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傍 そう🔗🔉

【傍】 12画 人部 [常用漢字] 区点=4321 16進=4B35 シフトJIS=9654 《常用音訓》ボウ/かたわ…ら 《音読み》 ボウ(バウ)/ホウ(ハウ)〈bng〉 《訓読み》 かたわら(かたはら)/つくり/そう(そふ)/よる 《名付け》 かた 《意味》 {名}かたわら(カタハラ)。物のすぐ近くのところ。わき。そば。〈同義語〉→旁ボウ。「道傍(みちばた)」「去舎市傍=去リテ市ノ傍ニ舎ス」〔→列女{名}つくり。漢字の字形の構成要素で、左右にわけられる右側の部分。▽左側の部分を偏という。〈同義語〉→旁。「偏傍冠脚」 {動}そう(ソフ)。よる。すぐそばによりそう。「両兔傍地走=両兔地ニ傍ヒテ走ル」〔古楽府〕 「夜傍ヤボウ」とは、夜に間近いころ。たそがれ。▽今の北京語ペキンゴでは「傍晩」という。 《解字》 会意兼形声。方は、すきの柄が両わきに張り出た形を描いた象形文字。旁は、それに二印(ふたつ)と八印(ひらく)を加え、両側に二つ開いた両わきを示す。傍は「人+音符旁ボウ」で、両わきの意。転じて、かたわら、わきの意をあらわす。→方 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

僧院 ソウイン🔗🔉

【僧宇】 ソウウ 寺。寺院。『僧院ソウイン・僧刹ソウサツ』

僧衣 ソウイ🔗🔉

【僧服】 ソウフク 僧の着る衣服。『僧衣ソウイ』

僧庵 ソウアン🔗🔉

【僧庵】 ソウアン 僧の住むいおり。『僧廬ソウロ』

副 そう🔗🔉

【副】 11画 リ部 [四年] 区点=4191 16進=497B シフトJIS=959B 《常用音訓》フク 《音読み》 フク〈f〉 《訓読み》 そう(そふ)/そえる(そふ)/さく/すけ 《名付け》 すえ・すけ・そえ・つぎ・ます 《意味》 {動}そう(ソフ)。そえる(ソフ)。主となるものにぴったりと寄りそって対をなす。そばにくっついて助ける。「副以桜桃=副フルニ桜桃ヲモッテス」〔燕京歳時記〕 {名}そえ役。控え。▽正使のそえ役を「副使」といい、正本の控えを「副本」という。「令秦舞陽為副=秦舞陽ヲシテ副ト為ラシム」〔→史記{動}さく。二つに切りさく。「剖副」 {単位}寄りあって一組をなす物。▽中国の書画は多く二枚で対をなすので、書副・画副といい、書画を一副、二副と数える。転じて、書画一枚(一面)をも「一副」という。 〔国〕すけ。四等官で、神祇官の第二位。 《解字》 形声。左側の字(音フク)は、腹がふくれ、いっぱい酒のはいるとっくりを描いた象形文字。副は刀にそれを単なる音符としてそえたもので、原義とは関係はない。剖ホウと同じく、もと二つに切りわけることであるが、むしろその二つがぴたりとくっついてペアをなす意に専用される。倍逼ヒョク・ヒツ(ぴたりとくっつく)富(財貨がびっしりつまっている)とも縁が近い。 《類義》 →就 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

