提唱。一九六五年、ノーベル生理学医学賞を受賞。著「偶然と必然」。
もの‐おき【物置】🔗⭐🔉
もの‐おき【物置】
当面必要としない器具などを入れておく場所。また、そのための小屋。
もの‐おじ【物△怖じ】‐おぢ🔗⭐🔉
もの‐おじ【物△怖じ】‐おぢ
[名]スル物事をこわがること。「―しない性質」
もの‐おしみ【物惜しみ】‐をしみ🔗⭐🔉
もの‐おしみ【物惜しみ】‐をしみ
[名]スル物を使ったり、与えたりするのを惜しむこと。けち。「―して貸さない」
もの‐おそろし・い【物恐ろしい】🔗⭐🔉
もの‐おそろし・い【物恐ろしい】
[形]
ものおそろ・し[シク]なんとなく恐ろしい。「―・い吠え声」
[派生]ものおそろしげ[形動]ものおそろしさ[名]

もの‐おと【物音】🔗⭐🔉
もの‐おと【物音】
何かの物が立てる音。「―がやむ」「―一つしない」
もの‐おどろき【物驚き】🔗⭐🔉
もの‐おどろき【物驚き】
物事に驚くこと。「何だってそう気が小さくって、―をするんだなあ」〈鏡花・化銀杏〉
もの‐おぼえ【物覚え】🔗⭐🔉
もの‐おぼえ【物覚え】
物事を覚えること。記憶。また、その力。「―がよい」「―が悪くなる」
もの‐おぼ・ゆ【物覚ゆ】🔗⭐🔉
もの‐おぼ・ゆ【物覚ゆ】
[動ヤ下二]
意識がしっかりしている。正気である。「―・えずなりて、またいみじう泣かるれば」〈かげろふ・上〉
物心がつく。「―・えてのち、さることをこそまだ見侍らね」〈大鏡・道長上〉


もの‐おもい【物思い】‐おもひ🔗⭐🔉
もの‐おもい【物思い】‐おもひ
あれこれと考えること。また、思いわずらうこと。「―に沈む」「―にふける」
もの‐おも・う【物思う】‐おもふ🔗⭐🔉
もの‐おも・う【物思う】‐おもふ
[動ワ五(ハ四)]物思いにふける。あれこれと思いわずらう。「―・う年ごろになる」
もの‐おもわし・い【物思わしい】‐おもはしい🔗⭐🔉
もの‐おもわし・い【物思わしい】‐おもはしい
[形]
ものおもは・し[シク]物思いをするようすである。気がかりがあってふさぎこんでいる。「―・い顔つき」
[派生]ものおもわしげ[形動]ものおもわしさ[名]

ものか🔗⭐🔉
ものか
[終助]《連語「ものか」
から》連体形に付く。きっぱりと否定する意を表す。「君などに負ける―」「二度と来る―」◆くだけた話しことばでは「もんか」ともなるが、ともに改まった場や、目上の人に対しては用いない。ていねいに言うときは「ものですか」となる。

もの‐か🔗⭐🔉
もの‐か
〔連語〕《形式名詞「もの」+係助詞「か」》
意外なことに感動したり、驚いたりする意を表す。「なるほどそういう―」「世の中は数なき―」〈万・三九六三〉
反語の意を表す。「かくけしからぬ心ばへはつかふ―」〈源・帚木〉


もの‐かき【物書(き)】🔗⭐🔉
もの‐かき【物書(き)】
文章を書くこと。また、それを職業とする人。
文書・記録を書く役。書き役。書記。「南部に便宜の―して居たりける程に」〈盛衰記・二九〉


もの‐がくし【物隠し】🔗⭐🔉
もの‐がくし【物隠し】
《「ものかくし」とも》物事をつつみ隠すこと。「御―、なほあらじの御言葉などは」〈宇津保・楼上上〉
もの‐かげ【物陰】🔗⭐🔉
もの‐かげ【物陰】
物に隠れて見えない所。物の陰になっている部分。「―に身をひそめる」
もの‐かげ【物影】🔗⭐🔉
もの‐かげ【物影】
物の姿。物の形。また、何かの姿。「視界の隅で―が動いた」
もの‐がしら【物頭】🔗⭐🔉
もの‐がしら【物頭】
頭だつ役。長。かしら。「お家の掟(おきて)を知らずんば、なぜ―には伺はぬ」〈浄・反魂香〉
「武頭(ぶがしら)」に同じ。「よき―をまことに幾人も申しつけ」〈甲陽軍鑑・三七〉
能楽で、頭にいただくかぶり物。かしら。「―を本(ほん)にして働けば、面白き便りあり」〈花伝・二〉