創夷 ソウイ🔗🔉

【創痍】 ソウイ =創夷。刀で受けるきず。刀の切りきず。戦乱などで国家や社会が受けたきず。損害。損傷。

創意 ソウイ🔗🔉

【創意】 ソウイ 新しい思いつき・考え・工夫。

叢雲 ソウウン🔗🔉

【叢雲】 ソウウン むらがって集まった雲。むら雲。

壮意 ソウイ🔗🔉

【壮気】 ソウキ 勇ましくてさかんな意気。『壮意ソウイ』キヲサカンニス意気を勇ましくする。「逢時壮気思経綸=時ニ逢ヒ気ヲ壮ニシテ経綸ヲ思フ」〔→李白

奏案 ソウアン🔗🔉

【奏案】 ソウアン 天子が上奏文を閲覧する机。〔→三国志=奏按。上奏して罪を調べる。上奏して天子の裁可がおりた案件・事がら。

宗彝 ソウイ🔗🔉

【宗彝】 ソウイ 宗廟ソウビョウで用いる祭器。

弐 そう🔗🔉

【弐】 6画 弋部 [常用漢字] 区点=3885 16進=4675 シフトJIS=93F3 【貳】旧字旧字 12画 貝部 区点=7640 16進=6C48 シフトJIS=E6C6 【貮】異体字異体字 11画 貝部 区点=7641 16進=6C49 シフトJIS=E6C7 《常用音訓》ニ 《音読み》 ニ/ジr〉 《訓読み》 ふたつ/そう(そふ)/そえる(そふ)/そむく/すけ 《名付け》 すけ 《意味》 {数}ふたつ。くっついて並んだふたつ。〈同義語〉→二{動}ふたたびする。二度くりかえす。「不弐過=過チヲ弐セズ」〔→論語{動}そう(ソフ)。そえる(ソフ)。ふたつくっつく。そばにくっつける。「弐車ジシャ(そえぐるま)」「副弐フクジ(そえもの)」 {動}そむく。ふたつに離れる。「弐心(ふたごころ)」「有弐=弐クアリ」 〔国〕すけ。四等官で、大宰府の第二位。 《解字》 会意兼形声。弍は「弋ヨク(棒ぐい)+音符二」で、二本並んだ棒を示す。貳は「貝(財貨)+音符弍」。「弐」は「貳ジ」の古い字形を用いて、筆画を簡単にしたもの。▽証文や契約書では、改竄カイザン・誤解を防ぐために二のかわりに用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

循 そう🔗🔉

【循】 12画 彳部 [常用漢字] 区点=2959 16進=3D5B シフトJIS=8F7A 《常用音訓》ジュン 《音読み》 ジュン/シュン〈xn〉 《訓読み》 したがう(したがふ)/そう(そふ)/よる/めぐる 《名付け》 みつ・ゆき・よし 《意味》 {動}したがう(シタガフ)。たよりとなるものに寄り添う。〈類義語〉→遵。「循行」「人物各循其性之自然=人物ハオノオノソノ性ノ自然ニ循フ」〔→中庸{動}そう(ソフ)。よる。何かによりそう。〈類義語〉→沿。「循牆而走=牆ニ循リテ走ル」〔→左伝{形}旧来のことにしたがうだけで、独自の行いをしないさま。「因循」 {動}穏やかにしたがわせるためになだめる。「撫循ブジュン(なだめる)」 {動}めぐる。あちこちとまわる。▽巡に当てた用法。「循回ジュンカイ(=巡回)」 「循循ジュンジュン」とは、穏やかになだめるさま。「夫子循循然善誘人=夫子ハ循循然トシテ善ク人ヲ誘フ」〔→論語〕 《解字》 会意兼形声。盾ジュンは、たてによりそって、目を射られないよう隠すことを示す会意文字。楯タテの原字。循は「彳(いく)+音符盾」で、何かをたよりにし、それによりそって行くこと。 《単語家族》 遁トン(何かに身をよせつつ隠れて逃げる)と同系。 《類義》 →随 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

挿羽 ソウウ🔗🔉

【挿羽】 ソウウ・ハネヲサシハサム 羽をさしはさむ。兵士を集める令状に羽をさしはさむこと。▽鳥の羽をさしはさむことによって、急ぎの令状であることを示す。〔→文心雕竜矢を腰にはさむ。「彎弓辞漢月、挿羽破天驕=弓ヲ彎キテ漢月ヲ辞シ、羽ヲ挿ミテ天驕ヲ破ル」〔→李白

措意 ソイ🔗🔉

【措意】 ソイ 心にとどめて気をつける。〈類義語〉留意。

掃夷 ソウイ🔗🔉

【掃蕩】 ソウトウ =掃盪。恥などをすっかり除く。敵などを完全にうち平らげる。『掃夷ソウイ』

早晏 ソウアン🔗🔉

【早晩】 ソウバン 朝早くと、夜おそく。『早晏ソウアン』おそかれ早かれ。近いうち。いつか。朝晩。朝夕。近ごろ。昨今。

曾雲 ソウウン🔗🔉

【曾雲】 ソウウン =層雲。重なっている雲。

沿 そう🔗🔉

【沿】 8画 水部 [六年] 区点=1772 16進=3168 シフトJIS=8988 《常用音訓》エン/そ…う 《音読み》 エン〈yn・yn〉 《訓読み》 そう(そふ) 《意味》 {動}そう(ソフ)。水路や道などにそっていく。また、すでにある形式やルートに従ってする。〈対語〉→革(あらためる)。〈類義語〉→順→循(したがう)。「沿革」「沿河而行=河ニ沿イテ行ク」 {名}〔俗〕ふち。へり。「河沿ホオイエン(川べり)」 《解字》 会意兼形声。右側は「ハ(水がわかれ流れる)+口(あな)」の会意文字で、水が低い穴へと流れることを示す。沿はそれを音符とし、水を加えた字で、水がルートに従い低い方へ流れること。 《単語家族》 循(ルートに従って進む)順(ルートに従って進む)船(流れに従って下るふね)鉛(鋳型に従う柔らかいなまり)などと同系。 《異字同訓》 そう。 沿う「川沿いの家。線路に沿って歩く」添う「影の形に添うように。連れ添う。付き添い」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

添 そう🔗🔉

【添】 11画 水部 [常用漢字] 区点=3726 16進=453A シフトJIS=9359 《常用音訓》テン/そ…う/そ…える 《音読み》 テン(テム)〈tin〉 《訓読み》 そう(そふ)/そえる(そふ) 《名付け》 そえ 《意味》 {動}そう(ソフ)。そえる(ソフ)。つけ加わる。つけ加える。そっと上にそえる。〈類義語〉→沾テン。「添加」「添水=水ヲ添フ」 〔国〕そう(ソフ)。つれそう。夫または妻となってつき従う。 《解字》 会意兼形声。忝テンは「心+音符天」の形声文字。天で忝の音をあらわしたのは、厳密でない。忝は紙のように薄い心のことで、平気ではいられない「かたじけない」気持ちのこと。薄く平らな意を含む。添は「水+音符忝」で、薄く紙をはりつけるように、上に水の層を加えること。 《単語家族》 貼テン(薄い紙や布を上にはりつける)沾テン(うっすらと水の層を上に加えてぬらす)などと同系。 《類義》 →就 《異字同訓》 そう。 →沿 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漕運 ソウウン🔗🔉