もの‐かず【物数】🔗⭐🔉
もの‐かず【物数】
品物の数。品数。また、数の多いこと。
特に数えたてるに値すること。物の数。「―にも入らない」
言葉数。口数。「―にしていふにはあらねど」〈読・八犬伝・四〉



もの‐がた・い【物堅い】🔗⭐🔉
もの‐がた・い【物堅い】
[形]
ものがた・し[ク]物事に慎み深く律義である。実直で義理堅い。「―・い人」
[派生]ものがたさ[名]

もの‐がたら・う【物語らふ】‐がたらふ🔗⭐🔉
もの‐がたら・う【物語らふ】‐がたらふ
[動ハ四]語り合う。「かのまめ男うち―・ひて帰り来て」〈伊勢・二〉
もの‐がたり【物語】🔗⭐🔉
もの‐がたり【物語】
[名]スル
さまざまの事柄について話すこと。語り合うこと。また、その内容。「世にも恐ろしい―」
特定の事柄の一部始終や古くから語り伝えられた話をすること。また、その話。「湖にまつわる―」
文学形態の一。作者の見聞や想像をもとに、人物・事件について語る形式で叙述した散文の文学作品。狭義には、平安時代の「竹取物語」「宇津保物語」などの作り物語、「伊勢物語」「大和物語」などの歌物語を経て、「源氏物語」へと展開し、鎌倉時代における擬古物語に至るまでのものをいう。広義には歴史物語・説話物語・軍記物語を含む。ものがたりぶみ。
歌舞伎・人形浄瑠璃の演出の一。また、その局面。時代物で、立ち役が過去の思い出や述懐を身振りを交えて語るもの。
[類語](
)話(はなし)・叙事・ストーリー・お話・作り話・虚構・フィクション・説話・口碑(こうひ)・伝え話・昔話・民話・伝説・言い伝え






ものがたり‐あわせ【物語合(わ)せ】‐あはせ🔗⭐🔉
ものがたり‐あわせ【物語合(わ)せ】‐あはせ
物合わせの一。左右の組に分かれ、珍しい物語や新作の物語に歌などを添えて出し合い、その優劣を競う遊び。
ものがたり‐え【物語絵】‐ヱ🔗⭐🔉
ものがたり‐え【物語絵】‐ヱ
平安時代に発達した、物語に絵を添え、また興趣のある場面だけを取り出して絵画化したもの。
ものがたり‐ぶみ【物語△書】🔗⭐🔉
ものがたり‐ぶみ【物語△書】
「物語
」に同じ。

もの‐がた・る【物語る】🔗⭐🔉
もの‐がた・る【物語る】
[動ラ五(四)]
ある事柄について話をする。あるまとまった話をする。「寺の縁起を―・る」
ある事実が、事情をよくあらわす。「往時の繁栄を―・る出土品」
[可能]ものがたれる


もの‐かな🔗⭐🔉
もの‐かな
〔連語〕《形式名詞「もの」+終助詞「かな」》活用語の連体形に付く。感動・詠嘆を表す。…ものだなあ。…ことよ。「あはれ、人の子をば持つまじかりける―」〈平家・二〉
もの‐がなし・い【物悲しい】🔗⭐🔉
もの‐がなし・い【物悲しい】
[形]
ものがな・し[シク]なんとなく悲しい。「―・い気分になる」
[派生]ものがなしげ[形動]ものがなしさ[名]