【漕運】 ソウウン 舟で物を運ぶこと。▽特に、明ミン・清シンのころ、大運河を利用して、長江流域の米を華中・華北へ舟で輸送したことをいう。

爪印 ソウイン🔗🔉

【爪印】 ソウイン つめあと。ツメイン〔国〕親指の指先につめぐるみ墨や朱肉をつけて、文書の署名の下に、印章のかわりに押すこと。また、その印。

瘡夷 ソウイ🔗🔉

【瘡痍】 ソウイ =瘡夷。刀傷。また転じて、戦争などで受けた損害。「故道堙滅瘡痍存=故道堙滅シ瘡痍存ス」〔→蘇軾病気の苦しみ。

相軋 ソウアツ🔗🔉

【相軋】 ソウアツ 互いに争う。▽「軋」は、車がきしること。〔→荘子

相愛 ソウアイ🔗🔉

【相愛】 ソウアイ 互いに愛しあう。「相思相愛」

相違 ソウイ🔗🔉

【相違】 ソウイ 両者の違い。互いに違っているところ。

祚胤 ソイン🔗🔉

【祚胤】 ソイン 長く子孫まで幸福を授かること。〔→詩経子孫。▽幸福なあとつぎの意。

粗衣 ソイ🔗🔉

【粗衣】 ソイ そまつな着物。「粗衣粗食」

粗悪 ソアク🔗🔉

【粗悪】 ソアク そまつで、品質が劣っていること。

素衣 ソイ🔗🔉

【素衣】 ソイ 白絹の着物。また、白い着物。

素因 ソイン🔗🔉

【素因】 ソイン 根本の原因。もとからの原因。

素位 ソイ🔗🔉

【素位】 ソイ 実際の勢力のない位。自分の現在の地位に安んじて、なすべき仕事に全力を尽くすこと。▽「中庸」の「君子素其位而行、不願乎其外=君子ハソノ位ニ素シテ行ヒ、ソノ外ヲ願ハズ」から。

素意 ソイ🔗🔉

【素意】 ソイ 平素の意志。かねてからの考え。

素隠 ソイン🔗🔉

【素隠】 ソイン かくれた道理をもとめる。▽「素」は、索に当てた用法。〈類義語〉索隠。〔→中庸

草衣 ソウイ🔗🔉

【草衣】 ソウイ 草をあんでつくった粗末な着物。隠者の着物。また、隠者のこと。

草庵 ソウアン🔗🔉

【草菴】 ソウアン =草庵。草ぶきのいおり。『草廬ソウロ』「草菴架空尋丈高=草菴空ニ架ス尋丈ノ高サ」〔→元好問

草鞋 ソウアイ🔗🔉

【草鞋】 ソウカイ・ソウアイ わらぐつ。ワラジ〔国〕わらをあんでつくったはきもの。ひもで足にむすびつけてはく。

草案 ソウアン🔗🔉

【草稿】 ソウコウ =草藁。『草案ソウアン・草本ソウホン』詩・文章などの下書き。

躁鬱病 ソウウツビョウ🔗🔉

【躁鬱病】 ソウウツビョウ さわいだり、ふさいだりする気分が交互にくりかえす精神病。

送行 ソウアン🔗🔉

【送行】 ソウコウ・コウヲオクル 旅に出る人を見送る。「送行勿泣血=行ヲ送リテ血ニ泣クコトナカレ」〔→杜甫ソウアン〔仏〕禅宗で、行脚アンギャに出る僧を見送ること。

陪 そう🔗🔉

【陪】 11画 阜部 [常用漢字] 区点=3970 16進=4766 シフトJIS=9486 《常用音訓》バイ 《音読み》 バイ/ハイ/ベ〈pi〉 《訓読み》 そう(そふ)/そえる(そふ) 《名付け》 すけ・ます 《意味》 バイス{動}そう(ソフ)。そえる(ソフ)。根元にそえ土をする。そばに並んで供をする。つきそう。〈類義語〉→伴→副。「陪席」「奉陪(おそばにおともする)」 {名}つきそいの人。お供。「陪弐バイジ」 {名}正に対して副となるもの。予備のもの。〈類義語〉→副。「陪臣」 バイス{動}ひきあてて支払う。代償とする。賠償する。〈同義語〉→賠。〈類義語〉→償。「鬻女陪男償税銭=女ヲ鬻リ男ヲ陪シテ税銭ヲ償フ」〔→袁宏道〕 《解字》 形声。右側の字が音をあらわす。 《単語家族》 倍(二つに割ってそばにそえる)培バイ(土を根にそえる)伏(ぴったりとつき従う)副(そばにそえる)と同系。 《熟語》 →熟語

霜威 ソウイ🔗🔉

【霜威】 ソウイ 霜がおりる厳しい寒さ。厳しい霜によって、万物が枯れてしまうこと。転じて、厳しい威光。

囎 そ🔗🔉

【囎】 22画 口部  〔国〕 区点=5185 16進=5375 シフトJIS=9A95 《訓読み》 そ 《意味》 そ。地名に使われる。

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