もの‐かは🔗⭐🔉
もの‐かは
〔連語〕《形式名詞「もの」+連語「かは」》活用語の連体形、一部の助詞に付く。
(多く「…もものかは」「…はものかは」の形で)ものともしない。物の数ではない。なんでもない。そっちのけにする。「世間の非難も―政策を断行する」「待つ宵のふけゆく鐘の声聞けばかへるあしたの鳥は―」〈平家・五〉
終助詞的に用いる。
強い反語の意を表す。…だろうか、いやそうではない。…ことはない。「すべて、月、花をば、さのみ目にて見る―」〈徒然・一三七〉
強く驚き感動する意を表す。…ものではないか。…ことよ。「この矢あたれと仰せらるるに、同じものを中心(なから)にはあたる―」〈大鏡・道長上〉




モノガミー【monogamy】🔗⭐🔉
モノガミー【monogamy】
一夫一婦。単婚。→ポリガミー
ものから🔗⭐🔉
ものから
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「から」から》活用語の連体形に付く。
逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…ものの。「月は有明にて光をさまれる―、影さやかに見えて、なかなかをかしきあけぼのなり」〈源・帚木〉
理由・原因を表す。…ものだから。…ので。「莵道(うぢ)の王(きみ)…みづから宝算(よはひ)を断たせ給ふ―、やんごとなくて兄の皇子御位につかせ給ふ」〈読・雨月・白峰〉◆
は「から」からの類推により中世末に生じ近世擬古文に多く用いられる用法。



もの‐がら【物柄】🔗⭐🔉
もの‐がら【物柄】
人や物の質。「費(つひえ)もなくて、―のよきがよきなり」〈徒然・八一〉
モノカルチャー【monoculture】🔗⭐🔉
モノカルチャー【monoculture】
一種類の作物だけを栽培すること。単作。
特定の生産品にだけ依存する経済構造。転じて、単一的な文化にもいう。


もの‐ぎ【物着】🔗⭐🔉
もの‐ぎ【物着】
衣服をつけること。
能で、一曲の途中に演者が舞台上で装束の一部をかえたり、冠・烏帽子(えぼし)などをつけたりすること。


もの‐ぎき【物聞き】🔗⭐🔉
もの‐ぎき【物聞き】
ようすをさぐり聞くこと。また、その人。「―に、宵より寒がりわななきをりけるげす男」〈枕・二五〉
もの‐きこ・ゆ【物聞こゆ】🔗⭐🔉
もの‐きこ・ゆ【物聞こゆ】
[動ヤ下二]「物言う」の謙譲語。お話し申し上げる。「人の御もとに忍びて―・えて」〈伊勢・一二〇〉
ものぎ‐の‐あいかた【物着の合方】‐あひかた🔗⭐🔉
ものぎ‐の‐あいかた【物着の合方】‐あひかた
歌舞伎下座音楽の一。主に時代物で、舞台上で着替えたり鎧(よろい)をつけたりする際に、大鼓・小鼓入りで演奏する合方。
ものき‐ぼし【物着星】🔗⭐🔉
ものき‐ぼし【物着星】
指の爪にできる白い斑点。女性などが衣服を得る前兆として喜ぶのでいう。「―形見をもらふ情なさ」〈柳多留・二三〉
もの‐きよ・し【物清し】🔗⭐🔉
もの‐きよ・し【物清し】
[形ク]なんとなくきれいである。さっぱりしている。また、潔白である。「―・き御なからひなり」〈栄花・初花〉
もの‐きれ【物切れ】🔗⭐🔉
もの‐きれ【物切れ】
よく切れる刃物。切れ物。「かやうなる―はござるまい」〈虎明狂・武悪〉
もの‐ぎわ【物際】‐ぎは🔗⭐🔉
もの‐ぎわ【物際】‐ぎは
物事の行われる間際。せとぎわ。「はやりて鑓を入れば、―にて精が抜けて」〈三河物語・上〉
盆・正月などの直前の忙しい時期。「―近づくころ」〈風俗文選・四季辞〉


もの‐ぐさ【物臭・×懶】🔗⭐🔉
もの‐ぐさ【物臭・×懶】
[名・形動]《古くは「ものくさ」》めんどうがること。また、その性質・人や、そのさま。無精。「―をする」「―な態度」
もの‐ぐさ【物△種】🔗⭐🔉
もの‐ぐさ【物△種】
物事の材料。物事のたねとなるもの。「桜花わが宿にのみありと見ばなき―は思はざらまし」〈拾遺・雑春〉
もの‐ぐさ・い【物臭い・×懶い】🔗⭐🔉
もの‐ぐさ・い【物臭い・×懶い】
[形]
ものぐさ・し[ク]《古くは「ものくさい」》
おっくうで気が進まない。めんどうである。「―・いようすで机に向かう」
気分がすぐれない。からだのぐあいが悪い。「―・くなりて死ぬべき時に」〈仮・仁勢物語・上〉
なんとなく怪しい。「―・いこの屏風の内」〈伎・染替蝶桔梗〉
[派生]ものぐさげ[形動]ものぐささ[名]




ものくさたろう【物くさ太郎】ものくさタラウ🔗⭐🔉
ものくさたろう【物くさ太郎】ものくさタラウ
室町時代の御伽草子。二巻。作者・成立年ともに未詳。信濃国の物くさ太郎という無類の不精者が、皇族の末で善光寺如来の申し子とわかって出世し、死後はおたが(穂高)大明神となる。おたがの本地。
もの‐ぐら・し【物暗し】🔗⭐🔉
もの‐ぐら・し【物暗し】
[形ク]薄暗い。「―・うなりて、文字も書かれずなりにたり」〈能因本枕・三二一〉
モノグラフ【monograph】🔗⭐🔉
モノグラフ【monograph】
ある一つの問題について書かれた研究論文。
モノグラフィー【ドイツMonographie;フランスmonographie】🔗⭐🔉
モノグラフィー【ドイツMonographie;フランスmonographie】
モノグラフ

モノグラム【monogram】🔗⭐🔉
モノグラム【monogram】
姓名の頭文字などを組み合わせて図案化したもの。商標や、署名の代用などにする。組み字。
モノクル【monocle】🔗⭐🔉
モノクル【monocle】
片めがね。単眼鏡。
もの‐ぐるい【物狂い】‐ぐるひ🔗⭐🔉
もの‐ぐるい【物狂い】‐ぐるひ
《古くは「ものくるい」》
正気でなくなること。狂気。「海棠の露をふるうや―」〈漱石・草枕〉
神がかること。また、その人。「この―走りまはってひろひ集め」〈平家・二〉
能・狂言などで、子や夫と別れるなどの精神的打撃により一時的に興奮状態に陥って、歌舞・物まね芸を演じること。また、その人。



ものぐるい‐のう【物狂い能】ものぐるひ‐🔗⭐🔉
ものぐるい‐のう【物狂い能】ものぐるひ‐
能の分類の一。物狂いが主人公の現在能で、女物狂いと男物狂いとがある。四番目物に属する。「隅田川」「班女」「蘆刈」など。狂乱物。狂い物。
もの‐ぐるおし・い【物狂おしい】‐ぐるほしい🔗⭐🔉
もの‐ぐるおし・い【物狂おしい】‐ぐるほしい
[形]
ものぐるほ・し[シク]何かにとりつかれて正気を失っているようである。また、気が変になりそうである。「―・く感じられるほど魅力的な女性」「―・い思い」
[派生]ものぐるおしげ[形動]ものぐるおしさ[名]

もの‐ぐるわし・い【物狂わしい】‐ぐるはしい🔗⭐🔉
もの‐ぐるわし・い【物狂わしい】‐ぐるはしい
[形]
ものぐるは・し[シク]「ものぐるおしい」に同じ。「―・い羽搏きをしているが」〈堀辰雄・風立ちぬ〉

モノクロ🔗⭐🔉
モノクロ
「モノクローム」の略。「―フィルム」
モノクローナル‐こうたい【モノクローナル抗体】‐カウタイ🔗⭐🔉
モノクローナル‐こうたい【モノクローナル抗体】‐カウタイ
《monoclonal antibody》単一の抗体を産生する細胞のクローンから得られ、一種類の抗原決定基とだけ反応する抗体。抗体を産生するB細胞と増殖能力をもつ腫瘍(しゆよう)細胞とを細胞融合させてハイブリドーマを作り、培養して多量に得られる。病因となる抗体の解明などに利用。単一クローン抗体。
モノクローム【monochrome】🔗⭐🔉
モノクローム【monochrome】
単一の色彩で描かれた絵画。単色画。単彩画。
画面が白黒の写真・映画・テレビ。モノクロ。
カラー。



ものげ‐な・し【物気無し】🔗⭐🔉
ものげ‐な・し【物気無し】
[形ク]それと認めるほどのものでもない。たいしたこともない。「懸想人の、いと―・き足もとを見つけられてはべらむ時」〈源・夕顔〉
語🔗⭐🔉
語
[音]ギョ
ゴ
[訓]かた‐る
ものい‐う
つ‐げる
ことば
かた‐り
さと‐る
かた‐らう
かた‐らい
[部首]言
[総画数]14
[コード]区点 2476
JIS 386C
S‐JIS 8CEA
[分類]常用漢字
[難読語]
→イソホものがたり【伊曾保物語】
→おさ【訳語・通事】
→おさだ‐の‐みや【訳語田宮】
→かみ‐ごと【神言・神語】
→き‐ぎょ【綺語】
→げい‐ご【囈語】
→げん‐ぎょ【言語】
→げんぎょししゅろん【言語四種論】
→こうしけご【孔子家語】
→ささめ【私語】
→ささ‐めき【私語】
→ささめき‐ごと【私語】
→ささめ‐ごと【私語】
→ささ‐やき【囁き・私語】
→ささやき‐ごと【囁き言・私語】
→し‐ご【識語】
→しゅうごう‐ご【輯合語】
→しん‐ご【讖語】
→せん‐ご【譫語】
→たかむらものがたり【篁物語】
→ひ‐ご【飛語・蜚語】
→ものがたり‐ぶみ【物語書】
→ろんごしっかい【論語集解】

斎🔗⭐🔉
斎
[音]サイ
[訓]いみ
ものいみ
ゆ
とき
いわ‐い
いつき
いつ‐く
[部首]齊
[総画数]11
[コード]区点 2656
JIS 3A58
S‐JIS 8DD6
[分類]常用漢字
[難読語]
→あら‐いみ【荒忌(み)・散斎】
→い‐がき【斎垣】
→い‐ぐし【斎串】
→いつき‐の‐いん【斎院】
→いつき‐の‐みこ【斎皇女・斎王】
→いつき‐の‐みや【斎宮】
→いつき‐むすめ【斎娘・傅娘】
→いつき‐め【斎女】
→いみ‐くら【斎蔵】
→いみ‐だけ【斎竹・忌(み)竹】
→いみ‐び【忌(み)日・斎日】
→いみ‐もの【忌(み)物・斎物】
→いむ‐こ【斎子・忌子】
→いむ‐び【斎火・忌(む)火】
→いむ‐べ【斎部・忌部】
→いわい‐づき【祝月・斎月】
→いわい‐べ【斎瓮】
→いんべ【斎部・忌部】
→お‐とき【御斎】
→さいたら‐ぶし【斎太郎節】
→さ‐にわ【斎場・沙庭】
→じょう‐とき【常斎】・【定斎】
→じょさい‐や【定斎屋】
→とき‐び【斎日】
→とき‐まい【斎米】
→とき‐りょう【斎料】
→ゆ‐か【斎甕・由加】
→ゆ‐き【悠紀・斎忌・由基】
→ゆ‐き【斎木】
→ゆ‐くわ【斎鍬】
→ゆ‐ざさ【斎笹】
→ゆ‐だね【斎種】
→ゆ‐つき【斎槻】
→ゆ‐にわ【斎場・斎庭】
→ゆはだ‐おび【結肌帯・斎肌帯】
→ろ‐さい【
斎・邏斎】

者🔗⭐🔉
者
[音]シャ
[訓]もの
[部首]老
[総画数]8
[コード]区点 2852
JIS 3C54
S‐JIS 8ED2
[分類]常用漢字
[難読語]
→あおば‐もの【青葉者・白歯者】
→あん‐じゃ【行者】
→いしゃ‐ぼん【医者坊】
→えら‐もの【偉者・豪者】
→か‐ざ【冠者】
→か‐じゃ【冠者】
→ぎょ‐しゃ【御者・馭者】
→くせ‐もの【曲者・癖者】
→げん‐ざ【験者】
→しのびよるこいはくせもの【忍夜恋曲者】
→しょう‐じゃ【盛者】
→しょう‐じゃ【聖者】
→ず‐さ【従者】
→ず‐さ【儒者】
→そまくしゃ【蘇莫者】
→そん‐ざ【尊者】
→だいひ‐さ【大悲者】
→ち‐さ【知者・智者】
→のぶれ‐ば【陳者】
→はし‐もの【愛者】
→はん‐ざ【判者】
→ひね‐もの【陳者】
→ぶく‐しゃ【服者】
→ぼう‐ざ【病者】
→む‐さ【武者】
→もう‐ざ【猛者】
→も‐さ【猛者】
→りっ‐しゃ【竪者・立者】
→りゅう‐しゃ【竪者・立者】
→ろう‐さ【老者】

物🔗⭐🔉
物
[音]ブツ
モチ
モツ
[訓]もの
[部首]牛
[総画数]8
[コード]区点 4210
JIS 4A2A
S‐JIS 95A8
[分類]常用漢字
[難読語]
→あが‐もの【贖物】
→あき‐もの【商物】
→いか‐もの【厳物】
→いか‐もの【如何物・偽物】
→イソホものがたり【伊曾保物語】
→いち‐ぶつ【逸物】
→いち‐もつ【逸物】
→いみ‐もの【忌(み)物・斎物】
→いも‐じ【鋳物師】
→いん‐ぶつ【音物・引物】
→いん‐もつ【音物】
→えら‐ぶつ【偉物・豪物】
→おんもの‐い【追物射・御物射】
→から‐もの【乾物・干物】
→く‐だ‐もの【果物・菓物】
→けん‐もつ【監物】
→ご‐もち【御物】
→さいもっぽ【済物浦】
→じょう‐もの【尉物】
→しょく‐ぶつ【贖物】
→すえ‐かなもの【据(え)金物・居文金物】
→ぞう‐ぶつ【贓物】
→ぞう‐もつ【贓物】
→だいもつ‐の‐うら【大物浦】
→たかむらものがたり【篁物語】
→たき‐もの【薫物・
物】
→ため‐つ‐もの【多明物・多米都物・味物】
→つくも‐どころ【作物所】
→つゆ‐もの【汁物】
→てがい‐もの【手掻物・転害物】
→でけ‐もの【出来物】
→のり‐もの【賭物】
→ひき‐もの【疋物・匹物】
→ひた‐もの【直物・頓物】
→ひとえ‐もの【単物】
→ひね‐もの【陳物】
→ひ‐もの【干物・乾物】
→ひ‐もの【檜物】
→ぶっ‐そう【物騒】・【物
】
→ほう‐もち【捧物】
→まじ‐もの【蠱物】
→もっ‐け【物怪・勿怪】
→もっ‐こ【物故】
→もっ‐そう【物相・盛相】
→もっ‐たい【勿体・物体】
→もの‐あい【物間】
→ものがたり‐ぶみ【物語書】
→もの‐ぐさ【物種】
→もの‐ざね【物実】
→ものによせておもいをのぶる‐うた【寄物陳思歌】
→もの‐の‐ふ【武士・物部】
→もの‐の‐べ【物部】
→もの‐もう【物申】
→もの‐よし【物吉】
→ゆう‐ぶつ【尤物】
→よそもの‐どころ【装物所】



慵🔗⭐🔉
慵
[音]ヨウ
ショウ
[訓]ものう‐い
[部首]心
[総画数]14
[コード]区点 5657
JIS 5859
S‐JIS 9CD7
懶🔗⭐🔉
懶
[音]ラン
ライ
[訓]ものう‐い
おこた‐る
[部首]心
[総画数]19
[コード]区点 5681
JIS 5871
S‐JIS 9CEF
[難読語]
→なまけ‐ぐま【懶熊】
→なまけ‐もの【樹懶】
→らん‐だ【懶惰・嬾惰】
齋🔗⭐🔉
齋
[音]サイ
シ
[訓]いみ
ものいみ
ゆ
とき
いわ‐い
いつき
いつ‐く
[部首]齊
[総画数]17
[コード]区点 6723
JIS 6337
S‐JIS E256
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